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綿雪さんの読書ノート

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 144

風が強く吹いている

著者 : 三浦 しをん

出版社:新潮社

発売日:2006-09-21

評価 :

完了日 : 2007年12月16日

 おもしろかった。体育会系(ステロタイプの)じゃなくて箱根駅伝に行く話。
 体育会系(ステロタイプの)に対する挑戦みたいに感じた。


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 1

錯覚する脳―「おいしい」も「痛い」も幻想だった

著者 : 前野 隆司

出版社:筑摩書房

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2007年12月14日

 前著『脳はなぜ「心」を作ったのか』に続く、“受動意識仮説”。
 著者と考え方の違うチャーマーズの著作を読んでいないけれど、私は前野さんの考え方が気に入ってしまった。正しい気がする。
 たとえば、草むらの虫の音は草むらから発しているように感じるのは、脳が、そう感じているからだ。実際には、音は耳のところで聞こえているはずなのに。
 富士山も、そこに富士山があると感じているのは脳なんだ。では、富士山はないのか?物理的には存在するけど、そのクオリアは、脳が感じているだけである。
 色も、匂いも・・・五感(触覚、味覚、嗅覚、聴覚、視覚)は全て、脳が感じているだけ・・・。
 生はすべてイルージョンであるのだ。そして、死は、眠りに近いものであるらしい。
 それから、瞑想の境地と、悟りの境地の違いを語る。
 すごくおもしろいけれど、タイトルが良くないと思う。  『悟りの境地は簡単に理解できる』なんてどうかしら?新書みたいかな。
 もう一冊、同じ前野隆司さんの、『脳の中の「私」はなぜみつからないのか』(技術評論社)もおもしろかった。


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 4

悲望

著者 : 小谷野 敦

出版社:幻冬舎

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2007年12月14日

 『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一・講談社)では、生物学者の研究の様子を知らせてくれたが、こちらでは、エリート大学文学部大学院の様子が語られる。
 どちらにも縁のない私にはおもしろかった。
 『もてない男』から始まって、小谷野敦の著作はほとんど読んでいる。すごくはっきりとした物言いで、気分がすっきりする。
 なので、このひとの小説はいったいどういうふうなのかと思って楽しみだった。が、意外とふつうだったので、少しがっかりした。でも、小説は苦手な私にも読ませてくれる文章だ。読みやすかった。
 小谷野さんは、この“恋”を、どうしても、どうしても書いておきたかったのだなあ、と思った。


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 15

とりつくしま

著者 : 東 直子

出版社:筑摩書房

発売日:2007-05-07

評価 :

完了日 : 2007年12月08日

 死後は無い、というのが私の考えだけれど、素直に楽しめた。
 私が“とりつく”としたら何だろう?
 今のところないなー。むしろ、きれいさっぱりなくなってしまいたい。こんなんだから、創作が出来ないはずだ。
 ある意味執着って必要。そして、あの言葉が思い浮かぶ。
 「“愛”の反対は“無関心”」


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 1

左右の安全

著者 : アーサー・ビナード

出版社:集英社

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年12月08日

 詩というより、エッセー。
 常に詩人の眼で毎日を過ごしている(それが詩人なのか・・・)のが分かります。
 そして、奥様(木坂涼さん?)にぞっこんで。
 白樺の樹皮をメビウスの輪にする「シラカバ」を読んだとき、私にもこんな年齢の時があって、いろいろなことがあったのに、それを思い出すこともなく今を送っていることに気づかされた。(そういえば、ずっと以前木坂涼さんのコラムで知った、リルケの著作にも子供の頃の記憶で詩は書けるとありました。)
 「これからというとき」 “自殺”の謎に迫る。
 「血」 同感です。私もこれから、知らない、と言おうか?いつか、O型と言おうと決めたけれど、なかなか実行できないから。


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 5

冠婚葬祭のひみつ (岩波新書)

著者 : 斎藤 美奈子

出版社:岩波書店

発売日:2006-05

評価 :

完了日 : 2007年10月08日

この人の本でつまらなっかたものは無いです。
 現在の私たちがしている結婚式やお葬式って、最近の流行であって、百年前は(またそのもっと前も)違っていたのよね。戦後に違ってきたこともあるし・・・。“しきたりだから”なんてものには惑わされず自分で考えて行動したいです。
 


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 37

玻璃の天

著者 : 北村 薫

出版社:文藝春秋

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年08月21日

貴族とか上流階級の話はあまり好きじゃないのですが、北村薫は、やっぱりいつもどおり優しく、好きだなあ。でも言いたいことをいっぱい詰め込みすぎている感じはする。あまり凄すぎるとついていけない。


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