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pomさんの読書ノート

岩波少年文庫
遠い昔に置き忘れてきたものを拾いに行きます。
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 1

ドリトル先生の郵便局 (岩波少年文庫 (023))

著者 : ヒュー・ロフティング

出版社:岩波書店

発売日:2000-06

評価 :

完了日 : 2008年06月19日

またもアフリカへ。ファンティポ王国で鳥を使った郵便事業をつくり、気象台をつくり、世界の動物たちに通信教育をし、動物向けの雑誌をつくります。
海鳥が見つけてきた真珠を使って貧しい小国を助けたり、ノアの時代から生きている大ガメのリウマチを治し、鳥たちの力をかりて新しい島まで作っちゃいます。
とにかくどの動物たちもみんなドリトル先生崇拝者で、なんでも喜んで言うことをきくのがすごい。


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 2

たのしい川べ (岩波少年文庫 (099))

著者 : ケネス・グレーアム,石井 桃子,Kenneth Grahame,ケネス・グレアム

出版社:岩波書店

発売日:2002-07

評価 :

完了日 : 2008年05月29日

川辺で暮らすネズミやモグラ、そしてヒキガエルといった小動物たちの暮らしをほのぼのと描いた物語。
動物の中でだけのお話かと思えば、普通の人間も出てきて普通に会話なんかしていて、そのうえヒキガエルが人間の裁判にかけられてしまったりしておかしいですが、そういう話です。
自然の描写が美しく、特にパンの神が出てくるあたりはゾクゾクしました。
挿絵は「クマのプーさん」も描いている、E.H.シェパード。これがまたいい。

それにしても、ヒキガエル君はどうしようもないやつですねw


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 1

小人たちの新しい家 (岩波少年文庫)

著者 : メアリー ノートン

出版社:岩波書店

発売日:2007-06

評価 :

完了日 : 2008年05月11日

小人たちのシリーズ、ついに最終巻。

先住者の小人、ピーグリーンはスピラーとは対照的なインテリで、(アリエッティをめぐって三角関係か!)なんてドキドキしたけど、そんなことは全然なかった。
やっと安住の地をみつけたアリエッティたち一家。
しかしまたもやプラター夫妻に狙われて・・・
しつこいです、この夫妻。そこまで執着するかしら。
最後は急速におわってしまい、なんだかあっけない感じでした。
ミスメンチスとは二度とお話することはなかったのかな・・・


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 1

空をとぶ小人たち (岩波少年文庫)

著者 : メアリー ノートン

出版社:岩波書店

発売日:2006-07

評価 :

完了日 : 2008年04月22日

やっとたどりついた、すばらしい模型の村「リトル・フォーダム」しかし、ライバルの模型村の主人に見つかって誘拐されてしまいます。屋根裏部屋に閉じこめられ、あとは見せ物にされるのを待つばかり・・・。しかし屋根裏にあるもので、なんと気球を作って脱出!ただ風船につかまって風任せ、っていうんじゃなく、ちゃんと操縦して目的地を目指す本格的な気球ってところがわくわくします。
空想癖のあるミス・メンチスに親近感。
お母さんのホミリーには相変わらずイライラさせられました。
最後にやはり「見られて」暮らしてはいけない、と決断する小人たちがせつなかった・・・
安住の地はあるのでしょうか?


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 1

川をくだる小人たち (岩波少年文庫 (064))

著者 : メアリー・ノートン,林 容吉

出版社:岩波書店

発売日:2005-04

評価 :

完了日 : 2008年04月02日

最初のほうは前作「野に出た小人たち」とかぶってましたね。

長らく会わなかった親戚と、一緒に暮らすとなるとうまくいかなくて嫌になる感じがリアルで・・・。もちろんそれだけが理由ではないのですが、一家は森番の小屋を出て行くことになります。
またも活躍するスピラーが寡黙な一匹狼といった風情でカッコイイ。そして相変わらずおかあさんのホミリーは文句が多くてうるさくてイライラ。
川をくだる小人たち、というタイトルから想像するほど川下りのシーンは多くはありませんでした。
しかし、迫り来る危機の数々にはらはらさせられ通し。
今作も人間の持ち物のちょっとした小さいモノをあれこれ工夫して活用する小人たちの暮らしぶりがとても楽しいです。


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 1

野に出た小人たち (岩波少年文庫)

著者 : メアリー ノートン

出版社:岩波書店

発売日:2004-04

評価 :

完了日 : 2008年03月30日

アリエッティたち一家は人間に見つかり、床下の家から脱出。野原で暮らし始めることになります。
新しい住まいは落ちていた古い編み上げ靴。
借りものをする当てもなく、サバイバルな生活がはじまりました・・・

アウトドア派の小人スピラーがユニーク。
文句ばかりのお母さん、ホミリーにちょっとイライラしたり。
ジプシーに捕まりそうになってハラハラしたり。
盛り上がった展開の話でしたが、最後このまま次へ続く!といった感じでひっぱられます。
どうなるアリエッティ!


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かるいお姫さま (岩波少年文庫 (133))

著者 : ジョージ・マクドナルド,脇 明子

出版社:岩波書店

発売日:2005-09-17

評価 :

完了日 : 2008年03月15日

『魔女にのろいをかけられて、ふわふわ浮いてしまうお姫さま。〈重さ〉がもどるただひとつの場所である湖も魔女のたくらみで干上がり、お姫さまはしだいに弱ってゆきます。お姫さまを救う方法とは?「昼の少年と夜の少女」も収録。』

洗礼式に呼ばれなかったために怒って呪いをかける魔女、結婚相手をさがす旅をする王子、おとぎばなしの定型を踏襲していますが、それらのパロディみたいにおかしなお話。
お姫さまは呪いによって体が軽くなるだけでなく頭の方も軽くなっていて、何があってもケラケラ笑ってるし、王様は愚かだし・・・
不思議なおかしさのある物語でした。

もう一つ収録されている「昼の少年と夜の少女」も面白かった。
魔女ワトーのたくらみにより、生まれてすぐに拉致された(正確には生まれる前から)少年フォトジェンと少女ニュクテリス。
少年は徹底的に闇を避け、昼間の光の中で育てられ、少女の方はというと真っ暗な墓所の中で徹底的に光と昼を避けて育てられます。
やがて成長したふたりがとらわれの場所から抜け出して、闇を、光を見た時の衝撃と恐怖が語られるのがとても面白い。
それにしても魔女ワトーはこんな実験(?)をして、一体何をするつもりだったんでしょう・・・


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 1

カーディとお姫さまの物語 (岩波少年文庫 (109))

著者 : ジョージ・マクドナルド,脇 明子,George MacDonald

出版社:岩波書店

発売日:2003-12

評価 :

完了日 : 2008年03月12日

「お姫さまとゴブリンの物語」の続編。
前作が素敵だったので期待したのだけど・・・
前作を上回るお説教臭さ。そして宗教臭さ。
あの不思議なおばあさまがたくさん出てきたのは嬉しかったけれど、その正体はあやふやなままだし、小さいお姫さまの出番が少ないのも残念。
訳者の脇明子さんも解説に書いていたように、最後が暗い終わり方なのも謎です。
どうもスッキリしないお話でした。


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 1

ドリトル先生航海記 (岩波少年文庫 (022))

著者 : ヒュー・ロフティング

出版社:岩波書店

発売日:2000-06

評価 :

完了日 : 2008年02月11日

今回のお話は、ドリトル先生の助手になった、トミー・スタビンズという靴屋の息子の目線から語られます。
犬を法廷に上げて裁判をしたと思ったら、偉大な博物学者ロング・アローを救いに、漂流する島、クモサル島を目指して大航海。闘牛を痛烈に批判してそれをやめさせたり、島の王様に祭り上げられたり、もう大変。

読みながらつくづくほれぼれしたのは、この物語の文章です。
実に味わいがあって美しい文体。
これは井伏鱒二の力なんでしょうか、ロフティングの力なんでしょうか。
堪能させていただきました。続きも楽しみ。


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1.にゃんちい (2008/02/16)
pomさんはじめまして。
ガブガブ、ポリネシアン、チープトリック、猫肉屋のマシュー。
ドリトル先生大好きです。小学生の頃13巻すべて、弟と一緒に毎晩夜遅くまで読みました。弟が大きなオウムを飼っているのはたぶんドリトル先生の影響です。
当時は井伏鱒二の訳は難しかったかもしれませんが、今思うと彼の訳で読めて本当に良かったと思います。
どのお話も素晴らしいのですが、私は「サーカス」と「秘密の湖」が好きです。
2.pom (2008/02/16)
はじめまして!
オウムを飼ってるなんていいですねー!羨ましいです。
子供の頃に良い文章を読んでおく、って大事なことなんでしょうね。
出会うのが遅すぎた感がありますが、まだまだたくさんお話があるようなので、じっくり楽しませてもらおうと思ってます。
 

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 2

ドリトル先生アフリカゆき (岩波少年文庫 (021))

著者 : ヒュー・ロフティング

出版社:岩波書店

発売日:2000-06

評価 :

完了日 : 2008年02月09日

ドリトル先生シリーズ第一巻。
ドリトル先生って勉強して動物と話ができるようになったんですね。
オウムのポリネシア、アヒルのダブダブ、犬のジップ、そしてくいしんぼうのブタのガブガブ。みんなキャラが立っていて魅力的。中には「オシツオサレツ」なんて変な動物も出てきます。(こういうのポケモンに居たなあ!)
物語の中で、これ大丈夫なのかな・・・と心配になるような黒人に関するお話が出てきますが、案の定、黒人差別問題でつつかれたことがあるみたいですね。
そんなことでこの楽しい物語が抹殺されることにならなくて、本当によかった。


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 2

床下の小人たち (岩波少年文庫)

著者 : メアリー ノートン

出版社:岩波書店

発売日:2000-09

評価 :

完了日 : 2008年02月08日

ああっこれどこかで読んだことがあるような!
と、思ったら、高野文子「東京コロボックル」が、まさにこれですよね。
人間の家のどこかにコッソリ暮らして、人間の食べ物やちょっとした道具なんかを失敬して暮らしている、小人たち。
子供の頃に、佐藤さとる「だれも知らない小さな国」に夢中になった私は、大人になってもやっぱりこの物語に引き込まれました。
糸巻きを椅子にしたり、小さな歯車で暖炉を作ったり、そういう細かい描写が楽しくてしかたありません。
小人たちの床下の家を再現したドールハウスとか・・・作ってみたくなります。


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 1

お姫さまとゴブリンの物語 (岩波少年文庫 (108))

著者 : ジョージ・マクドナルド,脇 明子,George MacDonald

出版社:岩波書店

発売日:2003-05-16

評価 :

完了日 : 2008年02月07日

ちょっとお説教っぽいところと、童話調の語り口に慣れてしまえば、なかなか面白かった。
物語の中で何度も何度も「人を信じること」について出てくるのに、私は最後の方までずっと、塔のおばあさまが本当は悪い人なんじゃないかと疑ってはらはらしてました。だめな大人ですね。
アイリーン姫は素直で賢くて本当にいい子!
そしてそれ以上に鉱夫の少年カーディがいいんです。
賢くてかっこよくて、ちゃんとしてて。
いいなあ。
思えばいい人ばかり出てくる話でした。
ゴブリンもちょっと愚かなだけでそんなに悪そうにも見えなかったなぁ。

それにしても塔のおばあさまは不思議な人です・・・


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 7

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))

著者 : フィリパ・ピアス,高杉 一郎,Philippa Pearce

出版社:岩波書店

発売日:2000-06

評価 :

完了日 : 2008年02月03日

なるほど名作と言われるだけのことはある!
弟がはしかにかかって、おじさんのところへ隔離されてしまったトムは、真夜中に古い大時計が13時を打つのを聞いて、不思議な過去の庭園に迷い込みます。そこでハティという少女と知り合い…。

過去のホールから現在のホールへ移っていくところや、美しい庭園の様子など、とても映像的で、次はこれを映画化したらいいのになぁ、なんて思ってしまいました。
オチはだいたい想像していた通りではあったけど、ちょっと感動で胸がぎゅっとしましたよ!

子供の時に読んでおきたかったなぁ。


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