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ハローbreezeさんの読書ノート

食にまつわる、おいしい話
料理、グルメ、ワイン、紅茶、米など、飲食をテーマにした話。
短編集の場合、1篇でも入っていればピックアップ。
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 7

嫁洗い池 (創元推理文庫)

著者 : 芦原 すなお

出版社:東京創元社

発売日:2003-05

評価 :

記入日 : 2008年06月29日


東京郊外に住む夫妻のもとに、友達の河田警部がおいしそうなお土産と、未解決の事件を携えてやってくる。

奥さまは、料理上手な主婦。そして旦那さまは、しがない作家。
ごく普通の2人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。
でも、ただひとつ違っていたのは・・・奥さまは「名探偵」だったのです。

『ミミズクとオリーブ』の続編。
奥さんは家に居ながらにして難事件を解決してしまう、台所探偵。

このシリーズ第2弾は、ミステリ部分が前作に比べ、パワーダウン。ちょっと残念だった。
でも、軽妙な会話は相変わらずで楽しい。掛け合い漫才のようで、思わず笑ってしまう。
そして、出てくる料理の数々。やはり前作同様、垂涎もの。悪友同士がおいしそうに食べるシーンが、特にいい。
さらに、ミミズクの夫婦がもらった餌を食べ、嬉しそうにポーポーと鳴くところは、こちらも嬉しくなる。

2作を読んでもっとも印象に残ったのは、作品に終始流れている、温かさとほのぼの感あふれる幸せな生活。
主人公夫婦のそんな生活を描くことによって、犯罪者の愚かさを際立たせているところが心憎い。

ぺこぽんさんおすすめの第3弾が楽しみ。


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 14

ミミズクとオリーブ (創元推理文庫)

著者 : 芦原 すなお

出版社:東京創元社

発売日:2000-10

評価 :

記入日 : 2008年06月20日


最近、ライト・ミステリーにはまっている。
難解なトリックや大どんでん返しはない。
そのかわり、優しさや人情にあふれた、ほのぼのとした生活に触れることができ、心穏やかになる。
忙しい毎日にうんざりしている現代人には、ちょっと羨ましい生活に映るのでは。

この作品は、東京郊外に静かに暮らす夫婦がかかわる事件が7つ。
ふだんから着物姿の古風な奥さんが見事な推理を披露する。
家に居ながらにして事件を解決する。

この奥さんは料理も抜群にうまい。郷土料理が、実に美味しそうに描写されている。
奥さんの手料理食べたさと事件の相談とで、夫の友達が次々と訪れる。

続編『嫁洗い池』も読もう。 


この感想へのコメント

1.ぺこぽん (2008/06/20)
こんにちわ。
私、このシリーズのファンなんです。
「嫁洗い池」も良いけど、そのまた次の「わが身世にふる・・・」も良かったです。お楽しみに。
2.ハローbreeze (2008/06/20)
ぺこぽんさん、こんにちは。
情報ありがとうございます。さらに続きがあるんですね。
今、シリーズもの数作品をかわるがわる読んでいます。
この作品もシリーズものとは、驚きました。
でも、楽しみです。近いうちに読んでみます。
 

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 31

タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)

著者 : 近藤 史恵

出版社:東京創元社

発売日:2007-10

評価 :

記入日 : 2008年06月10日



「パ・マル」って、目白のあの店か? と気になり読んでみた。

フレンチ・ブームはイタリアンの前だから、10年近く前だと思うが、「パ・マル」には何度か行ったことがある。好きな店だった。
とても狭い、プリフィックス方式のはしりの店。場所は、東京都文京区目白台2丁目。元田中角栄邸そば。今も営業しているのか。3年前にはやっていたように思うが……
凝った料理ではなかったが、美味しかった。そして、安かった。ランチだと1000円のコースがあった。夜で、3800円だったか? スープが旨かった。鴨のコンフィが旨かった。連れて行った友達で常連になったのもいた。
昼でも予約が必要だった。すぐいっぱいになってしまう人気店だったから。
ただし、当時、田中康夫は「この店の料理はフランス料理ではない」と酷評していたが。長野県知事になる前だった。

『タルト・タタンの夢』を書くにあたり、著者の近藤史恵さんは取材を通して、この実在の店「パ・マル」を知ったのかもしれない。知らないとしても、とてもよく似ているので懐かしくて、嬉しくなった。

物語はライト・ミステリー。7皿のコース。素朴だけれども、愛情のこもった、心温まる料理だった。


この感想へのコメント

1.べる (2008/06/12)
ランチを千円で食べさせてくれるフレンチはなかなかないので良心的ですね~。私もこの手のビストロ風フレンチは大好きなので、こういうお店が近くにあったらいいのになぁと思いながら読みました。三舟さんのお料理は絶品でしたね^^
2.ハローbreeze (2008/06/12)
ここは人気店で、千円のランチ食べるにも予約が必要。
そこがネックですね。

レストラン舞台のおいしい話は、大好きです。
また紹介ください。
 

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 1

パリからの紅茶の話

著者 : 戸塚 真弓

出版社:中央公論新社

発売日:2008-02

評価 :

記入日 : 2008年06月08日

フランス人の紅茶の楽しみ方を書いたエッセイだと思って読み始めたが、そうではなかった。
マリナ・ド・ブルボンやマリアージュ・フレール、それとフォションなど、フランス経由の紅茶店がとても素敵なので、フランス人と紅茶の関係を知りたかったのだが。

でも、驚いたことに、フランス人はそもそもお茶をほとんど飲まないそうだ。フランス人はコーヒーだと。たまに紅茶が好きだという人がいても、香りや味をプラスしたものであることが多いという。パリの水道水は紅茶には不向きだということもあるそうだ。

この本は、パリに住む著者・戸塚真弓さんが語る、大好きな紅茶の話。パリの茶店で飲む、烏龍茶の話もある。
戸塚さんが愛飲するのは、ユンパナ茶園のダージリン。やはり、単一茶園のブレンドされていない上等な茶葉が好みとのこと。
お茶を飲みながら、ヨーロッパにお茶が伝わったころに思いを馳せる。

もし、お茶とコーヒーがなかったらどうだろう。
ひどくあじけない生活が想像される。
どちらも、のどの渇きを癒すだけの飲み物ではない。心にも作用するから。





この感想へのコメント

1.KUMI (2008/06/09)
きゃ~!ダメダメ~
考えられないです。お茶とコーヒーがないなんて!!
お茶とセットでついてくるものが、またいいんですよね。
お菓子、会話、本、音楽、空想・・・
イギリスの方がお茶の時間を大切にする気持ちは、なんとなくわかります。追われるばかりじゃなく、楽しむ♪
そんな風に時間を使いこなせるお国柄に憬れますね~☆
(ゴメン!この本はイギリスじゃなく、パリの本でした♪)
2.ハローbreeze (2008/06/09)
前略 KUMIさん、元気ですか?
暑かったり、寒かったり、落ち着かない時期。
それこそお茶でも飲んでリラックス~ですね。
お茶やコーヒーとセットのもの。私の一番は甘いもの。最近フレンチ・トーストにハマってます。焼き上がるちょっと前に、砂糖をまぶしカラメリゼして仕上げます。

イギリスでもフランスでも、欧州の文化には私も興味津々。
琴欧洲優勝バンザイ!(欧州ちがい、失礼しました)
 

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 11

厨房ガール!

著者 : 井上 尚登

出版社:角川書店

発売日:2007-09

評価 :

記入日 : 2008年05月06日

名門料理学校が舞台のライト・ミステリー美味しい7皿。

1.珊瑚礁コンソメ
 コンソメスープはなぜ濁った?
2.重量級パスタ
 馴染みの洋食屋。今日のパスタは味が濃い?
3.塩辛ソルト
 レシピ通りに焼いたパンがなぜ塩辛い?
4.間違いレストラン
 美味しいのに、美味しくないレストラン!?
5.お怒りシェフ
 スタッフがすぐ辞めてしまうフランス料理店の謎
6.揚げ揚げキッチン
 海老を買いに行ったきり帰ってこない社長
7.幽霊カラメリゼ
 料理のアドバイスを囁く幽霊!?

この学校に学ぶ生徒たちの多くは社会人。
料理学校で、もう一度味わう学園生活は楽しい。
登場人物たちのキャラクターが際立つ。
恋の予感も匂わすが・・・・


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 1

ミステリーセレクション 4 (4)

著者 : O.ヘンリ

出版社:ポプラ社

発売日:2007-03

評価 :

記入日 : 2008年05月06日

「食」をテーマにした、短編ミステリー4話収録。

お茶でも飲みながら、日常生活のささいな謎を論理的に解いてみましょう、というティー&ケーキ・ミステリー集。ストレートな殺人はないので、怖くありません。

1.『アラカルトの春』O・ヘンリ ★★
    恋する若い2人の微笑ましい話

2.『ママは賭ける』ジェイムズ・ヤッフェ★★★
    警官のママは安楽椅子名探偵

3.『料理女を探せ』アガサ・クリスティ★★★★
    ポワロが消えた料理女の謎を解く

4.『砂糖合戦』北村 薫 ★★★★★
    紅茶に山ほど砂糖を入れる魔女3人?

特に『砂糖合戦』は私の大好きな作品です♪


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 2

枯れ蔵 (新潮文庫)

著者 : 永井 するみ

出版社:新潮社

発売日:2000-01

評価 :

記入日 : 2008年05月06日

第1回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作

米をテーマにした農業ミステリー。

日本人でありながら、米作農家の苦労をあまりに知らないので、せめてミステリー小説を通じてでも知りたいと手に取った。


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 4

ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)

著者 : 有栖川 有栖

出版社:講談社

発売日:1997-07

評価 :

記入日 : 2008年05月06日

紅茶に入っていた青酸カリ。
どうやって入れたのか?
表題作「ロシア紅茶の謎」を含む短編本格ミステリー6篇。

国名シリーズ第1作。


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 2

あなたに似た人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 22-1))

著者 : ロアルド・ダール,田村 隆一,Roald Dahl

出版社:早川書房

発売日:2000

評価 :

記入日 : 2008年05月06日

競馬、競輪、競艇、オートなどなど、ギャンブルで負けて落ち込んだときに読みましょう。
ギャンブルの怖さがより強く実感できます。


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