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shippopoさんの読書ノート

2008年に読んだ本
4月17日、『本屋大賞 2008』で目標の200冊の半分を達成しました☆まだまだ読みたい本が部屋のあちこちに散らばっています(笑)
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 12

双生児 (プラチナ・ファンタジイ)

著者 : クリストファー プリースト

出版社:早川書房

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2008年04月15日

これは『ダ・ヴィンチ』からの1冊です。紹介文を読んで面白そうだなぁと思って借りてきたのですが。。。
戦争によって仲違い(separate)した一卵性双生児の話です。原題は『The Separation』です。前半は地名や人名に振り回されなかなか入っていくことができず中盤くらいからのってきたのですが、途中から何が現実化が分からなくなり、最後まで謎のまま終わってしまいました(あとがきの解説を読むと少しは解消されましたが・・・)
歴史全般、特にヨーロッパは弱いのですが、戦争に関する記述を読んで、日本で起きたようなことと同じようなことがどこの国でも起きていたのだという事実に胸が痛みました。中盤のジャックの記述で、「戦争は問題を単純化する」という記述があり、戦う理由も分からない戦争を戦うことが、知らぬ間に大きな目的となってしまう…というようなことが書いてありました。戦時下にあった多くの人々にとって、戦争とはそういうものであったのかなぁと思います。
心から楽しむことはできなかったけど、読んでみてよかったなと思う作品でした。


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 1

わたしとなかよし

著者 : ナンシー カールソン

出版社:瑞雲舎

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2008年04月14日

これも華恵さんの本からの1冊です。
ひとりでいてもひとりじゃない。何をしててもわたしといっしょ、というとてもかわいらしい絵本です。原題は「I Like Me!」だそうです。久々に原作も欲しくなる絵本に出会いました☆
一緒に読んだ娘は、「わたしは わたしを だいじにするの。 だから はみがきも するよ」のところが気に入ったそうです。


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 9

荒地の恋

著者 : ねじめ 正一

出版社:文藝春秋

発売日:2007-09-26

評価 :

完了日 : 2008年04月13日

詩人・北村太郎さんが親友の奥さん・明子と恋に落ちてから、晩年までが描かれています。
最初は北村太郎という詩人を知らなかったので、1章目を読んだ後、これからどうなっていくのかが気になったのですが、途中で調べたら実在の人物とのこと。どこまでが実話なのか、どこからがフィクションなのか?主人公も明子も、親友の田村もみんな自分勝手だし、疲れました。。。特に、明子が意味不明でした。彼女は何を求めていたのでしょう?北村のところにいながら田村のもとへ通ったり、田村を自宅に呼んでおきながら、北村のもとへやってきたり。。。最後の絡みつくような感じも受け入れることができませんでした。


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 1

はせがわくんきらいや

著者 : 長谷川 集平

出版社:ブッキング

発売日:2003-07

評価 :

完了日 : 2008年04月13日

華恵さんの『本を読むわたし』で紹介されていた1冊です。とても考えさせらる作品だし、たくさんの子どもたちに読んで欲しいです。


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1.kss_1618 (2008/04/19)
この本は子供がまだ小さいときに図書館から借りてきて読んであげた記憶があります。当時まだ出たばかりで新品でした。
2.shippopo (2008/04/19)
そうだったんですね。関西弁を話す人に読んで聞かせてほしいなぁと本気で思いました。きっと迫力が全然違う気がするので。。。
 

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 9

トキオ

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:2002-07

評価 :

完了日 : 2008年04月13日

ずっと読み返したいと思っていた1冊です。私の中ではこの作品と重松清さんの『流星ワゴン』は、息子を持つお父さんに読んで欲しい作品としてセットになっています。
一人息子・時生の死を前に、主人公・拓実が20年以上前に時生と会ったという話を始めるところから物語が始まります。
前回読んだ時ほどのドキドキ感はなかったけど、拓実のどうしようもなさに腹を立てるトキオのやりきれなさを思うと切なかったです。
前回は文庫で読んだのですが、単行本のこの装丁もステキですね。文庫本ではタイトルが漢字になっています。そのこだわりが気になります。。。


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1.kss_1618 (2008/04/14)
トキオはカタカナだったんですね。知らなかった。文庫本と内容は同じですか??
2.shippopo (2008/04/14)
私もこれを借りるまで知りませんでした。気になりますよね。内容は同じだったと思います。
 

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 13

みなさん、さようなら

著者 : 久保寺 健彦

出版社:幻冬舎

発売日:2007-11

評価 :

完了日 : 2008年04月11日

これも『ダ・ヴィンチ』からの1冊です。
小学校卒業と同時に自分の住む都営団地の敷地で生きていくと決心した主人公。学校も行かず、毎日107人いた同級生の動向を確認しながら30歳を迎えるまでの彼の日々が1年ごとに描かれています。
途中まで何も気づかないで淡々と読んでいたのですが、一晩たって、なぜ彼は団地を出ないと決めたのか?、何のためにパトロールをしているのか?という疑問が頭に浮かんで、それが気になると一刻も早く知りたくて、家事もそこそこに読んでしまいました(笑)
ここに描かれているのはフィクションですが、少しずつ団地を出て行く同級生、寂れていく団地、高齢化する住人。。。テレビで見たニュータウンの現実と重なりました。私自身も子どもの頃団地に住んでいたからか、現実感をもって迫ってくる内容でした。
不幸な事件により団地の中でに引きこもり、仕事を見つけ、恋をして、人を助けて、助けられて、やがては残されていく。。。狭い世界の中で必死に頑張っている主人公は、本人がそれでよしとしている部分があったにしても、読んでいて痛々しく思えました。読み終えてもちょっと複雑ですが、最後ちょっと希望の光が見えたようでよかったです。


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 43

戸村飯店青春100連発

著者 : 瀬尾 まいこ

出版社:理論社

発売日:2008-03-20

評価 :

完了日 : 2008年04月10日

先に『Re-born』を読んで、兄弟のその後が気になったので予約していました。瀬尾さんは大好きな作家さんですが、これもとっても瀬尾さんらしいあったかい作品で、一晩で読んで、笑って涙しました。
戸村飯店のクールで器用な長男と、不器用だけど愛すべきキャラの弟の物語です。家を出て東京に行った兄と、家を継ぐことを当たり前と思っている弟。それぞれの悩みや家族、兄弟に対する本音が、私も二人姉妹なのでわかる、わかるという感じでした。
私は長女なので、特にお兄ちゃんのほうの気持ちがよく分かりました。それに生まれた町になじめないというか、居場所がないと感じてしまう気持ち。これもよくわかりました。(実際私自身も似たような思いを経験していて、お兄ちゃんと同じように進学して外に出ました。)
同じ出来事でも兄弟でこんなに感じ方が違っているんだなぁということを改めて思いました。兄弟がいる人たちには特にオススメしたい1冊です☆早速男2人兄弟の兄のパパに、課題図書よ!と渡しました(笑)
それから、本を読んでいたら戸村飯店のお店のにおいまで感じるようで、無性にチャーハンが食べたくなって、どうしても食べたくて、コンビニのチャーハンでランチにしました。(おいしかったけど、後で胃もたれしました・・・)


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3.shippopo (2008/07/08)
>はまゆうさん
ホントこの本いいですよねぇ。自分の中では2008年ベスト3くらいに入るのではないかと思います。瀬尾さんは他の作品も大好きです☆
4.shippopo (2008/07/08)
>Pipoさん
ホントやっと回ってきましたよ(笑)でも待った甲斐がある作品でしたね。
古嶋くんもホントいいヤツでしたね。ウルフルズに詳しくないけど、あのシーンの音楽は私も気になります(>_<)
私はお兄ちゃんのことばで、「一緒にいる人に、共に働く人に、認められていると思えるのはとてもとても貴重なことだ」というのが、心に残りました。

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 20

本を読むわたし―My Book Report

著者 : 華恵

出版社:筑摩書房

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2008年04月10日

これは『ダ・ヴィンチ』で知った本です。興味を持って何となく借りてきたけど、すごくよかったです。本好きさんにぜひオススメしたい1冊です。
著者の華恵さんが、小さい頃から出会った本たちを彼女の思い出と合わせて紹介してあります。アメリカで育った子ども時代、日本に引っ越してからのこと、友達や家族、初恋に似た気持ち。いろんな要素が、その頃彼女が読んでいた本と一緒にぎゅっと詰まっています。これを書いたのが15歳の少女だと思えないような文章力で、どれも描かれている情景や感情が目に浮かんできます。特に『はせがわくんきらいや』の章では、意地悪をしてしまったことに対するうしろめたい気持ちが伝わってきて、こちらまで胸がチクッとしました。
この本も買って手元におきたいし、『小学生日記』も読みたくなりました。ここで紹介されている本もすごく読みたくなって、すぐ図書館に行って絵本を3冊借りてきました。(それも近々UPします)出会えてよかったと思えるホントにステキな1冊です☆

「大切な思い出は、必ず本と結びついている」
あとがきにあった言葉です。私も心からそう思います。


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 7

枕草子REMIX

著者 : 酒井 順子

出版社:新潮社

発売日:2004-03-24

評価 :

完了日 : 2008年04月09日

これもある方のノートを読んで興味を持った1冊です。自分では読まないような本なので、こういうところで読書の幅が広がるのはいいですね☆
酒井さんが冒頭で書いていらっしゃるとおり、『枕草子』というと、「春はあけぼの・・・」のイメージだけで、こんなにたくさんの内容の詰まったものだとは知りませんでした。そこに酒井さんによる「今だったらこんな感じ」という解説がついていて楽しく読めました。女性独特の考え方や感じ方は、良くも悪くも今も昔も同じで、あぁわかるわかるという気分を何度も味わいました。
特に面白かったのは、『「和歌」というもの』で、和歌を現代のカメラ付きケータイと例えてあるのは、なるほどなぁ・・・と納得でした。


この感想へのコメント

1.はなもも (2008/04/10)
早速読んでいただけたのですね^^
わかりやすく書かれていましたよね。
原文だと難しいし堅苦しい感じがするのですけど、
実際は、現代とさして変わらぬ女性の気持ちなんですよね。。。
毒舌だし今時の言い方で言えば「ぶっちゃけた」言い方をしている清少納言さんに近いものを感じました^^;
2.shippopo (2008/04/10)
楽しませてもらいました。
かなりぶっちゃけてますよねぇ。うゎっ、性格わるっとひいてしまうようなシーンもいくつかありましたが、酒井さんの解説により少しイメージ戻ったりもしました。
またはなももさんのノート参考にさせていただきます(^^ゞ
 

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 26

5年3組リョウタ組

著者 : 石田 衣良

出版社:角川書店

発売日:2008-01

評価 :

完了日 : 2008年04月09日

発売から3ヵ月。ずっと読みたかった作品です。ようやく借りることができました。
舞台は地方都市の小学校。公立でもその地域では1番の小学校です。タイトル通り5年3組のリョウタ先生、茶髪にネックレスをしたちょっと型破りな先生がクラスに起きたいくつかの問題を解決していく様子や、同僚の先生達との友情、淡い恋も描かれています。
期待通りとてもおもしろい作品でした。久々にスッキリした読後感を味わうことができました。(学校関係者の方には、キレイにまとまり過ぎの感があるかもしれませんが…)先生たちだって人間だから描かれているような暗い部分もあるかもしれませんが、石田さん独特の雰囲気であまり重たい気分にはなりませんでした。(怒りはもちろん感じましたが)
ネックレスはどうかと思いますが、リョウタ先生好きです。純粋で不器用だけど一生懸命で。特に、元也にかけたリョウタ先生の言葉に私まで癒されました。それに、染谷先生もいいあじ出してます。クールでキレ者で、でも繊細で同僚思いで。。。いつまでも読んでいたい作品です。6年3組になったリョウタ組のみんなや、染谷先生、山岸先生のその後が気になります。
読んでいて大好きな『坊ちゃん』みたいだなぁと感じていたら、石田さんのあとがきにそのようなことが書いてありました。来年娘が小学校にあがるので、その時に壁にぶつかった時に全力で一緒に考えてくれるリョウタ先生のような先生に出会えたらいいなぁと思います。


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1.Pipo (2008/04/09)
こんにちは。いつもShippopoさんのすごい読書量に感動してしまいます(笑)。

この本、私も読みました。もともと新聞連載で楽しんでいたんですが、学校が抱える問題の本質をとらえた描き方をしていますね。異論を許さない「正しさ」が人を追い詰めていく辛さがよく取材されているなと思って読みました。最後の章は石田さんテイスト全開でしたね。山岸先生、そうくるかと(笑)。最後の締めがからりと爽やかな本でした。
2.shippopo (2008/04/09)
「正しさ」が人を追いつめる。ホントそうでしたね。一般社会でもそういうことはありますが、学校では特にそういう傾向が強いのかもしれませんね。。。人間関係においては、ある程度のグレーゾーンが必要なんでしょうね。
山岸先生、えぇぇっ!?という感じでしたね。それはないでしょう…あれはちょっとズルイですね。かわいそうなリョウタ先生(゚o゚)

最近仕事を辞めて昼間かなり時間があるので、読書中毒になりつつあります(笑)
 

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 5

さくら草 (創元クライム・クラブ)

著者 : 永井 するみ

出版社:東京創元社

発売日:2006-05-27

評価 :

完了日 : 2008年04月08日

ある方のノートで紹介されていて気になった作品です。永井さんは以前読んだ『希望』が面白かったので、借りた時から期待大でした。
“プリムローズ”という高級ジュニアブランドを着た少女が連続殺人の被害者に。その真相を女性刑事とブランドの責任者が追っていくというストーリーです。
事件を追う中でさまざまな人たち、事件を追う二人の他に、それぞれの理由でブランドを買い集める少女や母親たちなどの裏側が見え隠れし、事件自体もどこに向かっているのかわからず、ドキドキしながら読みました。ラストに近づくにつれ犯人を知りたい気持ちが強くなって、後ろのほうをチラ見したり、でも読みきってしまうのが惜しくてあえて読むのを止めたりして・・・ミステリー好きな方にはとても魅力的な作品だと思います。
ラストのかなり手前まで★5つだったんですが、最期の展開が急過ぎというか、それはちょっとムリがあるんじゃ?と思うような結末だったのが残念です。。。


この感想へのコメント

1.kss_1618 (2008/04/08)
どきどきが伝わってくるような感想なので,なんか読んでみようかなって感じになります。
2.shippopo (2008/04/08)
ありがとうございます☆
これはホント面白かったしオススメですね。
図書館に予約してた本が2冊また手に入ったので今夜も読書を楽しみます♪
 

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 13

永遠の仔〈下〉

著者 : 天童 荒太

出版社:幻冬舎

発売日:1999-02

評価 :

完了日 : 2008年04月06日

読み終わりました。やはりミスリードされていました。。。優希の心の中にいる人、最終的に選ぼうとした人が思っていた人とは逆だったので、やられたなぁ・・・という感じでした。現在の事件も、17年前の真実も全く予想外でした。
“虐待の連鎖”のような話や事件を耳や目にしますが、この作品を読むとそれを強く感じました。どこかで断ち切るにはそれだけの強さが必要で、それを優希と彼(ネタバレになるので、あえて名前はあげませんが)は持つことができたんだろうと思います。(彼については歪んだ面もありましたが)
ミステリーという点からは楽しめるかもしれませんが、読後に重たい気持ちを引きずる作品でした。


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 11

永遠の仔〈上〉

著者 : 天童 荒太

出版社:幻冬舎

発売日:1999-02

評価 :

完了日 : 2008年04月05日

子ども時代に親から虐待を受け、精神を病んでしまい、一時期を同じ施設で過ごした優希・笙一郎・梁平の3人。共通の大きな秘密を抱えた3人が、17年後看護士・弁護士・警察官となって再会するところから話が始まります。
17年前の一つの転落死と現在のいくつかの殺人事件。章を追うごとに真相が見え隠れするのですが、作者によってミスリードされているのではないか?という気もします。(1999年に『このミス』国内部門で1位のようですし)続きが早く知りたいです。
この作品は結婚してすぐ時間がある頃に読んだのですが、その時も先が気になって徹夜で読んだ覚えがあります。その頃は子どもはいなかったのですが、親になった今読み返してみると余計に重たさを感じてしまいます。。。特に優希の弟・聡志が刑事に対してまくしたてた言葉は自分の心にも突き刺さるようでした。こういう作品を読むといつも思うのですが、親子って難しいですね。。。
見てはいないんですが、中谷美紀さんの主演でドラマ化されているようです。


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1.パートママ (2008/04/05)
これは傑作ですよね。気になって眠れなくて最後を先に読んじゃったこと思い出します。
2.shippopo (2008/04/06)
わかります。私も気になって、昨夜は夜中目が覚めて2時間読みました。今卒業式のとこまできてます。のこり100ページです。
 

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 3

てのひらの迷路 (講談社文庫)

著者 : 石田 衣良

出版社:講談社

発売日:2007-12

評価 :

完了日 : 2008年04月03日

久々に自分で本を買いました(^_^;)以前に借りて読んで、文庫化されたら絶対に買うぞ!と思ってました。←ケチ過ぎ??(笑)
大好きな石田衣良さんが、2003年から2年間に連載した24編のショートショート集です。ファンタジー、私小説、エッセイ風etc・・・石田衣良ワールドがぎっしりつまった1冊です。
ストーリー、構成、文章。すべてに石田さんらしさが出ていて、ファンの方にはたまらない1冊だと思います。特に好きだったのは、“パーツデート”という自分の一部を恋人に送ってデートするという『片脚』&『左手』、小説ができるまでとできた小説を綴ってある『短編小説のレシピ』&『最期と、最期のひとつまえの嘘』です。

「架空の世界に溺れて、すこしだけ豊かになり、こちらの世界に帰ってくる。それは本が読む者にかけてくれる魔法だ。これからも苦しいことはあるだろうが、その時間を耐える力を、男は本からもらったようなきがしてきた」
職を失った男が本によって癒しをもらうという話の中の一説です。本好きの人には、このセリフの意味するところきっとわかってもらえると思います。だから私は本が大好きです。


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 15

眠りの森 (講談社文庫)

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:1992-04

評価 :

完了日 : 2008年04月03日

これも加賀恭一郎シリーズです。作品の順番的なことがよくわからないのでさっきネットで調べました。これを知っていればこの順番に読みたかった・・・今回はバレエ団で起きたいくつかの事件を解決していくのですが、恭一郎の昔のことや未緒に対する恋愛感情のようなものが見えて、今まで読んだ作品とは違う一面が見えた気がします。
ミステリーとしては、トリックや犯人は伏線から読み取れる感じがしましたが、あとがきにあった「作者が読者にしかける小説上のトリック、叙述トリック」にはめられていたなと、その部分を読んで気づきました。そういう意味では楽しめたと思います。
加賀恭一郎シリーズ、残すは『卒業』(これを最初に読みたかった・・・)と『どちらかが彼女を殺した』です。


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 1

ダ・ヴィンチ 2008年 01月号 [雑誌]

著者 :

出版社:メディアファクトリー

発売日:2007-12-06

評価 :

完了日 : 2008年04月02日

図書館で見かけて借りてきたのですが、あまりに面白くて自分のものが欲しくなり(読んだ本や読みたい本に印をつけたいのです)、バックナンバーを取り寄せました!!
読んだ本が載っていると嬉しい気持ちになります。それから、読んでみたい本や気になる本がたくさんたくさんで、手帳に書き留めましたが1年かけてもその本たちを読みきれないかも(>_<) この1冊を読みきるだけでも時間がかかりそうです。全部じっくり読んだら、1ヶ月では読みきれないですよね。定期購読はできないな・・・笑


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1.パートママ (2008/04/03)
私は「yomyom」を買いました。こういう雑誌だと読まず嫌いだった作家のものも載っていたりして新しい出会いがあって楽しいですよね。確かに一冊読みきるのは大変ですが。
2.shippopo (2008/04/03)
ホントパートママさんのおっしゃる通りです。私はこういう雑誌の名前程度しか知らず、初めて手にしましたが、今まで知らなかった作家さんやジャンルもたくさんで、自分の守備範囲?の狭さを知りました(笑)
雑誌もしっかり読みたいし、でもそこに紹介されている本も早く読みたいし...悩んでしまいますね。
 

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 8

流しのしたの骨 (新潮文庫)

著者 : 江國 香織

出版社:新潮社

発売日:1999-09

評価 :

完了日 : 2008年04月01日

これまで何度か引越しをしましたが、ずっと一緒に引っ越してきた大好きな本のひとつです。規律を重んじる父と、ちょっと風変わりな母と、3人姉妹に「小さな」弟(もう15歳ですが、家族の中では「小さな」だそうです)の6人家族の日常の物語です。
江國作品の中ではわりと明るい雰囲気のあるほうだと思います。江國さん本人のあとがきに「よそのうちのなかをみるのはおもしろい。」とありますが、まさにそういう作品です。4人の子どもたちみんなそれぞれに個性的で不思議な人たちですが、みんな好きです。いちばんのお気に入りは、しま子ちゃんかな?その突拍子もないところが愛らしいです。友達になりたいな☆(娘だったらちょっと困ります・・・笑)
「流しのした」には、その家族にしかわからないルールや秘密が案外隠されているのかな?自分たちでは普通と思っていても、よその人から見たら我が家も案外変わっているのかもしれませんね(笑)


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 12

川の光

著者 : 松浦 寿輝

出版社:中央公論新社

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2008年03月31日

「王様のブランチ」で紹介されていて以前から気になっていた作品です。住んでいた川を工事によって追われ、新しい住処を探して旅をするクマネズミの一家の冒険の物語です。
全体を通して良くも悪くも人間の世界にも通じるもの、種族同士での争いや種族を超えて助け合える友達との出会いなど、があって、考えさせられました。それからこのお父さんの姿は、映画『ファインディング・ニモ』のお父さんマーリン(あってるかな?)を思わせました。
いい作品でしたが、前評判がよくて期待しすぎていたせいか、全体的にあっけないというか、もうあとちょっと盛り上がりに欠ける感じがしたのでこの評価にしました。


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 7

片想い

著者 : 東野 圭吾

出版社:文藝春秋

発売日:2001-03

評価 :

完了日 : 2008年03月31日

この作品は今回で2回目になります。大学時代のアメフト部の仲間である美月が犯したという殺人事件の真相を主人公の哲朗が追っていきます。
全379ページの結構分厚い本なのでゆっくり楽しもうと思っていたのですが、あらすじは覚えているのに真相の部分をすっかり忘れていて、先が気になり半日で読んでしまいました。
「性同一性障害」という難しいテーマですが、そこは東野さん、美月や同じ悩みを抱える人たちが向き合っている現実がきっちり書き上げてあります。特に、彼らの親の話は読んでいるこちらも苦しくなりました。我が子とはいえでも受け入れきれない、いや、我が子だからこそ受け入れることができなかったんだと思います。
ラストの部分では、他に道はなかったのかな?と思いましたが、そこまでしてもかつての恋人、自分にとっては“女”であったという美月を中尾は守りたかったのだと思います。
1回目に読んだ同じ頃、愛する人の秘密を守ろうとする話で、映画化された『秘密』も読みましたが、個人的にはこの作品のほうがよかったです。


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 5

嘘をもうひとつだけ

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:2000-04

評価 :

完了日 : 2008年03月30日

東野さんにはまってしまって、図書館に借りてきたら偶然にも加賀刑事の作品でした。5つの作品の短編集ですが、どれも読み終わってやりきれない気持ちになりました。。。
ただ淡々と事件を解決していく加賀刑事が好きです。イメージが『容疑者Xの献身』の2人に似てますね。早い段階で犯人が予想できて、加賀刑事が解決していく様子を見ているのは、ドラマの「古畑任三郎」を観ているような感じでした。(こちらのほうがかなり静かに話が進んでいきますが・・・)


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