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十角館の殺人 (講談社文庫)

著者 : 綾辻 行人

出版社:講談社

発売日:2007-10

評価 :

完了日 : 2008年04月16日

読んでいて胃がキリ~っとなり、最初の殺人で本を閉じ、気合を入れてから再び読み始めました。「いつ殺されるか分からない」そんな場所に自分も閉じ込められたような気がして……怖かったよう。

なぜか登場人物にあまり親しみが持てませんでした。それぞれの個性はハッキリしてて、いかにもいそうな大学生たちなのに。う~ん、けれどこれは好みの問題なのかなぁ。僕はあまり好きになれない人たちだった、ということ。

でも……本土のパートって必要なのでしょうか? 確かに最後の大仕掛けのためには無いと困るんですが。本土に話が移るたびに、緊張が緩んじゃうような気がして、それがちょっと残念だったかな。

犯人はわりと簡単に分かりました。最初からもう、こいつしかいないだろうと。一人ずつ殺されていくたびに「そいつが怪しいんだよ~!」と叫びたくなる。そのじれったさもまた、この作品の味わいなのかも。


この感想へのコメント

1.Tetchy (2008/05/13)
これは本土のパートがあってこその作品でしょう。
あれがないとあの衝撃はありえません。
私も犯人は始まってすぐに解りましたが、それの更に上を行くあの趣向ゆえに本作は名作となってます。
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