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無名 (幻冬舎文庫)

著者 : 沢木 耕太郎

出版社:幻冬舎

発売日:2006-08

評価 :

完了日 : 2007年12月15日

 文庫本の表紙カバーには、「一合の酒と一冊の本があれば、それが最高の贅沢。そんな父が、ある夏の終わりに脳の出血のために入院した。混濁していく意識、肺炎の併発、抗生物資の投与、そして在宅看護。病床の父を見守りながら、息子は無数の記憶を掘り起こし、その無名の人生の軌跡を辿る―。 生きて死ぬことの厳粛な営みを、静謐な筆致で描ききった沢木作品の到達点。」と解説されている。

 僕は今、小説を書く真似事をやりだした。60歳にして初の経験である。そんな初学者の僕にとって“テーマの決定”は大変難しいことであった。考えた挙句、「父の死」と決めた。そんな中で偶然見つけたのがこの1冊だった。それにしても、沢木氏のこの作品(の文体形式)は、小説なのだろうかという疑問も心の片隅にあるのだが…。


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