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終わらない歌をうたおうさんの読書ノート

ノンフィクション
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 1

ざまぁみろ! (幻冬舎アウトロー文庫)

著者 : 立嶋 篤史

出版社:幻冬舎

発売日:2008-12

評価 :

完了日 : 2009年01月06日

中学卒業後、タイに渡り、その後2浪して高校入学、留年して4年で卒業したキックボクサーの人生。誰もしたことのない道を自ら切り開いて生きる人。小説にしたらおもしろそうだなあ。

(2008/12/30)


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 2

だから山谷はやめられねえ―「僕」が日雇い労働者だった180日 (幻冬舎アウトロー文庫)

著者 : 塚田 努

出版社:幻冬舎

発売日:2008-12

評価 :

完了日 : 2008年12月22日

大学卒業時に、就職を選べなかった著者が、大学院生という肩書を持ちながら、日雇い労働者に交じって生活をする。

他人と深く付き合わず、飯場を転々とする人たちは、若い著者に向かって「こんなことをしてたらだめだ」「免許を取れ」「使い捨ての土工ではなく、職人になれ」など、アドバイスする。自由と引き換えになにかを失った自分の人生を後悔するかのように。

「若い男女の乗った高級外車が僕らを軽やかに追い抜いて行った。きっと、飯場で働く男たちにとってこのような生活は生涯無縁の世界なのだろう。そして男たちは動けなくなるまで未熟練の労働者として働きつづける。自由気ままな生活をうらやましく思う反面、何も蓄積することなく人生を消費して生きている生活が何だか悲しいものに思えてきた」

現場で働く男たちの、およそ教養のない、くだらない日々の会話を読んでいると、ぐっと胸につまるものがある。

派遣労働者何千人解雇というニュースを日々耳にする昨今。人の生き方をつくっているのは、その人自身という気持もあるがまた、本人とはまるで違う意思が働いた結果とも考えられる。
それでも人は、生きていかなくちゃいけない。

(2008/12/11)


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 1

自殺したい人々 [宝島SUGOI文庫] (宝島SUGOI文庫)

著者 :

出版社:宝島社

発売日:2008-09-18

評価 :

完了日 : 2008年12月10日

「もし人間が平等だとするなら、そのもっとも確実な根拠は死である」

借金が膨らんだり、重い病に冒されたりして、のっぴきならなくなって自殺する人はおいといて、たとえば「ネット自殺」とか、ひきこもり的な自殺。自傷行為を繰り返す人について、私はわかりたいと思いだいぶ分かっているつもりだけど、それを言ってしまうとたぶん相手を敵に回すことになる。それに、命は大切だから自殺はよくない、とは思っていない。命が大切というのは誰の考えだ?

「誰の人生も輝かしく、重要な意味があり、世界も歴史もそれを祝福しているはずだ」と多かれ少なかれ、私たちはそういう教育を受けてきたような気がするが、それは間違いだった。夢をもつことを推奨され、個性が尊重される時代が、今の世の中を作ったのだと思う。私はここにいたって、人間は平等に無価値だ、という結論にたどり着いた。本当に人間が生きている意味なんてのを説明できる大人はいないと思うよ。

じゃあなんで、生きるのか。
わかんないねぇー。けど、私は自殺をしようと思ったことは一度もないし、この先も絶対ないと思う。

(2008/11/28)


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 2

少年にわが子を殺された親たち (文春文庫)

著者 : 黒沼 克史

出版社:文藝春秋

発売日:2003-03

評価 :

完了日 : 2008年10月21日

賠償金を、ローンで払い、自己破産してそれも払わないで済ませる親がいるというのは、ビックリでしたよ。
人間は、もっと心の動くまま、人に対して誠実に生きたらいいのに。得をする、損をするということに、躍起になりすぎる気がします。自分が馬鹿を見るのが嫌というか。

子供はどこまで罰すべきかは、難しい問題だねえ。

(2008/10/11)


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 2

「少年A」この子を生んで……―父と母悔恨の手記 (文春文庫)

著者 : 「少年A」の父母

出版社:文芸春秋

発売日:2001-07

評価 :

完了日 : 2008年09月08日

ぜんぜんわからない。どうして一人の少年が酒鬼薔薇としての思想を作り上げたのか。両親とも、わからない、変わったところはない、と評しているのが納得いかない。殺害後、母と二人でいつもどおり児童相談所に行ったり、家族でいっしょになって自分の殺した淳君を探しまわったりする裏で、脅迫状を書いている。怖いよ。

「決壊」の参考文献になってたから今更ながらちょっと読んでみたわけですが、「決壊」の中に書かれている母の異常さはかなりリアルでした。

(2008/8/27)


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 1

山谷ブルース (新潮OH!文庫)

著者 : エドワード ファウラー

出版社:新潮社

発売日:2002-03

評価 :

完了日 : 2008年08月28日

山谷をすみかにする日雇い労働者のリアルな日常。ファウラー氏はアメリカで大学講師という職を持っていながら、日本の寄せ場にひかれ、そこで実際に生活をする。

「ファウラー氏は出会った男たちを絶望のイメージに押し込んで安堵するのではなく、それぞれの事情を持つ個別の人間として描写することによって山谷に命を吹き込んだ」――訳者あとがきより。

「社会的弱者」イコール「心優しきもの」という見方はウソ臭い。彼らの中にも卑しい人もあれば尊い人もある。痛みのわかる人もいる。そのことに批判を加えるのではなく、淡々と描き出しているこの本は、風俗史として貴重。

(2008/8/23)


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 1

テンカウント (幻冬舎文庫)

著者 : 黒井 克行

出版社:幻冬舎

発売日:2008-04

評価 :

完了日 : 2008年06月04日

ヨネクラジムの名トレーナー、松本清司にまつわるノンフィクション。

文とか話とかは、後藤正治さんの書いたのほうが断然うまくて、おもしろいんだけど、この人がライターを志すきっかけとなったのが松本さんだというのがわかると、しみじみした気持ちになる。

ボクシングの世界って、やっぱドラマやなあ。

(2008/5/29)


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 1

ドキュメンタリーは嘘をつく

著者 : 森 達也

出版社:草思社

発売日:2005-03

評価 :

完了日 : 2008年06月04日

わー、草思社だったかー。

森達也という名前はよく聞く。最近は死刑という、これまた興味をそそられる本を出している。けど、まあ、私はこの本を読んで、もうこういうのは読まなくていいかなあーと思った。だって、わかんないんだもん。
この人はすごいと思う。書いてることも納得する。受け手である私が、あーそうなんや、と思うことしかできない。

「自分探し・・・戦うべき相手を見出しかねている日本の若者たちの脆弱さには目を被いたくなるところもある」
今の世の中はほんと病んでると思うよ。情報が、多すぎるのだと思う。あと、過剰だ。過保護だ。権利を主張する、人間は自由だ、ということばっかでかくなっちゃってる。飛び出したやつを、なんとか引き下ろそうとする。常識を身につけなきゃいけない。空気読まなくちゃ、はみだしてしまう。謝罪を要求する。
けど、私もそのうちの一人。どうしたらいいのかわからないよ。

(2005/7/3)


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 1

ゾウを消せ----天才マジシャンたちの黄金時代

著者 : ジム・ステインメイヤー

出版社:河出書房新社

発売日:2006-02-11

評価 :

完了日 : 2008年03月27日

脱出王フーディーニ。ゾウを消すという大マジックをした彼は、マジックが下手だった。その、彼をめぐるマジシャンたちの話。

1800年代後半から1900年前半の話。マジシャンて、なんなんだと思いますか?新しい技や人気を競い、嫉妬とか、いがみ合いとか、暴露とか、いろいろあるねぇ。技のうまい下手もあるのです。

マジックって、知ってるか知らないかだと、思っていました。知ってるあなたはできるのだよと。知らないからびっくりするのだよと。
けど、鍛錬ですね。執念ですね。びっくりさせたいという、果てしない欲望ですね。

マジックの見せ方というのも参考になった。
たとえば、「今からゾウを消します」というのと、「このゾウは世にも珍しい、消えるゾウです」というのとは、違う。
箱に魔法をかけて重くするのと、人に魔法をかけて力をなくすのは、同じことなのに、見え方が違う。

普通とは違う見せ方ができるのがマジシャンだ。そこにこそ、マジシャンの哲学がある。――カーネル・ストデア

(2008/3/26)


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 14

暴走老人!

著者 : 藤原 智美

出版社:文藝春秋

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2008年02月20日

サービス業に就くものとして、非常に心当たりのあることが多く、うなずけるのですが、なんなのだろう、結局。独居老人が、人との触れ合いがなさすぎて、自己顕示欲が肥大してるんでしょうか。サービスが過剰すぎて、「してもらって当然」と思うのでしょうか。ていうか、「透明なルール」をうっかりおかしてしまう人を、みんな許してやろうよー。けど、こっちに悪意がないのに、これまで悪意ばかり受け取ってきたからか、変に恨みがましくなっている人もいると思うし・・・。解決はまるで見えない。やっぱりもう日本はどっかおかしいよ。

だから私はいつも思うのです、老若男女問わず。自分をなくそうよ。

(2008/2/19)


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 3

レンタルお姉さん

著者 : 荒川 龍

出版社:東洋経済新報社

発売日:2006-05

評価 :

完了日 : 2008年02月07日

なんか、違う。

(2006/6/18)


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 2

破滅―梅川昭美の三十年 (幻冬舎アウトロー文庫)

著者 : 毎日新聞社会部

出版社:幻冬舎

発売日:1997-06

評価 :

完了日 : 2007年12月05日

昭和54年に起きた、銀行立てこもり事件の犯人の話。銀行に3日間篭城後、警官により射殺された彼は、15歳ですでに強盗殺人を犯していた。

虚飾の人生。勉強になりました。

(2006/8/13)


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 1

タイソンはなぜ耳を噛み切ったのか (小学館文庫)

著者 : 井上 一馬

出版社:小学館

発売日:1998-06

評価 :

完了日 : 2007年11月09日

プリミチブ~。
おもしろかったよ。関係ないけど、私はずっと亀田家を応援しているよ。あれはメディアが悪い(最近こればっか)。

(2006/12/5)


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 4

脳のからくり (新潮文庫)

著者 : 竹内 薫,茂木 健一郎

出版社:新潮社

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2007年11月06日

脳の入門書。とても読みやすい。知ってる人には物足りないだろうけど、私には十分すぎるほど。

目で見るという行為一つに、脳がどれだけ複雑な働きをしていることか。絵画をつかって視覚モジュールを説明してるのがおもしろかった。

脳には神経があって、それがつながってさまざまな感覚、行動の処理をしている。指一本動かすのでも、コンピュータと同じようなことを、脳はしているらしい。
となると、脳は神経とそのネットワークで機能している。刺激があって、反応があるという感じ。その機能から、人間の意識も生まれているとすると、なんと、コンピュータその他、ネットワークと信号があれば、意識はうまれてしまう?

び、び、びっくり!
魂は?ないの?

まだちゃんと解明されてないみたいだけど、私が私と思ってる、私が考えたり思ったりしてることも、脳の働きで説明がつくのかもしれない。死んだらどうなるんだろうというのは、子どものころから永遠の謎だったけど、魂なんてないのだとしたら・・・。

おもしろいねぇ。

(2007/11/5)


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 3

そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫)

著者 : 日垣 隆

出版社:新潮社

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2007年10月19日

あまりに事件が多すぎて、それがどうなったのか知らないまま忘れていってしまう。そう思い、気になったニュースを書き留めるようにしているけれど、事件の最後まで見届けたものはまずない。どうなってるのかなと思ってたけど、その一つの例がこれなのだった。

精神鑑定でクロと出た犯罪者は、不起訴、無罪になるらしい。覚醒剤使用中の犯行も、というのでびっくりした。事件の審判がどのような手順を踏んでるのかよく分からないし、これを読んだだけでどうとも言えないけど、よく分からないことが世の中多い。知らないからいい、じゃない。無知は罪だと思う。

(2007/6/27)


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3.終わらない歌をうたおう (2007/10/23)
まりりんさま。
コメントありがとうございます。私も、それが一番びっくりしました。なんというか、信じられない・・・。精神鑑定にしても、かなり故意に精神異常者をつくりあげるような部分もあり、納得のいかないことだらけでした。
4.終わらない歌をうたおう (2007/10/23)
パートママさま。
コメントありがとうございます。どうしたらいいのか、私も分かりません。そういう事件を聞くと、本当に、どうしたらいいのだろう、と暗くなります。テレビに流れていることだけが真実ではないし、テレビも、事件の取り扱い方とか、すごく作為的に感じるときもあるし、そういうことに惑わされない、自分の意見を持ちたいなと思っています。

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