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burariさんの読書ノート

2008
いい本だなと思う作品は★★★です。
そこに出てくる人と人との繋がりが、優しくて、切なくて、温かい作品に★★★★以上を付けています。 ちょっと辛いかな。

(2008.1.1)
昨年に引き続き、無節操な濫読を暫らく続けてみます。
予想外の発見を期待しながら。
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 11

漢方小説 (集英社文庫 な 45-1) (集英社文庫)

著者 : 中島 たい子

出版社:集英社

発売日:2008-01-18

評価 :

完了日 : 2008年07月20日

主人公みのりさんのような女性が好きですね。ものの感じ方、表現の仕方、行動態様・・・みたいなものが。
「もとよりない胸はほぼ消滅して、一応ブラジャーは着けているけど、水泳用メガネみたいにとっかかりがないからだんだん上がってきてしまう。」という点が気になりますが(笑)。


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 18

雪沼とその周辺 (新潮文庫)

著者 : 堀江 敏幸

出版社:新潮社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2008年07月19日

人の関係が淡すぎて、私には物足りなさを感じます。


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 9

密やかな結晶 (講談社文庫)

著者 : 小川 洋子

出版社:講談社

発売日:1999-08

評価 :

完了日 : 2008年07月17日

何かが一つ一つ消滅していってしまう、という怖い話です。
・・・・・・静かで、とても怖い。


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 1

覆面作家の夢の家

著者 : 北村 薫

出版社:角川書店

発売日:1997-02

評価 :

完了日 : 2008年07月14日

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 1

大統領のクリスマス・ツリー (講談社文庫)

著者 : 鷺沢 萠

出版社:講談社

発売日:1996-10

評価 :

完了日 : 2008年07月12日

全篇、厚く垂れ込めた雲に覆われて重苦しい。


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 10

偶然の祝福 (角川文庫)

著者 : 小川 洋子

出版社:角川書店

発売日:2004-01

評価 :

完了日 : 2008年07月10日

どう読んだらいいのか、戸惑いながら読みました。
この作者は、こんな怖い(?)話も書くんですね。


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 5

アムリタ〈下〉 (新潮文庫)

著者 : 吉本 ばなな

出版社:新潮社

発売日:2002-09

評価 :

完了日 : 2008年07月08日

「何が」とは言い表せない「何か」がいいんです。
それが、雰囲気なのか?語り口なのか?ちょっとした言い回しなのか・・・?

いろんなことが起こるけど、いろんな人と出会うけど、それはそれで受け入れて、またいろんなことが起こって、そして日常は「とどまることなく流れてゆく」。 その日常が愛おしいんでしょう。


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 8

アムリタ〈上〉 (新潮文庫)

著者 : 吉本 ばなな

出版社:新潮社

発売日:2002-09

評価 :

完了日 : 2008年07月05日

何となく自分に心もとなく生きている主人公 朔美さん。 それでもそれなりに今を受け入れながら、大きな期待も大きな絶望もしないで静かに人を想う心が語られます。
心地よい話です。
折角めぐり合えた温かな出会い、このまま続きますように。


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 10

袋小路の男 (講談社文庫)

著者 : 絲山 秋子

出版社:講談社

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2008年06月29日

「袋小路の男」と「小田切孝の言い分」、どちらもいい雰囲気です。
二人の距離がもう少し何とかならないかと思いますが、その何ともならない距離が主題なんでしょう。

「アーリオ オーリオ」もいい風が流れる、違う意味合いの二人の距離の作品です。


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 14

シズコさん

著者 : 佐野 洋子

出版社:新潮社

発売日:2008-04

評価 :

完了日 : 2008年06月22日

母と娘の話です。
何だか悲しい話です。
その時々の感情がボソリ・ボソリと語られています。ボソリ・ボソリではあっても、見詰める眼差しは鋭く悲しみでいっぱいです。


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 11

日曜日たち (講談社文庫)

著者 : 吉田 修一

出版社:講談社

発売日:2006-03-15

評価 :

完了日 : 2008年06月18日

それぞれに雰囲気のいい話なんですが、
結局、何が 日曜日 だったんだろう・・・。


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 44

永遠の出口 (集英社文庫(日本))

著者 : 森 絵都

出版社:集英社

発売日:2006-02-17

評価 :

完了日 : 2008年06月15日

小3 から高3 までの「青々とした時代」に、その時々を結構ひたむきに過ごそうとした主人公紀子さんの昔語り。

~生きれば生きるほど人生は込み入って、子供の頃に描いた「大人」とは似ても似つかない自分が今も手探りをしているし、一寸先も見えない毎日の中ではのんきに<永遠>への思いを馳せている暇もない。
 だけど、私は元気だ。まだ先へ進めるし、燃料も尽きていない。あいかわらずつまずいてばかりだけれど、そのつまずきを今は笑える。
 生きれば生きるだけ、なにはさておき、人は図太くもなっていくのだろう。
 どうかみんなもそうでありますように。~
という自分に向けてのメッセージ。


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 16

六の宮の姫君 (創元推理文庫)

著者 : 北村 薫

出版社:東京創元社

発売日:1999-06

評価 :

完了日 : 2008年06月08日

本題の謎解きにはそれほど興味がわきませんでしたが、主人公と正ちゃんの会話、主人公と円紫さんの会話、が心地よくて楽しく読みました。

今どき、芥川や菊池の作品について熱く語らせる女の子を設定するとは、何とも不思議な作者です。
語り口が心地よい作品です。


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 58

ドミノ (角川文庫)

著者 : 恩田 陸

出版社:角川書店

発売日:2004-01

評価 :

完了日 : 2008年05月30日

出だしの設定が気分を盛り上げます。不穏な気分を、段々に。
それぞれのことが、この先何に結びついていくんだろう、何が起ころうとしているんだろう、と。

細かいカット割りでテンポがよくて、エンタメ系でビュンビュン系 って感じで楽しめます。


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 36

天国はまだ遠く (新潮文庫)

著者 : 瀬尾 まいこ

出版社:新潮社

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2008年05月18日

「なんとかなる。適当に流しておけばいい。きっと大丈夫。物事は心配するほど、悪化しないものだって。このくらいのこと、ちっともたいしたことはない。笑っておけばいいんだ。」と自分に暗示をかけないと、動けなくなっていた主人公が、その暗示も効かなくなって、死ぬための場所に出発する。

肌触りがサラッとした心地よい物語。


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 4

半島 (文春文庫)

著者 : 松浦 寿輝

出版社:文藝春秋

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2008年05月07日

「流浪でもなく定住でもなく、その間をどちらともつかずゆらゆらと揺れていたい」主人公が紛れ込んだ半島の生活。
次々と現れる からくり屋敷 の迷路。 それがいったい夢なのか現なのか、最後まで明かされない。


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 8

なつのひかり (集英社文庫)

著者 : 江國 香織

出版社:集英社

発売日:1999-05

評価 :

完了日 : 2008年04月16日

ボソボソと生きている女の子、栞。 大切なものを探しに行ってしまった大切な人たち を探しに出掛けた栞の不思議物語。


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 3

やさしい訴え (文春文庫)

著者 : 小川 洋子

出版社:文藝春秋

発売日:2004-10

評価 :

完了日 : 2008年04月08日

チェンバロを斧で打ち壊すシーン、この激しい場面を全く音のない風景として見詰める主人公の姿が印象的。
林に満ちた空気・匂い・音に包まれた、あくまでも静けさが支配する物語。


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 11

グッドラックららばい (講談社文庫)

著者 : 平 安寿子

出版社:講談社

発売日:2005-06

評価 :

完了日 : 2008年04月01日

それぞれ異なる個性を持った親子4人が、それぞれ勝手に自分の世界を生きていく不思議ワールド。
それでも、それぞれ勝手であっても、どこかでお互いを認識し合って暮らす姿は、形だけ一緒に暮らす家族より実があるか。


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 17

メリーゴーランド (新潮文庫)

著者 : 荻原 浩

出版社:新潮社

発売日:2006-11

評価 :

完了日 : 2008年03月28日

役人もここまでひどくはないでしょうが、概して、自分の役割を意識していない人が多いんでしょう。中央省庁でも、市町村庁でも。まあ民間でも。

現場で汗をかくことの大切さ、おもしろさを知ると、物事の決め方が変ってくるんでしょうが。


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