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にゃんちいさんの読書ノート

2008年読んだ本
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 3

その時までサヨナラ

著者 : 山田 悠介

出版社:文芸社

発売日:2008-04

評価 :

完了日 : 2008年09月30日

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 2

エマ・ジーン・ラザルス、木から落ちる

著者 : ローレン ターシス

出版社:主婦の友社

発売日:2008-08

評価 :

完了日 : 2008年09月30日

ミドルスクールにかようエマ・ジーン・ラザルスは、クラスでも浮いているちょっと変わった女の子。二年前に亡くなった父は数学者で、彼女も成績オールAの秀才。
友達どうしで自尊心を傷つけあったり、いじわるなことをし合う同級生達の理不尽さが理解できなくて、いつも彼女は一人距離をおいていた。
ある日、トイレで泣いていた同級生のコリーンに助けを求められ、がらにもなく一肌ぬいであげようと思ってしまう。
彼女の創造的な秘密の作戦は成功したかに思えたのだが・・・。

友達との関係にもがいて、苦しんで、やがて殻を割る、13才の女の子達の気持ちの描写がとてもよかったです。
主人公の知的で論理的な雰囲気が、軽くポップな学園ドラマ仕立てのなかにも、品の良さを感じさせました。


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1.リサ (2008/10/02)
この本読みたくなりました!
なんというか、言葉に表せない不思議な感じがします。私の感じ方はおかしいかもしれませんが。
2.にゃんちい (2008/10/02)
はじめまして。コメントうれしいです。
リサさんはアメリカにいるんですかっ!
年齢も近いのかな。だったら、すごくリアルに感じるかも。
主人公の女の子の K・Y(空気・読めない)ぶりがかわいかったですよ。
 

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 1

ガブガブの本―『ドリトル先生』番外篇

著者 : ヒュー ロフティング,Hugh Lofting,南條 竹則

出版社:国書刊行会

発売日:2002-11

評価 :

完了日 : 2008年09月29日

『ドリトル先生~』の番外編。
ブタのガブガブが語る、食べ物への情熱と飽くなき探求心は、ミステリーだったり、叙情詩だったり。
暖炉を囲んで話を聞く、ドリトルファミリーがほほえましい。


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 5

甘い記憶―6 Sweet Memories

著者 : 井上 荒野,川上 弘美,小手鞠 るい,吉川 トリコ,野中 柊,江國 香織

出版社:新潮社

発売日:2008-08

評価 :

完了日 : 2008年09月27日

恋愛小説音痴の私でも名前くらいは知っている女性作家達の、チョコレートにちなんだ短編集。
井上荒野、江國香織、川上弘美、
 小手鞠るい、野中柊、吉川トリコ。


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 14

ひかりの剣

著者 : 海堂 尊

出版社:文藝春秋

発売日:2008-08-07

評価 :

完了日 : 2008年09月26日

『ブラックペアン』と同時代のお話です。『ジェネラル~』の速水と、『ジーン・ワルツ』の清川が大学剣道で激突します。
二人の間を怪しく行き来する、東城大剣道部顧問の高階。相変わらず食えない狸親父ですが、これが強いんです。「委細かまわず、森羅万象をぶった斬れ」とは、なんとも物騒な外科医だこと。
伝説の医師速水は、はじめから大胆不敵な「オレ様」キャラなのかと思っていたら意外に堅物。
なるほど、こういうことがあったんですね。
赤胴凛々しい速水さま。せめて小手のにおいをクンクンしたい・・・。


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2.にゃんちい (2008/09/29)
朝比奈ひかりちゃんは『武士道シックスティーン』から抜け出てきた女の子みたいで、とても愛着が沸きました。
でも、名前を題名に使うほどの主役ではなかったので、どうなんでしょうか。
3.ryoukent (2008/09/29)
ひかりちゃん っていう程弱くはなくて、どんでもない強さでしたけどね。

でもたしかに名前が題名になるほどの役割ではなかったですよね。
謎だ。『ひかりの剣』の題名は何処から。海堂さん おせーて。

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 5

ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)

著者 : 島田 荘司

出版社:講談社

発売日:2006-10-14

評価 :

完了日 : 2008年09月24日

この本との出会いはもう半年ほど前になります。Tetchyさんに御手洗シリーズをご紹介いただき、本屋さんの棚を探していると、「占星術殺人事件」「斜め屋敷~」・・・と並んでこの「ネジ式ザゼツキー」がありました。
ネ、ネジ式・・・ザゼツ・・・って? と、へんてこなタイルに惹かれて、一緒にまとめ買いをしていたのでした。
コツコツとシリーズを読み進めるうちに、このタイトルの謎を知ってしまうのが勿体ないように思え、本棚で熟成させていたのですが・・・ついに読んでしまいました。

過去の記憶をなくした男が書いた「タンジール蜜柑共和国への帰還」という幻想的な物語。この物語を読んだ御手洗は男の過去を解読してみせるのだが、やがて27年前の殺人事件へとつながっていく。

「眩暈」と「占星術殺人事件」のエッセンスがぎゅっと詰まっていてとても面白かったです。
中盤でワクワクは最高潮でしたし、結末もOKです。
今回、御手洗は研究室から一歩も外に出ず、純粋な謎解きに徹していました。お楽しみの石岡氏やレオナとの会話がなかったのは、ファンとしては寂しく感じました。
島田荘司らしくて、御手洗潔らしくないって感じでした。






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6.Tetchy (2008/09/27)
タンジール蜜柑共和国の居心地は、私が住んでいるところは辺境の地でほとんど軟禁状態なので、時々ストレス溜ります。
おかげで読書に精が出ますが。
首都に行くと、色々揃っていて、楽しめますけどね。
7.にゃんちい (2008/09/29)
Tetchyさん
明るいリゾート地をイメージしましたが・・・
歩いて行ける所にコンビニがないと暮らしていけない手抜き主婦なので、ちょっとつらいかも。
でも、観光でなら是非行ってみたいなあ。
あらためて考えると、遠くの方々とこうして本のお話が出来るなんて不思議ですね。たなぞうさまさまです。

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 16

テンペスト 上 若夏の巻

著者 : 池上 永一

出版社:角川グループパブリッシング

発売日:2008-08-28

評価 :

完了日 : 2008年09月21日

感想は下巻にまとめて書きます。


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 12

テンペスト 下 花風の巻

著者 : 池上 永一

出版社:角川グループパブリッシング

発売日:2008-08-28

評価 :

完了日 : 2008年09月21日

幕末の琉球王朝を舞台にした大河ドラマ。
作者曰く「心のシートベルトをしっかりとお締め下さい」というジェットコースターストーリー。
女子に教育が許されない時代に、聡明な頭脳を持った少女「真鶴」は、自分を宦官「孫寧温」と偽って王宮の事務官となる。そのずばぬけた知性と美貌は、彼女を一難去ってまた一難の怒濤の人生へと駆り立てていく。
恋あり友情ありで、いろいろ楽しむ所がありました。
私は、清との同盟と薩摩藩の支配の板挟みの外交問題を次々に解決していく、ヒーロー物として読む時が一番楽しかったかな。
上下二段刷り、かなりのボリュームがあっての一冊1600円は絶対お得です。


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 37

東京島

著者 : 桐野 夏生

出版社:新潮社

発売日:2008-05

評価 :

完了日 : 2008年09月17日

最後までとにかく早く読み終えたくなるのだから、面白いと言えばそうなのかもしれませんが、読んでよかったとは思えませんでした。


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 24

おそろし 三島屋変調百物語事始

著者 : 宮部 みゆき

出版社:角川グループパブリッシング

発売日:2008-07-30

評価 :

完了日 : 2008年09月15日

誰もが気付かぬうちに、心の奥底に仕舞い込んでいる利己や嫉妬などの負の感情。
その暗い闇をふとしたきっかけでのぞき見てしまうことの恐ろしさ。今よりも、人々が情け深くまっとうに生きている江戸が舞台なので、その怖さが際立ちました。
それぞれ独立して見えた話が、ラストに繋がってきて一気に盛り上がり、ビジュアル的にも綺麗でした。


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3.ryoukent (2008/09/16)
やはりやはり『蒲生邸事件』は良い作品ですよね。
そしてそうですよね、暗くなってきてわたしもちょっと遠ざかってしまったのです。
江戸の物語よいですか。それは好かった。さすれば早速わたしもTosyokanにリクエストしよう。
4.ryoukent (2008/09/26)
にゃんちいさん こんばんは

さっきTosyokanから電話があって、この本順番が廻ってきた って。やった! 結構早いでしょう。 田舎のTosyokanだからなんだか空いているのです。
明日取りに行って、さあ よむぞう!

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 22

RDG レッドデータガール はじめてのお使い (銀のさじ)

著者 : 荻原 規子

出版社:角川グループパブリッシング

発売日:2008-07-04

評価 :

完了日 : 2008年09月12日

あれっ、これで終わり?って思う程、話が進まなかったような。まだ役者も揃ってないし。
副題が付いているのでシリーズになるのでしょうが、次作への興味を湧かせる為には、もう少したっぷり書いて欲しかったです。


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 1

サイレント・ジョー (ハヤカワ・ノヴェルズ)

著者 : T.ジェファーソン パーカー

出版社:早川書房

発売日:2002-10

評価 :

完了日 : 2008年09月12日

ずっと気になっていて、初めて手に取った作家でしたが、こりゃあ堅い。
スリルとかユーモアとか、もう少し遊びがないと、私には厳しいのです。半分まで読んで断念。せっかく紹介して頂いたのにごめんなさい。


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1.take9296 (2008/09/13)
こんにちは。家のパソコンが修理中なので、外出先で閲覧中です。
お気に召さなかったは残念でした。ちょうど、私も6年ぶりに再読している最中です。スリルはともかく、ユーモアはこの作家の場合、あまり期待できないかもしれませんね。失礼いたしました。
2.にゃんちい (2008/09/15)
takeさん、気を遣わせてしまってすみませんでした。
丁度私用が立て込んでいて、細切れにしか読めなかったせいもあるんです。情景描写が丁寧で、とてもすてきな舞台だったので、チカラ及ばず残念です。
ミステリーは気力のある時に、一気に読まないとダメですね。反省しました。
 

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 37

センセイの鞄 (文春文庫)

著者 : 川上 弘美

出版社:文藝春秋

発売日:2004-09-03

評価 :

完了日 : 2008年09月06日

桜庭一樹の「私の男」のすぐ後に読みました。
こちらは全くと言っていい程正反対な、淡くやさしい空気が流れていました。癒されたと言うか、清められたと言うか・・・。
ツキコさんにスッと感情移入することが出来ました。


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 74

私の男

著者 : 桜庭 一樹

出版社:文藝春秋

発売日:2007-10-30

評価 :

完了日 : 2008年09月03日

のぞき見の誘惑に誘われ読み進めるうちに、この父娘のインモラルな行為の共犯者にされていた。
娘の心情には感じる部分もあるが、好きか嫌いかで言えば嫌い。
しかし、あえて嫌悪感を煽りながら、文章表現、言葉のちからでねじ伏せようとする試みに、作者の情熱と意欲を感じた。
こういう挑戦的な作品に直木賞が与えられたことに大賛成。


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 30

ラン

著者 : 森 絵都

出版社:理論社

発売日:2008-06-19

評価 :

完了日 : 2008年09月01日

単純なスポーツ小説でないことは知っていたが、なんか変な所でひっかかってしまった。
主人公とチームメイトのおばさんとの言い争いの毒が強く残ってしまったのだ。
自分の不幸に寄りかかったり、他人の不幸をつまみ食いして生きることを「寄生」と呼んで、互いに罵り合っていた。「寄生」。卑しいイメージ。嫌な言葉。
どろっとした気持ちで読み進めて行くうちに、主人公は走ることによって前向きに生きる姿勢を取り戻していった。
なんとかこれで爽やかな気分で終わる事が出来ると思っていたら、最後の最後にまた毒をもらった。
マラソンの感動を人から貰うことも、あのねじくれたおばさんは、「寄生」と言った。
スポーツを観て歓喜することも、小説を読んで涙することも、「寄生」ということになってしまうのか・・・。


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 20

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

著者 : 道尾 秀介

出版社:講談社

発売日:2008-07-23

評価 :

完了日 : 2008年08月29日

面白かったです。振り返ってみると、筋に関係ない文章なんて一行も無かったんじゃないかと思います。騙されて下さい。心地よさが残ります。

でも、イルカに似た顔ってどんなん?


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 1

湖中の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者 : レイモンド チャンドラー

出版社:早川書房

発売日:1986-05

評価 :

完了日 : 2008年08月27日

私立探偵フィリップ・マーロウ活躍のハードボイルドです。
『さらば愛しき女よ』や『長いお別れ』に比べると、もの足りない感じがしました。
魅力的な脇役が見あたらず、事件も短絡的で身勝手で、最後にじーんとするような部分がありませんでした。
メインの謎は何度も焼き直しされているのでしょうか、すぐに解けてしまいました。残念。


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2.にゃんちい (2008/08/29)
>チャンドラーの文章に酔えるかどうか…
と、これが難しいんです。
酔うと言うより、うんうん言いながら「読解」しているという感じでしょうか。
問題作に、複雑なストーリーですか…厳しい挑戦になりそうです。
3.Tetchy (2008/08/29)
昨年私は早川書房から刊行されたチャンドラーの短編集を連続して読んだんですが、さすがに疲れましたね。なんせ似たような話が多く、プロットが複雑なのですから。
ちょっと間を置いて読むほうがいいかもしれません。
好きだっただけに、読んで疲れる自分がちょっぴりショックでした。

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 2

猫の縁談 (中公文庫)

著者 : 出久根 達郎

出版社:中央公論社

発売日:1991-08

評価 :

完了日 : 2008年08月26日

古書店を舞台にした短編集。
この中の『とつおいつ』という作品と、三浦しをんさんの『月魚』がとても似ているのに驚きました。
古書店、通夜、男色の店主、魚(なまず)など話の骨格をなすモチーフが同じ。
インスピレートされたと思っていいのかな。


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 9

波打ち際の蛍

著者 : 島本 理生

出版社:角川グループパブリッシング

発売日:2008-07-31

評価 :

完了日 : 2008年08月23日

過去の恋愛から心に深い傷を負い、心療相談室に通う女の子。「蛍」という年上の男性との出会いに、とまどいながらも心を揺らす。
そして、世界の終わりと、自分にとって安全な場所との境界線を歩く彼を目印にして、少しずつ歩き始める。

ヒリヒリとした文章で、とても緊張感がありました。甘さはかなり控えめです。
でも男性に「蛍」なんて名前をつけるのは、ちょっと反則。これだけで、音も字面もすごく綺麗になっちゃうもん。


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 4

パコと魔法の絵本 (幻冬舎文庫)

著者 : 関口 尚

出版社:幻冬舎

発売日:2008-07

評価 :

完了日 : 2008年08月22日

映画が9月に公開されます。
とんでもなく偏屈なおじいさんが、一日しか記憶をもてない少女と出会い…。
みんなちょっと変わっているけど、やさしい大人たちが頑張る、あったかい物語でした。
映画では個性派の役者さんたちの、はじけた演技が楽しめそう。


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2.にゃんちい (2008/08/23)
もともと舞台用の脚本を、関口尚さんがノベライズしたものだそうです。
小説としての味わいはどうかな。
かなり子供向けのような気がしました。
「ハリー・ポッター」を借りる代わりに、10才の姪にあげようと思ってます。
3. (2008/08/23)
あぁ、そういう本なんですか。情報ありがとうございました。m(_ _)m

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