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ポプラさんの読書ノート

最近読んだ本(2008年2、3月)
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 11

福音の少年 (角川文庫)

著者 : あさの あつこ

出版社:角川書店

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2008年03月18日

う~~~ん。
最近、あさのさんの作品について行けなくなってきた気がします。「NO.6」の最新刊でも感じていたんですが。
主人公の少年2人の、抽象的で、わかるようなわかんないような部分を、執拗に描いていて、そこに共感できないともうついて行けない、そんな気がします。
「バッテリー」を初めて読んだときの感動。児童文学「ラブレター」の少女の気持ちの繊細な描かれ方。大好きな作家さんなのですが。


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 9

冷蔵庫のうえの人生

著者 : アリス カイパース

出版社:文藝春秋

発売日:2007-12-08

評価 :

完了日 : 2008年03月12日

読み終わるまで、1時間もかからなかったかな。
産婦人科医で、とても忙しい母と、15歳の娘。顔を合わせられない日も多い二人の間で交わされた、冷蔵庫の上のメモ。そのメモだけでつづられた本です。働くお母さんと思春期の娘。うんうん、親子ってこんな風にぶつかるよな~と共感しながら読みました。そして、ある日お母さんががんである事がわかります。
仕事って。親子って。生きるって。いろんなことを考えました。短いけれど、余韻の残る本です。


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 2

だいこん (光文社文庫)

著者 : 山本 一力

出版社:光文社

発売日:2008-01-10

評価 :

完了日 : 2008年03月09日

市井の人が主人公の時代物は、もともと好きなジャンル。この分厚い文庫本を、わくわくしながら買ってきました。
期待を裏切らない1冊です。主人公のつばきさんは、賢く度胸もあり、とっても魅力的。商いがどんどん成功していくのも納得がいきます。
残念だった点が1つ。ちょっと凝った構成で、つばきさんの今と、それまでの歩みを交互に描いているのですが、今の部分にもっと続きとかおちとかあるのかと思ったら、それは全然なかったこと。
それでも、この本がとても面白かったことは間違いなし!


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 2

雨と夢のあとに (角川文庫)

著者 : 柳 美里

出版社:角川書店

発売日:2008-02

評価 :

完了日 : 2008年03月04日

なぜ、柳美里さんの本にこんなに惹かれるのか。
普段好きタイプの本とは、違うと思うのだけど。
この本は、「命」等のような私小説ではないけれど、主人公の少女はやっぱり、繊細さ、純粋さ、かたくなさ、危うさ、そんなものを感じさせる。
たぶん私は、柳さんの描くこういう人物に惹かれてるんだろうな・・・


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 1

しかられなかった子のしかられかた (1981年) (おはなしこんにちは)

著者 : 灰谷 健次郎,遠藤 てるよ

出版社:童心社

発売日:1981-11

評価 :

完了日 : 2008年02月24日

子ども向けの本の中に、時々、おとなが読んでも心を動かされて、はっとする本があります。この本はまさにそんな本で、子どもが読んでいた本をぱらっと読んだだけなのに、ここに感想を書きたくなってしまいました。
灰谷健次郎さんの本は、「兎の目」や「太陽の子」など学生の頃けっこう読んだものですが、この本は、もっと低学年向けのほんとに短いお話です。
そんな短いお話なのに、背景である、描かれた家族のお父さんの生き方や、お父さんとお母さんの信頼関係もしっかりと伝わり、奥行きを感じます。そして小さな家族の中の小さな事件のお話なのですが、主人公の女の子の気持ちの変化や揺らぎが、ていねいに繊細に描かれていて、息詰まる思いで読んでしまいます。
小3の娘は、図書館でたくさん借りた本の中のひとつの話として、あっさりと読み進めていましたが、こういうお話をどう受け止めたのか、興味がわくところです。
この作品は、この本以外にもいろいろな選集や全集に入っていて、文庫では「ろくべえまってろよ」にも収録されています。


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 37

償い (幻冬舎文庫)

著者 : 矢口 敦子

出版社:幻冬舎

発売日:2003-06

評価 :

完了日 : 2008年02月19日

なかなかよかったです。殺人事件の展開を追いながら、一方で主人公の心の軌跡もていねいに描かれていて、読み応えがありました。
この作家さんの本は初めて読んだのですが、もうちょっと読みたくなりました。


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 28

青い鳥

著者 : 重松 清

出版社:新潮社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2008年02月18日

中学生の心をていねいに描いた短編集。今回は「ムラウチ」先生が通して登場します。連作といった方がいいのかな?
重松さんのこういう感じの本は、何回か読んだ事があるのだけれど、この本が一番心を動かされました。
実際はこんなにスムーズには行かないかもしれないけど、正攻法はこれだよなぁ、これしかないよなぁとものすごく共感です。これは力強い本です。


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 12

悪夢のエレベーター (幻冬舎文庫)

著者 : 木下 半太

出版社:幻冬舎

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2008年02月12日

あっちにこっちにひっくり返るどんでん返しを楽しむ本。気軽に読めます。


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 35

インシテミル

著者 : 米澤 穂信

出版社:文藝春秋

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2008年02月09日

予備知識なしで読んだのでびっくり。かわいらしい装丁からは想像できない内容でした。ゲームのような設定の中であっさりと人が死んでいく・・・。あんまり好きなタイプの話ではないのですが、先へ先へとページをめくってしまう本でした。


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 10

夜叉桜

著者 : あさの あつこ

出版社:光文社

発売日:2007-09-21

評価 :

完了日 : 2008年02月06日

あさのあつこさんが時代物を書くと、こんな感じになるのか~と思いました。登場人物が魅力的です。謎がいっぱいで、先が気になってどんどん読めます。


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