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小梅さんの読書ノート

『サブカル』から『教養』へ~コミックの新しい地平~
自分がエディターやってる某紙に連載中のコミックレビューを転載していきます。
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 1

俺と悪魔のブルーズ 1 (1) (アフタヌーンKC)

著者 : 平本 アキラ

出版社:講談社

発売日:2005-01

評価 :

完了日 : 2008年11月11日


時折、無意識の裡に口をついて出るメロディがある。南佳孝の名曲「ブルーズでも歌って」だ。そう、ブルースではない。ブルーズである。そしておそらく、この国の人間にとって、ブルーズほど誤解されている音楽もあるまい。

本作品の主人公はRJという貧しい黒人の若者。予めお断りしておくが、本作はあの伝説のブルーズマンであるロバート・ジョンソンの生涯を描いたノンフィクションではない。生涯にたった29曲の音源と3枚の写真しか残さず、僅か27歳で毒殺された天才的ブルーズマンは、その他には悪魔に魂を売り渡して超絶的なギター・テクニックを買ったという伝説しか残していない。奇才・平本アキラの力業は、この天才ブルーズマンの謎に満ちた生涯をモチーフとしながら、RJという新しい人物造型を通じて「ブルーズという生き方」を描破しようという勢いすら感じさせる。

就中、映画『俺たちに明日はない』でウォーレン・ベイティが演じた伝説の白人ギャング、クライド・バロウとの邂逅。奇才・平本アキラの想像力は、あのアメリカの30年代の澱んだ空気を見事なまでに甦らせている。

『俺と悪魔のブルーズ』は月刊アフタヌーンに好評連載中。単行本は講談社から現在第3巻まで発売中。

(※2007年7月17日号から転載)


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 1

アレルヤ 1 (1) (ビッグコミックス)

著者 : 能條 純一

出版社:小学館

発売日:2007-04-27

評価 :

完了日 : 2008年08月02日


この世には2種類の人間がいる。すなわちミューズ(音楽の女神)に見出されし一握りの「天才」とそれ以外の大多数を占める「凡夫」の群れである。当然ながら本作の主人公である道音響(みちおとひびき)は、「選ばれし者」の運命を背負っている。

予めお断りしておこう。能條純一の代表作として挙げられる『月下の棋士』や『哭きの竜』そして『J.BOY』で描かれる世界は、例えば将棋、麻雀そして撞球という何れも所謂「勝負事」を題材とした作品群であり、その主人公らもまた「天才」としての運命を背負っていることを。

本作において能條はクラシック音楽の世界に材を採ったが、ここでも主人公はやはり「勝負事」としての音楽における「天才」として描かれている。そしてこの点こそが同じ音楽を題材とする『のだめカンタービレ』や『ピアノの森』などの諸作品らと決定的に彼我を隔てているのだ。

そして同時にそれは、そのあまりに写実的でリアルな画風や、クサさ寸止めの台詞回しなどと相俟って、能條作品のあの独特の魅力を際立たせていると言ってよいだろう。

『アレルヤ』は、月2回刊ビッグコミックオリジナルに好評連載中。単行本は小学館から現在第1巻及び第2巻が同時発売中。

(※2007年5月21日号より転載)


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 5

へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (1服) (モーニングKC (1487))

著者 : 山田 芳裕

出版社:講談社

発売日:2005-12-22

評価 :

完了日 : 2008年05月02日

例えばNHKの過去の大河ドラマの視聴率を検証するまでもなく、この国の人間は戦国武将の生き方に「憧憬」を抱く傾向にある。就中「戦国三傑」と呼ばれる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らの人気たるや、他の者を圧して常に最上位に君臨している筈だ。

無論、本欄ではそのことを云々はしない。しかし本作を初めて眼にしたときの驚きについては、多少の披瀝をお許しいただこう。その名を古田佐介。より判り易くいえば、古田織部が本作の主人公である。後世には茶人として有名であるが、歴とした武人である。その「数奇者」振りを描こうとした時点で、既に本作は凡百の戦国譚から抜きん出た存在となり得ている。

戦国の世の習いとして、佐介はしばしば人生の選択を迫られる。武人として生くべきか、「数奇者」としての道を歩むべきか。表題の「へうげもの」とは「飄軽者(物)」の意であるが、「うつけ」と呼ばれた織田信長と並ぶほどの時代の変革者であり、利休七哲のひとりとして「侘び」の精神を継承しながらも、大胆で自由闊達な茶道を完成させた男の生き方にも、我々はもっと関心を抱いてよい。

「へうげもの」は、週刊モーニングに隔週連載中。単行本は講談社から、現在最新第4巻が発売中。

(※2007年3月12日号より転載)


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2.小梅 (2008/05/06)
Tetchyさん、こんばんは。
「へうげもの」って、前にも朝日新聞のコミック時評みたいなもので取り上げられたことがあるんですが、今回のNHKのBSマンガ夜話にしても、ある種の「アカデミックなもの」として捉えられているんでしょうか?
私のコミック・レビューは1年以上前に書いたものだからなあ~。第4巻までの感想とゆうことで・・・。
3.Tetchy (2008/05/07)
またまたお邪魔します。

>今回のNHKのBSマンガ夜話にしても、ある種の「アカデミックなもの」として捉えられているんでしょうか?

多分ゲストによると思います。
オタク学の岡田斗志夫氏がどのように切り込むかが楽しみです。
あとこの作者、『デカスロン』の作者だったんですね!私は『デカスロン』は楽しく読んでました。
独特のカメラアングルが迫力満点でした。

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 10

チェーザレ 1―破壊の創造者 (1) (KCデラックス)

著者 : 惣領 冬実

出版社:講談社

発売日:2006-10-23

評価 :

完了日 : 2008年02月27日

ユリウス=カエサルといえば、古代ローマ帝国の礎を築いた人物として知られるが、歴史上にあって、もう一人のカエサルの存在は、意外に知られていない。本作は15世紀の末に、混迷を深めるイタリアに現れた、天才とも悪魔とも称されるチェーザレ・ボルジアその人を描いた物語である(チェーザレはカエサルのイタリア語読み)。

不幸なことに、我が国では塩野七生による「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」が殆ど唯一のチェーザレ像を描いたものであり、あの澁澤龍彦や中田耕冶らですら、その妹のルクレツィアについて、著作の一部で触れているのみであり、ボルジア家についての偏見だけが残るという状況にあったが、本作におけるチェーザレ像のなんと理知的で、美しいことよ!

気鋭のダンテ学者である原基晶を監修者に据え、本邦未訳のサチェルドーテ版「チェーザレ・ボルジア伝」を踏まえた惣領冬実の紛れもない労作にして傑作である。誤解を恐れずに敢えて言うが、この作品は読者をすら選ぶと言わせていただこう。心して読まれんことを。

「チェーザレ-破壊の創造者」は、週刊モーニングに不定期連載中。単行本は講談社から今年4月にも最新第3巻が発売予定。

(※2007年1月29日号より転載)


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 9

PLUTO (1)

著者 : 浦沢 直樹,手塚 治虫,手塚 真

出版社:小学館

発売日:2004-09-30

評価 :

完了日 : 2008年01月12日

我々が生きているこの現実社会は、人間が人間らしく生きていける社会であると果たして言えるのであろうか。

手塚治虫の述懐の中で「鉄腕アトム」シリーズ中、最も高い人気を博したのが「地上最大のロボット」というエピソードであったという事実を踏まえたうえで、この作品は浦沢直樹がそのエピソードを下敷きにして、全く新しい物語を紡ぎ出したかのような傑作の予感すらを秘めている。

手塚治虫という神格化された存在を畏敬しながらも敢えてアトムではなく、ユーロポールのロボット刑事であるゲジヒトを主人公に据え、彼の視点でエピソードを展開・変奏させる浦沢の大胆不敵な試みは、他の作家ではなし得ない「野望」と言われても不思議ではないが、すでに「MONSTER」や「二十世紀少年」等の傑作群を世に問うてきた浦沢ならではの荒業であると言ってもいいだろう。

無論、浦沢が描いているのはロボット群像ではない。アトムを始めとするロボット達を介して、人間の本質とは、人間が人間らしく生きていく社会とは、という問いを絶えず発し続けているのだ。

「PLUTO」は月2回刊ビッグコミック・オリジナルに連載中。単行本は小学館から、来月中旬に最新第4巻が発売予定。
(※2006年11月27日号に掲載)


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 7

リアル (1) (Young jump comics)

著者 : 井上 雄彦

出版社:集英社

発売日:2002-09-18

評価 :

完了日 : 2008年01月03日

あなたは「障害」と向き合わざるを得なくなったとき、どのようにしてそれと関わって行こうとするのだろうか。

野宮朋美。バスケだけが唯一の取り柄。練習好きが他の部員から敬遠され、居場所を見失い、ナンパした少女を単車に乗せて事故に遭い、彼女を障害者にしてしまう。

戸川清春。中学時代、日本を代表するスプリンターと嘱望されながら、骨肉腫のために右脚を切断せざるを得なくなり、障害者となる。

高橋久信。自分が「特別な存在」であると自惚れ、面白半分に盗んだチャリで逃げる途中でトラックに撥ねられ、障害者となる。

三人三様、それぞれが「障害」と現実に向き合うことを余儀なくされているが、戸川は「車椅子バスケ」というスポーツと出会い、全日本代表候補にまで昇り詰めてきた。野宮は自分が「障害者」にした少女の笑顔を見るために、前進しようと模索を続ける途上。高橋は正にこれから「障害」という現実に向き合って行かねばならない。彼らはみなそれぞれが、自らの「リアル」を抱えて生き方を探りながら、あなた自身の生き方にまで問いを発しているのだ。

「リアル」は週刊ヤングジャンプに随時連載中。単行本は集英社から来月中旬に最新第6巻が発売予定。
(※2006年10月17日号に掲載)


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 1

特攻の島 1 (1) (芳文社コミックス)

著者 : 佐藤 秀峰

出版社:芳文社

発売日:2006-04-24

評価 :

完了日 : 2007年12月17日

あなたは、あなた自身の人生を、あなたのものにしていると言い切れるだろうか。

大東亜戦争末期、絵の好きな貧しい少年だった渡辺裕三は、何をしたいのかも判らぬまま、海軍航空隊予科練に入隊する。戦局は既に敗色を濃くしていたが、形勢を一気に挽回するという特殊兵器が開発され、渡辺はその搭乗員として志願する。天を回し日本を窮地から救う兵器、ゆえに「回天」と命名された新兵器は「生還を期さぬ」即ち「特攻」の人間魚雷であった。

これまで「海猿」や「ブラックジャックによろしく」という作品群で「人間の命の重さ」について執拗なまでの問いを発し続けてきた佐藤秀峰が、なぜいま「特攻」というテーマに取り組んだのか。

渡辺は回天の搭乗訓練に際してこの兵器の開発者である仁科中尉に告白する。どんな死に方であれ、自分の死に意味が持てるかどうかは個人の問題に過ぎぬ。だからここで命を燃やすのだと。では何のためにと問う仁科に、渡辺は答えるのだ。「俺自身の人生を、俺のものにするため」であると。ここでは「殉国」という暗愚を遥かに超越した哲学が存在するかのようだ。

「特攻の島」は、週刊漫画TIMESに不定期にて連載中。単行本は芳文社から、現在第1巻が発売中。
(※2006年8月21日号に掲載)


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1.NYPD (2008/10/22)
『特攻隊員』に対する視点はいろいろありますが、小林よしのり著の『戦争論』に描かれた隊員達の心境に私は共感を抱いてしまいます。
2.小梅 (2008/10/24)
小林よしのりは読んでませんね~。子どもの頃、『東大一直線』は単行本も持ってましたが。
島尾敏雄の『出発は遂に訪れず』をはじめとする一連の作品群に、若い頃は肩入れしておりました。
 

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 1

ブラック・ラグーン 1 (1) (サンデーGXコミックス)

著者 : 広江 礼威

出版社:小学館

発売日:2002-12-12

評価 :

完了日 : 2007年12月06日

 あなたは自らの拠って立つべき場所について、どれだけの確信を持って知り得ていると言い切れるだろうか。

 商社マンであった岡島緑郎(ロック)は、某国への核開発輸出計画を収めたディスクを移送中に海賊に拉致された挙句、己の会社の隠蔽工作によって「事件の被害者」として葬り去られてしまう。

彼を拉致した南シナ海の運び屋=海賊であるラグーン商会は、切り捨てられた彼を仲間として引き入れるが、そんなある日相棒のレヴィはロックに「お前、どっちの側にいたいんだ?」と尋ねる。彼は「俺は俺が立ってるところにいる。それ以外のどこでもない」と答えるが、これは己を「棄民」として切り捨てた会社や「祖国日本」への訣別宣言であると同時にまた、自らが拠って立つべき場所(立ち位置)を明確に知り得ている者の言葉として極めて重い響きを持っている。

 かつて死んだ詩人は「身捨つるほどの祖国はありや」と呟いたが、己の立ち位置を確りと認識することができるのであれば、何やら胡散臭いばかりの「愛国心」など持ち合わせる必要はなかろう。

「BLACK LAGOON」は、月刊サンデーGXにほぼ毎月連載中。単行本は小学館から、現在第5巻まで発売中。
(※2006年6月26日号に掲載)


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 2

イエスタデイをうたって (Vol.1) (ヤングジャンプ・コミックスBJ)

著者 : 冬目 景

出版社:集英社

発売日:1999-03

評価 :

完了日 : 2007年11月23日

 まだ「ニート」という概念が英国でのみ認識され「フリーター」という言葉が漸く人口に膾炙し始めた頃、この物語の連載が開始されたことを予めお断りしながらもなお、敢えて貴方に問うてみたい。就職しないで生きることを夢見たことはないか、と。

 大学は出たが「就活」を拒み、コンビニでのバイトの日常に明け暮れる主人公のリクオ。彼が思いを寄せる大学の同級生のシナコは例え臨時教員であっても定職につくことを選び、逆にリクオに思いを寄せるハルは、シナコが勤める高校を中退してバー兼喫茶店で働いている。

 この3人の生き方がこの物語の通奏低音を響かせる構造上、担当編集者ですらこの作品をただの「恋愛もの」だと誤読し、錯覚してしまうという過ちを犯しているが、当然のことながら、この作品の本質は恋愛にはなく、働くこと=就職することの意義を問い続けることにあるのだ。

 何をしたいのか判らない、というリクオの呟きは「モラトリアム」の古めかしい揺籃から溢れて、現代の「格差社会」の下層の若者の象徴的雑音として継承されて行く。

 「イエスタデイをうたって」は月2回刊ビジネスジャンプ本日発売号から連載再開。単行本は集英社から、現在第4巻まで発売中。
(※2006年5月15日号に掲載)


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 1

SIDOOH-士道 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)

著者 : 高橋 ツトム

出版社:集英社

発売日:2005-06-17

評価 :

完了日 : 2007年11月05日

時は幕末、求むるは士道。しかしこの物語はけして、新撰組や土方歳三の物語などではない。高橋ツトムの壮大な物語の構築力は、凡庸な我々の卑小な想像力を完膚なきまでに打ち砕いてみせる。

安政の大地震とこれに続く狐狼狸(コロリ=コレラ)の蔓延という天変地異のさなかに放り出されようとしている幼い兄弟、雪村翔太郎と源太郎。臨終の床で、母は兄弟に「この世は理不尽だ。弱ければ死んで逝く」と言い残して果てる。即ち強くなって(サムライになって)「生きること」が、この物語の主題であり、「死への憧憬」ではなく「生への執着」が、この物語の原動力となる。「死ぬ」ことではなく「生きる」ことが彼らの「士道」であるのだ。

現代社会が混沌に陥る時と同じようにして、この幕末動乱の時代に生まれたカルト教団による「異人および開国論者の廃滅」という密命を帯びた精鋭テロリスト集団に身を投じ、攘夷・倒幕への道を歩む雪村兄弟は、どのように己の「士道」を貫き、そして彼らの「生き方」は「生きることに執着できない」現代の若者たちにどう映るのか。

「SIDOOH/士道」は週刊ヤングジャンプに毎週連載中。単行本は集英社から、3月中旬に最新巻第4巻が発売予定。
(※2006年3月20日号掲載)


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 11

働きマン (1) (モーニングKC (999))

著者 : 安野 モヨコ

出版社:講談社

発売日:2004-11-22

評価 :

完了日 : 2007年11月04日

男性向け総合誌という設定の『週刊JIDAI』随一の仕事中毒編集者、松方弘子@28歳独身に奉られた渾名である表題の『働きマン』は、校了前に次の企画を何本も出して、それが会議で通る頃にはすでに現場で動いているというヒロインの猛者ぶりを端的に表わした言葉でもある。

これまでの安野モヨコの作風とはガラリと趣を異にしており「人はなぜ働くのか」という重い命題をテーマに据えて、敢えて真っ向から切り込んだ極めて意欲的な作品ともなっている。

この編集部に棲息している様々な『働きマン』の群像描写は、そのまま我々が生きる現実社会の縮図ともなっている訳だが、就中この一節、常套的ながらも、ヒロインの生き方の対極に用意されるキャラ(若い男性編集者)が吐く「オレは『仕事しかない人生だった』そんな風に思って死ぬのはごめんですね」という台詞を承け、それを一部で肯定しながらも、ヒロインは敢えて「あたしは『仕事したなー』って思って死にたい」と呟くシーンが共感を呼ぶ。

さて、振り返って我が身に問い直してみようか、「なんのために働くのか?」と。

『働きマン』は週刊モーニングに随時連載中。単行本は講談社から、現在第2巻まで発売中。
(※2006年2月6日号掲載)


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2.Tetchy (2007/11/09)
小梅さん、お邪魔します。
忙しさに紛れると、なんで仕事してんだろ?ってふと思うときがあります。
この本はそんな疑問に対していろんな答えを提示してくれているように私は思います。
今、一番新刊が待ち遠しい本の1つです。
3.小梅 (2007/11/09)
madiさん、Tetchyさん、コメ感謝。私はこの4月の異動で、滅茶苦茶忙しいところから滅茶苦茶暇なところへ移りました。上の原稿を書いた頃は、ホントに忙しい頃に連載を始めてしまったんだけど、暇なときってなんか「自分の立ち位置」というのかな?あるべき場所?を見失いそうですごく怖いです。結局、私もワーカホリックなのかな?

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