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かわたなさんの読書ノート

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 103

チーム・バチスタの栄光

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2006-01

評価 :

完了日 : 2008年06月15日

私が読んだのは文庫版です。感想を2箇所に分けて書くのはどうかと思いましたのでここに載せさせていただきます。

いや-すごい迫力だった。手術の場面の迫力は真に迫っていた。あれだけ書けるとはまったくたいした能力だとおもいました。読後興奮して寝られないのは真に迫っているからだろう。推理小説としても密室ものとして優れている。

お医者さん万能であるところ、看護婦さんに奇妙に気を遣うところところがやや気に障るが、傑作であることには間違いない。


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 1

戦国連歌師 (講談社文庫)

著者 : 岩井 三四二

出版社:講談社

発売日:2008-03-14

評価 :

完了日 : 2008年06月04日

庶民の目から歴史を見直そうとする岩井三四二の作品でこれは表題のように連歌師の生態をその門下生の視点から露わにしようとしている。歴史的に織田信秀の献金にたいして宮中から女房奉書が遣わされその伝達を連歌師が勤めた事は史実である。

その伝達を勤める旅がいかなるものであったか、連歌の史実と現実がないまぜになってハーモニーをかもし出す。

第三話の「たぎつ瀬の」では田舎連歌師が武士にあっさりと殺され、主人公がなにかを感じていたその娘は攫われていく。「どうしようもないやろ。わぬしが槍もってとりかえしにいくか」。主人公をただ泣くばかりである。この部分には共感しました。

いい作品だと思います。


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 26

犬身

著者 : 松浦 理英子

出版社:朝日新聞社

発売日:2007-10-05

評価 :

完了日 : 2008年02月14日

直下のs-kmdさんの感想を読んだら私が何を付け加えることことがあろうかと思いました。ともかくおすすめです。

親指pをよんだところまでそっくり同じです。これは感想文とはいいにくいのではないかと思います。


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 1

十五万両の代償 十一代将軍家斉の生涯

著者 : 佐藤 雅美

出版社:講談社

発売日:2007-12-18

評価 :

完了日 : 2008年02月12日

徳川家斉の生まれてから死ぬまでを通史的に描いたものです。オットセイ将軍と言われながら50人の子供を作り、田沼松平両水野の老中を率いて吉宗の後ともかく徳川の世を輝かした人物です。
一冊の本にするにはあまりに大きすぎる人物のようですが、やはり通史は必要です。水野さんによるデフレ政策は私は始めて知りました。2000円出して購入してお読みください。


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 76

私の男

著者 : 桜庭 一樹

出版社:文藝春秋

発売日:2007-10-30

評価 :

完了日 : 2008年02月12日

近頃頭がおかしくなったのか、この物語がきれいな物語に思えました。ただ淳悟さんが無闇にタバコをすうのが気になりました。時間を逆に書いてあるのが新鮮にうつりました。
普通読み終わった後は振り返りもしないものですが3日も余韻を楽しみました。


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 11

純愛小説

著者 : 篠田 節子

出版社:角川書店

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2007年09月12日

私も読みましたけど既に7人の方が感想を書かれておりまして、新たに付け加えるところはありません。K9 さんの意見に一番近いと思います。

60歳を超えた女性の性愛をはじめてまともに扱った作品ですね。


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 1

清佑、ただいま在庄

著者 : 岩井 三四二

出版社:集英社

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2007年09月10日

面白い小説です。この作家の第一作である「月の浦」と類似の小さな荘園のお役人とその他の人人のものがたりです。時代はもちろん室町時代。

貧乏で食べるものがなくてそれでもどこかユーモアを漂わせている岩井作品に私は中毒状態です。


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 5

聖灰の暗号〈上〉

著者 : 帚木 蓬生

出版社:新潮社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2007年08月19日

大変興味深く一気に上下2冊を読みきりました。
キリスト教の一分派カタリ派の弾圧の物語です。実に人は宗教が絡むとここまで残酷になれるものでしょうか。火刑を神がお許しになったのでしょうか。

歴史学者須貝と女医クリスチーネと日本の刀鍛冶の技法でナイフを作るエリックが協力して、マルティの手稿を探します。
マルティの詩がすばらしいですね。

この作者のベストの一冊です。
                  


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