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purinさんの読書ノート

最近の。ミステリ(日本)
ミステリ初心者。
いまさらな本を読書中。
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 9

HEARTBLUE (ミステリ・フロンティア)

著者 : 小路 幸也

出版社:東京創元社

発売日:2007-12

評価 :

完了日 : 2008年06月17日

あら、続編だったのね・・・
と、またしても間違えてしまいました。
それを差し引いても面白かったです。1作目を読んで、人間関係にもっと思い入れがあれば、さらに楽しめたのでしょうね・・・ 残念。
ちょっと「エセ翻訳口調」みたいな文体が気になりましたが、(このセリフ回しはほぼコントでは?)それも含めて1作目に戻って楽しみます。


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 4

贋作『坊っちゃん』殺人事件 (集英社文庫)

著者 : 柳 広司

出版社:集英社

発売日:2005-03-17

評価 :

完了日 : 2008年06月16日

びっくりしました!
この本のウワサは前から聞いていたのですが、てっきり火サスとかにありがちな『光源氏殺人事件』とかそういうノリなのかと思ってました。
まさかここまで本格的に、本気で贋作づくりをやってのけていたとは!!
まず出だしから始まる「漱石調」の完璧な再現ぶりにびっくり。
「吾輩は猫である」とか「夢十夜」など「坊ちゃん」以外のいろいろな作品からも言い回しを引っ張ってきていて、そしてそれを組み合わせてというよりも、ばあちゃんの方言がうつった、みたいな自然とすら言えるのりうつりっぷりに、「ああ、漱石なら絶対こう言うわ~」と納得しながらにやにやしながら読んでいくのがとにかく楽しかった。
わたしはこの人と、『永日小品』に出てくる、虚子と謡をする羽目になった漱石の話とかで、お酒を飲んで盛り上がれるような気がします。。。
あ~、こういう人が友達にいたらなあ~
そして次に来る驚きは、アクロバティックな新坊ちゃん解釈。
「元祖いいかげん」の漱石の原作を、なんとこういう風にうまく利用してしまうのか!という、もうただただ驚き。
一応ミステリなんでばらしませんが、あの乱闘事件が!、あの「バッタもといイナゴ」事件が!なによりも、あのみんな大好きうらなり君が!
そしてなによりも清に出したあの手紙を暗号と勘違いし、「笹飴?うらなり?・・・??」と事件の鍵にしてしまったシーンは、クライマックスにも拘らず笑ってしまいました。
後半、語り口が普通に戻りつつある上に、「やっぱ話に無理が出てきたなー・・・」と正直つい思ってしまうのですが、
原作坊ちゃんの中のみんなのお気に入り(?)である清に宛てた手紙を、あんな驚きの結末に繋げた時点で、「もうこうなったらなんでもよし!あんたはすごい!」と、力技で持っていかれてしまいました。
この本、どこまでもアクロバティック。
ただ『坊ちゃん』を読んだことがない人、もしくは読んだけどほとんど記憶にない人、とかが読んでもこれはどうなんだろう?おもしろいのかな?


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 90

名もなき毒

著者 : 宮部 みゆき

出版社:幻冬舎

発売日:2006-08

評価 :

完了日 : 2008年05月04日

宮部みゆきの人物造形は、優等生的といつも思ってしまう。
被害者やその家族にスポットを当てている作品が多いが、その割に、我々一般人が、ニュースを見てついいろいろとその内心の痛みを想像してしまうのと同じくらいの程度しか掘り下げていない感じがして、ちょっと物足りなさを感じてしまう。
それでも宮部みゆきの書く親や老人にはグッとくる。
おじいちゃんちからの帰り際に、ふとさびしそうにした顔を見てしまった時のような、コンビニで買い物をしているおばあちゃんを見た時のような、何とも言えない切ないようなさびしいような、ほんとに何とも言えないとしか言いようのない気持ちを味わってしまう。
模倣犯の被害者のお父さんもたまらなかったし、今回の原田さんのお父さんなんて本当に気の毒で仕方がない。
おお!「名もなき毒」ってもしや「気の毒」?
絶対に違うということだけはわかる。。。


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1.有村 (2008/12/03)
プリンさん、ご無沙汰です!
弥勒です、わかりますか??
以前にページ作ったんですが、アカウントがわかんなくなって
メンドクサイカラ新しいの作りました~
本書は途中まで読んでそのままになってます(笑)
でも切ないようなさびしいような気持ちになるって何かわかります。
今、ミステリは森さんにはまってます!
また良かったらお付き合いしてください☆☆
 

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 2

水底の森〈下〉 (集英社文庫)

著者 : 柴田 よしき

出版社:集英社

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

最初、森つながりでドラマの『眠れる森』を連想したのですが、イメージから言うと松嶋菜々子と竹ノ内の『氷の世界』の方が近いです。と思ったら、どちらも野沢尚ですね。
ほんとにこの本は連ドラにしたらいいと思います。木曜10時とかの。13回、最終回まで視聴者を夢中にできると思います。風子は永作博美で、要は田中要次で、洋次は大沢たかおかなあ?とか、真剣に考えつつ・・・
複雑に絡んで、最後まで解けない糸もさることながら、情景がきれいなのもそう思った原因と思います。こんなに面白いのにたなぞうでも感想が全然ついてないんですね~
このミス1位の『火車』よりも、わたしはこっちが好きです。

関係ないんですが、集英社文庫のカバーってすぐに反り返って取れてしまいませんか?あと文春文庫も。
固すぎるのか、本とカバーが分離しやすいんですよねぇ…


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 2

水底の森〈上〉 (集英社文庫)

著者 : 柴田 よしき

出版社:集英社

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

宮部みゆきの『火車』を読んだ次の本が、この本。
おなじ成りすましをモチーフにした本でも、こちらの方が凄味があります。やっぱり女の情念を書かせたら柴田よしきでしょうか。
一気読みです。


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 66

火車 (新潮文庫)

著者 : 宮部 みゆき

出版社:新潮社

発売日:1998-01

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

『このミス』20年間での1位!ということで、早速読んでみました。このミスは偏ってる感じがあんまり好きではないんですが。
カードローン、戸籍売買をテーマにしたミステリです。戸籍売買は仕事で少し関係があるので(もちろんする方じゃなくて悩まされる方。)興味深く読みました。ほんとはもっとえげつないよ。運転免許だけは作れないみたいに書いてるけど、結構簡単にいけるし。と、ちょっと邪念まじりに読んだのが、よくなかったのかもしれません。。。
宮部さんの小説に出てくる、善良な、地に足のついた登場人物が好きです。


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 8

月神(ダイアナ)の浅き夢 (角川文庫)

著者 : 柴田 よしき

出版社:角川書店

発売日:2000-05

評価 :

完了日 : 2008年02月12日

RIKOシリーズ3作目。これで最後なのかしら??
個人的には明彦が偉くなった後もみてみたい。練たちを一掃するつもりならその戦いぶりもね。
相変わらずの痛い描写満載で、出てくるどんな目にも絶対遭いたくないけど、海に沈んだ女の子のくだりがなぜか一番怖かった。
1秒前まで、死ぬなんて夢にも思ってなかったのにあっという間に沈んでいってしまう。なぜかそこに一番リアリティが。だから自転車にしか乗らないのよ、わたしは。
ミステリというには、ちょっとすべての展開があまりにも先先わかってしまうので、どうかな、とも思ったけど、相変わらず怖かったので、いろんな意味でミステリということで。


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 15

模倣犯〈下〉

著者 : 宮部 みゆき

出版社:小学館

発売日:2001-03

評価 :

完了日 : 2008年02月08日

鞠子の骨が返ってきたシーンで泣く。おもしろかったけど、私の中でそこがクライマックスだった。
ヒロミと網川はあまりに人物造形が陳腐でステレオタイプで、そこが『模倣犯』の意図するところかもしれないけれど。
救いのない話のようで、真一の存在を持ってきたところが大きい。どちらを見ても悲惨なのに、読み終わったときに後味が悪くない。そこがこの作者の真髄なんだろうと思った。
冗長に過ぎるかと思ったが、丹念に追った結果というそれに伴う内容があったのでそこも苦痛にはならず。この量を2日足らずで読ませるストーリーテラーとしてのこの力量。
重量化していくのがミステリの流行りなのかと疑問を感じていた昨今、分厚さにちゃんと意味がある本だったことに、納得満足。


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 20

模倣犯〈上〉

著者 : 宮部 みゆき

出版社:小学館

発売日:2001-03

評価 :

完了日 : 2008年02月08日

分厚いですね~
わたしはハードカバーで購入したのですが、重いよこれ・・・
でもすごいスピードで読み進んでいます。


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 9

マークスの山(下) 講談社文庫

著者 : 高村 薫

出版社:講談社

発売日:2003-01-25

評価 :

完了日 : 2007年11月06日

・・・時間と忍耐を返せ。
一番、ミステリで勘弁してほしい・・・と思うエンディング(自白で解決。死んで解決。)のダブルパンチだった。

下巻に入って、テンポがよくなってきたので、ついつい期待したわたしがバカだった。最後まで頑張って読んでよかった!と、ほんとは書きたかったんだけどなぁ・・・
でもわたしはしつこいので、一冊読んだだけでは、まだ高村さんを諦めないけどね。


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 16

マークスの山(上) 講談社文庫

著者 : 高村 薫

出版社:講談社

発売日:2003-01-25

評価 :

完了日 : 2007年11月05日

有名な高村さんを初読み。
話の筋は面白いのかもしれないけど、うまいのか?この人。。。
わたしは、この人とはとにかく文章が合わない!
まず使いたい言葉ありきという感じで、言葉のリズムや流れが後回し(というか、置き去り。)。
「ちょっとした隠微な安堵の波動」
この言葉のつながり、気持ち悪くないか!?一瞬にしてこの意味わかるのか、みんな!
わたしは今、この部分をタイプしただけでお尻がかゆくなって困っているが。読んでいる間は、5分おきにこの症状に悩まされ、ミステリを楽しむどころじゃなく・・・
でもまあ読み始めてしまったので、下巻も隠微にむずむずした波動を出しながら読みますかのぅ(/_;)


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 6

聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)

著者 : 柴田 よしき

出版社:角川書店

発売日:1998-03

評価 :

完了日 : 2007年10月29日

相変わらず、読みだしたら止まらない度はとっても高い。
日曜の夜に読み始めたら、そこから一週間がずっとつらい!とわかってはいるけれど・・・もう何度目か、この後悔。
RIKOシリーズ第二弾もやっぱり陰。陰in陰。
朝普通に出勤したのに、あっという間に二回も犯されて帰ってくる母ちゃんって・・・ありえんよなぁ・・・
とか思いつつも、止められないわたしは悪趣味?


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 4

Miss You (文春文庫)

著者 : 柴田 よしき

出版社:文藝春秋

発売日:2002-05

評価 :

完了日 : 2007年09月11日

柴田よしきっぽい。 全開。
特にラストは「やっぱそうだよね、柴田よしきだもんね。」と思えるオチ。いやオチではないかもしれないけど。
ファンは間違いなく柴田よしきを思う存分消費しまくれる一冊。一気読みでした。
そうじゃない人には、「・・・!?」って感じでしょうか。


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 6

鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)

著者 : 京極 夏彦

出版社:講談社

発売日:1996-01

評価 :

完了日 : 2007年08月19日

あまりに毎日暑いので、久々に読みたくなってしまった。雪山の異界の怪事件。
やっぱりおもしろい・・・ 京極堂シリーズでダントツに好き。たまらん。暑気払いにも効果あり☆
今日も暑いので、禅寺にでも行ってこようかな。


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