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ハローbreezeさんの読書ノート

2008年に読んだ本
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 1

モダンアンティーク・テーブルウエア―1950~70年代イギリスのかわいい食器たち

著者 : U.K.STOREROOM

出版社:ピエ・ブックス

発売日:2006-02

評価 :

完了日 : 2008年05月02日


うわ~楽しい♪ 確かにかわいい。
洒落たデザインばかり。
このカップ・アンド・ソーサーはいいなぁ、などと自然とそれでお茶を飲んでいる自分を想像してしまう。

いくらするんだろう?どこで売っているんだろう?
とさがしたが、売られていない。
この本は1950~70年の英国アンティーク品の写真集か。

デパートなどはどの店を見てもほとんど同じ品揃え。たとえ、英国王室御用達ものだろうと、見慣れてくると少しつまらなくなっていた。
でも、この本のテーブルウェアたちは、かしこまって使われたものではないだろう。生活に密着してきたのだろう、親しみが持てる。変に背伸びしていない。あたたかみがある。楽しさがある。

せめて、こんな食器を使ったカフェでも探してみよう。

あっ、最後にこういう商品を扱っている店が載っているじゃん。銀座にあるんだぁ!


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 24

果断―隠蔽捜査〈2〉

著者 : 今野 敏

出版社:新潮社

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2008年05月02日

最高!今まで読んだ警察もの中でも、トップクラス。警察ものファンはきっと読んでいることだろう。

主人公の竜崎信也46歳は、東大法学部卒、国家公務員試験甲種合格者の、いわゆるキャリア。しかし、ある事件により、警察庁長官官房の総務課長から大森署の署長に降格。今後の昇格は望めない状況にある。
そして、大森署管内で立てこもり事件が発生する。

各登場人物の性格設定が良い。
特に主人公の竜崎は「変人」と揶揄される堅物。論理性、合理性は、ゆるぎない。がその分、関わる人々との摩擦は避けられない。

立てこもり事件発生中に、妻の冴子が胃潰瘍で倒れる。仕事場や家庭において支えてくれていた人々の存在をあらためて見つめ直し、素直といえるくらい受け入れていく竜崎の変化が良い。
警察庁主席監察官もいい味を出し、見事騙してくれた。

ただし、立てこもり事件終結後の現場検証による、当初の結論には、安易過ぎる、と疑問を持った。
大きなマイナス部分だが、それを覆い隠す
清々しいラストシーンがあった。


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3.瑞記 (2008/07/19)
第61回日本推理作家協会賞を受賞しましたね。
選考委員も渋いセンスです
4.ハローbreeze (2008/07/26)
瑞記さん、今晩は☆ 返事が遅れてスミマセン。
この作品は「うまいなぁ」と感心しましたが、受賞したんですね。
最近の日本推理作家協会賞受賞作品は好みに合わないものが多かったのですが、今回は同じということですね。ちょっと不思議な気がします。
推理小説の範囲が大きすぎて、境界線も朧。
推理小説好きが受賞作品だからと読んだらガッカリとならないようにしてほしいのですが……

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 146

図書館戦争

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2006-02

評価 :

完了日 : 2008年05月01日

まずい。読み始めてすぐに頭をよぎった。
生理的に受け付けない話だ。
しばらく読み続ければ慣れるかと思ったが、やはりダメだ。居心地が悪い。落ちつかない。
投げ出したいと思った本は、久しぶりだ。

それでも最後まで読んでみた。
あまりに突飛な物語世界で、結局ついていけなかった。

人気があるらしいが、若い人中心に支持されているのだろう。

自分と好みが似ている、たなぞう会員の方の感想を見ておけばよかった。大失敗。


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3.みやつこ (2008/05/02)
お邪魔します。私も全く似たような感じで、はじめ数ページでこれは読めん、と放りっぱなし。あげく読みもせずに友人に贈呈しました。ちょっと肌に合わない。
しかし、ハローbreezeさんの「感想」でこれだけ評価が辛めの作品も珍しくないですか?逆に読みたくなってきます。
4.ハローbreeze (2008/05/02)
みやつこさん、こんにちは☆
私は、良くても悪くても、必ずその理由や根拠を書くように
心掛けているのですが、この作品に関してはまず何より生理的に受け付けませんでした。
ご指摘の通り、まったく好みじゃなかった作品はアップしていませんでした。
たとえば
打海文三著『ハルビン・カフェ』
筒井康隆著『農協月へ行く』 があります。

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 1

東京23区のおいしいケーキ屋さん―データ&マップ付き

著者 : レブン

出版社:メイツ出版

発売日:2003-09

評価 :

完了日 : 2008年04月30日

遊びに行ったとき、土産に買うケーキを選ぶのに
迷わないよう、下調べは大切。

ケーキは生ものだから、帰るぞというときに買わなければいけない。しかし、その頃は当然疲れているので、迷いたくない。東京は凄い数のケーキ屋があるから、出かける前に候補くらいは選んでおきたい。

主観的な味の評価がほとんどないのが、かえって良い。そのかわりに、その店一押しケーキの構造説明があるので、味が想像しやすい。
ケーキにも旬を意識させられた。
オール・カラー写真。

おまけに、ケーキ用語辞典が1ページあり。わりと役立つ。
笑ったのは、「ケーキの食べ方上手になるちょっとしたコツ」のページ。
ケーキの周りのフィルムはフォークで巻き取る。この方法がスマートなのだそう。


この感想へのコメント

4.ハローbreeze (2008/05/01)
昔、男女6人でイタリア料理店に行ったときのこと。
デザートの段になって、永遠の課題「ミルフィーユの食べ方」が話題になった。
気になる男とミルフィーユ、というシチュエーションは滅多にないけれど、あったらプレッシャーと女性陣。
そうしたら、一番もてる男が言いました。
「ミルフィーユで困る子がいたら、惚れる。困りきっていたら、自分のクレーム・ブリュレと交換してあげる」
一同、「ふ~ん」
5.KUMI (2008/05/02)
え~とぉ~♪そのぉ~・・・
只今、感激で心の中で何往復も行ったりきたりを繰り返しているその、素敵すぎる言葉を発せられたのは・・・
もしかして、ハローbreezeさん??

あ、やっぱり答えていただかなくてけっこうです。
そういう事にしておいた方が、なんだか楽しいかもっ☆
いや、胸にキュ~ンとくるお言葉、有難うございました♪

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 6

使ってみたい武士の日本語

著者 : 野火 迅

出版社:草思社

発売日:2007-09-22

評価 :

完了日 : 2008年04月30日

時代小説を読んでいて、わからない言葉があったので調べようとしていたところ、この本に出会った。

調べたい言葉そっちのけで、読み入ってしまった。

時代小説の一節を例に挙げ、そこに使われた「侍言葉」の意味、そしてその一節の持つ趣きを解説してある。

中にはわかっていたつもりで、違っているものもあった。正しい意味を理解すると、言葉の魅力が深まった。味わい深い。

サムライ好きの外国人に負けないよう、侍に再注目してみたい。


この感想へのコメント

3.ようちん (2008/05/01)
こんばんわ!ハローbreezeさん
そうですかぁ~ 第5章が[剣術の醍醐味を伝える言葉]これを読むと、剣術についての理解が深まるのかな?藤沢作品とか剣客商売を読むと、いつも型が想像つかず、せっかくの勝負シーンもお楽しみ激減でした・・・イラストつきのものとかないのでしょうかね?あはは♪

4.ハローbreeze (2008/05/02)
今晩は!
この本を読んだきっかけは、なんと深夜の経済ニュース。
小学生の間で侍言葉が流行っているんだって。漫画らしいよ。
キャスターの男性がお酒を飲んで帰宅したら、小学生の息子に
「この狼藉者!」と言われ、驚いたんだって。笑っちゃた。

イラスト付き辞典のつもりで、漫画という手もあるかも?

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 2

プロヴァンスの贈りもの

著者 : ピーター メイル

出版社:河出書房新社

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2008年04月29日

大ベストセラー『南仏プロヴァンスの12か月』その他一連のプロヴァンス作品でお馴染み、ピーター・メイルの小説第5作目です。

南仏プロヴァンスでの生活を綴ったエッセイだと思って読み始めたら、架空の物語、小説でした。
でも、間違ってよかった。とても面白かったのですから。

ロンドンの金融界で働く30代後半のマックス・スキナーは、金儲けと出世にしか興味がなく、バツイチの独身生活ゆえ食事は不規則、ランチなどパソコンのモニターを睨みながら、サンドウィッチを齧ることしばしば。
しかし突然、会社を解雇される。
途方にくれていると、1通の手紙が。
亡き叔父の小さなぶどう園を相続できるという通知だった。
場所は少年時代に夏休みを過ごした思い出の地、南仏プロヴァンスの村サン=ポン。
ワイン好きの陽気な親友チャーリーが当面のお金、日本円だと2百数十万円をポンと貸してくれ、法的手続きのため現地へ飛んだ。
そこで待っていたのは、昔と変わらぬ美しい風景や村の暮らしと、魅力的な女性、相続をめぐる予想外の問題、そしてぶどう畑に隠されたひとつの謎だった・・・・・。

南仏の夏の強烈な陽射し、あふれる色彩、乾いた空気、ラヴェンダーの香り、焼きたてパンやワイン、料理のにおい、読んでいる間はプロヴァンスに身を置いているようにさえ感じました。

五感を刺激され、さらに軽いミステリーまで味わわせてくれ、心安らぐ、馥郁とした物語でした。


この感想へのコメント

7.ようちん (2008/06/16)
さらに、こんにちは。
この作品、映画になっていたんですね、ご存知でした?私、思わず観てしまいました。
ハローさんの感想のイメージでいましたが、映画は微妙に違っていて、「軽いミステリーな味わい」はなかったですね。しかも、ラッセル・クロウでプロヴァンス、個人的な先入観からかちょっとピンとこなかったです。南仏の自然や食事の様子をもっとたくさん映して欲しかったかなぁ。。。原作が読みたくなりましたね。
8.ハローbreeze (2008/06/18)
こんにちは。
この本のあとがきに、ラッセル・クロウ主演で映画化と書かれていました。
私も、ちょっとイメージ違うなぁ、と思いました。彼女との喧嘩シーンをコミカルに演じたり、気弱そうだったり、さらにイギリス人なら、ヒュー・グラントが良いのではとその時は思いました。
アマゾンでチェックしたら、評価はいいんですね。

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 1

フローラン・ダバディーの絶対おいしいTOKYO

著者 : フローラン ダバディー

出版社:小学館

発売日:2005-10

評価 :

完了日 : 2008年04月29日

美食の国、フランスから来た著者が、日本のレストランをどう評価しているのか、興味がわいて読んでみました。

自分を「究極のグルメ」といっちゃう自信には驚いたけれど、その心意気はちょっとかっこいい。

この本は理想の料理を求めた「冒険の書」だそうで、日本にある、様々な国のレストランを紹介しています。
基本は値段が良心的で、量もある、当然のことながら「究極のおいしさ」を持ちあわせている店。一人でも大勢でも、カップルでも大丈夫。
値段は一人前5千円を超える店は好きじゃないらしい。

食のエッセイとして読んでも十分に面白いし、楽しめます。梅干し納豆ご飯まで登場します。

印象に残ったのは、銀座のあるフランス料理店のアンドゥイエット(内臓のソーセージ)についての一節。
「今までの人生で食べた1万個以上のアンドゥイエットの中でナンバーワン」だそうです。

フローラン・ダバディーは、元サッカー日本代表監督トルシエの通訳をしていた人。トルシエの隣りにいた、とても背の高いフランス人です。母親はなんとパリ一有名なサッカー・クラブのオーナーの娘だそうです。

さて、GWはどこで食べようかな?



この感想へのコメント

5.ryoukent (2008/05/03)
フローラン・ダバディーという人はいろんな国を訪れているようですが、日本との出会いがそのなかでも特別なものであり、だからトルシエの通訳もあったし、この本の上梓にも至ったってことなのでしょうね。
6.ハローbreeze (2008/05/03)
そうですね、日本には何かがあったのでしょう。
彼のプロフィール
1974年、パリ生まれ。
98年、映画雑誌『プレミア』のエディターとして来日。
同時にサッカー日本代表監督の通訳に抜擢され、パーソナルアシスタントに。
現在は雑誌のコラムニストを務めるほか、テレビキャスター、スポーツ解説者、俳優、モデル。
以前、FM放送で彼がナビゲーターをしている番組を聴いていました。
この本が2005年発行で、来日から7年。

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 35

使命と魂のリミット

著者 : 東野 圭吾

出版社:新潮社

発売日:2006-12-06

評価 :

完了日 : 2008年04月28日

『容疑者Xの献身』『白夜行』と並ぶ傑作にまた出会えた。
あくまで個人的意見だが・・・

この作品はひと言でいうと医療サスペンスもの。
後半の犯行開始から、緊迫感、緊張感が高まる。
推理よりもプロットの重層感と人間ドラマに重点が置かれた作品。
登場人物ひとりひとりの生き方(使命と魂)が、複雑に絡み合いながら、収斂されていく。
東野さんお得意のパターンだが、この作品はとりわけそのバランスが良かった。
[リミット]とはそういう意味だったのか・・・

トリックに凝るあまり、犯人にアクロバット的な行為をさせ、その結果、綻びが生じてしまうことが多くはないだろうか?
しかし、この犯人が犯行におよぶ姿には、やむにやまれぬ思いが滲み出ていた。選択した犯行方法の不自然さもあまり気にならなかった。

主人公や犯人の煩悶する心情を巧みに描きつつ、ラストには彼らに関わってきた人々の真情をも明らかにする。そのとき、何かが胸中を去来する。
そして、雲間から希望の光がさし、物語は終わる。



この感想へのコメント

1.べる (2008/04/29)
私はあまりにも予定調和すぎる所がちょっと不満でした。多分東野さんじゃない人が書いた作品だったらもっと評価していたような気がするんですが・・・(期待が大きかったので)。でも一番気になったのは表紙のセンスかも(この無駄な題字のデカさは・・・)^^;
2.ハローbreeze (2008/04/29)
私は厳密には星4.2くらいなのですが、おまけしました。
減点分は、(以下ネタバレあり)



















犯人がアリマ自動車会社社長を狙う方法として、欠陥らしい細工を施したアリマの車を使ったら良かったかと。
もう一つ、倒れた西園教授の手術に夕紀が前立ちすることで真実がわかるかたちだったら・・・




 

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 2

散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)

著者 : 池波 正太郎

出版社:新潮社

発売日:1981-10

評価 :

完了日 : 2008年04月27日

GWに日本橋から銀座にかけて散歩しようと思ったとき、本書を書棚から見つけてきて再読した。

十代のころの池波さんがその界隈を駆け回っていた。
その様子を垣間見られて、なんとも微笑ましい。
東京といえども洋食はまだ黎明期にあったので、
銀座・資生堂パーラーの話は楽しかった。

50歳を過ぎた池波さんは、ある日、映画の試写会室を出て、日本橋の[丸善]で文房具を買ってから[三越]の食品売場をのぞく。
しかし、最短コースになる日本橋を渡らない。
日本橋が高速道路の下になり無惨な姿を晒しているから、東急デパートの角を右に曲がりかなり大きく迂回した。
そんな池波さんも面白かった。

こんなふうに散歩しながら、鬼平や剣客は生まれたのだろうか?

多くはないが、写真もあり。


この感想へのコメント

1.ようちん (2008/04/27)
こんばんわ♪
あ、GWお散歩されるんですか?お天気よいといいですね♪
そして、なにか発見やお気に入りに出会えるといいですよね~♪
休日の銀座~日本橋、人出が多いかもですが、くじけないでくださいませ。平日も、海外の観光客の方がたくさんいらしてます。
あ、宮部みゆきさんの「平成お徒歩日記」も、全部は出来ないけど、本所深川界隈を歩くのに参考にしたい一冊ですね。
2.ハローbreeze (2008/04/27)
今晩は!
宮部みゆきさんの『平成お徒歩日記』読んでみます!
『本所深川ふしぎ草子』で今の亀戸駅そばの饅頭でしたっけ?なにか名物が出てましたよね。それが買いたいです。

先月はお彼岸の墓参りの帰りに、浅草を散歩しました。
仲見世を、とても多くのいろいろな国の人々が歩いていました。彼らが選んでいる土産は面白かったです。
 

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 1

自分と自分以外―戦後60年と今 (NHKブックス)

著者 : 片岡 義男

出版社:日本放送出版協会

発売日:2004-07

評価 :

完了日 : 2008年04月25日

たなぞう会員の方の感想をみて、私も読みたくなった。

片岡義男さんはいつも僕に新しい何かを教えてくれる。
大学1年のとき、駅前の書店で片岡さんの文庫本ともう1冊誰かの文庫本を買った。同年代のアルバイトの女の子が書店のカバーをかけてくれながら、
「お洒落ですね」といったのを思い出す。
もう1冊の誰かの本は、お洒落といわれるわけのない小説だったので、お洒落なのは片岡さんの小説だったのだろう。
僕らの世代にとって、片岡さんの作品がお洒落に映ったのは否定できない。自分たちの日常とは微妙に異なる世界を感じ、その逸脱ぐあいが一種のお洒落だったか?
 
この本、副題は『戦後60年と今』だが、これには驚いた。
彼の作品で、経済、バブル、デフレ、不況という単語を用いた文章を読んだことがなかったからだ。
過去の作品とは違い、リアルに戦後60年間の日本を論評している。そして首肯できるところが多かった。

また、作家として絶対にやりたくないことが明記されていて、今まで彼の作品に対して漠然と理解していた部分がはっきりして、嬉しかった。

日本人が「と思います」と安易に使うことについての論評は耳が痛かった。


この感想へのコメント

7.ハローbreeze (2008/04/30)
>ryoukent さん
昨日読んだ『プロヴァンスの贈りもの』では、ダイアナ・クラールがかかりました。今、彼女の[The Look Of Love]を聴きながら書いています。

>いーはとーぶさん
こちらにもコメント、ありがとう。小説の方は、勝手が違いませんでしたか?
8.いーはとーぶ (2008/05/06)
今日お茶の水の東京堂書店へ行ったら、古本のなかに片岡義男さんの赤い背表紙の文庫本がずらっと並んでいました。・・・古いのから読むよりも、新しいのから読むことにしようっと、と決めました。(そのほうが馴染みが早いかと)

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 63

流星の絆

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:2008-03-05

評価 :

完了日 : 2008年04月24日


東野作品には珍しく?ある意味ハッピーエンド。
凄惨な殺人のある小説は読んでいると動悸さえ起こることがあるが、この作品は最後に少しだけホッとできた。
「全ての東野作品を凌ぐ現代エンタメ最高峰!」というキャッチコピーは問題だけれど、ミステリとしてはわかりやすく書かれている。

ただし、功一が犯人だと確信した人間に対しておこなう工作には大きな疑問が残る。功一は頭がきれるという設定にもかかわらず、矛盾する行動をとる。「あれ」を証拠捏造に使うのはリスクが高すぎる。現場検証の際、多くの警察官が目にした可能性が非常に高いはずだから。事件発生直後の現場にあった「××××××」が、なぜ時効間近になって別の人間の家から出てくるんだ、ということになってしまうだろう。

一方、小説面ではどうか? 残念ながら人間の心情を深く掘り下げている作品ではない。
だから、『白夜行』が良いと感じる人には、ちょっと物足りないだろう。


この感想へのコメント

6.ハローbreeze (2008/04/27)
ブログ読みました♪まったく同感です。
なのになぜ私の評価が星3つ? 以下ネタバレあり。  
 


















功一なって考えると、あの証拠品の捏造工作はかない危険です。あれらの品は現場検証の際、複数の警官が目にしている可能性が非常に高いからです。
ノートは特に危険です。レシピとはいえ、事件のヒントが書かれていないかと必ず見ているでしょう。
P.27 二階も調べられています。功一は頭が良いのに・・・
7.ハローbreeze (2008/05/01)
もう一点、減点理由を書いておきます。

以下ネタバレあり。未読の方はご覧にならないようご注意ください。



















警察官ではないのですが、知り合いの公務員に訊きました。
警察官があのような事情で、200万円のために殺人を犯すという設定には首を傾げざるをえないということでした。たとえ、14年前でも。
はっきりとは教えてくれないのですが、しかるべきところに相談すれば、市場より低金利で借り入れができるはずだそうです。

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 2

Michio's Northern Dreams (2) ラブ・ストーリー PHP文庫 (ほ9-2)

著者 : 星野 道夫

出版社:PHP研究所

発売日:2005-12-02

評価 :

完了日 : 2008年04月24日

殺人事件ばかり読んでいるので、殺伐とした心を癒してもらおうとページをめくった。
あえて第2巻『ラブ・ストーリー』を選んだ。
第1巻は『オーロラの彼方へ』だったから。
今は春。オーロラは今度の冬にとっておいて、まずはアラスカの春を感じたい。

1ページ、春の光を逆行で浴びて、産毛が後光のように輝く紫色の花2輪。ちょっと首をかたむけて愛嬌を振りまく子供のよう。

「・・・・会いたかった」と書かれたページを捲ると、
寝起き?の熊の顔。うずくまっている。眼がとろんとして、冬眠から目覚めたばかりなんだね。

星野さんの慈愛に満ちた文章と大自然の写真を見て、ふと頭をよぎったのは、最近頻繁に報道される異常気象のこと。
意識を持ってなんとかしないといけない問題だけど・・・・・
スーパーの買い物にエコバッグを使っている。
できることから、まず始めてみようと決めた。
仲間で、いい子ぶってるみたいでとか、照れくさいからできないという人もいる。

小さな子供の頃からずっと、星野さんの写真や話に触れていたら、どうだっただろう?

TVである国の絵本を紹介していた。
森が火事になった。動物たちが逃げ惑う。
しかし、1羽の小さな鳥は、川の水をその小さな嘴にふくんで舞い上がると、火の上に落としはじめた。たった一滴の水を。
でも何度も何度も繰り返えす。
それを見た動物たちが鳥に言った。
「そんなことしてなんになるんだ。たった一滴の水じゃ火は消せないぞ」
小さな鳥は答える。
「ぼくはぼくに出来ることをしているだけ」

以上、不正確ですが、そのような内容でした。




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4.いーはとーぶ (2008/04/30)
星野道夫さん、写真だけじゃなくて文章もいいですね。市川文学館というところで『文章家 星野道夫』というイベントが5月25日まで開催されているようですが(星野さんは市川氏出身)、まさに文章家だと私も思います。
5.ハローbreeze (2008/04/30)
KUMIさん、いーはとーぶさん、いつもコメントありがとう♪
いーはとーぶさん、私が星野さんを知ったのは、こちらの
KUMIさんのたなぞう読書ノートを見て[星野道夫]の名前が記憶に残ったからです。
ある日、市川市のその会場そばを通りかかったとき、星野道夫展のポスターを見て、記憶と重なり、立ち寄ってみたのです。
KUMIさんのノートを見ていなければ素通りだったかもしれません。
たなぞうのご利益です♪

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 11

学生街の殺人 (講談社文庫)

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:1990-07

評価 :

完了日 : 2008年04月21日


読後一番に感じたのは、この後の東野さんの大活躍が見える作品だということです。
この作品はデビュー4作目ですが、ここでひとつの壁を乗り越えたのではないかと思いました。前3作には気になる点が少なからずあったからです。

第1作『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、東野さんはミステリー界へと羽ばたきますが、その殺人の動機については弱さを指摘する声がありました。東野さんがあえて意外性のある動機を選択したそうですが、賞の選考委員や読者の少なくない方々が動機に弱さを感じると述べたという現実がありました。
そして第2作『卒業』、第3作『白馬山荘殺人事件』は、犯罪方法、トリックにおいても疑問点が多々ありすぎ、その上人物描写もいまひとつでした。
しかし、この『学生街の殺人』は、前3作の問題点をかなり払拭し、良い点は生かした上で、新たな試みも実行していて、ミステリーとしてのレベルがぐっと上がっています。

新たな試みについて一部にだけ触れると、いったん全面解決したかにみえた事件の裏に、実はもうひとつ隠された真相があったというかたちで書いていることが挙げられます。しかも、そのもうひとつの真相は読者を驚嘆させるだけでなく、その真相が解明されることによって、被害者の心理状態が浮き上がって見えてくるように仕組んだところは見事で、感心させられました。

この作品のイメージは、ハードボイルドぽいと感じました。
全体を通してひとつ沈んだ、陰鬱な雰囲気があります。そして、主人公は辛い結果が待っているかもしれないと感じながらも、真相解明への行動を止めません。ハードボイルドのパターンです。
学生や素人が探偵役になり、コメディタッチで事件を解決していくタイプのミステリーや、青春学園もののライトミステリーよりも、私は好感を持ちました。

好き嫌いの面で言うと
作品世界の雰囲気や、犯人の抱いた動機内容、そして殺された女性の性格や背負ってしまったものなどは、読者の好みの別れるところかもしれません。
読者によっては「暗い」雰囲気を好まず、それだけで嫌悪感を持つ方もいると思います。そのような読者は真相が解明されたときにさらに起こる事件に、一層気分を落ち込ませることでしょう。
しかし、動機、人物描写において、この作品は前3作を確実に越えています。

トリックについては、物足りなさを感じる人も多いと思います。
しかし、この作品のトリックには前3作のような不自然さがありません。無理がありません。
不自然さがないのは当然なんです。トリックは犯人が練りに練って考え出したものではないのですから。


この感想へのコメント

1.Tetchy (2008/04/22)
これほど評価が高いとわ、意外でした。
確かにこの作品は初期東野作品の第1集大成的作品だと思います。
ただ明かされる真相があまりに残酷。そして主人公の犯人に対する仕打ちも。
結婚するとわかりますが、あれはいくらなんでもないんぢゃないかと・・・。
この作品は、意外性のためのなら、どんなことでもやるという東野氏の人非人的なところが見えて、実はあまり好きじゃないんですね~。
スミマセン、こんなコメントで。
2.ハローbreeze (2008/04/22)
今晩は☆ よいコメントありがとう!
好みの問題は、意見が分かれて当然です。
ちょうどマイケル・コナリー著『夜より暗き闇』が頭に浮かびました。
彼が生み出した二人の人気キャラが揃い踏みします。
一人は、チンピラを殺されるのがわかっていながらも泳がせ利用します。
もう一人は捜査のためだろうが、チンピラが殺されたことを納得しません。
悪に対する二人の掟の違いが浮き彫りにされています。
ここでは、後者が好きです。
 

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 81

悪人

著者 : 吉田 修一

出版社:朝日新聞社

発売日:2007-04-06

評価 :

完了日 : 2008年04月18日

父親に捨てられ、母親に捨てられた主人公、清水祐一は、出会い系サイトで知り合った女性を殺してしまう。
出会う人々との関係の中で、祐一の心情が徐々に浮き上がってくる。
はじめは内気で、口数が少ない、何を考えているのかわからない、危険そうな男だという印象を持った。しかし、読み進むうちに危険そうという印象にズレを感じ始めた。

祐一は
なぜ、殺人を犯したのか?
なぜ出会い系サイトで女の子と知り合おうとし続けたのか?
一緒に住みたかったのに突然姿を消した金子美保に、せっかく再会できたのになぜ逃げてしまったのか?
なぜ車があれほど好きなのだろう?

読み終わってそれらの疑問が解け、主人公祐一という人間のかなしさがわかり、虚しさだけが残った。

冬の寒さが身に沁みる作品。


この感想へのコメント


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 4

東京てくてくすたこら散歩

著者 : 伊藤 まさこ

出版社:文藝春秋

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2008年04月17日

この本は、文藝春秋ホームページ・サイバークレア「伊藤まさこの東京てくてく日記」(2005年7月~2006年6月)の連載に追加取材のうえ、大幅に加筆・修正したものとのこと。

紹介されている街は
吉祥寺、根津・谷中、二子玉川、田園調布・等々力、浅草、青梅、西荻窪、青山、本郷、築地、代々木上原、神楽坂。プラスおまけが中目黒、自由が丘、浅草のほおずき市、東郷神社の骨董市、国際子ども図書館。

春夏秋冬の順で、立ち寄った場所や眼にとまったものの写真に短い文章が軽く添えてあります。
「さんぽの収穫」として、買ったものも見せてくれたりと楽しく、自分も今度ここに行ってみようと思わせてくれました。「根津のたいやき」もおいしそう。

著者の伊藤まさこさんは料理や雑貨など暮らしまわりのスタイリストだそうです。
小さな写真にうつった彼女のファッションはナチュラル・テイストで、木綿や麻のシンプルでノスタルジックなものです。
たとえば、フランス気分の神楽坂はトラッドなカーキのトレンチコートを細かい花柄?のシンプルなワンピースの上に羽織っています。

きっと生活スタイルもナチュラル派なのでしょう。



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8.ようちん (2008/09/14)
こんにちは。この本読みました♪
思っていた通り、とっともすてきでした♪
連休中に西荻の「こけし屋」の朝市に行きたい、と思っていたら、ちょうど本に載っていたので、雰囲気が確かめられてよかったです。(朝、雨模様だったので、結局まだ家にいますが。来月こそ行ってみます)等々力や二子玉、根津など、知らない場所がたくさんあって、早速散策に出掛けたくなりました♪
9.ハローbreeze (2008/09/15)
あっ、読んだんですね♪
本を読んで散歩気分を味わうだけでも結構楽しいですよね。
この本の影響で、この夏は自転車に乗って、遠くの公園まで何度か行ってみました。大きな池のある公園や高台にある公園の木陰のベンチは、思いのほか涼しい風が通り抜け、快適に読書ができました。

ちなみに今気になっている場所は「谷根千」、谷中・根津・千駄木です。最近、よく紹介されてますよね。

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女王国の城 (創元クライム・クラブ)

著者 : 有栖川 有栖

出版社:東京創元社

発売日:2007-09

評価 :

完了日 : 2008年04月16日

週間文春ミステリーベスト10において
<2007年国内作品 1位>に選ばれていたので読みました。
有栖川作品は短編を数冊読んだだけで、長編は初めてでした。

読後一番の感想は「長かった」です。
自分に合った作品ならば、長編であってもまったく長さを感じないのですが、この作品は終盤までかなり退屈でした。

この作品は「江神シリーズ」の第4作目だそうで、
ファンの方にはお馴染みの英都大学推理小説研究会のメンバーも、初めての私にはキャラクター度が薄かったです。望月と織田の会話ではどちらが話しているのかわからなくなりました。
青春小説の部分も、キラめかずトキめかず。

良かったのは終盤の謎解きです。不自然に細工を凝らしたトリックではなく、無理がありませんでした。でもちょっと小さくまとまりすぎているようにも感じました。犯人にも意外性はありません。

江神シリーズ前3作も読みたいと思わせる作品ではありませんでした。


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図説 千利休―その人と芸術 (ふくろうの本)

著者 : 村井 康彦

出版社:河出書房新社

発売日:1999-03

評価 :

完了日 : 2008年04月13日

古典落語の『井戸の茶碗』『茶の湯』や東野圭吾著『卒業』、よく見るテレビ東京の『なんでも鑑定団』で、茶道、茶道具ひいては千利休に興味がわいていたので読んでみました。

秀吉により自刃させられたのはなぜだろう?
井戸の茶碗ってどんなものだろう?写真を見たい、というような好奇心がありました。
収録図版約230点がオールカラーで一気に見れます。
写真であっても、道具の持つ「力」を垣間見ることができます。

次は利休の生涯を描いた小説をみつけて読みたいと思います。


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夜明けの街で

著者 : 東野 圭吾

出版社:角川書店

発売日:2007-07

評価 :

完了日 : 2008年04月10日

不倫の原因がこのようなことだったとは。
ラストには軽いどんでん返しがあり、東野さんはやはりよく練り上げていると感心しました。

「不倫をする奴は馬鹿だ」とおもっていた主人公の男が、自分に都合の良い解釈をするようになっていく姿は、陳腐ですがリアルにも感じました。
このように本能に流される男は多いのでは?
しかし、決して悪い人間ともおもえなかったので、同情もありました。友人の新谷のように。

なぜ仲西秋葉は別の行動をとれなかったのでしょうか?
考えが閃いたとき、一呼吸置いて考え、妻子のない別の男を見つければよかったのに・・・・
いろいろな面で悲しい女性ですね。

主人公の男目線で読むと、ラストシーンはかなり辛いだろうと想像させられました。


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ミステリーはおいしい (ミステリーセレクション)

著者 :

出版社:ポプラ社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2008年04月10日

「食」をテーマにした、短編ミステリー4話収録。

お茶でも飲みながら、日常生活のささいな謎を論理的に解いてみましょう、というティー&ケーキ・ミステリー集。ストレートな殺人はないので、怖くありません。

1.『アラカルトの春』O・ヘンリ ★★
    恋する若い2人の微笑ましい話

2.『ママは賭ける』ジェイムズ・ヤッフェ★★★
    警官のママは安楽椅子名探偵

3.『料理女を探せ』アガサ・クリスティ★★★★
    ポワロが消えた料理女の謎を解く

4.『砂糖合戦』北村 薫 ★★★★★
    紅茶に山ほど砂糖を入れる魔女3人?

特に『砂糖合戦』は私の大好きな作品です♪


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ゴールデンスランバー

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:新潮社

発売日:2007-11-29

評価 :

完了日 : 2008年04月08日

多くの人が高い評価を与えていたので読んでみました。
伊坂ワールドは顕在で、陰湿感はなく、相変わらずカラッと乾いてクールでした。
後半までは面白く、最後はどんな真相が暴かれるのだろうかとワクワクしていたのですが、こういう終わり方なのですね。温かいものが残りますが、消化不良の感じもあります。

この作品は米国のケネディ大統領暗殺をモチーフにしています。参考文献の落合信彦著『2039年の真実』に書かれているように、この事件には驚くべき真実が隠されています。
そしてストーリーは、これも米国のドラマや映画でヒットした『逃亡者』のようです。こちらも最後に「エッこの人が」という真犯人がわかります。
しかし、この作品は真犯人への逆襲がないんですから、がっかりでした。
熱烈な伊坂ファンには、このほのぼのとした終わり方がベストなのかもしれません。堪能したという方も多いようです。ほのぼのとしたサゲにはきちんと伏線も引いてありましたし。

でもあくまで私の個人的意見ですが、ほのぼのしたサゲだけでなく、プラス悪党退治もお願いしたかったです。


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