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終わらない歌をうたおうさんの読書ノート

現代作家男性 アカ
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 2

四とそれ以上の国

著者 : いしい しんじ

出版社:文藝春秋

発売日:2008-11

評価 :

完了日 : 2009年01月06日

四(とそれ以上の)国。ということで、四国にまつわる5つの話。いしいさんは大人になってから、自分のルーツが四国にあったことを知り、衝撃を受けた。

しかしこれは小説というか、お話ではない。話を読むというより、文が体の中に入ってくるのを感じるという感じ。人と人の間にある時間とか、死と生とか、ふつうは分けて考えられるものが当然のように同じところに出てきて、あっちとこっちがくっついたり、いっしょになって溶けていたり、自分の腹の中のものを食べさせたり、つまり、はっきり言ってしまえば、よく、わからない。

いしいさんの小説は、どんどん自由になっていくなあ。

(2009/1/5)


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2.終わらない歌をうたおう (2009/01/06)
アハハ。それでいいと思いますよ。そういう本です(もちろん私も理解してない)。
3.パートママ (2009/01/06)
「みずうみ」が途中から意味不明になったので、これもそうだったらどうしようとちょっと不安です。でも「自由」という事は・・・。微妙に読みたいような読みたくないような

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 99

終末のフール

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:集英社

発売日:2006-03

評価 :

完了日 : 2008年12月22日

八年後に隕石が落ちて地球は滅亡すると発表されてから五年経った仙台、マンション、ヒルズタウンに住む人たちの生活を描く。それぞれ、三年後、死ぬのだと分かっていならが、日々を過ごしている。

人間の営みって、なんなんだろう。

「死に物狂いで生きるのは、権利じゃなくて、義務だ」

最終話、マンションを眺めるシーンは、小説家だなあと思った。彼は小説家として、まだまだたくさんやりたいことがあるし、それをちゃんと形にできる人だろうね(私がそんなこと言うのはエラそうだけど)。

それにしても、伊坂さんのつくる登場人物は、かわいいなあ。こんな人絶対おらんし、といつも思うのだけど、キャラに惚れさせることも、女の読者をがっちりつかんでる原因となってるはず。

(2008/12/21)


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 5

霧が晴れた時 (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)

著者 : 小松 左京

出版社:角川書店

発売日:1993-07

評価 :

完了日 : 2008年11月22日

「とけたガラスの様な夏空に、空襲警報のサイレンがまた断続してなりわたり始めた。積乱雲をゆるがすようなそのひびきと共に、それを真似るような遠吠えが、邸のどこからかきこえたように思った。」(くだんのはは)

初小松左京です。金城一紀が角川文庫のフェアで推薦してたので。
SFは嫌いじゃないですよ。むしろ好きですよ。どこかでふっと足もとがなくなるようなホラー短編も好き。

そしてこれは、文が美しいなあ・・・。

(2008/11/7)


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 3

モダンタイムス 特別版 (Morning NOVELS)

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:講談社

発売日:2008-10-15

評価 :

完了日 : 2008年10月21日

「実家に忘れてきました。何を? 勇気を」
始まりのこの一文。これを読んだだけで、続きを読みたくなってしまう。ツカむよねー。こんな書き出しできるのは、伊坂さんだけですよ。

話は、主人公が、急に行方不明になった先輩の残した仕事を引きつぐことになり、そこからある事件(というか世界の暗部というか)に巻き込まれてしまう、というもの。魔王とリンクしている部分もあり。2070年頃?の話なので、今私の生きてる世界が過去として語られる(まあほとんど変わってないけど)、不思議な面白みもありますが、伊坂さんが多くの若い人に読まれるのはたぶん、みんなが本心では思っていても「カッコ悪い」から言わない、やらない、ことを、堂々と、「こういうのがカッコいいんだぜ」と教えてくれるからなのでしょう。簡単に言ってしまうと、正義とか愛とかの話。

『鴨とカモのコインロッカー』でも書いていた、「自分は自分の人生を生きている。そこでは自分がドラマの主役だ。ただ、そういうのは無数にあって、他の人の人生では自分は脇役にすぎない」という見方が、この話にもちらっと出てきますが、私はその考えがとても好きです。

マンガ誌連載という新しい試みで、小説としてはすっきりしないなあと思うところもありますが、迷わず特別版を買いましたよ!!小説版のカバーもかっこよかったけどねー・・・。『ボーイズ・オン・ザ・ラン』も読んでやってくださいよ、伊坂読者さんたち!

(2008/10/20)


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 1

明るい夜 (文春文庫)

著者 : 黒川 創

出版社:文藝春秋

発売日:2008-10-10

評価 :

完了日 : 2008年10月21日

「何事にも始まりというのがなければならず、その始まりはもっと前からあった何かとつながっていなければならない」というサンチョ・パンサの言葉(実際はこれはサンチョ・パンサ自身の言葉からだいぶずれた解釈になっているのですが)を扉において、大学卒業後、アルバイトで暮らすわたしの日々を描いている。わたしの彼は「小説を書く」といって本屋の仕事を辞め、なんにもしてないという・・・ほら、あちこちにありそうなモラトリアムな人たちの話。

いま、ここ、に満足している人はどれだけいるのか。大人になるということは、いま、ここ、で生きようと腹をくくることだと思ったときもあったが、そんな人も、まあいない。みんな、いま、ここ、でいるしかないと受け入れるしかないんだろうなあ。だってそこでも、血が通うような、できごとがたまにはあったりするんだから。

作者の黒川創さんは『かもめの日』がとてもよかったので、最近文庫になったこれも読んでみたのですが、ときどきすごく対象と距離をとった文を書く人ですね。たしかにこの人は男だし、年齢も、この小説で書かれているモラトリアムな人たちより10ほど上な気がするけど、だからというわけでもないでしょう(かもめ~ではいろんな年代の人を描いていた)。好きか嫌いかはまだ微妙。わからないわー。

(2008/10/17)


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 2

うなぎのダンス (河出文庫)

著者 : いしい しんじ

出版社:河出書房新社

発売日:2008-10-03

評価 :

完了日 : 2008年10月09日

98年の対談集の文庫化だから、対談相手の何人かが亡くなっている。行方不明らしいのも1名。

「好きなもの。不味い食い物、汚れた動物、浮浪者、移動、火、廃屋、老人、見世物小屋、発泡スチロール、摘発臭、ハシシ、外国語で話しかけられ理解できずにまごつく状況。」

上の羅列をおもしろいと思う人は、おもしろいと思うと思う。

(2008/10/6)


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 7

レヴォリューション No.3 (角川文庫)

著者 : 金城 一紀

出版社:角川グループパブリッシング

発売日:2008-09-25

評価 :

完了日 : 2008年10月09日

「いま、俺たちの世界は、正常に機能してるよ」

ザ・ゾンビーズ第一弾遂に文庫化!・・・とかいって、私全然読んでないんだけど、金城さんの強さは憧れです。何も言うことないです。カッコいいということを、ここまで完璧に書けるなんて。できれば中学、高校のころに読みたかった。

(2008/9/25)


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 25

魔王 (講談社文庫)

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:講談社

発売日:2008-09-12

評価 :

完了日 : 2008年10月09日

不景気、失業率の増加、希望を見出せない閉塞した社会。諦観が国をおおう中、現れたカリスマ性のある政治家。彼の言動に不信感を抱く青年・・・。問題意識を突き付ける重たいテーマで、まさに小泉さんの時代に書かれた作品だなあと思うが、小説として成功してるかというと(私がそんなこと言うのもなんだが)疑問。だって、単純におもしろくなかった・・・が、続編(直接のではないが)らしい今度の新刊を楽しみに待ってます。

(2008/9/19)


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 7

かもめの日

著者 : 黒川 創

出版社:新潮社

発売日:2008-03

評価 :

完了日 : 2008年08月28日

ヒデと呼ばれる肥った青年。森ちゃんというラジオ局ADの若者。何か思いつめた顔の少女。ラジオ局で天気ニュースを読むアナウンサー。深夜ラジオを担当するナビゲーター。妻を亡くして5週間と2日の作家。それぞれの物語が少しずつリンクして、この「どうにもならない」世界を描き出している。

私はこの手の同時多発性の物語が好きというのもあって非常におもしろく読めたが、それぞれの話が断片すぎるような・・・もっと読みたいと思った。作者の目線は好きです。チェホフ、読もう読もうと思っていて読んでないのでこれを機会に読もう。

「『かもめ』は、どれだけ大まじめに生きているつもりでも、そのこと自体がこっけいさを伴わずにおれない、この人生というものを「喜劇」とみています。生まれてきた以上、人はこの舞台の一員であることから降りることはできません。」

(2008/8/21)


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 12

陰日向に咲く (幻冬舎文庫)

著者 : 劇団ひとり

出版社:幻冬舎

発売日:2008-08

評価 :

完了日 : 2008年08月22日

実は映画のほうを先に見たんだが、本を読んで「映画失敗」を確信した。それぞれの内面語りがおもしろいのに、無理やり一つの感動話にまとめたところで、やっぱりそれは無理があるってー。まず、岡田くんがありえない。顔がよすぎる。

細部のダメっぷり描写がすごい。以下はホームレスに憧れ、自由人といえば長い草、と思いついて実行したサラリーマンの苦悩のシーン。
「実際くわえようとして、長さがはずかしい。他人の目が気になる。15センチあった草を半分にきり、さらに半分の半分……気がつくと草は2センチ。口にくわえると5ミリぐらいしか口から出ていない。何をしても、イマイチだった」

女物の下着をつけて銀行強盗に出会った人(だっけ?ちゃうかも)等のネタのイメージのままの、とても「らしい」小説だった。

(2008/8/9)


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 29

空中ブランコ (文春文庫)

著者 : 奥田 英朗

出版社:文藝春秋

発売日:2008-01-10

評価 :

完了日 : 2008年08月22日

手練れた短編だとは思うけれど、これが直木賞かと思うと、どうだかなー。そのときの候補が何で、どんな選評だったのか知らないけど、賞ってなんなんやろう。

「人間の宝物は言葉だ。一瞬にして人を立ち直らせてくれるのが、言葉だ」(「女流作家」より)

あまりにパターン化した人物に、こういう耳ざわりのいい、一見真理っぽいことを言われても、狙って書いたという作者のあざとさが見えて素直にうなずけない。

奥田英朗は最近こういうコメディ路線ばかり書いてるけど、「最悪」みたいながっつりした長編を望む。って、最悪も初めて読んだときのイメージしか残ってないので、今読んだらそんなに今と変わらんのかもしれないけどねー。

(2008/8/8)


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 29

コールドゲーム (新潮文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:新潮社

発売日:2005-10

評価 :

完了日 : 2008年08月12日

高校三年生の夏、中二の時のクラスメートたちが次々襲われる事件が起きる。当時いじめられていた少年の復讐劇だが・・・。

いじめのことを考えたとき、胸の中になにかしらしこりのようなものが残る人は多いと思う。いじめられてる子に、世界はそこだけじゃないよと教えてあげたい、と大人になって思う。いじめって、なくそうとかいくらいっても、なくならないでしょ。

(2008/7/15)


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 7

三崎日和―いしいしんじのごはん日記〈2〉 (新潮文庫)

著者 : いしい しんじ

出版社:新潮社

発売日:2008-04-25

評価 :

完了日 : 2008年07月11日

わーお。ごはん日記第二弾だよ。
三崎に暮らすいしいさんが、あっちこっちへいっていろんな人とつながり、影響され、して、ぐるぐるとめぐる一年。

いしいさんて、不思議な人だなあ。なんでも受け入れ、流れつづけている人。

ときどき出てくる本や創作物に対する感想が、すばらしい。

鬼海弘雄さんの写真集を紹介しています。
「鬼海さんの写真をよりたくさんのひとが見れば、この世は奥のほうからなんともいえずたのしくなるはずです」

こんなふうに言われたら、見ないわけにはいかないでしょ。

ベストセラーになる本だけがあきれるほど売れるという現在の状況が、嫌でたまりません。私はあまのじゃくなので、売れてる本はそれだけの理由で買いたくなくなります(まあ、中には手を出すものもありますが、かなり吟味します)。蟹工船なんか読んでも、奥のほうからたのしくなんかならんてー。

(2008/7/10)


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 17

僕たちの戦争 (双葉文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:双葉社

発売日:2006-08

評価 :

完了日 : 2008年06月19日

21世紀の青年と戦時中の青年が入れ替わってしまったよ。サービス精神旺盛な、オギーさんの小説らしい小説。数時間で読めるし、読後は楽しい映画を見た気持ちになる。

じゃあ、映画でなくて小説である必要って、どこにあるのでしょうか・・・と考えてしまうけれど。

(2008/6/17)


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 1

汝ふたたび故郷へ帰れず (小学館文庫)

著者 : 飯嶋 和一

出版社:小学館

発売日:2003-04

評価 :

完了日 : 2008年06月19日

宝島という、南の島出身のボクサーの挫折から復帰への道。ボクシングの小説が読みたかったのだけど、ボクシングシーンが実に細かい描写で、おもしろいと思いつつ、途中でぐったりしてきてしまった。

一度引退し、ボクシングから離れた一年を送るシーン。
「調理場の流しの前の一年間、おれは皿洗いの、大きな役立たずの器械にすぎなかった。そこでは毎日毎日、同じことの繰り返しだった。ただ、まとまった金を作り次第、本当に島へ帰るのだという思いだけがおれを暖めていた。」

(2008/6/13)


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 11

さよならバースディ (集英社文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:集英社

発売日:2008-05-20

評価 :

完了日 : 2008年06月19日

バースディというボノボの言語習得実験をしている大学助手。プロポーズした相手が、その日不審な死を遂げる。
ボノボとのかかわりを通して、人と人のかかわりを感じる。あたたかい目を持ったひとだなあと思う。ついつい、読んでしまう著者になった(未読のものがまだたくさんあるので、しばらく困らないわ)。

(2008/5/24)


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 2

11枚のとらんぷ (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

著者 : 泡坂 妻夫

出版社:東京創元社

発売日:1993-05

評価 :

完了日 : 2008年05月23日

奇術ショー、奇術小説集、奇術家会議の三段構成で、ショーのとき起こった殺人事件の謎が解ける。

自分がマジックブームにならなかったら絶対手に取らなかった本だけども、びっくりするぐらいおもしろかった。U字型の鉄と、それよりずいぶん小さいかまぼこ型の鉄片がくっついていたら、U字型のほうを磁石と思ってしまうとか、案外魔法の裏ってしょーもなかったりするんだけど、おもしろいなあー。

(2008/5/9)


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1.Tetchy (2008/05/25)
私もこの小説大好きです!中にショートショートが織り込まれていて、しかもそれぞれの話が完結してあるゆえに、最後のトリックに結びついているという非常に贅沢な作りですね♪
この本1冊で私は泡坂氏のファンになりました。
2.終わらない歌をうたおう (2008/06/04)
コメント、ありがとうございます。すごくおもしろくて、これから少し系統の違う本も読んでみようかと思った次第です。Tetchyさんの紹介してる本も参考にしてみますー。
 

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 2

小説ワンダフルライフ (ハヤカワ文庫JA)

著者 : 是枝 裕和

出版社:早川書房

発売日:1999-03

評価 :

完了日 : 2008年05月02日

死んだあと一週間が与えられ、一つだけ思い出を選び、それを再現フィルムにすることができる。

選ぶとなったら、老若男女問わず、最も多いのが食べ物の思い出というのが、納得のようななんだか悲しいような、でも本当なんやろうな、と思った。

(2008/4/19)


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 16

ハードボイルド・エッグ (双葉文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:双葉社

発売日:2002-10

評価 :

完了日 : 2008年04月11日

謎解きがからむので途中ダレたけど(苦手なんです、ミステリ系)、最後はちょっぴりうるっときた。荻原浩、信頼できるよ。ほんとに読みやすい娯楽小説で、ときどきクスっとしながら(この本に関してはやっぱチャンドラーを読んだほうがおもしろいんやろうけど、私は読んでない)、でも読み終わると心のどっかが燃えている。

(2008/4/11)


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 13

母恋旅烏 (双葉文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:双葉社

発売日:2004-12

評価 :

完了日 : 2008年04月10日

オギーさん、何冊か読んできましたが、文句なしに一番好きですこの話。

大衆演劇一家の話なのだけど、徹底してウケ狙いのコメディ。けど、むっちゃ切ないで。

「ぼくはなぜ寛二なんだろう。なぜ他の誰かに生まれなかったんだろう」
この寛二という主人公を置いたのは、ずるいなあ。

(2008/4/4)


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