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shippopoさんの読書ノート

おすすめの本
あっこれは!と思った1度読んでいただけたらと思っている本たちです。
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 4

かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)

著者 : 土家 由岐雄

出版社:金の星社

発売日:1970-01

評価 :

完了日 : 2006年09月12日

お恥ずかしい話ですが最近までこの本のことを知らなくて、娘が保育園で読んでもらったのを教えてくれてこのお話を知りました。
それから何度も何度も読みましたが、いつ読んでも涙が止まりません。エサがほしくて一生懸命芸をするとことがいつ見ても泣かされます。
こういう本をずっとずっと残していって、未来の子どもたちにも戦争の悲惨さを伝えていきたいです。


この感想へのコメント

1.Tetchy (2007/12/12)
Tetchyと申します。お邪魔します。
このタイトルを見ただけで涙が出そうになってしまいました。
>エサがほしくて一生懸命芸をするとこ
この文を読んで再度涙が出そうに・・・。
私は確か小学生の頃に読んだ記憶があります。
永遠に語り継がれて欲しい作品です。
2.shippopo (2007/12/13)
Tetchyさん、コメントありがとうございます。
本当に悲しいお話ですよね。。。
今年の夏ドラマ化もされましたよね。
あれを見たときも早い段階から号泣でした。
 

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 8

パズル・パレス (下)

著者 : ダン・ブラウン

出版社:角川書店

発売日:2006-04-04

評価 :

完了日 : 2006年08月28日

国家安全保障局の元暗号解読因果開発したソフトを凍結させるパス・キーをめぐっての頭脳戦が描かれています。
ダン・ブラウンはこれがデビュー作ですが、前に読んだ2作同様、ハラハラさせられる展開と予想外の結末で十分に楽しめる内容でした。
原作は98年に書かれていますが、この時点でこれだけの技術があったとすれば、今現在どれだけのことができるんでしょう。。。そもそもどこまでが真実なんだろう。『ダ・ヴィンチ・コード』や『デセプション・ポイント』のように事実に関する表記がないのが気になります。


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 62

赤い指

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:2006-07-25

評価 :

完了日 : 2006年08月18日

嫁と姑の確執、介護問題、息子のイジメ、その息子に過剰に手を焼く母親・・・。一つ一つはどこにでもある問題で誰が責められるべきでもないのに、ひとつ歯車が狂ったことでこんな事件になってしまう。。。いくら息子をかばうためとはいえ老いた母親にその罪を負わせることができるだろうか?考えられない。。。
ラストに明かされた“赤い指”の秘密に母親の深い愛を感じました。この愛の深さは『容疑者Xの献身』の石神に通じるものがありますね。


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 12

40 翼ふたたび

著者 : 石田 衣良

出版社:講談社

発売日:2006-02

評価 :

完了日 : 2006年08月01日

石田衣良さん、大好きな作家さんです。作品一つ一つ雰囲気が違って、どれを選んでも楽しむことができるし、作品の世界に入っていくことができます。何より、何度も思い出すような心に残る言葉がつまっているところがいいです。
この作品は、投げやりに始めたプロデュース業でさまざまな同世代の依頼人と出会い変わっていく40歳の主人公が描かれています。
40歳になったら、こんな風に自分の人生と折り合いをつけることができるのかなぁ?と思いながら読みました。同じ40歳でもいろんな人生があって、成功した人もうまくいかない人も、みんな希望と不安の間でゆれている。。。難しい歳なんでしょうね。
一番好きだったのは、20歳近く年上の男性との恋を終わらせようとしている元同僚の話。いくつになっても誰かを想う気持ちは同じだし、佐伯さんの気持ちを考えるとかなり切なかったです。。。


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 1

希望

著者 : 永井 するみ

出版社:文藝春秋

発売日:2003-12-10

評価 :

完了日 : 2006年07月18日

5年前に連続殺人を犯した少年が少年院から戻ってきたところから始まります。
全512ページの長編だったけど、はまって一気に読んでしまいました。宗田理さんの『13歳の黙示録』をもっと煮詰めて濃くした感じです。
現実問題凶悪事件の犯人だった少年たちは同じように“退院”という形で社会に戻ってきます。本当に更生できているのか?そもそも更生とはなんなのか?いつもすごく考えさせられるテーマです。この本の友樹のように、結局その本質は変わらないのかな?こういう本を読むといつも子育ての難しさを考えてしまいます。。。

「次の日へ向かう力を与えてくれるのは、果たすべきささやかな仕事、会いたい人々、楽しみにしている何か。おそらく、それが希望と呼ぶべきものだ」
ここからタイトルがきているんだと思います。すごく共感できる一文でした。


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 83

風に舞いあがるビニールシート

著者 : 森 絵都

出版社:文藝春秋

発売日:2006-05

評価 :

完了日 : 2006年07月10日

人には理解されなくても、それぞれが仕事に対してもっているこだわり、価値観を描いた6編からなる短編集です。
恋人や家族を犠牲にしてしまうほどの仕事へのこだわり、執着。対象は違っても、それぞれがその物(ケーキだったり、仏像だったり)や仕事に魅せられている。すごい世界だし、すごいことだと思います。そこまで思い入れることのできるほどの仕事に出会えることはうらやましいし、自分もいつかそういう仕事に出会いたいです。
1番好きだったのは、『ジェネレーションX』の石津。10年に1度の再結成のために、仕事と天秤にかけるほどの野球への情熱。最初はただの軽い男と思わせておいて、後半で野球と仕事に対する真摯な姿勢を見せられ、その意外性がとても印象深かったです。


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 4

デセプション・ポイント 下

著者 : ダン・ブラウン

出版社:角川書店

発売日:2005-04-01

評価 :

完了日 : 2006年07月03日

最後の最後までドキドキする展開でした。黒幕の指揮官は誰なのか?それが最終局面までわからず、わかった後はラストまで一気に読ませるスピード感。膨大なうんちくと読者をミスリードするような記述。解説にあった通り、“page turner”と言われるにふさわしい作品だったと思います。
『ダ・ヴィンチ・コード』もこの作品も本当に面白かったです。すべて事実に基づいていることを考えると、かなり周到に下調べがしてあるんだと思います。本当に感服です。


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 4

デセプション・ポイント 上

著者 : ダン・ブラウン

出版社:角川書店

発売日:2005-04-01

評価 :

完了日 : 2006年06月26日

「DECEPTION POINT」、“偽りと欺きの極地”と帯にありました。
実存の組織、事実を織り交ぜたストーリーと、同時進行でいくつかの場面を展開させている“24 twenty-four”的な要素にひきつけられました。話の内容が、『ダ・ヴィンチ・コード』のように背景を知らなくても楽しめるところもよかったです。
あっという間に読み終わったのに下巻を借り忘れていて続きが読めないのがショックでした。。。
この話に出てくる技術がどこまで実在するのか気になっていたら、科学技術はすべて事実に基づくという表記がありました。アメリカすご過ぎ。。。


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 10

魂萌え !

著者 : 桐野 夏生

出版社:毎日新聞社

発売日:2005-04-21

評価 :

完了日 : 2006年06月12日

心臓麻痺で突然夫を亡くした主人公の元に、少しでも多くの遺産をもらおうとする二人の子どもと、夫の10年来の愛人が現れ、右往左往しながらも自分の行き方を模索する主人公が描かれています。
全477ページもある本なのに、半日もかからず読んでしまいました。全然身近な話ではないのに、子どもたちや友人、そのほか出てくる人すべてが人間くさくて、ドロドロした裏と表、自分との葛藤があって、そういう部分がすごく面白かったです。
自分の身にもいつか同じことが起こるかもしれないと思うと、ちょっと自信なくなります。私も主人公と同じで世間知らずの部分も多いし・・・
「恥に無縁で濃い人生なんて歩めませんよ」
この言葉が心に残りました。ホント恥なんてかいてなんぼくらいの気持ちで、強くたくましく生きていきたいです。


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 6

波のうえの魔術師

著者 : 石田 衣良

出版社:文藝春秋

発売日:2001-08

評価 :

完了日 : 2006年06月12日

石田衣良さん、大好きな作家さんです。
この作品は経済のことも株のことも素人にも十分にわかるように描かれていて、石田衣良ワールドが十分に満喫できる作品だと思います。主人公が株にのめり込むように、私もストーリーにのみ込まれました。特に『秋のディール』に入ってからはドキドキしながら一気に読みました。オススメの1冊です。


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 6

あおぞら

著者 : 星野 夏

出版社:ポプラ社

発売日:2005-10

評価 :

完了日 : 2006年05月17日

裏切り、レイプ事件、売春・・・そしてそのすべてを受け止めてくれた彼との出会いと彼の死。
今はケータイ小説で似たようなストーリーのものがたくさんありますが、この作品が出版された頃にはなくて、かなりの衝撃を受けました。この本を手にしたのは偶然だったんですが、読み出したら何度も泣いてしまいました。いろんな辛いことを乗り越えて、周囲がずっと自分を心配して支えてくれていたことに気づいた彼女はきっと強くなれたと思います。今幸せに笑っていてくれることを祈ります。


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 3

愛のあとにくるもの

著者 : 辻 仁成

出版社:幻冬舎

発売日:2006-03

評価 :

完了日 : 2006年05月09日

同名の作品と同じ恋愛を、日本人の元恋人・潤吾の視点で描いたものです。2冊読んで初めてすべてが繋がる感じがしました。ラストの展開も納得です。
紅の物語よりも、不器用な潤吾と、その潤吾の目を通した紅の姿に何度も泣きそうになりました。


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 2

愛のあとにくるもの

著者 : 孔 枝泳

出版社:幻冬舎

発売日:2006-03

評価 :

完了日 : 2006年05月08日

終わってしまった一つの恋愛を男女それぞれの視点から描くという、『冷静と情熱のあいだ』と同じ手法がとられています。ストーリーもちょっとかぶっているような。。。
まず女性の側から読みましたが、舞台が韓国ということもあって?、いわゆる純愛ストーリーでした。でも感情表現の緻密さは江國香織さんに匹敵するもので、読んでて息が詰まる感じがしました。しかし、ラストの展開が急すぎ。。。

「わたしといたときよりも幸せにならないで」
わがままだけど、この気持ちすごくわかる気がします。。。切ないですね。


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1.はなもも (2008/03/28)
「わたしといたときよりも幸せにならないで」ってすごく切ないですね。
このセリフだけでも感動屋の私はジーンときてしまいます。
女心ですよねー。好きな人の幸せは願ってはいるけど…。綺麗ごとでは片付けられない理性とは別の女としての本心でしょうね。
2.shippopo (2008/03/28)
そうですよね。でもこういうことを思えるくらいの恋愛ができるというのは、辛くてもやっぱり幸せなことかもしれませんね。
 

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 52

ガール

著者 : 奥田 英朗

出版社:講談社

発売日:2006-01-21

評価 :

完了日 : 2006年05月08日

30代OLの直面する現実がリアルに描かれていて、どの主人公にも親近感がもてました。まさに!まさに!!という感じで、男性作家さんなのによくここまで書けたよなぁと感心しました。
「生涯一ガール。女の子は楽しまなくっちゃ」名言ですね。


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 17

生まれる森

著者 : 島本 理生

出版社:講談社

発売日:2004-01-29

評価 :

完了日 : 2006年05月04日

予備校の先生に恋をして心に傷を負った主人公が、同じように辛い過去を引きずる人たちとの交流を通して立ち直っていく様子が描かれています。
『ナラタージュ』の原点なのかな?と思わせるようなストーリーでした。この作品のほうが、立ち直ろうとする部分が入っているので、明るさと強さを感じました。でも感情のリアルさや深さは『ナラタージュ』の方が強かったです。個人的にはやっぱり『ナラタージュ』が好きです。
本文よりも島本さん本人のあとがきの部分が心に響きました。


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 10

ハルカ・エイティ

著者 : 姫野 カオルコ

出版社:文藝春秋

発売日:2005-10-14

評価 :

完了日 : 2006年04月24日

1920年代生まれの主人公・ハルカ。戦前、戦中、戦後を前向きに生きたハルカの人生を時代の流れとともに描いてあります。
前向きに生きるハルカそのものよりも、戦前・戦中の時代背景、戦争の描写、当時の女性の地位。こられの方が心にズシンときました。おそらく書かれていることは事実に基づいているのだろうと思います。こういう時代を超えて今があることの有難さが身にしみました。
ひとりの女性として共感できる部分、考えさせられる部分がたくさんあって、読んでよかったと思える1冊でした。


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 26

変身 (講談社文庫)

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:1994-06

評価 :

完了日 : 2006年04月10日

脳に損傷を負った主人公に世界初の脳移植手術が行なわれる。成功したに見えた手術だが、術後主人公の性格は徐々に変わっていく。。。
かなり早い段階でドナーの正体が読めたけど、そこに行き着くまでの過程はすごくひきこまれました。結末も予想はしていたけど、それしか道はなかったのかなぁと思うと切なかったです。自分の心が誰かに支配されていく。考えただけでも恐ろしいですよね。私だったらこの研究の目的のように脳を新しくしてまで現役の状態でいるより、純一の望んだように壊れて何もできなくなっても最期まで私のままでいたいです。
ラストにあったように、人の死とは何か?これはかなり深いテーマですね。。。


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 67

砂漠

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:実業之日本社

発売日:2005-12-10

評価 :

完了日 : 2006年04月06日

仙台の大学で出会った5人の学生生活が4つの季節とともに綴ってあります。それぞれに個性的な登場人物とその周りで起きるいくつかの事件。臨場感あふれる作品で、自分もその場にいるかのような気持ちを味わうことができました。そして伊坂さんらしい奥の深い心に残るセリフも多かったです。それから作品の構成がこれまた伊坂さんらしかったですね。個人的に結構クセになる作家さんだと思います。ぜひ1度お試しあれ☆


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 7

砂漠の薔薇

著者 : 新堂 冬樹

出版社:幻冬舎

発売日:2006-01

評価 :

完了日 : 2006年03月17日

いわゆる“お受験”をめぐって起こった殺人事件なんですが、すごかったです。。。先が気になって1日で読みました。女性特有の不安定な部分や人間関係の描写が細かくリアルでした。現実にも似たような事件が起きたこともあるし、身近にある世界なんだろうと思います。
主人公ののぶ子の母もそうであったように、母親は娘に幼い日の自分を重ねてしまうそうです。自分にも当てはまる面がある気がします。ホント母娘というのは難しいです。。。美涼はあの後どうなったのでしょう?やっぱり同じような母親になるのかなぁ?


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 4

働く女 (集英社文庫)

著者 : 群 ようこ

出版社:集英社

発売日:2002-06

評価 :

完了日 : 2006年03月07日

群ようこさん、面白いしリアリティがあって好きな作家さんの一人です。私の本棚にも『無印』シリーズがいくつかあります。読んでいると距離感がなくなって、友だちの話を聞いてるような感じになります。
この作品も働く女性の現実というのがよく描かれていて、どの人もいろいろあって、それでもそれぞれの状況の中でがんばっているところに好感が持てます。働く女性なら自分に近いなぁと感じる主人公もいるかもしれませんね。ちなみに私はエステティシャンのタマエタイプかな。


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