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終わらない歌をうたおうさんの読書ノート

現代作家女性 アカ
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 2

ともだち刑 (講談社文庫)

著者 : 雨宮 処凛

出版社:講談社

発売日:2008-04-15

評価 :

完了日 : 2008年05月23日

中学時代のバレー部でのいじめ。現在、美術予備校に通う主人公。誰とも分かり合えない孤独感。
空気とか、においとか、色とか、中学時代を思い出す、五感のとぎすまされた文章でした。

(2008/5/5)


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 17

逃亡くそたわけ

著者 : 絲山秋子

出版社:中央公論新社

発売日:2005-02-26

評価 :

完了日 : 2008年04月24日

「人間の欲望は他者との相関性にしかないって。自分の意志とカ思考が純粋に存在していないのだから他者とわかりあうことを想定すること自体が間違ってるんだってさ」

(2005/7/18)


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 6

人生ベストテン (講談社文庫)

著者 : 角田 光代

出版社:講談社

発売日:2008-03-14

評価 :

完了日 : 2008年04月01日

ふつうの人たちの短編。
「だらだら続く関係こそが実人生」(解説より)

表題作より。
~私はなんにもしてないし、なんにももっていない。そのことを自覚して生きていくべき。結婚しちゃったら、自分は何かしたと錯覚すると思わない?

これは初恋の相手に自分がまだ結婚していないことを正当化しようと必死でつくウソとして書かれている言葉。

「貸し出しデート」では、主人公の買った男(ホストみたいなデート相手)が、自分が一番モテた中学時代の写真を持ち歩いている。すごいみっともないことだけど、それって、誰しも、あるんじゃないか。過去の一点をよりどころにして、自分の力量をごまかしていること。

(2008/3/30)


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 8

冒険の国 (新潮文庫)

著者 : 桐野 夏生

出版社:新潮社

発売日:2005-09

評価 :

完了日 : 2008年04月01日

千葉の海が埋め立てられディズニーランドができるとき、その地に昔から住んでいた家族が新築マンションに移ることを余儀なくされた。ピカピカのディズニーランドと対比して書かれるその家族模様。

処女作らしいが、この人は最初から黒い。
31歳の女主人公に、36歳の姉のいる家族を描くのだからさすがです。

(2005/10/5)


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 10

柔らかな頬〈上〉 (文春文庫)

著者 : 桐野 夏生

出版社:文藝春秋

発売日:2004-12

評価 :

完了日 : 2008年03月27日

貧しい北海道の田舎から、夢を見て東京へ出てきた少女。けっきょく、中流以下の結婚生活を送ることになり、さらには娘が行方不明になってしまう。

この著者はこわい。
ふつうの人の抱く欲望とか、小ささ、貧しさを、容赦なく書く。小説の中の現実に圧倒される。
うまいなあ。

(2005/11/5)


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 3

死日記 (小学館文庫)

著者 : 桂 望実

出版社:小学館

発売日:2006-06

評価 :

完了日 : 2008年02月07日

母とその愛人と暮らす中三の男の子の日記形式の小説。ほーほーと思いながら読む。児童向けなのかな?

(2006/6/20)


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 14

号泣する準備はできていた (新潮文庫)

著者 : 江國 香織

出版社:新潮社

発売日:2006-06

評価 :

完了日 : 2007年12月17日

どっか影のある、けど、そのまま進もうとする夫婦の話。ずいぶん遠くに来てしまったと感じながらも、もうどこにも戻ることができないと知り、それを受け入れて生きる女の人。きれいでかっこいい女の人の話は、どうも苦手です。

(2006/8/3)


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 14

東京タワー (新潮文庫)

著者 : 江國 香織

出版社:新潮社

発売日:2006-02

評価 :

完了日 : 2007年12月05日

キレイやなあ。

私が恋愛小説が苦手なのは、おそらく他人の恋愛が、私にとってどうでもいい思い込みにしか見えないからなのかな。おもしろくないんだよ。なんか、きれいすぎて。

(2006/8/23)


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 56

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

著者 : 恩田 陸

出版社:集英社

発売日:2000-09

評価 :

完了日 : 2007年11月27日

宝物のような本です。
私が一番心に残っているのは、次の部分。

「運命というものがあるならば、と篤は考えるようになっていた。一人の人間が一生に為すべきことは、既に決まっているのかもしれない。もしかして、自分も何かをするのかもしれない。自分でも知らないうちに、大きな営みの中で、何かの役目を果たすことになるのかもしれない」

(2007/11/20)


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 7

オートフィクション

著者 : 金原 ひとみ

出版社:集英社

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2007年11月22日

過剰さのなかに、自嘲する視点があるのが、面白いと思う。野生時代の特集でもそんなこと書いてたねー。笑いがあるって。

(2006/9/3)


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 3

アッシュベイビー

著者 : 金原 ひとみ

出版社:集英社

発売日:2004-04-27

評価 :

完了日 : 2007年11月22日

なぜか金原ひとみブームでした、このころ。

(2006/9/23)


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 5

AMEBIC

著者 : 金原 ひとみ

出版社:集英社

発売日:2005-07-06

評価 :

完了日 : 2007年11月22日

勢いあるなあ。
自分の思いと、人との距離とを、ここまで書けるか、という限界まで書いている。ほんまに血反吐を吐きながら書いたんじゃないか。そのパワーがすごい。

(2006/9/23)


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 3

錆びる心 (文春文庫)

著者 : 桐野 夏生

出版社:文藝春秋

発売日:2000-11

評価 :

完了日 : 2007年11月18日

うまいなあ、と思う。いつも。的確な言葉を知っているというか、核心をついているというか。人の悪意についてもさらっと本質をついているというか。悪意しかない短編集だけど、これ。

(2006/10/27)


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 84

配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)

著者 : 大崎 梢

出版社:東京創元社

発売日:2006-05-20

評価 :

完了日 : 2007年11月14日

タイトルとは想像つかない内容・・・(タイトルだけではホラーかと思った)。書店員が出くわした謎を解いていく形ですが、特に本好きがどうこう思う類ではなく、一職業として、書店勤務のことがうまく書けてます。

(2006/11/23)


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 14

対岸の彼女 (文春文庫)

著者 : 角田 光代

出版社:文藝春秋

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2007年10月23日

結婚して子どもを産み、けれどうまく人となじめず、公園デビューに失敗し、外に働きに出ようとする女が、大学を出て起業した女社長のもとで働く。
女って、生きづらいよなあ絶対。
私は男女平等だと青筋立てて言う気持ちはない(どう考えたって、差異はある。優劣、ではなくて)。けど、やっぱりいろいろ納得のいかないことが多い。女同士の友情も、なかなかめんどくさい。この小説も、いろいろ迷っている。

ドーナツの穴から空を覗く描写がよかった。

(2007/10/21)


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