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ハローbreezeさんの読書ノート

ハードボイルド
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 5

償いの椅子 (角川文庫)

著者 : 沢木 冬吾

出版社:角川書店

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2008年08月06日

骨太のハードボイルド小説。

ストーリーは簡単に言えば、復讐劇。
嫌いではないジャンルだったが、なにかシックリこなかった。

復讐を誓うのは、大切な人を殺されたから。だから、主人公・能見(のうみ)にとって殺された秋葉がいかに大切な存在であったかをもっと強調して書いてあったら良かったのになぁ、と思ってしまった。


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 1

冬に光は満ちれど―約束の街〈3〉 (角川文庫)

著者 : 北方 謙三

出版社:角川書店

発売日:1997-11

評価 :

完了日 : 2008年06月23日


『約束の街』シリーズの第3弾。11年ぶりの再読。

ハードボイルド作品でありながら、暴力シーンを
極力削っている。どんな意図があるのだろうか?

派手な銃撃戦どころか、カーチェイスさえもない。
明らかに前2作とは異なる。
著者の新たな試みだろうか?

迫力ある暴力シーン、危機一髪のアクションシーンはハードボイルド作品に必要不可欠か?
本書はそんなことを考えさせてくれた。

登場人物たちそれぞれが抱えている心の傷。
躍動する肉体の描写を敢えて削りこむことによって、読者の眼を「人間」に向けさせる。
さらに、「静」を描くことは、緊張感をも高める。
なにかが起こるという切迫した雰囲気を醸す。

ただし、シリーズの中、本書だけを読むことには問題がある。
私の感想は、前2作を読んでいるからこそのものだからだ。
何人かの登場人物が抱える心の傷をすでに知っていた。
そのために、自然と感情移入できたのかもしれない。
そういう意味ではシリーズものというのは厄介な面もあると感じずにいられなかった。


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 1

木野塚探偵事務所だ (講談社文庫)

著者 : 樋口 有介

出版社:講談社

発売日:1998-09

評価 :

完了日 : 2008年06月16日


サントリーミステリー大賞読者賞を受賞した『ぼくと、ぼくらの夏』が面白かった。そのため、今、樋口有介作品が気になっている。

この『木野塚探偵事務所だ』は13年前の作品。

警視庁経理課を勤め上げ定年退職した、木野塚佐平が始めた探偵物語。本人は古典的ハードボイルドの主人公を気取っているが、ほど遠く、ほとんどコメディ。
木野塚の思い込みの激しさが笑える。飲まない酒や煙草をやって、体調を崩したりする。
雇った秘書の女の子がコケティッシュで、ちょっとミステリアス。
この秘書兼助手となった梅谷桃世が名推理をみせる。

60歳の主人公・木野塚の迷探偵ぶりをほほえましく楽しいと思うか、逆にくだらないと思うか、意見が大きく分かれる作品である。
ミステリーの謎は非常にシンプルで、あっさりとしたもの。だから、難解なミステリーを好む人には向かない。
荻原浩さんの書いた『ハードボイルド・エッグ』が好きな人にはピッタリ。
冬、トレンチコートを着たとき、ハンフリー・ボガードを意識する人には、きっと楽しい作品ではないだろうか?

続編が楽しみ。


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 1

たとえ朝が来ても―約束の街〈2〉 (角川文庫)

著者 : 北方 謙三

出版社:角川書店

発売日:1996-10

評価 :

完了日 : 2008年05月27日

約束の街シリーズ第2弾。

気にくわない街だが、読者として訪れると妙に落ちつく。

うわべだけリゾートづらした、海岸沿いの街。なぜか事件を引き寄せる。

今回のテーマは「友」
友と思っていた男が、1億の金を奪い、消えた。主人公は、男の別れた妻子が住む街を訪れる。
北方さんの初期作品『友よ、静かに瞑れ』と同じテーマ。

街には、とっつきにくいが魅力的な人がいる。小説家が飼う犬までも、魅力的だ。彼ら、街の人間同士のかかわり合い方が、主人公の考え方に影響を与えていく。当然、北方さんから読者への問いかけでもあるのだろう。
「お前にとって友とは?」
あらためて、友の定義を考えさせられる。

ストーリーは、鑿あとの残る木彫のよう。荒々しく、力強い。
小道具は、なにかを暗示するメタファー。酒、煙草、車、ビリヤード……

虚飾の街は、男を惹きつける。
12年ぶりの再読。



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 1

遠く空は晴れても (角川文庫―約束の街)

著者 : 北方 謙三

出版社:角川書店

発売日:1995-10

評価 :

完了日 : 2008年05月14日

なぜ、北方ハードボイルドに惹かれるのだろう?

北方謙三は、最も好きな作家。
この文庫は、13年ぶりの再読だったが、やはり良い。
『約束の街シリーズ』第1弾。

海沿いのリゾートタウン。高級なホテル。クルージング。
この街にやってきた1人の男が、事件の発端となる。
主人公の若月は、男に注意を向ける。
やがて起こる、地元ヤクザの内部抗争と覚せい剤がらみの事件。
灼けつくような陽射しが、登場人物たちの影を一層濃くする。
リゾート地の高級ホテルと謎の男、その対比は男の謎を強調する。

ストーリーは、登場人物の視点で描写される。
男たちの感情は表現されない。行動があるのみ。
作者視点で描かれる作品より、読者の五感をダイレクトに刺激する。

男が思い描く理想像のひとり、主人公の若月<ソルティ>。
北方さんには、いつまでも魅力的な人間を書き続けてほしい。


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9.ryoukent (2008/05/20)
なりましたなりました。でもどうだったかは覚えていません。遥か35年くらい前のお話ですので。私はどっちかというと、サウンドトラックに流れた S&G に夢中でした。スカボロフェアーとかミセスロビンソンって歌。傑作でした。
『シティ・・・・・』は見たことあるとしても、もう一度観るゾ!
ハローさんのコメント読んで激しくそう思いました。
10.ハローbreeze (2008/05/22)
S&G は私より前の世代でかなり昔になりましたが、何年経っても色褪せませんね。美しいメロディとハーモニー。久しぶりに聴きたくなりました。

映画は、音楽が記憶に残ることが多いですよね?
この間突然、映画音楽を聴きたくなって『太陽がいっぱい』『死刑台のエレベーター』『007のテーマ』が入ったCDを借りました。iPod用音源を集めていく予定です。

そうだryoukentさん! 『007ジェームズ・ボンド』といえば、俳優は誰?

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 8

終決者たち(下) (講談社文庫)

著者 : M. コナリー

出版社:講談社

発売日:2007-09-14

評価 :

完了日 : 2007年11月26日

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 7

終決者たち(上) (講談社文庫)

著者 : M. コナリー

出版社:講談社

発売日:2007-09-14

評価 :

完了日 : 2007年11月23日

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 2

天使と罪の街(下) (講談社文庫)

著者 : コナリー M.

出版社:講談社

発売日:2006-08-12

評価 :

完了日 : 2007年11月03日

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 4

天使と罪の街(上) (講談社文庫)

著者 : コナリー M.

出版社:講談社

発売日:2006-08-12

評価 :

完了日 : 2007年10月31日

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 1

シティ・オブ・ボーンズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者 : マイクル コナリー

出版社:早川書房

発売日:2005-02

評価 :

完了日 : 2007年10月09日

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 11

ハードボイルド・エッグ

著者 : 荻原 浩

出版社:双葉社

発売日:1999-10

評価 :

完了日 : 2006年09月05日

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 6

雪虫 (中公文庫)

著者 : 堂場 瞬一

出版社:中央公論新社

発売日:2004-11

評価 :

完了日 : 2006年06月16日

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 1

赤い風 (創元推理文庫 131-3 チャンドラー短編全集 1)

著者 : レイモンド・チャンドラー

出版社:東京創元社

発売日:1963-05

評価 :

完了日 : 2006年05月15日

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 1

フリージア

著者 : 東 直己

出版社:廣済堂出版

発売日:1995-07

評価 :

完了日 : 2006年05月11日

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 9

ワイルド・ソウル

著者 : 垣根 涼介

出版社:幻冬舎

発売日:2003-08

評価 :

完了日 : 2006年05月08日

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 1

闇先案内人

著者 : 大沢 在昌

出版社:文藝春秋

発売日:2001-09

評価 :

完了日 : 2006年04月04日

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 1

心では重すぎる

著者 : 大沢 在昌

出版社:文藝春秋

発売日:2000-11

評価 :

完了日 : 2006年03月14日

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 1

さもなくば友を

著者 : 藤田 宜永

出版社:集英社

発売日:1994-09

評価 :

完了日 : 2005年10月28日

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 2

ヒートアイランド

著者 : 垣根 涼介

出版社:文藝春秋

発売日:2001-07

評価 :

完了日 : 2005年10月26日

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 2

リンゴォ・キッドの休日 (角川文庫)

著者 : 矢作 俊彦

出版社:角川書店

発売日:2005-05-25

評価 :

完了日 : 2005年09月29日

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