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purinさんの読書ノート

よむ予定(桜庭一樹読書日記のせい。)
Web連載時から、桜庭一樹の読書日記のおかげで『人魚とビスケット』『愛についてのデッサン』『ずっとお城で暮らしてる』・・・その他いろいろ、日頃のわたしの読書生活では手に取らない本に出会わせてもらいました。
改めて本になったこのエッセイを読むと、さらにどんどんと増えてしまって把握しきれなくなってきたのでここに覚書しときます。
読んだのには、感想も書き足していきます。
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 1

殺人者の健康法

著者 : アメリー ノートン

出版社:文藝春秋

発売日:1996-10

評価 :

完了日 : 2008年03月30日

なんかすごい本やー というよりこの人がすごい。
フランス文学で、若いのにすごい!といえば、サガンだけど、このアメリー君も25歳なのに筒井康隆みたい;
視点もおかしいし。
今まで露出していなかった、ノーベル文学賞作家が余命1ヶ月半と言われて、急に取材を受ける気になったのはいいものの、あまりに偏屈すぎて、会うジャーナリスト、会うジャーナリストみんなひどい目にあわされて帰ってくるのだけど、最後のジャーナリストがとうとう秘密兵器を引っさげてぎゃふんといわしに行く、という話で、その作家・タシュが筒井康隆みたいーと思って読んでたんだけど、だんだんこのアメリー・ノートン自身が筒井康隆としか思えなくなってきた。。。
すごいシニカルで頭が良くて、言い回しがたまらなく面白くて、でもかなりお下劣で、、、
おっさんだなぁ、アメリー君。
でも卓越し過ぎてる。
世界の広さを感じる一冊。
これがベストセラーになるフランスという国もなにがなんだかよくわからないけど、いい感じだなぁと思える。
ノーベル平和賞受賞者はおうおうにして殺人者だが、ノーベル文学賞作家は例外なく殺人者なんだそうだ。カワバタも。


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 1

レベッカ〈下〉 (新潮文庫)

著者 : ダフネ・デュ・モーリア

出版社:新潮社

発売日:2008-02

評価 :

完了日 : 2008年03月23日

やはりこの本はすばらしいです!
どんでん返しというんでしょうか、ページを繰る手を止められなくなるほどおもしろいのに、この上品な感じ。深遠な雰囲気。
本の中で、結婚により急にマンダレーに飛び込んだ「わたし」は「わたしと違う男女の血統。別の種族の人間。・・・わたしにはできない。自尊心がない。気概がない。わたしは育ちが悪いのだ。」と悩むシーンがあるが、この作品こそ育ちが違う。
この物語が育まれた土壌が、他の作家が同じように書こうとしても決して書けない「育ち」の違いを見せつけている。
まだまだ読めていない作家の本は天文学的にあるけれど、その中にこういう本がまだまだ潜んでいるのかと思うと、やっぱり読書はやめられない。
本を読む喜びを改めて感じさせてくれる名作でした。
もう読み返したい気分です。


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 4

七人のおば (創元推理文庫)

著者 : 大村 美根子,パット・マガー

出版社:東京創元社

発売日:1986-08

評価 :

完了日 : 2008年03月22日

これはいい!
すべての登場人物が魅力的に描かれていて、ある程度昔の小説だとはとても思えない。斬新な技巧で知られる作者であるが、わたしの感じた斬新さは登場人物たちの会話である。
初出1947年というのを聞いて本当に驚く筆致。
まるで『フレンズ』の登場人物の会話を聞いているよう。
でも、やっぱパット・マガーは古典に入るんだろうなぁ・・・
とてもそういう読後感ではないけれど。
途中から私の頭の中では、サリーとピーターの会話はロスとレイチェルの声になったし、すべての妹たちを独りよがりな善人ぶりで地獄につき落とす長姉クララは、モニカのお母さんの声にしか思えなくなってきてしまった。
登場人物はいろんな意味でみんな常に必死なんだけれど、そのセリフが本当に早口でまくし立てられるように頭に叩き込まれてくる。
ラストもあっと驚く感じで、ミステリとしてもいいのだが、本当にこの会話、引き込まれ感は秀逸。
次に有名なのだと、『被害者を捜せ!』かなー?


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 2

レベッカ〈上〉 (新潮文庫)

著者 : ダフネ・デュ・モーリア

出版社:新潮社

発売日:2008-02

評価 :

完了日 : 2008年03月14日

レベッカの新訳。
驚くほど読みやすくなっているのだけど、引き換えに、あのマンダレーのミステリアスな雰囲気が損なわれているような気はしました。
『嵐が丘』の新訳同様、やっぱり初めて読んだ時にすごい感銘を受けた本の訳には正当な評価が出来なくなってしまうのは仕方がないのかも。
同じ理由で、村上ファンだけど、『ティファニーで朝食を』を読むのはためらっています。


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 1

畏れ慄いて

著者 : アメリー ノートン

出版社:作品社

発売日:2000-12

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

ベルギー人のアメリー君が、日本の超一流商社に就職してからの苦闘を書いた一冊。
思った以上にリアルに怖かったですー
表現が文学的かつユーモアに満ちているので、読んでいる時には、あんまり思わなかったのですが、読み終わってふと気付きました。
ただの集団いぢめじゃん!
よく考えたら、とんでもないこの状況、自殺でもして遺族に訴えられたら、間違いなく会社負けます。とんでもないです。でもそれを読んでる間はそうと感じさせない、この書き方。素晴らしいと思います。
下手に書いたら、愚痴&暴露本になってしまうところが全くそうならないこのバランス感覚は本当にすごいと思います。
それにしても、日本人ってこんなんですかねー というか、学歴のある人、というかプライドの高い人、というか虚栄心の強い人が集まるとこんなんなるんですかねー
恥ずかしいです。この状況に自分がいたら、こんな風に黙ってみてるかどうか、真剣に考えてしまいました。
どちらかというと、こういう時には出て行くタイプなんですが、アメリー君の場合、契約期間が1年というのがネックですねー・・・
かばったとしても、アメリー君はすぐにいなくなって自分だけが会社に残るわけですから・・・、さすがにこれは微妙かも・・・
嫌な人、というかもう考えられない人が山ほど出てくるんですが、条件が揃えばありえないことはないな、日本の会社って。と思えるのがいやー
でも一番いやなのは、人がいいだけで自分の会社の実態にまったく気づいてない坊ちゃん社長ですね。


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 2

グラン・ギニョール城 (創元推理文庫)

著者 : 芦辺 拓

出版社:東京創元社

発売日:2006-04-28

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

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 0

グラン・ギニョール (Shoeisha・mystery)

著者 : ジョン・ディクスン カー

出版社:翔泳社

発売日:1999-04

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

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 1

警察署長〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)

著者 : スチュアート ウッズ

出版社:早川書房

発売日:1987-03

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

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 1

警察署長〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

著者 : スチュアート ウッズ

出版社:早川書房

発売日:1987-03

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

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 2

ジョン・ランプリエールの辞書 (下) (創元推理文庫)

著者 : ローレンス・ノーフォーク

出版社:東京創元社

発売日:2006-05-27

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

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 2

ジョン・ランプリエールの辞書 (上) (創元推理文庫)

著者 : ローレンス・ノーフォーク

出版社:東京創元社

発売日:2006-05-27

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

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 8

文盲 アゴタ・クリストフ自伝

著者 : アゴタ・クリストフ

出版社:白水社

発売日:2006-02-15

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

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 8

モモ (岩波少年文庫(127))

著者 : ミヒャエル・エンデ

出版社:岩波書店

発売日:2005-06-16

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

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 2

郵便配達は二度ベルを鳴らす (新潮文庫)

著者 : ジェームス・ケイン,田中 西二郎

出版社:新潮社

発売日:1963-07

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

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 0

どうで死ぬ身の一踊り

著者 : 西村 賢太

出版社:講談社

発売日:2006-02-01

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

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 0

四人の女 (創元推理文庫 (164‐3))

著者 : パット・マガー,吉野 美恵子

出版社:東京創元社

発売日:1985-01

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

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