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りょうじさんさんの読書ノート

心にしみる本たち
読了後、考えさせられる本たち
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 8

神々の山嶺〈上〉 (集英社文庫)

著者 : 夢枕 獏

出版社:集英社

発売日:2000-08

評価 :

完了日 : 2008年12月22日

満点! ★7つ!
またすごい本に出会ってしまった。
今年最高の本でした(同率首位「水滸伝」)。
分厚めの本ですが、心理描写の自問自答のシーンなどは改行が多いため、非常に読みやすい。そしてその分、グッ!っときます。
読み終わるのが勿体ない。でも一気読みです。
あ~ こんな本に出会えて幸せだ!

でも読後には、

ボクはこのままでいいのだろうか。
やりたいことはできているのか。
いいや、できていない。

と、変な自己嫌悪に陥るのです。

今年は、All Time BEST20を2冊更新しました。


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 2

赤ひげ診療譚 (新潮文庫)

著者 : 山本 周五郎

出版社:新潮社

発売日:1964-10

評価 :

完了日 : 2008年12月12日

おもしろい。
こんな読みやすいと思っていなかった。
主人公は保本登という、できたてほやほやの医師なんです。そしてその成長と心の移り変わりようが、いいんです。ところがどうしても「赤ひげ」の活躍がもっとあっていいのではないかと。「赤ひげ」が魅力的な存在であるだけに、ちょいと残念です。

この作品に追随するような小説やマンガやドラマで、これだけ一般的に支持をされているというのに、どうしてこのような医師や医療機関が、いまだ数少ないのだろうか。改めて憤慨してしまうところです。


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 37

幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))

著者 : 東野 圭吾

出版社:集英社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2008年12月09日

「白夜行」よりも、主人公二人の交わりが明確な分、怖さという点においては「白夜行」の勝ち。
ところが物語の展開が明確で、読み始めたら止まらない面白さという点では「幻夜」の勝ち。
と思いました。いづれにしても両方ともスゴイ作品であることは間違いありません!
文章がさらにうまくなっていると思いました。
作者が書きたいであろうコトを表現する、そのうまさ。読者が読みたいであろうコトを表現する、そのうまさ。その両方が際立っているように感じました。
あ~おもしろかった。


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 25

ぼくと1ルピーの神様

著者 : ヴィカス・スワラップ

出版社:ランダムハウス講談社

発売日:2006-09-14

評価 :

完了日 : 2008年12月03日

心にしみます。すごい話です。
読み出したら止まりません。断固おすすめ!

表が出つづける1ルピーの神様は、
その秘密なんかよりも、
正しいをときに、
正しく使うことで、
確かに、神様であったな~。


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 7

ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)

著者 : ジェフリー ディーヴァー

出版社:文藝春秋

発売日:2003-05

評価 :

完了日 : 2008年11月20日

いや~おもしろいですよ。
「ウォッチメーカー」が読みたくて、だったらリンカーン・ライムシリーズの最初からと思い、読み始めました。
設定は「四肢麻痺のライムと美しい素人アメリアの活躍」ってことになります。この設定で何作も、それも全作ベストセラーだなんて。2作目以降が楽しみで仕方ありません。


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 10

夜中に犬に起こった奇妙な事件

著者 : マーク ハッドン

出版社:早川書房

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2008年10月30日

オススメと聞いて読みました。
読み終わった今、
自信をもってオススメします。

自閉症の主人公の一人称で書かれていますので、確かに最初だけ読みにくいのかも知れませんが、そのとても正直な気持ちや、そこから発せられる何気ないセリフが、何度ボクの心に響いてきたか。ボクの心をわしづかみして、そのあと軽くマッサージして去っていくような読後感です。グッときちゃいますよ。


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 5

国銅〈上〉 (新潮文庫)

著者 : 帚木 蓬生

出版社:新潮社

発売日:2006-02

評価 :

完了日 : 2008年10月21日

すごい本に出会ってしまった。
物語は淡々としているし、
劇的な展開はないし、
スピード感もゼロ。

それなのにいい。
いいなんてレベルじゃないかもです。

この読後書感は、内容は全く違えど
「私を離さないで(カズオ イシグロ)」以来かもしれない。
あ~よかった。


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1.すみれ (2008/10/30)
はじめまして。

「国銅」私も保存版の一つです。
2.りょうじさん (2008/10/31)
すみれさん こんにちは~
ノート、ひと通り見させていただきました。
ボクが読んできた本たちや
これから読みたい本たちが
すんごくいっぱいで、
とっても参考になりました。
今後ともよろしくですっ!
 

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 7

ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)

著者 : 吉本 ばなな

出版社:中央公論社

発売日:1998-08

評価 :

完了日 : 2008年09月24日

いいな~ よしもとばななの本は!
ばななさんの本は、そんなに多く読んでないんです。
でも何回も読むのです。当然、本書もその類に入ります。

とても純粋です。
とても神秘的です。

なんか内臓の奥から「ぎゅぅ~」っと、ゆっくり握られているような錯覚におちいる感じです。この感覚を味わうために、また読んじゃうんだと思います。未体験の方、オススメ!


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 7

三国志 (1の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)

著者 : 北方 謙三

出版社:角川春樹事務所

発売日:2001-06

評価 :

完了日 : 2008年09月19日

見事っ!
その時代を生きた人間の生き様が美しくも儚い。
それを見事に書ききれていると思います。見事です!
戦に中に生きて、死中を戦にもとめ、果敢に戦おうとするが、戦場で死ぬことが許されず、多くの兵の犠牲に守られて、敗将として帰還する。そして、志半ばにして病に倒れる。
あ~なんて、つらく儚いんだぁ~!

吉川「三国志」の基本に、柴錬「三国志」はよりダイナミックな印象を受け、まだ三作目の「三国志」ですが、どれよりも感情移入できた作品でした。気持ちの部分が「より熱く」書かれています。その分、あっという間だったな~。

陳舜臣・安能務・宮城谷昌光の「三国志」、全員が巨匠です。その全ての作品が気になりますが、しか~し、その前に、酒見賢一の「泣き虫弱虫諸葛孔明」を来年を目安に読んじゃう予定です。


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2.りょうじさん (2008/10/02)
そうですね~
歴史の順番からすると「三国志」が先ですね。
ボクは先に「水滸伝」を読んじゃいましたが・・・。
そして、もし「水滸伝」をよむんなら、その前に「楊家将(上下)」を読んでからがいいよ。なぜならば、「水滸伝」で活躍する最重要人物の祖先の活躍が書かれているからです。そして「楊家将」も抜群に面白いのです。ダントツオススメッ!
3.かじくみぽん (2008/10/02)
ありがとうございます~。では、まずは「楊家将」から試してみます!!上下巻ならすぐ読めますし(臆病)
そんでハマっちゃったら「三国志」、又は「水滸伝」、試してみます。

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 93

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

著者 : 梨木 香歩

出版社:新潮社

発売日:2001-07

評価 :

完了日 : 2008年08月01日

ステキな本でした。
とっても単調にくりかえされる言葉が、
まいと魔女の心の美しさを引き立てていますねぇ。

まいの場所の神聖な感じを
もーちょっと際立ててくれてもいいかな~
とは思いました。

映画化されるってぇ、映像が楽しみですの。


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 32

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

著者 : 湯本 香樹実

出版社:新潮社

発売日:1994-03

評価 :

完了日 : 2008年07月01日

とてもいいですよ。誰もが小学生だった自分に重ねて読むんだと思います。なっつかしいですねぇ。仲のいい友達が、なんだかんだ言って一番ってことです。一緒なら、よっぽどのことも乗り越えられるんです。
そういうことも含めて、なつかしいのが少し寂しい。


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 3

天切り松 闇がたり3 初湯千両 (集英社文庫)

著者 : 浅田 次郎

出版社:集英社

発売日:2005-06-17

評価 :

完了日 : 2008年06月20日

いや~相変わらず最高だ~っ!
これを書く浅田次郎氏を尊敬します。
表題作「初湯千両」が特に良いですね。
施しを受けた母が子供に伝えるセリフがいいですね~。
粋だよね~。


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 2

エトロフ発緊急電 (新潮文庫)

著者 : 佐々木 譲

出版社:新潮社

発売日:1994-01

評価 :

完了日 : 2008年06月18日

いい小説だ~!
色んな賞をとっただけあります。
太平洋戦争に突入していこうとしている時、
主戦vs反戦の多くの議論がなされたことは、
知ってはいましたが、
諜報活動がこれだけ熾烈であったとは。

スリルがあって、
スピード感があって、
人間としての葛藤があって、
あまりにもせつなすぎる結末。
あ~も~いっかいよも~っと!


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 4

残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉 (集英社文庫)

著者 : 浅田 次郎

出版社:集英社

発売日:2002-11

評価 :

完了日 : 2008年06月11日

いかしてるね~!
ホントサイコー!

それにしても、どうしたらこんな文章がかけるのだろうか。
思わず、声に出して読みたくなります。
確かそんな本があったね。本作を他薦したいですなぁ。

本当の男の心意気とはこういうことかって、改めて思えます。
ボクもがんばんないとっ!


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 25

蝉しぐれ (文春文庫)

著者 : 藤沢 周平

出版社:文芸春秋

発売日:1991-07

評価 :

完了日 : 2008年06月09日

いや~ いいなぁ~
なんでこんなにいいんだろう。

余計な修飾が一切なく、とても易しく、とてもキレイな日本語です。その分、頭の中に情景を浮かべて、かみしめながら読みすすめることになりますので、結構時間がかかるのです。

しかし藤沢周平の作文は、おそらく日本一!
そして本作は、藤沢周平の最高傑作!

蝉の声が聞こえてきますよ。
夏がくると思わず手とる本です。


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 7

闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻〉 (集英社文庫)

著者 : 浅田 次郎

出版社:集英社

発売日:2002-06

評価 :

完了日 : 2008年06月03日

いや~最高ですね~! 浅田次郎氏は天才です。こんな小説、普通は書けないです。内容は最高。文章も最高。そしてやっぱりロマンだよな~っ! いかすぜ!


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 61

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

著者 : 横山 秀夫

出版社:文藝春秋

発売日:2006-06

評価 :

完了日 : 2008年04月25日

傑作ですね~。小さい命と大きな命があるってぇ~。そんなことはないですよ~。昨年に、自分に近い人を二人も亡くしましたので、「報道のあり方」「命の重さ」の熱い記述が、ボクの心にびんびん響いてきました。本当に素晴らしい作品でした。


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 5

夏雲あがれ(上) (集英社文庫)

著者 : 宮本 昌孝

出版社:集英社

発売日:2005-08-19

評価 :

完了日 : 2008年01月18日

素晴らしいっ!「藩校早春賦」の続編。2作品で併せワザ1本っ! 3人の若者がいい。3人を支えるオジサマ方がいい。ストーリーがいい。さわやかで気分がいい。サイコー!


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 3

父からの手紙 (光文社文庫)

著者 : 小杉 健治

出版社:光文社

発売日:2006-03-14

評価 :

完了日 : 2008年01月04日

お~そうきたか~っ! 新年早々には、少し暗い話なんですが、非常におもしろい! 人の幸せ・家族の幸せとは何なのか? 改めて考えさせられます。人生は繰り返すのだ~っ!


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 149

風が強く吹いている

著者 : 三浦 しをん

出版社:新潮社

発売日:2006-09-21

評価 :

完了日 : 2007年12月28日

12月末、この時期だけにばっちりはまりました。ちょっとできすぎなんですが、ホントサイコーです。何度も鼻の奥がつーんとしました。感動です! やっぱお正月は箱根駅伝だね~。この本で今年100冊達成!


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