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文庫読みさんの読書ノート

2007年読了本(国内)
文庫化がメインですが、たまに単行本を図書館で借ります。気に入った単行本は文庫化のときに買って印税が作者に入るようにと考えております。
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 68

ナイチンゲールの沈黙

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2006-10-06

評価 :

完了日 : 2007年12月31日

2007年のラストは海堂尊の2作目。図書館で借りてきた本です。来年はもっと充実した読書ライフにできるよう、ますます精進していきたいと思います。


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 7

生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2)

著者 : 法月 綸太郎

出版社:角川書店

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年12月26日

美しくまとまった本格ミステリなどとは既に決別している(?)、法月らしいごつごつとした手触りのミステリ。会話文でいきなり「ロスマク」はないだろうとは思うが、ロスマク・チルドレンとしての存在のアピールも兼ねているのかもしれない。都筑道夫へのオマージュとしての出来は、本歌を知らない私にはわかりません。


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 21

夢見る黄金地球儀 (ミステリ・フロンティア)

著者 : 海堂 尊

出版社:東京創元社

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年12月24日

図書館で借りたので、とりあえず押さえで読みました。という程度。感想は文庫化の時にでも。


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 2

すべての美人は名探偵である (光文社文庫)

著者 : 鯨 統一郎

出版社:光文社

発売日:2007-12-06

評価 :

完了日 : 2007年12月20日

このネタは短篇向き。長篇にはちょっと無理だったかと思っております。


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 2

愚か者死すべし (ハヤカワ文庫 JA ハ 4-7)

著者 : 原 りょう

出版社:早川書房

発売日:2007-12

評価 :

完了日 : 2007年12月19日

寡作なのがもったいない。5年ぶりに新作が出るらしいので、そちらにも期待しましょう。


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 1

殺人ライセンス

著者 : 今野 敏

出版社:メディアファクトリー

発売日:2002-05

評価 :

完了日 : 2007年12月17日

文庫化の嵐が吹き荒れている、今野敏の未文庫化本。文庫化されない理由は、メディアファクトリーという版元(メディアファクトリー自体は文庫を持ってはいるが、その文庫にはこの作品は全く似つかわしくない)の問題だけではないものがあるのだろう。ネット世界の話なのだが、あの世界の状況のすさまじい早さの変化は、簡単に小説を風化させてしまう。インターネット世界が成熟した今は活字になった瞬間に風化する運命にあるのだろうか。


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 12

誰か―Somebody (文春文庫)

著者 : 宮部 みゆき

出版社:文藝春秋

発売日:2007-12-06

評価 :

完了日 : 2007年12月15日

若竹七海の諸作を読んでいるかのようなリーダビリティと苦さ。ページ数もちょうどよい。こんなのをコンスタントに書いてくれることを望みたい。


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 13

明日の記憶 (光文社文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:光文社

発売日:2007-11-08

評価 :

完了日 : 2007年12月13日

ミステリでもなければ笑いもない、これも荻原浩。でもどこか軽妙さは離さない。切実な話なのに深刻にならない。哀しい話なのに悲しくならない。


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 3

水滸伝 14 (14) 爪牙の章 (集英社文庫 き 3-57) (集英社文庫)

著者 : 北方 謙三

出版社:集英社

発売日:2007-11-20

評価 :

完了日 : 2007年12月11日

北方水滸伝もあと5冊。飽きっぽい性格で19冊の大河小説を読破するのは初めてで、吉川英治の大長編は大体第1巻だけもっていたりします(苦笑)。


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 4

自殺自由法 (中公文庫)

著者 : 戸梶 圭太

出版社:中央公論新社

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2007年12月08日

真面目な人、すべての人間には素晴らしい価値があると思っている人、戸梶作品は向いてません。読まないで結構です。価値のある人はどういう人であるか、まだ作者は提示していないのですが、集大成のような作品を10年後ぐらいに読んでみたいものです。


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 1

蒼煌 (文春文庫)

著者 : 黒川 博行

出版社:文藝春秋

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2007年12月06日

黒川博行の3本の柱のうち一つ、美術界ものの最新作。集大成的な充実した作品。画家、画廊、画商、百貨店が魑魅魍魎のように跋扈する。サラリーマンならとっくの昔にリタイアしているような年齢のじいちゃんが俗っぽさ満載で権力の頂点を目指す。次は警察小説の集大成(?)『悪果』(今年度このミス14位)を読むことにします。


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 15

任侠学園

著者 : 今野 敏

出版社:実業之日本社

発売日:2007-09-19

評価 :

完了日 : 2007年12月03日

『とせい』は、処理を頼まれたヤクザが出版社を立ち直らせるというものでしたが、こちらは高校をまっとうな学校に立て直すというものです。どちらも最後には手放すことになるのですが、手放し方まで作者は計算に入れている、そういう丁寧さが今野さんのいいところです。


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 7

とせい (中公文庫)

著者 : 今野 敏

出版社:中央公論新社

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2007年12月02日

つぶれかけの出版社をヤクザが立ち直らせる。そんな痛快な小説が、今野敏に手にかかると、きちんとしたエンタテインメントに出来上がる。グラビアに一家言ある奴や、フィギュアの製作で工場を立ち直らせようとする奴、今野敏らしいキャラクター配置もあり、手軽な佳作となったと思う。手軽な佳作に見せる技術は実はスゴいことなんだと思う。

続編の『任侠学園』も読んでみます。


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1.似子 (2007/12/03)
この今野敏も面白そうですねえ。ああもう本当に読みたい本が山積みで追いつきません。一日3冊くらい読めるといいのに!
 

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 38

ブラックペアン1988

著者 : 海堂 尊

出版社:講談社

発売日:2007-09-21

評価 :

完了日 : 2007年11月28日

図書館の予約の都合で、『バチスタ』の次にこれを読んだということで、他の人ほど楽しめなかったのかも知れない。IVHが一般的でなかった時代があったなんて今なら信じられないところ・・・。医学の進歩は目覚しいものがあると、改めて感じた次第である。


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 5

死因不明社会 (ブルーバックス 1578)

著者 : 海堂 尊

出版社:講談社

発売日:2007-11-21

評価 :

完了日 : 2007年11月27日

ベストセラー作家渾身の主張。死因究明検討会がなし崩し的に厚生労働省の意向に沿ったしくみを作ろうとしている昨今、小松秀樹や海堂尊による流れをよりよい方向性に向かわそうとする動きは重要なものであると思います。


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 1

不良少女 (創元推理文庫)

著者 : 樋口 有介

出版社:東京創元社

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2007年11月25日

創元推理文庫で大復活となった柚木草平シリーズの単行本未収録作品を集めた貴重な短篇集です。これらの短篇を読めば、柚木草平シリーズの本質がわかるかもしれません。彼は私のヒーローのうちの一人ですが、自分が彼のようになれるかというと、全く自信がありません。来年になると、『木野塚探偵事務所だ』が文庫になるそうで、樋口有介の快進撃はとどまるところを知らないようです。


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 3

水滸伝 13 (13) 白虎の章 (集英社文庫 き 3-56) (集英社文庫)

著者 : 北方 謙三

出版社:集英社

発売日:2007-10-19

評価 :

完了日 : 2007年11月23日

官軍がどんどん強くなってきています。敵が強ければ強いほど面白いのが冒険小説なので、これからも期待しています。


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 39

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫)

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2007-11-10

評価 :

完了日 : 2007年11月21日

作者の主張が最後に展開されているが、それですらエンタテインメントの一部に消化されているところが凄い。『死因不明社会』(講談社ブルーバックス)を書くためにこの作品を書いたとのこと。科学系新書のブルーバックスというイメージとは少し違うスタンスで書かれているようで、これから読むのが楽しみだ。


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 49

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫)

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2007-11-10

評価 :

完了日 : 2007年11月20日

心臓血管外科の手術中の原因不明の死亡が連発。その謎を探る、などという絶対に面白くならないはずがない題材を、絶妙の軽さで読ませる。医療の専門用語も違和感なくすんなり受け入れられる、下巻にも期待できそう。


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 3

あの夏、風の街に消えた (角川文庫 か 24-8)

著者 : 香納 諒一

出版社:角川書店

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年11月05日

香納諒一の作品は、「春になれば君は」から文庫で追いかけている。あと2冊の短編集の文庫待ちが文庫になれば、ほぼ昔の作品は網羅できそう。

作者はハードボイルドから遠く離れてきたものの、実は私のハードボイルドとの距離感も同じようなものなので、シンパシーは昔と変わらない。


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