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ハローbreezeさんの読書ノート

少年から男への成長記
「自分の居場所がわからない」などと嘆いて、薄っぺらな存在証明を求めたりしない。
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 83

一瞬の風になれ 第三部 -ドン-

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-10-25

評価 :

完了日 : 2008年08月18日


最終巻のこの第3部は、あえて今読んだ。
オリンピックの時期に読んだらどうだろう、と前2巻を読んでいるときに思いついたからだ。
このところ、作中の季節と同じ季節に読むとどんなもんだろうか、としきりに試したりもしていた。

結果はまずまずだった。
オリンピック選手の走りが頭の中に映像として残っているうちにこの本を読んだら、登場人物たちの走りが見えるような錯覚が起きた。
予選通過確実な選手が最後のほうを流す姿。ボーダー・ラインにいる選手の必死の走り。足の運びや手の振り方など、現実とフィクションの世界がシンクロした。

陸上にかける青春を描いた爽快な小説。
最近この手の爽やかなスポーツ青春小説が流行りだしたようで嬉しい。
暴力シーンの多い、不良少年少女たちのドラマよりよっぽどいいと思うのだが……


この感想へのコメント

2.ハローbreeze (2008/08/21)
あくまで個人的な感覚ですよ♪
私は陸上競技で走る選手のフォームを真剣に見たことがありませんでした。だから、本書でフォームに触れられてもイメージできず残念だったので、オリンピックで見てみようと思ったわけです。
じっくりと見たら、美しさと力強さを実感できました。

「よさげ」は標準語かはわかりませんが、使いますよね。
「かわいげ」、「危なげ」の「げ」と同じですよね。
3.ryoukent (2008/08/23)
第三巻を読んでる途中で、男子400mリレーが銅メダルに輝きました。
「よさげ」なんてもんじゃないくらい感動しました。
大変よかったです。
Breezeさんありがとう!
『一瞬の・・・3 ドン』はまだ読んでる最中だけど。

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 63

流星の絆

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:2008-03-05

評価 :

完了日 : 2008年04月24日


東野作品には珍しく?ある意味ハッピーエンド。
凄惨な殺人のある小説は読んでいると動悸さえ起こることがあるが、この作品は最後に少しだけホッとできた。
「全ての東野作品を凌ぐ現代エンタメ最高峰!」というキャッチコピーは問題だけれど、ミステリとしてはわかりやすく書かれている。

ただし、功一が犯人だと確信した人間に対しておこなう工作には大きな疑問が残る。功一は頭がきれるという設定にもかかわらず、矛盾する行動をとる。「あれ」を証拠捏造に使うのはリスクが高すぎる。現場検証の際、多くの警察官が目にした可能性が非常に高いはずだから。事件発生直後の現場にあった「××××××」が、なぜ時効間近になって別の人間の家から出てくるんだ、ということになってしまうだろう。

一方、小説面ではどうか? 残念ながら人間の心情を深く掘り下げている作品ではない。
だから、『白夜行』が良いと感じる人には、ちょっと物足りないだろう。


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6.ハローbreeze (2008/04/27)
ブログ読みました♪まったく同感です。
なのになぜ私の評価が星3つ? 以下ネタバレあり。  
 


















功一なって考えると、あの証拠品の捏造工作はかない危険です。あれらの品は現場検証の際、複数の警官が目にしている可能性が非常に高いからです。
ノートは特に危険です。レシピとはいえ、事件のヒントが書かれていないかと必ず見ているでしょう。
P.27 二階も調べられています。功一は頭が良いのに・・・
7.ハローbreeze (2008/05/01)
もう一点、減点理由を書いておきます。

以下ネタバレあり。未読の方はご覧にならないようご注意ください。



















警察官ではないのですが、知り合いの公務員に訊きました。
警察官があのような事情で、200万円のために殺人を犯すという設定には首を傾げざるをえないということでした。たとえ、14年前でも。
はっきりとは教えてくれないのですが、しかるべきところに相談すれば、市場より低金利で借り入れができるはずだそうです。

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 8

ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)

著者 : 樋口 有介

出版社:文藝春秋

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2008年04月06日

2つのことに驚き、惹かれた。
ひとつは、古さを感じなかったこと。
この作品が第6回サントリーミステリー大賞の読者賞を受賞したのは、20年前の1988年、昭和63年のこと。なのにまったく古びていない。
2つめに、主人公が高校二年生の男子ながら、しっかりとハードボイルド・ヒーローをしていること。
青春ミステリーと謳われているため、ライト感覚の
中高生向き小説かと安易に考えたが、読後大きな勘違いだったと反省した。
芯の部分はハードボイルド小説の条件を満たしているのでは。しかし、決して固く重すぎるわけではなく、表面上は軽く、ユーモアに溢れ、明るい基調に描かれている。会話の部分も軽妙洒脱。
ヒロインの女の子も生き生きと生命力に溢れている。文庫解説の書評家がうまく表現されているが、「ツンデレ」していて、とても可愛らしい。
良い作品に出会えた。


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 47

チルドレン

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:講談社

発売日:2004-05-21

評価 :

完了日 : 2008年02月07日


5つの短編が繋がって、一つの物語になっているライト・ミステリーです。
各キャラクターがとても生き生きとしていて、
読んでいる間中楽しく、ひなたぼっこをしているように、心温めてくれます。
ギャグもあり、笑えます。
劇団ひとり著『陰日向に咲く』に似たテイストを感じました。


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 2

虹の谷の五月

著者 : 船戸 与一

出版社:集英社

発売日:2000-05

評価 :

完了日 : 2007年05月03日

セブ島で祖父と暮らす少年トシオ。
生活は貧しいが、彼には闘鶏用の軍鶏をチャンピオンに育てる夢がある。
しかし、彼しかしらない「虹の谷」への道のために、巨悪と対峙する羽目に陥る。
少年の夢、そして知る、別れ、挫折、怒り、誇り、愛、そして希望。
少年は男へと成長していく。


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1.ダフニス (2008/09/24)
突然コメント失礼いたします。
フィリピンは不思議な国です。キリスト教国なのに汚職・不正がまかり通っていて、そのくせ見る人によってはお気楽そうに見えるという。しかし、この作品ではフィリピンの暗部に焦点を当てていますね。その点で印象に残った作品でした。
2.ハローbreeze (2008/09/24)
ダフニスさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
小説のかたちで各国事情を知ることができるのは、船戸作品の良いところのひとつですね。
過去に読んだ船戸作品はどれも腹に響く、重量感のある作風で、期待を裏切るものはありませんでした。
 

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 22

地下鉄(メトロ)に乗って (講談社文庫)

著者 : 浅田 次郎

出版社:講談社

発売日:1999-12

評価 :

完了日 : 2007年03月07日

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 15

4TEEN

著者 : 石田 衣良

出版社:新潮社

発売日:2003-05-22

評価 :

完了日 : 2006年07月11日

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 4

池袋ウエストゲートパーク

著者 : 石田 衣良

出版社:文藝春秋

発売日:1998-09

評価 :

完了日 : 2006年05月26日

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 4

サウダージ

著者 : 垣根 涼介

出版社:文藝春秋

発売日:2004-08-05

評価 :

完了日 : 2005年11月09日

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 5

スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙

著者 : 五條 瑛

出版社:集英社

発売日:1999-12

評価 :

完了日 : 2005年11月08日

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 10

亡国のイージス

著者 : 福井 晴敏

出版社:講談社

発売日:1999-08

評価 :

完了日 : 2005年09月25日

「映画を見たから、本は読まなくてもいいや」と言わないでください。
読めば深い感動が得られます。
実社会でイラク派遣の問題、元防衛庁事務次官の収賄問題、イージス艦の機密モレ事件などなど、志を持った自衛官だったら頭を抱えていることでしょう。
主人公たちの成長に感動した上に、日本の防衛問題までも知ることができます。


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3.ryoukent (2008/07/28)
イージス艦も近代戦における攻撃と防御の機能は飛びぬけてスゴイけど、人がなまけると、簡単に他の船とぶつかることを証明したわけでした。
しかし話題はかわりますが、Breezeさんの読書の量すごいね。このぶんだと年間300冊のおおだいに乗りそうですね。
4.ハローbreeze (2008/07/29)
何冊読んだとか、何冊読みたいとか、意味のないことなので頭にありません。
感動や驚嘆、作者の想いなどをできる限り深く読み取りたいと願いながら読んでいて、習慣化しただけです。
テレビがあまりにつまらないのも一因です。
それでも最近は、女子バレーボール、大相撲、巨人戦を観ていたので、読書のために睡眠時間を削っていました。
来月は北京五輪。読書を控えないといけないと真剣に考えています。

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 2

ギャングスター・レッスン

著者 : 垣根 涼介

出版社:徳間書店

発売日:2004-06-20

評価 :

完了日 : 2005年09月02日

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 16

午前三時のルースター (文春文庫)

著者 : 垣根 涼介

出版社:文藝春秋

発売日:2003-06

評価 :

完了日 : 2005年09月01日

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 2

汚れた英雄 第3巻 黄金編 (3) (角川文庫 緑 362-31)

著者 : 大薮 春彦

出版社:角川書店

発売日:1979-08

評価 :

完了日 : 0001年01月20日

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 2

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

著者 : ロバート・B. パーカー,ロバート・B.パーカー

出版社:早川書房

発売日:1988-04

評価 :

完了日 : 0000年02月06日

「離婚した夫が連れ去った息子を取り戻してほしい」という依頼を解決したスペンサー。
しかし、離婚した心無い両親の間で、脆弱な少年ポールは、心を閉ざしていた。
ひとり立ちさせるために、スペンサーはポールを鍛え始める。
よくあるストーリーではあるが、スペンサー流は一味違う。
スペンサーものはシリーズになっているが、のちにこのポールも立派な助手を務める。


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 2

汚れた英雄 (第4巻) (角川文庫)

著者 : 大薮 春彦

出版社:角川書店

発売日:1979-08

評価 :

完了日 : 0000年01月20日

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 2

汚れた英雄 (第2巻) (角川文庫)

著者 : 大薮 春彦

出版社:角川書店

発売日:1979-08

評価 :

完了日 : 0000年01月20日

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 1

汚れた英雄 第1巻 野望編 (1) (角川文庫 緑 362-29)

著者 : 大薮 春彦

出版社:角川書店

発売日:1979-08

評価 :

完了日 : 0000年01月20日

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 1

挑戦・いつか友よ

著者 : 北方 謙三

出版社:集英社

発売日:1988-10

評価 :

完了日 : 0000年01月20日

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 1

風群の荒野 (集英社文庫―挑戦)

著者 : 北方 謙三

出版社:集英社

発売日:1990-08

評価 :

完了日 : 0000年01月20日

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