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ちっこいのさんの読書ノート

心と身体の本
ただ、自分らしく生きたい。
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ぼけてもいいよ―「第2宅老所よりあい」から

著者 : 村瀬 孝生

出版社:西日本新聞社

発売日:2006-09

評価 :

完了日 : 2007年11月11日

我が祖母の認知症は、発症して10年、ゆるやかに進行している。ここ数ヶ月は進行の速度が速い。
2ヶ月ぶりに会ったら、私のことを忘れてしまっていた。

「ぼけてもいいよ」
そう思ってこられたのは、まだばあちゃんがばあちゃんたり得たからだろう。でも、ばあちゃんの中でばあちゃん自身が、さらに私が消えかかっている今、もう「ぼけてもいいよ」とは言えなくなってしまう。
「ぼけないで、私を忘れないで」と、願ってしまう。

「宅老所よりあい」の日々は温かい。
その人を、丸ごと受け止める。それは他人だから出来ることなのだと思う。
見習わねば、と思う。難しい。でも、家族だから出来ることだってたぶんあるはずなのだ。

帰り際、祖母はスイッチが入ったみたいに私のことを思い出した。気をつけて帰りよ、と言う。
アルツハイマー病を扱った映画に出てきた「スロー・グッバイ」という言葉を思い出す。今のこの状況をあらわす言葉なのだろう。
もう少し、時間が欲しい。


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4.ちっこいの (2007/11/16)
○○って・・・何~?放送禁止用語ですか?さすがに千里眼ではないですからね、見つけられないものもありますって!えー、ちなみに私は躁鬱じゃなくて鬱だけなので、躁ではないと思います。が、元気な時は天然躁との説もあり。さて、よく分かんないけど私の○○でゆっくり寝てください(笑)
5.船橋胡同 (2007/11/21)
お久!この本は魔物だ。各種機械・設備がボケてきた!
電話機、ラジカセが壊れた。サイン会は準備不足でボケ。
エアコン、パラボナの買増しは、電源容量や配線の再検討!パソコンは、年賀状・住所録などの再設定と登録など
膨大なボケ対策が必要と判明した。
また、更なる貧乏にならないため、娘達夫婦に迷惑かけぬ為
生命保険、損害保険など見直し、加入手続きした。
これからは、ボケていられない!死んだ両親を忘れている!

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ゴッホの靴

著者 : 坂本 美智子

出版社:新風舎

発売日:2006-02

評価 :

完了日 : 2007年09月15日

最近、老いや死について考える本をよく読みます。
なんでだろう。
いつかは家族と別れの日がくる。相手が先か、自分が先かは分からないけれど。
それに慣れておかねば、という思いがどこかにあるのだと思います。

6つの短編集からなる本で、どの話も人生の後半戦に入った女性が主人公です。それぞれの屈折を抱えながら老いを迎えようとしている彼女達が、人生を横切っていった人々とのつかの間の交流を通して、これまでの、そしてこれからの生き方を考える姿を描いています。
少し硬い文章に著者の人柄が表れているようです。
故郷の冬の夕焼けのような、しみじみとした味わいの本です。


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若かった日々

著者 : レベッカ・ブラウン

出版社:マガジンハウス

発売日:2004-10-21

評価 :

完了日 : 2007年04月18日

とめどなく溢れる、家族についてのイメージ。
幼い頃の自分、情けなかった父、優しかった母、初めて好きになった人・・・
過ぎ去っていった多くの人々、思い出を、悲しみと愛情に満ちた静かな筆致で綴る。そして、愛するが故の葛藤も彼女は隠さない。
これだけ素直な作家を他に知らない。


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無敵のハンディキャップ―障害者が「プロレスラー」になった日 (文春文庫)

著者 : 北島 行徳

出版社:文藝春秋

発売日:1999-06

評価 :

完了日 : 2007年04月06日

障害があろうとみんな平等だ…そんな風に教わって育った。でも現実はどうなのか。
著者の北島氏は「障害者と健常者の置かれている立場が明らかに違う以上、わかるというのは欺瞞だ」と看破する。
「違うという悲しみを、痛みを、(中略)共有したいと思うのだ」
共有すること、それはどこまでも相手と対等で居なければできない。そして、人と対等でいる、ということは本当に難しい。
障害者だから大事にするのではなくて、その人がその人であることを大事にするということ。
酒癖・女癖の悪い、金に汚い障害者だっているというただ当たり前のこと。
そして、男女問わずプロレス(というよりむしろ格闘技に近い)を通して、人生にもガチンコで挑んでいく姿は本当にカッコいい。
悲喜こもごものエピソードに、強く背中を押される本だ。



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もう消費すら快楽じゃない彼女へ (幻冬舎文庫)

著者 : 田口 ランディ

出版社:幻冬舎

発売日:2002-02

評価 :

完了日 : 2003年09月06日

この本には救われた。
マイナーであること、それは決して悪いことじゃない。
弱くてもいいんだ、そう言われた気がした。
ここに書いてあることは、嘘じゃなかったらいいのに。


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