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終わらない歌をうたおうさんの読書ノート

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 1

切腹 (光文社新書)

著者 : 山本 博文

出版社:光文社

発売日:2003-05-16

評価 :

完了日 : 2008年11月22日

命はなによりも大切だという思想は、昔の日本にはなかった。そうなんです。なかったんですよ。実際。

主君の命令で切腹をし、自らの潔白を示すために臓物を取り出す。けれど今の世の中がまともで、昔は野蛮だったということでは、ないんだな。

(2008/10/29)


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 1

ニーチェ入門 (ちくま新書)

著者 : 竹田 青嗣

出版社:筑摩書房

発売日:1994-09

評価 :

完了日 : 2008年09月19日

まだあまり理解できてないかも。ノートにまとめたら、もすこしわかってくるかも。

生きることの苦悩は昔から考えられていて、それでもまだ現在苦しいのは、もうどうにも、解決することはできないんだろう。

「人間はその欲望の本性(生への意思)によってさまざまな苦しみを作り出す存在だが、それにもかかわらずこの欲望以外には、人間の生の理由はありえない」

ニーチェの考えについて知りたいと思って読んでたのだけど、私が読みたかったのはフロイトだったような気もする・・・。

(2008/9/9)


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 1

偶然のチカラ (集英社新書 412C) (集英社新書 412C)

著者 : 植島 啓司

出版社:集英社

発売日:2007-10-17

評価 :

完了日 : 2008年06月28日

たとえばテレビ番組でABC三つのうち一つが当たりだという。
挑戦者がAを選んだあと司会者がCを開け、外れだと示し、「そのままでいいですか? 変えてもいいですよ」と言うとする。
このとき、挑戦者はBに変えるべきなのだそう。
一見、AB、確率は二つに一つに見えるけど、もともと選んだAというのは、3分の2の確率で不正解なのです。

そんな、確率から、偶然を考える本。
わかったようなわからなかったような・・・。

「よく考えればもっと違う人生があったかもしれない」と人はよくいうけど、違う人生なんてないのです・・・というところを読んで、誰がそんなこと言ってたなと思ったけど、それは中島らもでした。

あのときもっと勉強しとけば・・・って、勉強しなかったのは自分です。自分は、勉強しないことを選んだのです。それ以外、選べなかったのだから、別の人生なんかありえない。

すべての偶然は必然であるのかもしれない。この先私がどうなって行くかなんて、いろいろ道はあるようだけど結局一本なんだよね。見えないから想像する。それで想像と違うって、憤る。けど、違う方法はない。なるようにしかならないってことなのだ。

(2008/6/20)


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 3

人はなぜ簡単に騙されるのか (新潮新書)

著者 : ゆうき とも

出版社:新潮社

発売日:2006-12-14

評価 :

完了日 : 2008年04月10日

ミスディレクションについて(ターゲットの思考を演者にとって都合よくコントロールする技術)。

「伊坂マジック」とか言うやん。最近「三崎マジック」という帯が目につくね。そうか、小説家って、マジシャンやねんなあ。

彼の思う最高のほめ言葉は「なんかとても得した気分ですね!」
小説も、そんなようなもんだろう。

(2008/4/3)


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 1

同級生交歓 (文春新書)

著者 :

出版社:文藝春秋

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2008年03月27日

文芸春秋の連載をまとめたもの。いろいろ、おもしろい人が載っているよ。庄司薫と古井由吉と塩野七生が高校の同級生てすごくないですか。

そんな中、すごい話を見つけた。
旧制弘前高等学校卒業は映画監督の鈴木清順とアナウンサー鈴木健二。鈴木健二は、東京で高校の先輩、太宰治と話をする。
三鷹のホームで会ったときのこと。
本数の少ない電車が来たのに、乗らない太宰に、健二はあわてて自分もおり、なぜ乗らないのかと問うた。すると、
「白い紙くずが落ちているだろう。あれが、みんなの足の間を舞っていて、それがあんまりきれいだった」と。

やばいなあ、太宰。
すてきすぎるわ。

この本を買ったのは、ヒロト&水道橋博士の回が見たかったからなのだけど、思わぬ収穫でした。

(2008/3/27)


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 7

日本の10大新宗教 (幻冬舎新書 し 5-1)

著者 : 島田 裕巳

出版社:幻冬舎

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2008年02月20日

勉強になりました。でも、この本がバカ売れする世の中が、ちょっと嫌。いい意味でも悪い意味でも興味持ってる人は多いんだろう。この本はそういった興味を満足させるかどうかはわからない。各宗教のルーツをたどる、まじめな本ですよ。

(2008/2/14)


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 2

カラヤンとフルトヴェングラー (幻冬舎新書)

著者 : 中川 右介

出版社:幻冬舎

発売日:2007-01

評価 :

完了日 : 2007年11月27日

5つ★つけてるのは、おもしろかったから。
そのくせ半分しか読んでないのは、いつか余裕のあるときに読みたいなと思ったから。

第二次世界大戦。ナチの独裁政権下で、オーケストラが演奏されてたことなんて考えもしなかった。フルトヴェングラーの奥さんは4分の1ユダヤ人。

私のあまりに弱い読解力でめっさ簡単に要約をすると、ヒトラーは自分の権力を見せつけるため、式典とかで演奏させるわけです。交響楽団て、そういうモノとして使われてた。それに反抗することはできないのです。でも、一人の音楽を愛する者として、そうゆうのなしに、演奏をしたいわけです。音楽は自由だって。
フルトヴェングラーの言葉は、時代を超えて、真実です。けど、カラヤンを嫌ってたんだネー。ベルリンフィルをめぐっての権力争いとか、ドロドロしたとこがこうゆう世界にもあるのだなと思っておもしろくって。

(2007/11/1)


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 10

ぐっとくる題名 (中公新書ラクレ)

著者 : ブルボン小林

出版社:中央公論新社

発売日:2006-09

評価 :

完了日 : 2007年11月27日

アーダムとイブー
ジュリエットとロミオー
と書いてあったので、まあ、内容はどうでも★5つ。長嶋有は、デビュー作以来あまり読んでませんでしたが、たまには読むことにします。

内容はといえばタイトルについての考察で、笑える。「お勢登場」のとこは、声あげて笑ってしまった。文でそんなことは、めずらしい。江戸川乱歩、いつか読まねば・・・というのも私、最初に夢中になって読んだのは江戸川乱歩だと思うの。学校の図書館で。そういう人はけっこう多いと思うが。

「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」サリンジャーはそのうち読む。

(2007/11/23)


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 5

プレカリアート―デジタル日雇い世代の不安な生き方 (新書y 181)

著者 : 雨宮 処凛

出版社:洋泉社

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年10月23日

ニート、という呼び方があるからニートなんているのであって、ウンコ(とかそういう変な言葉)にしたらみんなそれにはならないと言っていたのは松っちゃんやったっけ。
プレカリアートという呼び名がまたかっこよすぎですよ。そっち側の立場に立って、日雇いの人のデモにまで参加している著者の言葉を読んでも、やっぱり、「甘いなあ」という感想しかない。

けれどこの著者は私、けっこう好きです。しっかり自分の意見を持っている。最後、石原都知事と全然意見の通じてない対談をしていますが、ちゃんと反対意見の話も聞く姿勢を持っているところが、エラソーな人たちとは違うと思う。

(2007/10/15)


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 2

天才になりたい (朝日新書)

著者 : 山里 亮太

出版社:朝日新聞社

発売日:2006-11

評価 :

完了日 : 2007年10月05日

なんでこんな本読んでる、私。
山ちゃんのつっこみ的比喩が、やっぱ読んでて唸るほど感心します。「全米が泣いたくらいのテンションですみません」とか。「あれ? 僕、戦争にいくんだっけ? と錯覚するほどの盛大な送り出し」とか。それだけ書き出すと、なにがなにやら、だけど。

世に出る人は、やっぱ普通の人と違う。
才能、というんじゃなくて。
それにかける思いとか気迫とか。
それだけでどうにかなるもんでもなかろう、とも思うけど、ひょっとしたらそれだけで、どうにかなるもんなのかもしれない。
それだけ、というそれだけが、たぶん普通の人をはるかに超えたところにあるのだろう。

(2007/5/8)


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 1

不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望 (文春新書)

著者 : 春日 武彦

出版社:文藝春秋

発売日:2000-07

評価 :

完了日 : 2007年09月19日

この手の本を、私はたまに読みたくなるのだけど結局なにも残らないことが多い。著者が言う精神のアキレス腱は「こだわり、プライド、被害者意識」だそうですが、これは多かれ少なかれ、みな、持ってるもの。私自身、それはけっこう強いと思う。人がある一線を越えるのはどういうときなんだろう。

「自殺するのが流行りなら」「トラウマの大安売りだ」という歌に共感できる私は、たぶん一線を越えることにはならない。悩みが足りないのかとまた悩むことになるのだけど、これはもう、一生解決できない問題だとあきらめている。

(2007/4/1)


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