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終わらない歌をうたおうさんの読書ノート

現代作家男性 マヤ
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 12

幻惑の死と使途―ILLUSION ACTS LIKE MAGIC (講談社文庫)

著者 : 森 博嗣

出版社:講談社

発売日:2000-11

評価 :

完了日 : 2008年12月10日

マジシャンの話を読みたくて引っかかった。森博嗣さんをちゃんと読むのは初。なんか、シリーズみたいねー。

脱出マジックをするマジシャンの死と死体消失。探るうちに弟子も知らなかった秘密が明らかになり、最後、見事に世界がひっくり返る。私は単純なのですぐ騙されますよ。

(2008/11/23)


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 1

同姓同名小説 (新潮文庫)

著者 : 松尾 スズキ

出版社:新潮社

発売日:2008-08-28

評価 :

完了日 : 2008年09月19日

芸能人を使った不条理劇。小説というより、コント。松尾さんだから許される話で、いやでも、笑っちゃうでしょー。みのが、尊師が、田代ま○しが・・・。

(2008/9/3)


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 1

極道貯金 (ランダムハウス講談社文庫 よ 2-8 吉川潮ハートウォーム・セレクション) (ランダムハウス講談社文庫)

著者 : 吉川 潮

出版社:ランダムハウス講談社

発売日:2008-06-10

評価 :

完了日 : 2008年09月19日

たまにまったく知らないものを読んでみようとして失敗するけど、これはそんな感じでした。ハートウォームと書かれているとおりの、(古典的な)人情劇です。短篇なのだけど、何を読んでも私には不穏さを求める気持ちが働き、全然物足りなかった。

(2008/9/2)


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 7

はなうた日和 (集英社文庫)

著者 : 山本 幸久

出版社:集英社

発売日:2008-05-20

評価 :

完了日 : 2008年06月19日

世田谷線にまつわる地域でおこる小さな出来事。必ずどこかで音楽が鳴っている(好きな人にまつわる歌だったり、家族のためしかたなしに覚える歌だったり)短篇集。
読み終わったあと、なんだか得したような気持ちになって、はなうたさえ歌いだしたくなる明るい小説。

解説の夏石鈴子さんはこの読後感についてこう書いている。
山本幸久さんという人が、日々普通の暮らしのなかで、「こんなこと困っちゃうなぁ」「こういうことってあるなぁ」「こんなことは、悲しい」と、いちいち感じることができる目と心を持っているからだ、と思う。

うむー。私は目が悪いらしい。

(2008/6/18)


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 8

春、バーニーズで

著者 : 吉田 修一

出版社:文藝春秋

発売日:2004-11-20

評価 :

完了日 : 2008年04月01日

過去の恋愛についての断章。あんまり内容を覚えてないのだけど。

「ただ、この選択をもしもしていなければ、間違いなく別の人生があったはずで、それを望んでいるわけでもないが、こうやって『聖蹟桜ケ丘』からの快速電車に揺られていると、この満員の車内のどこかに、その選択をしなかったもう一人の自分が乗っているような気がしてならない」

その選択があってるかまちがってるかなんて、誰もわからない。
よく過去を振り返っちゃいけないというが、私はどんどん過去を振り返っていきたい。過去を振り返って、今の私があるのだと思いたい。

(2005/10/13)


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 7

熱帯魚 (文春文庫)

著者 : 吉田 修一

出版社:文藝春秋

発売日:2003-06

評価 :

完了日 : 2008年03月14日

大工の見習いで、一家を養っているという自覚を持ちすぎて(?)いる男。高卒であまり頭はよくなく、肉体が資本。みんながよろこぶと思って海外旅行に連れて行こうとするが、迷惑に思われているよう。

こういう主人公が書けるのは、吉田修一だけだと思う。尊敬。

(2005/11/27)


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 16

最後の息子 (文春文庫)

著者 : 吉田 修一

出版社:文藝春秋

発売日:2002-08

評価 :

完了日 : 2008年03月05日

すごく冷静で、離れた作者の目が怖い。よくわからない暗いものがいっぱい見えたような。好き!というわけではなくて、気になる作家なのです。

(2005/12/25)


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 9

空港にて (文春文庫)

著者 : 村上 龍

出版社:文藝春秋

発売日:2005-05

評価 :

完了日 : 2008年02月28日

個人的な「希望」を書いた短編集。表題作は、子持ち、バツイチ、イメクラ勤務の33歳が、客の一人に愛され、彼の援助を受けて義足を作るという仕事に夢を見つける話。
女が空港で待っている。彼は来るのか。
ドラマだねー。

小説って、文に説得力があれば何やってもいいのだとなんとなく思った。

(2006/1/10)


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 4

日曜日たち

著者 : 吉田 修一

出版社:講談社

発売日:2003-08-26

評価 :

完了日 : 2008年02月28日

連作短編。出てくる人がみんなダメなのと、日常的な空気感が好き。夢みたいなでっかい希望をみせず、実にリアルなのだけど、少し上を向いたラストはよかった。

(2006/1/17)


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 15

ひなた

著者 : 吉田 修一

出版社:光文社

発売日:2006-01-21

評価 :

完了日 : 2008年02月28日

女と彼氏とその兄とその嫁。それぞれ秘密を抱えた一年間。

出てくる女が二人ともバリバリのキャリアウーマンでかっこいいところが納得いかない。女性誌連載だからかなあ。とてもよくできた話だが、吉田修一はこんなもんじゃないやろとも、勝手ながら思う。

(2006/1/25)


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 40

バスジャック

著者 : 三崎 亜記

出版社:集英社

発売日:2005-11-26

評価 :

完了日 : 2008年02月20日

うまい。おもしろい。不条理の世界。私こうゆうの好きよ。ちょっと、情緒を出しすぎるところがあるかも。もっとエンターテイメントで読みたい(勝手な意見)。

(2006/2/25)


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 19

コインロッカー・ベイビーズ (上) (講談社文庫)

著者 : 村上 龍

出版社:講談社

発売日:1984-01

評価 :

完了日 : 2008年02月15日

高校の時に流行ってたようですが、いまさら読みました。素晴らしいと思いました。二人が大人になって、話はだんだん面倒くさくなるのだけど、この文章はいいなあ。スピード感があって、風の匂いとか、景色がぶわっと広がる感じ。

「二人が立ち上がり振り向いた時、港を囲んで切り立つ崖の背後から金属の筒が現れた。銀色の円筒形はスルスルと伸び突き出していた車輪を二人の真上で翼の中に折り畳んだ。二人は目をいっぱいに開いてジェット機を見た。あまりに低く飛んだので自分達もどこかに行けそうな気がした。羽根の生えた巨大な影は港全体を一瞬被って熱の溜まっていた二個の小さな体を冷やしてくれた。」

(2006/4/29)


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1.パートママ (2008/02/15)
最近よくこの本のことを見かけますが、何か訳でもあるのでしょうか。唯一村上龍の作品の中で面白いというかドキドキしながら読んだ記憶があります。特に後半のほうでどんどんスピードアップするように破滅に向かっていく場面を覚えています。
2.終わらない歌をうたおう (2008/02/16)
あら、そうですか。なぜだろう・・・。金原ひとみがこの小説を好きだと言っているのを見たことはありますが・・・。
 

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 32

ラットマン

著者 : 道尾 秀介

出版社:光文社

発売日:2008-01-22

評価 :

完了日 : 2008年02月12日

気になっていた人なのですが、私やっぱりミステリって苦手だネー。この人って誰だっけとか、そんなことあったっけ、とか、いろいろ考えて読むのができないのかも。

けど、30代過ぎてバンド活動を続けている彼らの気持には近いものもあり、バンドの練習シーンの臨場感や、各章のアタマに入っている、和訳した英歌詞(作者創作)なんてのは、とてもよかった。

(2008/2/11)


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 11

東京湾景 (新潮文庫)

著者 : 吉田 修一

出版社:新潮社

発売日:2006-06

評価 :

完了日 : 2007年12月27日

倉庫で働いている最初のシーンが一番好き。
携帯の出会い系サイトを利用する男女の気持ちがすごく正直に書かれていたり、職業や立場などで相手を軽んじたりする、きれいごとではない恋愛の話が、吉田修一らしい。

ラブストーリーっちゃラブストーリーやけど、そういう言葉でくくるとはみだすものが多いよな。テレビドラマはどんなふうになったんやろう。

(2006/7/1)


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 37

初恋温泉

著者 : 吉田 修一

出版社:集英社

発売日:2006-06

評価 :

完了日 : 2007年12月27日

温泉を訪れるワケありの五組の男女。人にはそれぞれ事情がある。
温泉て、なんか、男女の距離を近づけるよね。他の客を見ていろいろ思ったり。日本人は温泉が好きだなあ。

(2006/7/7)


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 27

東京奇譚集 (新潮文庫)

著者 : 村上 春樹

出版社:新潮社

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2007年12月14日

この人を否定したらだめですか。私がわからなかっただけですか。読んでいて、馬鹿にしてんのか?とうっすら怒りすら湧いてしまった私は馬鹿でしょうか。

5話あるのですが、最初の2話はいいとして。
もう、腎臓の石とか階段とか猿とか、もーどーでもいーよー、と思ってしまった。

もうそろそろ翻訳とか他の仕事はいいから、長い話を書いてくれ・・・。そしたら飛びつくから。

人の描写で、「頭のかたちがとてもきれいだった」というのは、とても春樹さんらしく、すてきだなと思いました。

(2007/12/11)


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1.パートママ (2007/12/14)
私も最初の2編は良かったと思うのですが、後はわかりませんでした。長編を読んでないからなのでしょうか。でも手がなかなか出ません。難しそうで
2.終わらない歌をうたおう (2007/12/17)
コメントありがとうございます。多分、長編のほうがおもしろく読めると思います。わけわかんない感じはあるけれど、その世界に浸れる分、大事なことが書いてあるような気がして。世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを私は一番初めに読んだのですが、とにかくすごい!と夢中になりました。
 

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 24

パーク・ライフ (文春文庫)

著者 : 吉田 修一

出版社:文藝春秋

発売日:2004-10

評価 :

完了日 : 2007年12月05日

パークライフはずっと前に文芸誌で読んでて全く引っかからなかったのだけど、吉田修一をけっこう読み出したのであらためて読み直してみることにした。やっぱり物足りない感じがした。きれいな文学らしい文学。なんか私、分かってないのかなあ。

いっしょに収録されてる「flowers」のほうがずっといい。エグイ。ずるかったり、自分勝手だったり、アホだったりする人を、偏見なく書いてしまうのが、この人の持ち味だと私は思っているので。

(2006/8/5)


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 4

熊の場所 (講談社文庫)

著者 : 舞城 王太郎

出版社:講談社

発売日:2006-02-16

評価 :

完了日 : 2007年12月05日

はじめてこの人の小説を読んだときは、おもしろい!てぐいぐいひっぱられたけど、だんだん、騒々しいだけのような気がしてきた(失礼)。

この人もパターンができてしまって、そろそろ次、つらいんじゃないかなあ(勝手なお世話)。

(2006/8/9)


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 11

女たちは二度遊ぶ

著者 : 吉田 修一

出版社:角川書店

発売日:2006-03-25

評価 :

完了日 : 2007年12月05日

女にまつわる11の短編。けっこうドキッとするような残酷な話なんだけど、感情を殺して書いてる感じというか、吉田修一の文を読んでて私がとても好きなのは、登場人物との距離感かなあ。いい人も、悪い人も、秀才も、バカも、作者のその人についての評価が見えない。こいつは悪く書いてやろう、みたいなところがない。みんな同じ立場のところから淡々と書く。

あと、なにか起こりそうで、でも現実にはなにも起こらない、どうしようもない感じがいいですね。
偶然会った女の人。その人は夢の中に出てくる人に似ている。あとをつけてしまう。声をかける機会に恵まれる。すると、どうして自分のほうを向いてくれないのかと思い、またその人のマンションまで行ってしまう。そのとき、中から知らない男の笑い声とその女の声が聞こえる。男は外からそれを聞いている。

(2006/8/25)


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 30

ショートソング (集英社文庫)

著者 : 枡野 浩一

出版社:集英社

発売日:2006-11

評価 :

完了日 : 2007年11月09日

かわいさ100倍の青春小説。短歌もさることながら、私は「想像していたら体の一部がカチカチになってしまって、僕はその場で立ちどまった」というような男の子心がとても好き。

(2006/12/3)


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