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つぐみさんの読書ノート

歴史本
苦手だ・・と逃げていないで古きを学び、新しきを知るために、たまには読もう。歴史本
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 1

東福門院和子の涙

著者 : 宮尾 登美子

出版社:講談社

発売日:1993-04

評価 :

完了日 : 2007年11月27日

あやうく挫折本になるとこだった。
読み終えた自分を褒めたい。パチパチ

主人公の和子は徳川家康の孫にあたる。
幕府と朝廷の和合を目的とし・・というか幕府の力を示すため、初めて徳川家から天皇家に輿入れしたのが、主人公の和子である。彼女は徳あり、福あり、素晴らしき女性である。

この時代、女性は権力争いの道具である。
女子が生まれると、どこに嫁がせるか幼い頃から画策が始まる。そしてその運命は嫁いだ先の運命に翻弄される。
性格や知性により、運命を少しずつ変えることはできるにしろ、大きな流れを止めることは難しい。
その中でもがき、悲しみ、成長していく女性たちの姿が描かれる。

今の時代に生まれて良かった。








この感想へのコメント

1.船橋胡同 (2007/12/04)
つぐみファンもパソコンの陰で隠れてパチパチしてます。
「宮尾 登美子ワールドの主人公になる女性達」は、私には魅惑です。感動です。強いです。怖いです。触りたいです。
権力者の妻は、中国でもフランスなどの欧州各国でも、
悲惨な最期はあっても、今に残る文化と逸話を残しますね。
「女性の品格」は、このような本を読む人に育ちますね。
つぐみさんは、京都文学散歩ができてうらやましい。
 

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 13

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫)

著者 : 宮尾 登美子

出版社:講談社

発売日:2007-03-15

評価 :

完了日 : 2007年11月09日

下巻は展開が早く面白く、あっという間に読み終えた。
疑問に思うのは、大奥に住んでいた頃の和宮の真意は実際どこにあったのか、ということである。
篤姫は聡明である上に母であるお幸の方、幾島に幼い頃から武家の女性としての教育を受けて育った。
「嫁いだ家、それがすなわち死に場所」それを篤姫は全うした。
和宮は皇室の教育を受け、周りの女性達からの情報に翻弄され、自身の判断がなかなかできない立場にいたのだろうとは思うが、女性として、家茂の妻として、真に徳川家の人間になる覚悟があったのだろうか。

晩年、親しく語り合うようになった篤姫と和宮。徳川の時代がもっと長く続いていたら、このような平穏な日は訪れなかったであろう。

徳川の世が終わりを告げようとする場に居合わせた篤姫の潔い姿には、ただただ敬服するばかりである。

大河ドラマが楽しみだ。


この感想へのコメント

4.つぐみ (2007/11/11)
いえいえ。同じ本を読んでも、さすがは日本文学を勉強されてる学生さん。しっかりコメントされてるなぁといつも感心しています。
私のほうは、ボケ防止をかねてコメントを書いているのでお恥ずかしい。「たなぞう」に来て半年。どんどん世界が広がっている気がする~。
「東福門・・」私も乗りですよ。はたして読みきれるかっ??
5.ぺこぽん (2008/01/09)
はじめまして。「ワイルド・ソウル」はいかがですか?
「篤姫」は下巻のほうが読みやすかったですね。ラスト、で和宮と仲良くなるところは、なんかいい感じでした。時間という薬は、いや魔法といったほうが正しいかな、いろんなものを呑み込んでまぁ~るくしてくれるようです。あんな確執も、なんだかどうでもよくなってきて・・・。年をとって初めて分かる感覚ですね。
ぼちぼち日記書いてます。これからもどうぞよろしくね♪

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 16

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

著者 : 宮尾 登美子

出版社:講談社

発売日:2007-03-15

評価 :

完了日 : 2007年10月09日

来年の大河ドラマの原作とは知らなかった!!
時代小説はあんまり読まないのでものすごく時間がかかって、図書館の貸し出し期限を過ぎてしまった。
篤姫の夫である家定は将軍職につきながら心身ともに脆弱。全く将軍としての器量がないのに、血筋だけで務めをはたさねばならず、憐れである。
時代小説に出てくる男子は甲冑に身を包んだ強靭な者ばかりかと思っていたが、ここではそうでもなく、何となく親しみがわく。
強さ、大胆さが求められる時代にあわなかった人物も確かに大勢いたはず。

「大奥」の中のドロドロした人間関係も、なかなか楽しめる。
いつの時代もおなごはおなご。自分の息子を跡継ぎに・・とやっきになる姿は息子のお尻をたたいて勉強させようとする現代の母親像に重なるものがある。。。

篤姫がこれからどのようになってゆくのか、楽しみなところで上巻が終わった。


この感想へのコメント

3.船橋胡同 (2007/10/10)
ゆんさん。初めまして(以前から、拝読はしてましたが)
つぐみさんのコーナーより、挨拶させて頂きます。
*大河ドラマ・韓国ドラマが好き人間です。原作がどのように、映像されるか?その時代の背景の風俗・建物なども
興味深く見ております。この本の篤姫の心情表現の画面が、
今から楽しみです。
4.つぐみ (2007/10/10)
胡同さん、ゆんさん、コメントありがとうございます。
私も、胡同さんがこの本は女性礼賛の本であると紹介されていたので、どんなものかと思いましたが、逆に強い女性の周りの男性達や、お付きの女性達、幼い若君に目がいったり、全く視点が違うと感じました。下巻も悪戦苦闘して読破し、来年は大河ドラマ好きの主人と一緒に観る事にしましょう。

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