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ナッツ太郎さんの読書ノート

2008年に読んだ本
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 45

僕僕先生

著者 : 仁木 英之

出版社:新潮社

発売日:2006-11-21

評価 :

完了日 : 2008年11月26日

表紙絵のイメージ通り全体に桃色の雰囲気が漂う中、ユルユルと楽しく読めました。

何事もやる気のない道楽息子の王弁が、見目麗しい少女の仙人「僕僕」に弟子入りして、師匠と一緒に旅に出るお話。僕僕の仙人らしからぬ容姿と、自分勝手だけど可愛らしい振る舞いに王弁でなくとも心を惹かれてしまいました。

舞台は唐代の中国、中国史上の地名や人物も登場したので、凝った作品だなーと思い後で調べてみたら、「太平広記」という書物の一部をアレンジしたものだったのですね。歴史とファンタジーのミックス感が面白かったです。
でも私の知識不足で、その境界がはっきりしない所があったので、この時代の中国史を良く知っていれば、もっと楽しめたかもしれません。

続編「薄妃の恋」も読む予定です。


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 2

ひょうたん

著者 : 宇江佐 真理

出版社:光文社

発売日:2005-11-19

評価 :

完了日 : 2008年11月21日

江戸で古道具屋を営む夫婦、音松とお鈴。その古道具屋に持ち込まれる物が題名となった物語が6編で構成されています。

勝気で面倒見のいいお鈴と、ちょっと怠け者で夜になると家に仲間を集めてお酒ばかり飲んでいる音松。こんな夫のどこがいいのか??と思いつつも、段々と読み進めていくうちに憎めなくなってしまうから不思議。音松は心が真っ直ぐで、とても人情深いのです。
それでも、毎晩に夫の友人が自宅に来て、お酒と料理を用意するなんて事は私には無理ですが(笑)

夫婦、親子、兄弟、友人・仕事仲間・・・人は沢山の人と出会って、それぞれ人間関係を築いていますよね。収められている話は音松とお鈴を中心に、人と人の繋がりを描いた人情味溢れるものばかり、現在の社会状況から見れば羨ましい限りでした。ココロが潤います。


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 1

蓼科日記

著者 : 池田 あきこ

出版社:中央公論新社

発売日:2001-04

評価 :

完了日 : 2008年11月19日

池田あきこさんは長野県の蓼科高原に別荘を持っていて、この本には蓼科の自然や風物詩が綴られています。文章と一緒に素敵なイラストが沢山あって、さすがは絵本作家、絵を見ているだけでも心が和みそう♪

春の山菜取りに始まって、山登り・スズメバチ退治・野の花摘み・キノコ狩り・雪遊び・薪ストーブ・リンゴジャム作りなどなど、高原ならではの話題が満載でした。

私は子供の頃、作者の池田あきこさんが書く「ダヤン(猫のイラスト)」が大好きでした。ダヤンシリーズの絵本は、蓼科の自然から多く影響を受けているそうです。イギリスの湖水地方で生まれたピーターラビットの様ですね。


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 28

片眼の猿 One‐eyed monkeys

著者 : 道尾 秀介

出版社:新潮社

発売日:2007-02-24

評価 :

完了日 : 2008年11月18日

「カラスの親指」が面白かったので、引き続き道尾さんの作品に挑戦。怖い作品もあるとの情報を頂いたので、怖くなさそうな本を選んでみました。

どんな風に罠にかけられているのかウキウキしながら読み進めて、最後には「今回も沢山騙されたなー」と感心。
「自尊心」についても、考えさせられました。ネタばらし部分を読んでいる時に、個々の登場人物が輝いて見えました。

読後に、全体に散りばめられているトリックを読み返すのも楽しいです。


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 4

裏庭 (理論社ライブラリー)

著者 : 梨木 香歩

出版社:理論社

発売日:1996-11

評価 :

完了日 : 2008年11月14日

表紙絵の柔らかさとは裏腹に、中身は骨のある物語でした。
近所の洋館から繋がる「裏庭の世界」を旅する主人公の照美(テルミィ)。旅が進むにつれて心の奥底に抱えている傷がだんだんと表面化していき、その困難を自分で克服していく照美。同時に家族がそれぞれ抱えている心の傷も癒されていきます。
本当の癒しというのはただ優しくするだけではなくて、あんな風に痛みを伴うものかもしれません。
現実とはかけ離れた世界から一回り大きくなって帰ってきた照美を見て、「千と千尋の神隠し」が思い出されました。

内容をほとんど知らないまま、梨木さんの作品というだけで読み始めてしまって・・・ファンタジーはあまり得意ではないので、自分にとっては少し読みにくい部分もありましたが、物語の芯がしっかりとしているので最後まで読むことができました。


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 5

ダイアルAを回せ (KAWADE MYSTERY)

著者 : ジャック リッチー

出版社:河出書房新社

発売日:2007-09

評価 :

完了日 : 2008年11月11日

ジャック・リッチーのショート・ミステリ集。この2ヶ月で3冊読みましたが、今までの2冊(「クライム・マシン」・「10ドルだって大金だ」)に比べると、前半の数編は最後のひねりが弱かったと思います。
段々と作風に慣れてきて、そんな気がしただけなのかな?
それでも、もっともっと読みたい作家でありますので、今後も翻訳本が出版される事を期待しています。

軽快な文章とあっと驚くラストが楽しめる短編。重厚な物語を読んだ後や、ちょっとした息抜きの時間にこんな本があると嬉しいです。


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 1

粗茶を一服―損料屋喜八郎始末控え

著者 : 山本 一力

出版社:文藝春秋

発売日:2008-10

評価 :

完了日 : 2008年11月10日

待ちに待った「損料屋喜八郎シリーズ」の第3弾。前2作に比べると喜八郎の登場場面が少なくて残念でしたが、十分楽しめましたし、喜八郎は相変わらずのかっこ良さでした。

棄損令から数年経った江戸は大不況となり、幕府は莫大な資金を使って景気対策を計画します。いつの世にも悪い人はいる訳で、その対策を利用して悪事を企む人が出てきて、それを未然に防ぐ喜八郎達。
でも、今回の主人公は札差の伊勢屋さんだったと思います。全体を通して事件に関わり、最後には自分を陥れようとした人達を趣向に富んだ(謎かけをした)茶会に招いたりして。今後の展開が楽しみです。

不況時の町の様子と幕府の対策が、現在の社会状況と似ているのも面白い様な切ない様な。商売のアイデアや人を騙す詐欺の方法など事細かく書かれているので、何年経っても、使う物が違うだけで根本的には変っていないのだなと、物語とは別の部分でも感心しきりです。


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 20

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

著者 : 道尾 秀介

出版社:講談社

発売日:2008-07-23

評価 :

完了日 : 2008年11月04日

皆さんの感想を読んでいたので、伏線には気をつけて、細かい内容まで忘れない様に短期間で読んだのですが・・やっぱり全く何も気が付かずに、気持ちよく騙されました!
最後の最後で驚きの結末。時間があればもう一度読んで、カラクリの1字1句を楽しみたいところです。

登場人物の過去や現在の状況は恵まれたものではないけれど、作品の所々に温かい感情が散らばっているのも良かったし、クスっとさせる小さな引っ掛け(数行後には騙されたことが分かる)も面白かった。

道尾さんの作品は初めてでしたが、こんな風に騙してくれる作品が多い様ですので、さっそく他の作品にも手を伸ばしてみる予定です。


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1.ハローbreeze (2008/11/04)
ナッツ太郎さん、こんにちは!
私もこの作品、とても楽しかったです。
道尾作品はこの作品を含めて3冊読んだだけですが、この作品は他の2作とはまったく違っていました。
簡単に言えば、この作品は明るいのですが、他の2作は暗いのです。精神的にきついところもあったかも。
ちなみに暗い2作は『シャドウ』と『ラットマン』です。
2.ナッツ太郎 (2008/11/05)
ハローbreezeさん、コメントありがとうございました♪次に読もうとしていたのが、「ラットマン」だったのですが、暗い物語は苦手(内容にもよりますが)なのです。他の作品もこんな作風と期待していたので、先に教えて貰って良かったです。ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しているくらいだから、怖くて暗い作品が多いのかもしれませんね。
でも、道尾さんの作品は気になるので、「読み待ちリスト」には入れておく予定です。
 

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 5

書店はタイムマシーン―桜庭一樹読書日記

著者 : 桜庭 一樹

出版社:東京創元社

発売日:2008-10

評価 :

完了日 : 2008年10月29日

「桜庭一樹読書日記」の第2弾。今回もその読書量に圧倒されましたが、食べる量は前回に比べて減っている様な気が・・

電車や喫茶店で隣の人が読んでいる本がとても気になる性質なので、他の人が読んでいる本を堂々と見ることができる書評の類が好きです。
桜庭さんの読書日記の場合は、単なる書評だけでなく日常生活を書いた部分も多く、それが書評と同じぐらい面白い。「読書・睡眠・食べる・編集者との打合せ」以外は特別な事がそんなに多くないのに、どんどん先が読みたくなるから不思議です。

紹介文を読んで、読みたくなった本も沢山ありました。今までたなぞうで感想を書いた本の中にも、前回の読書日記で知って読んだ本が数冊あります。
でも、桜庭さんが読む本は、私にとっては重い(抽象的ですみません)本が多いので、たまにしか読めません・・・

こんな風に自分の読書枠が広がっていくのも嬉しいです。


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1.べる (2008/11/02)
こんにちは。私もこれ読んだばかりです。桜庭さんが読書家というのは知っていましたが、本当に圧倒されるくらい幅広く読まれていて驚きました。私は海外作品をほとんど読まないので、全く話についていけませんでしたが(汗)、本好きな人が熱く本の話をしているのを読んでるだけでも楽しかったです。自分は偏ったジャンルしか読まないので、読書家とは程遠い存在だなぁと思い知らされました^^;
2.ナッツ太郎 (2008/11/04)
べるさんこんにちは。私も知っている本は多くなかったですが、とても楽しく読めました。
べるさんは自分の読書が偏っているとおっしゃっていますが、その偏りが良いのではないでしょうか。ミステリを読みたいときは、べるさんの本棚を覘いて・・べるさんが読んで吟味してくれているお蔭で、私達が面白いミステリを読めることができる訳ですから♪
 

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 9

変愛小説集

著者 :

出版社:講談社

発売日:2008-05-07

評価 :

完了日 : 2008年10月27日

翻訳家、岸本佐知子さんが集めた「変な愛の小説」集です。

人間以外の物への愛、現実世界では起こりえない状況下の愛、さすが岸本さんが選んだだけの事はあります!読んでいると、奇想天外な現代アートを見ている気分になり、右脳もフル回転(した感じ)。

本来の素質もあると思いますが、この様な作品を翻訳する事によって、自身のエッセイ、「気になる部分」、「ねにもつタイプ」の妄想世界に磨きがかかるのでしょうね。


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 18

あぽやん

著者 : 新野 剛志

出版社:文藝春秋

発売日:2008-04

評価 :

完了日 : 2008年10月24日

あぽやん??の「あぽ」はairportからきたアポ。旅行会社での空港勤務の事でした。

成田空港支店での日常勤務の様子が物語りの中心になっています。主人公はどこの会社にもいるような普通のキャラクターで、業務も日常起こるトラブルはあるものの、大事件やびっくりするような事は何もなく、ちょっと物足りなさもあるのですが、それが余計に現実味を感じさせていると思います。

文中から空港の雰囲気が伝わってきて、電車での移動中(仕事で出張中)に読んだので余計に旅行気分になってしまいました。自分にとっての空港はいつも「非日常」の入り口だから、免税店の香水の匂いや空港のアナウンス等を思い出すと何だかウキウキしてしまいます。

旅行に行きたくなってしまいました。


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 9

クライム・マシン (晶文社ミステリ)

著者 : ジャック リッチー

出版社:晶文社

発売日:2005-09

評価 :

完了日 : 2008年10月21日

短編ながらも、ユーモアのある「あっと驚くオチ」が待っている。とにかく面白かったです!

ミステリと言えば、じっくりと考えながら犯人を推理して、読み終わった後は少なからず達成感の様なものが残る長編ばかり読んできたので、同作者の「10ドルだって大金だ」を読んだ時は、こんなミステリもあるのか!と衝撃を受けたのです。そして、2冊目のジャック・リッチー、私にとってはこちらの方がさらに傑作揃いでした。

小さいけど凄く美味しいチョコレートのトリュフの様に、色んな味が綺麗な箱にひとつずつ入っている。毎日少しだけ食べようと思っているのに、美味し過ぎてもうひとつ、もうひとつ・・・と言ったところでしょうか。


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 1

本に読まれて

著者 : 須賀 敦子

出版社:中央公論社

発売日:1998-09

評価 :

完了日 : 2008年10月20日

海外の小説を中心とした書評を集めた本なのですが、文章が普通のものとはちょっと違うのです。上手く言い表せないのですが、文学的と言うのでしょうか、書評なのに作品を読んでいる様な感覚。須賀さんの文章からは、知的で自立した大人の女性というイメージを受けました。

私の場合、本について書かれたものを読むときは、自分が読んだ事のある作品や作家が多い程読みたくなり、楽しめる傾向にあります。
ところが、この本の中には作品・作者合わせてたったの3冊しかなかったのです。目次を見たときは知っている本も作家が無いな・・と思いつつも、いざ読み始めると楽しんで読めました。あんな素敵な書評、一度でいいから書いてみたいな。


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3.Pipo (2008/10/21)
ナッツ太郎さん、こんばんは。もう一度失礼いたします(^_^)。

私も須賀作品初心者で、『コルシア書店の仲間たち』と『ミラノ 霧の風景』を今年に入って読んだところです。どちらも第2次大戦の傷を残しながらも、知的な香気と哀愁が漂うヨーロッパが描かれていました。今よりも日本人に敷居の高いところは、伊丹十三さんの『ヨーロッパ退屈日記』の雰囲気を思い出します。
4.ナッツ太郎 (2008/10/23)
Pipoさん、ありがとうございました。「ヨーロッパ退屈日記」の雰囲気とは、また良いですね♪Pipoさんのコメントを見た後に自宅で見つけて、数ヶ月前に読みました。
まずは、「コルシア書店の仲間たち」で、須賀さんの文章をじっくり味わいたいと思います。

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 4

ボローニャ紀行

著者 : 井上 ひさし

出版社:文藝春秋

発売日:2008-02

評価 :

完了日 : 2008年10月15日

この本は「ボローニャ紀行」と題しながらも、○○が美味しかった、○○はこういう景色だった、といった記載は余りありません。その代わりに、歴史、産業、政治、自治体のシステムなどについて、詳細に記載されているのです。

自分達の住む地域や社会をより良くするために、ボローニャの人々は知恵を出し合い、協力し合って生活しています。国も民族も違うので、簡単に真似する事は難しいとは思いますが、日本の地方都市も見習う部分が多くあると感じました。

それにしても、ボローニャという、日本人観光客なら余り訪れる事のない都市について、ここまで書けるなんて!「ボローニャ紀行」と言うよりは「ボローニャマニア」ですね。家にあった約600ページのイタリアガイドブックを見てみましたが、ボローニャの説明はわずか2ページでした。

他の2ページ都市も、きちんと調べれば興味深い事が沢山あるのでしょうね。


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3.フィリップ・まろ (2008/10/23)
またしてもやってしまったけど、井上ひさしの本は『吉利吉利人』ではなくて『吉里吉里人』でした。よくこういう間違いをするんだよね、僕は。
さっき、藤沢周平の娘さんが書いた『父・藤沢周平との暮し』を読んでいて、ちょうど吉里吉里人の事が出ていて思い出しました。
治らぬ病、粗忽者、の僕でした。
4.ナッツ太郎 (2008/10/23)
まろさん。わざわざご丁寧にありがとうございました。わたしも「うっかりさん」が多いです。リリー・フランキーの「東京タワー」が読みたかったのに、江国香織の「東京タワー」を図書館で借りてきて、途中まで読んでやっと気が付いた事もあります(笑)

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 1

蕎麦ときしめん

著者 : 清水 義範

出版社:講談社

発売日:1986-11

評価 :

完了日 : 2008年10月09日

無知な私は、この作品がパスティーシュと知らずに全体の半分(6話中3話まで)を読み進めてしまいました(悲)3話目で???となり、ネットでこの本について調べてみたのです。

パスティーシュ(この言葉も今回初めて知ったのですが)と分かってからは、もう可笑しくて可笑しくて!「三人の雀鬼」は、カフェで読んでいたので、笑いを必死で堪えていたら、涙が滲んできて大変でした。

模倣している作家の文体や作品に精通していれば、もっと楽しめたと思いますが、まずはこんな作品に出会うきっかけとなった「たなぞう」に感謝です。


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2.ナッツ太郎 (2008/10/10)
清水義範というと、西原さんとの共著ぐらいしか思い浮かばなかったので、驚いているところです。「冬至祭」、「イマジン」も探してみますね。

ryoukentさんとパル2パパさん、バイクでツーリングというアクティブな趣味もお持ちで、こちらも驚きです!
3.ryoukent (2008/10/10)
イヤー、パパさんとBikeとか車の話をたなぞうコメントを使って遣ってると、結構すぐに100コメになってしまうのです。そんときゃ別の本の感想選んでそっちで続きが始まるのですけどね。

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 8

10ドルだって大金だ (KAWADE MYSTERY)

著者 : ジャック・リッチー

出版社:河出書房新社

発売日:2006-10-13

評価 :

完了日 : 2008年10月08日

今まで知らなかったジャック・リッチー、とても面白かったです。辛口のユーモアが溢れるミステリ短編で、どの作品も最後に思わずニヤリとしてしまう。ドライな雰囲気も心地良かったです。

4人の翻訳者が各編を分担して翻訳しているので、翻訳者ごとの微妙な違いを読み取ろうとしましたが、私には端から無理な事でした・・このような時は、全員で打ち合わせて、雰囲気を統一するために決まりごと等をつくるのでしょうか?

ここまで短い短編集には出会った事がなかったのですが、こんなに短くてもこんなに楽しめるのかと驚いているところです。食わず嫌いだった星新一のショートショートも読んでみたくなりました。
ジャック・リッチーの短編集は現在この他に2冊が出版されている様で、さっそく図書館に予約です。


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 12

一応の推定

著者 : 広川 純

出版社:文藝春秋

発売日:2006-06

評価 :

完了日 : 2008年10月06日

傷害保険の加入者が事故に遭った、遺書も無く目撃者もいない。
自殺でなければ遺族が保険金を受け取り、自殺なら保険会社は保険金を支払わなくて済む状況の中で、主人公の保険調査員が真相を地道に調べていく物語です。

自殺の方が有利な保険会社員に対し、調査をする上で大事なのは「先入観」を捨てる事と主人公は語っていますが、この本を読んでいると、それはとても難しい事なのだなと感じます。
この様な事故の場合、仮に結果がどちらになってもそれはあくまでも推定であって、真実と逆の判断をされる場合もあり得る訳で、それによっては遺族のその後の人生も左右してしまうのだと考えると、保険調査員の仕事は責任重大ですね。

主人公の人柄に特別な特徴がなく、調査もコツコツと進められ派手な部分はないのにも関わらず飽きずに読める作品でした。


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 1

マリッジ:インポッシブル

著者 : 藤谷 治

出版社:祥伝社

発売日:2008-07-23

評価 :

完了日 : 2008年10月03日

引田輝子(ひきたてるこ)、29歳独身、職業:TVディレクター、結婚に目覚める。
最近よく耳にする「婚活」とはどんなものか、という好奇心から読んでみました。爆笑ウエディング・コメディだけあって、奇想天外な人物や状況が多く、特に結婚センター担当者のキャラと、船上パーティーの場面が面白かったです。
綺麗な振袖を着て料亭でのお見合い、一度経験してみたかったな。


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 1

豊かに生きる

著者 : 朝吹 登水子

出版社:世界文化社

発売日:2002-10

評価 :

完了日 : 2008年10月02日

フランス文学者、翻訳家で知られる朝吹登水子さんのエッセイです。
日々の生活に楽しみを見つけ、人生をより充実したものにする。本書では精神の豊かさについて語られています。朝吹さんが、朝に飲む紅茶にこだわりを持って、その時間を楽しんでいるのが印象的でした。
読んでいるだけでこちらの心も豊かになれる本でした。


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 89

サクリファイス

著者 : 近藤 史恵

出版社:新潮社

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2008年09月30日

自転車レースの手解きとミステリが楽しめる1冊です。自分だけが頑張って勝てば良いのではなく、エースとアシストのチームワーク、他のチームとの駆け引き、とても奥が深い競技ですね。

半月ばかり前に読んだ、世界的な自転車選手ランス・アームストロングの記録(ただマイヨ・ジョーヌのためでなく)の内容があまりにも壮絶だったせいか、読感が少し軽い感じになってしまった様です。


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2.ナッツ太郎 (2008/10/01)
ryoukentさんこんにちは。昨日は遅くまで盛り上がった様ですね♪「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」はロードレース選手のランス・アームストロングが書いた本です。アームストロングは「サクリァイス」にも名前が出てきましたね。ノンフィクショなので、病気の克服、仲間の事故、レースでの成功などがズシンと心に響きました。
3.ryoukent (2008/10/01)
イヤー昨夜は 途中でまろさんが寝ちまったもんだから、ひとりで飲みすぎてしまって今朝はちょっと二日酔いでまいったです。
そうですか。『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』という題名もなんだか気になりますね。List Inしときます。ありがとう。

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