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purinさんの読書ノート

最近の。海外
ニック・ホーンビィやアーヴィング、お気に入りの現代作家を探索中。
古典もちょいちょい。
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みんなの感想を読む
 1

アメリカン・スウィートハート (ヴィレッジブックス)

著者 : H.B. ギルモア

出版社:ソニーマガジンズ

発売日:2002-02

評価 :

完了日 : 2007年10月30日

どーでもいい感じのどーでもいい話。
ものすごく読みやすいけど、ものすごくなんにも残らないというか。でも映画は今度見よう☆
ただ人物造形はシニカルで面白かったので、懲りずに他も読んでみたい。
なんか名前に見覚えがあるんだけどなぁ。。。


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 2

ジェーン・エア (下巻) (新潮文庫)

著者 : C・ブロンテ,大久保 康雄

出版社:新潮社

発売日:1954-01

評価 :

完了日 : 2007年10月24日

鉄の女・ジェーンの大冒険がやっと終わった・・・
疲れた。疲れる女だよ、ジェーンは。
下巻の出だしは「おおおお!」という感じだったのだけど、途中でジェーンに負けず劣らず疲れる親戚が登場。さすがはジェーンのいとこ!正直うんざりしたところで、最後の最後にすごい感動が待っていた!
シングルトンものでも「強すぎて幸せになれない女」というのはよく出てくるけど、これはその原点なのかも。シングルトンものがにょきにょき登場する土壌はブロンテ姉妹が生成したのか!
というわけで、『ジェーン・エア』はシングルトンの読書ノートに・・・とまで言ってしまうのは無理があるので、普通に海外文学のなかに入れときます。


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 2

ジェーン・エア (上) (新潮文庫)

著者 : C・ブロンテ,大久保 康雄

出版社:新潮社

発売日:1953-02

評価 :

完了日 : 2007年10月22日

妹・エミリの『嵐が丘』は再読回数ならば、わたしのベスト5に入る愛読書なのに、お姉ちゃん・シャーロットの『ジェーン・エア』はなぜかなんとなく読まないままでした。
読んでみたら当たり前だけど、おもしろい。
エミリがただ名義変えて書いただけなんじゃないかと思うくらい『嵐が丘』に似てる部分も多いけど、お姉ちゃんの作品に顕著なのは、聖書を引用しての超長ゼリフ!ジェーン・エアはかわいそうな身の上なんだけど、もうこいつうざい。。。とすら思えるほどの激しい長ゼリフ。
面白すぎる。。。
下巻は出だしからむちゃくちゃ飛ばしてるみたい。とまらん。


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 2

アバウト・ア・ボーイ (新潮文庫)

著者 : ニック ホーンビィ

出版社:新潮社

発売日:2002-07

評価 :

完了日 : 2007年10月15日

ニック・ホーンビィはやっぱり最高。なんとなく村上春樹を好きな感じに似ていて、読むほどに話の筋はどうでもよくなり、ホーンビィの文章を読んでいるだけで幸せ。という境地になってくる。
読破してしまうのがさびしくてできない・・・


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 1

偉大なるデスリフ (村上春樹翻訳ライブラリー)

著者 : C.D.B. ブライアン

出版社:中央公論新社

発売日:2006-09

評価 :

完了日 : 2007年10月09日

おもしろかった。とんとん読めました。
本家『華麗なるギャッツビー』は、あのロマンチックな空気が魅力だと思うのですが、こちらは時代背景が今に近づいている分、より現実的。というかそれが『華麗なる → 偉大なる』の意図なんだろね。
アリスの下世話っぷりも、デイジーより分かりやすいキャラでわたしはかなり好きだったり。こちらが期待するところに、まんまと堕ちてくれてしまう感じがよいです。下世話な感想ですが。そしてラストも気に入りました。
それに引き替え、アルフレッドの人生はえらい中途半端なところで書くのやめてしまいました・・・  LSDをやっちゃったその後のアルフレッドと兄ちゃんはどうなったんでしょう??てっきり火口に落ちちゃって終わりかと思ってしまいました。。。
何もかも本家と比較することはないでしょうが、本家を読んでおいた方が楽しめる、のは請け合いです。
結局のところ、『華麗なギャッツビー』の復習がしたくなりました。


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 4

春にして君を離れ (クリスティー文庫)

著者 : アガサ・クリスティー

出版社:早川書房

発売日:2004-04-16

評価 :

完了日 : 2007年09月11日

クリスティーは基本の基本しか抑えていないのだが、美しすぎるタイトルと表紙にとても魅かれたので、こんなマイナー所を読んでみた。元々、メアリ・ウェストマコットという別の名で出版された、クリスティーの作品の中では異色の恋愛小説。
哀切な恋愛ものかと思っていたら、まったく違っていて、
イラクの娘の家からの帰りに、交通遮断で砂漠で足止めをくらい時間を持て余しているうちに、自分のこれまでの人生がはらはらと蘇ってきて、足もとから崩れるような思いをする女性の話。
主人公は典型的な行動型主婦。夫を思い、子を思い、地域に貢献し、自分を高めることに余念がない。日本人女性に置き換えても、目に浮かぶような人物像。
自分を人に惜しみなく気を配る好人物と思い込んでいたこれまでは、ただ聞きたいこと、見たいことだけを自己中心的に選びとっていただけだと、そしてそのことが家族を反って不幸にしていたのだと、砂漠の強い日差しの中で突然に気づく。

まったく正反対で、うわべだけの夫婦のように見えるこの主人公夫婦、根は、実は同じような気がする。
主人公は自分の言いたいことだけを話すことで身を守り、夫は言いたいことも飲み込むことで身を守る。
夫も「出来た人間」のようではあるが、妻が思うほど完璧な人間ではないのかもしれない。
あらまあ、耳が痛いのぅ。
砂漠の強い陽射、どこまでも続く鉄条網、人間関係が密なイギリスの田舎、小径のブッシュ、終盤で出てくる6,7ヶ国語を話せるという女性、
象徴をすばらしく巧みに使っていて、改めてうまい。
それにしても『春にして君を離れ』。シェイクスピアからの引用とのことだが、どういう意味だろう。
一番いいはずのラブラブの時からすでに心は離れていた、一度として心が寄り添ったことなどなかった、という意味かな?離婚歴があるクリスティーだけに、そこまで夫婦を冷徹に表現してしまったのだろうか・・・と思うと怖い。


この感想へのコメント

1.カーチャ (2008/05/07)
私も最近読みました。怖い話ですね。
2.purin (2008/05/09)
カーチャさん、こんにちは!
クリスティは改めて読むと、感性がとても現代っぽいのに驚きます。
もっといろいろ読み返したいけど、何しろ著作が多すぎて・・・
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