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シスターさんの読書ノート

2008年おすすめの本
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 4

カルチェ・ラタン (集英社文庫)

著者 : 佐藤 賢一

出版社:集英社

発売日:2003-08

評価 :

完了日 : 2008年05月03日

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 5

苺をつぶしながら

著者 : 田辺 聖子

出版社:講談社

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2008年04月20日

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 56

仏果を得ず

著者 : 三浦 しをん

出版社:双葉社

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2008年03月15日

若手太夫の健が、文楽の修行や恋に悩みながらも成長してゆく物語。
章ごとに一つの演目内容を紹介しながら掘り下げていくというスタイルで、文楽に全くなじみのない私にもとても読みやすかった。

健は自分なりに作品を咀嚼し、身近なことからヒントを得て演目の登場人物を演じていく。
最初は理解しがたい文楽の登場人物が、恋や憎しみという感情に言葉を与えられることで実体を持ち、本のこちら側にいる自分をも揺さぶってくる。
そのまざまざと立ち上がった虚構の人間臭い姿は力強く、読み応えがあった。

また、仕事と恋愛のはざまで懊悩する健が何ともリアル。
個人的には、仕事と恋愛のバランスなんて永遠に取れないものだ、と思います。。


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 71

図書館革命

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2008年03月05日

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 162

夜は短し歩けよ乙女

著者 : 森見 登美彦

出版社:角川書店

発売日:2006-11-29

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

細かすぎて伝わらない恋の一手を打ち続ける主人公、はたして彼の妄想特急の行き着く先は…。

全編を通して主人公は思いを寄せる黒髪の乙女にひたすら、不屈の精神をもってストーキングしてるだけなんだけど、独特な美文調の語り口に導かれ、めくるめくエキセントリックな世界を堪能できます。

ファンタジーと現実が混ざり合った話なので好みが分かれるかもしれませんが、絶妙な微妙さで繰り広げられる妄想トーク、わたしはクギヅケでした。

繰り返し登場する達磨や林檎のガジェットがシュールに効いてて、彩りを添えているのも素敵。
映像化されたら面白そう。詭弁論踊りや芝居『偏屈王』も見てみたい。

だから何?って感じの話なんだけど、無意味であるからこそ豊潤は宿るのだと思います。
おいしくいただきましたv


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 10

悦楽の園

著者 : 木地 雅映子

出版社:ジャイブ

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2008年01月19日

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 89

赤朽葉家の伝説

著者 : 桜庭 一樹

出版社:東京創元社

発売日:2006-12-28

評価 :

完了日 : 2008年01月19日

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 4

下山事件最後の証言 完全版 (祥伝社文庫 し 8-3)

著者 : 柴田 哲孝

出版社:祥伝社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2008年01月13日

戦後最大の謎・下山事件の真相に迫った圧倒的なノンフィクション。
タイトルに「最後の証言」とあるが、情報の多さや論理の深度の点において、まさに棹尾を飾るにふさわしい読みごたえ。

GHQ・右翼・CIA・三菱など、様々な利権と膨大な数の関係者から成る複雑な背後関係について丁寧に記述され、初めてこの事件に触れる私のような読者にも理解しやすい。

ただ、明らかになった事実と推測が山ほど盛りこまれ、少し散漫な印象を受けた。

膨大な情報を著者が消化しきれていないのか、それとも意図的に情報を取捨選択して提示しているのか、論理が錯綜している部分もある。
そのため、著者が知り得た真相が真実かどうかは読者には判断できない。

ノンフィクションと言うよりは、迫真のミステリとしてのめりこむようにして楽しんだ。


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