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tomopさんの読書ノート

2008年に読んだ本
2008年1月~12月
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 42

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

著者 : 歌野 晶午

出版社:文藝春秋

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2008年11月29日

著者の思惑通り、完璧に騙された。このような結末の場合、感想は賛否両論だと思う。「やられちゃった~すごいなあ」て思うか、「だますためだけに書いてるのか!」って怒るのか・・・私は今回はどちらかというと前者かな。最後に視点を転換させる手法で驚かせるという意味では同タイプ?の小説:東野圭吾の「仮面山荘殺人事件」は読んでる途中でまさかそういうオチじゃないだろうなあって想像できたので後者でしたが、今回は全く想定外の視点の盲点を突かれてしまったので。 まあ、話の内容自体の深みとしてはやや薄い感じもするので、★4つにとどめます。 万人受けはしないと思われるので人にお勧めの際には注意が必要かな。


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 52

六番目の小夜子 (新潮文庫)

著者 : 恩田 陸

出版社:新潮社

発売日:2001-01

評価 :

完了日 : 2008年11月26日

設定は面白いです。サヨコ伝説を中心に学園の1年を描いて所々クスッとしたり、ゾゾゾっとしたり。中盤の学園祭が一番の盛り上がりで、そこまではとても面白いし、これってどんな結末になるんだろうという期待感も大きい。しかし、、個人的には結論が納得いかないというかちょっとがっかりでした。津村サヨコのようなミステリアスな人物の場合、僕としては村上春樹小説にでてくるような感じの不思議人物と比較してしまうので、物足りない感じがすごく残りました。また、犬が何で彼女だけ襲わないのかとか、細かい納得できない部分が結構多かった。あれって結局2番目の小夜子の影響ってことで処理してることになるのかな。だとすると、説明無理な部分はお化けのせいにしてっていう風にとれてしまうので、、、なんだかなあ。。


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 12

フェイク (角川文庫)

著者 : 楡 周平

出版社:角川書店

発売日:2006-08

評価 :

完了日 : 2008年11月25日

夜の銀座、競輪の世界を通じたスピード感とドキドキ感(若者の人生の浮き沈み)を描いた作品。帯に抱腹絶倒と書いてあったが、笑う場面はあまりなかった。どちらの世界も僕には程遠く、主人公の純情さ?頭の弱さ?にちょっとあり得ない感を抱いた。2年以上付き合って手も握れず結局利用されるような形で彼女を失うというのはこのご時世において。。。?とか。 まあ、ラストはそれに見合った小さな仕返しというかプライドを満足させるような終わり方でまとめているので一貫性はある。楡作品には経済小説のようなものもあるようなので今度チャレンジしてみたい。


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 7

水に眠る (文春文庫)

著者 : 北村 薫

出版社:文藝春秋

発売日:1997-10

評価 :

完了日 : 2008年11月23日

初めての北村薫。短編集だからか、結論の少ない不思議な感覚のものが多かった。「くらげ」はシュールでちょっと怖い感じな星新一チックな感じでいい。また、恋愛について書かれたいくつかの短編についても直接的な表現でなく、せつなさなどの感情を読み手にじんわり感じさせたり。「第一パパと第二パパ」の話などではゾッとするような環境(男余りな世の中と制度)とうまく気を使う子供のやりとりを書いていてとってもうまくておもしろい。今度は長編を読んでみたい。また、あとがきは豪華で1篇ごとに違う方が書いている。確かに贅沢だ。


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 16

ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部)

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:新潮社

発売日:2002-07

評価 :

完了日 : 2008年11月22日

いわゆる群像劇。ストーリの繋がりはお見事。ニアミスするというようなレベルではなく、まさにパズルのように精巧にきちっとはまって、なるほどと感心してしまうほど。黒沢の泥棒哲学?なんかも面白いし随分練りこんで作られてるなあという感じ。個人的にはちょっと他の小説と平行して読んだせいもあり、途中なんども前のぺージを確認した。。この犬どこででてきたっけ?とか。。あと、バラバラ殺人(塚本さんの動機)とかが詳しく描かれてないのでちょっと残念。ストーリーをいかにつなげるか・はめ込むかに力をいれて無駄な分ははしょった、もしくは結論部分が先にあって書き始めたのか?。。。多分私は奥田秀朗氏の「最悪」のような個人個人に感情移入できるような人生物語の深さの上につながりができるような展開の方が好きなのだと思う。


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 7

柔らかな頬〈下〉 (文春文庫)

著者 : 桐野 夏生

出版社:文藝春秋

発売日:2004-12

評価 :

完了日 : 2008年11月22日

引き込まれ具合は良。かすみの心情の動きはもとより内海の死が迫ったなかでの捜査は読み応えある。夢?シンクロ?で結末の道筋をつけるような手法は微妙だが面白い。スッキリはしないが読んだなあというどっしりした読了感。今まで読んだ桐野作品の中では満足度が高い。


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 11

柔らかな頬〈上〉 (文春文庫)

著者 : 桐野 夏生

出版社:文藝春秋

発売日:2004-12

評価 :

完了日 : 2008年11月21日

桐野作品らしく、視点がかわりながらスピーディに、ミステリアスに展開する様は見事。桐野作品共通のなんとなーく暗い重たい雰囲気はある(不倫、誘拐が絡むので仕方ないが)ので、好みじゃない人もいるかもしれないが、この作品は主人公カスミの心情が丁寧に描かれてるので個人的には許せる。(というと偉そうだが・・・) 下巻の展開もどうなるんだろうという期待感があるので楽しみ。


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 7

赤×ピンク (角川文庫)

著者 : 桜庭 一樹

出版社:角川書店

発売日:2008-02

評価 :

完了日 : 2008年11月17日

初めての桜庭一樹。最初の篇のタイトルに死体という言葉が入ってたのでミステリーかと思ったが、全然違った。少女小説?というやつらしい。個人的にはレズも同一性障害もSMも虐待も非合法泥レスも一切関わりがないので迫ってくるものや同感という部分は少なくなるが、逆にこのような分野でもスラスラ1日で読めたのは、人物の心の描き方がうまいということなんだろう。3篇それぞれの主人公まゆ、ミーコ、皐月 いずれもとってもヘビーというか、私からは程遠い世界の悩みを抱えているのに重くなりすぎず、ほおっっていう結末。エロ高校生武史の果たす役割も絶妙で彼がいなかったらもっときつい小説になってるかもしれない。とにかく桜庭一樹氏の巧さは十分伝わってきたので、今度は直木賞とった「私の男」をぜひ読んでみたい。


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 50

死神の精度 (文春文庫)

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:文藝春秋

発売日:2008-02-08

評価 :

完了日 : 2008年11月16日

伊坂幸太郎作品は初めて。1年前くらいから注目していたものの、ゴールデン~で本屋大賞を取ってから図書館では常に貸出中、ブックオフで見つけても高価で手が出なかった。この作品はちょっと安め?の300円でみつけたので思い切って購入。結果として、作品の出来は期待以上で十分元は取れた。5つ星つけてもよかったくらいだが、つけちゃうと今後読む伊坂作品全部5つ星になりそうな予感がして控え目に4つとした。冒頭の「仕事」に対する考え方からはじまる死神の説明からぐいぐい引き込まれた。死神・千葉の愛すべきなキャラクター(死神なのに!)、1篇1篇のストーリーの精度、さらには最後の老女編での別篇との絡み、いずれも上出来すぎるほど。伊坂作品、短編でこの出来なら、長編はもっと凄そう。。


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 17

サマータイム (新潮文庫)

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:新潮社

発売日:2003-08

評価 :

完了日 : 2008年11月14日

佐藤多佳子さんのデビュー作。「しゃべれどもしゃべれども」もよかったけど、これもやっぱりいい小説。読んでる途中で森絵都さんの小説に似てるなあと思ったら解説がその森さんで絶賛されていた。4篇とも時間はバラバラだが根底で繋がっていて、なにより登場人物の描き方がいい。一人ひとりの普通っぽいんだけど、特に子供のころ思っていたような甘酸っぱかったりなんでそんなイライラしたんだろうというような微妙な気持ちを本当に丁寧に書いていて、じんわりでもずっしり伝わってくる。人物だけでなく、ほかの彩を加える要素の表現も素敵。ピアノや自転車に関わる表現もいいし、最も印象的なのはやはり海のゼリー。 ありがちな感想になってしまうが、小学生や中学生くらいに読んでほしい本だと思った。


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 2

ソナタの夜 (講談社文庫)

著者 : 永井 するみ

出版社:講談社

発売日:2008-01-16

評価 :

完了日 : 2008年11月14日

7編収録。全部不倫が絡む話で、性行為の描写なども(抽象的表現を用いてはいるが)多く、今まで読んだ永井するみ作品の中では一番ねっとりしている。お得意の「恋愛ミステリー?」ではないのに、女性心理を描ききった上で、最後はそれぞれ、「女性の怖さ」だったり「希望」だったりにうまく繋げているのはさすがだと思う。しかし個人的には少し遠い世界の話のような気がするものが多かった。「唐草というもの」の愛人2人生活とか、「秋雨」で1年に1回だけの不倫とか。。また、「緑深き淵」では貴央が死んだ兄を利用するような形で、元兄の恋人3人と同時に関係を持つとか、実は主人公の子供は夫との間のではなかったとか・・・ちょっと現実的には考えられないので、「つくりものの小説」として読めばいいんだろうけど、どうにも感情移入しにくかった。


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 9

なんくるない (新潮文庫)

著者 : よしもと ばなな

出版社:新潮社

発売日:2007-05

評価 :

完了日 : 2008年11月11日

この本は単行本が発売されて2005年?頃新聞に書評が載ったときから気になっていた。私は沖縄がとても好きなので。。感想だが、長い間楽しみにしていたほどではなかった。4篇収録の内、最初の2つと表題のなんくるないの半分くらいまで、なんか暗い。沖縄といえば「海、太陽、明るい、元気、美味」が私のイメージなのだが、読んでも元気になれない感じ。そもそも元気にするために書かれた本じゃないのかもしれないが・・・ふわふわした表現や煮え切らないのかなんなのか分からない女性心理の描写は巧いと思うし、後半は少し明るい道が見えるような雰囲気もあるし、なんくるないにでてくる食べ物もとても美味しそうに伝わってくるので、悪くはない。もしかすると、村上春樹の本のあとに読んでしまったので引き込まれ方に不満をもってしまったのかもしれない。


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 16

羊をめぐる冒険〈下〉 (講談社文庫)

著者 : 村上 春樹

出版社:講談社

発売日:2004-11

評価 :

完了日 : 2008年11月10日

下巻はいるかホテルや羊博士、羊男の登場とあって話はさらに興味深く、、どんどん引き込まれる。結末は悲しいが、心に爽やかな「村上春樹」を読んだなあって感じが残った。実際読んだ夜に草原?牧場?にいる夢をみたくらいだから、よほど印象的だったのだろう。この本は図書館で借りたが、何年か経ったら、青春3部作とダンスダンスダンスを買い揃えて順番に一から読み直してみたいと思った。


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 18

羊をめぐる冒険〈上〉 (講談社文庫)

著者 : 村上 春樹

出版社:講談社

発売日:2004-11

評価 :

完了日 : 2008年11月08日

村上ワールド全開。個人的には関連4作目の「ダンス・ダンス・ダンス」を先に読んでしまっている上、2作目の「1973年のピンボール」は未読という歯抜け状態でこの3作目を読み始めたのは若干失敗だったと思われる。耳の美しい彼女との結末というか結果は分かってるわけですから・・・きっと全く知らない方が引き込まれ具合がもっと強かったと思う。とはいえ、羊を探しにいくことになるまでのいろんな比喩を交えた独特な世界観の表現は「村上春樹だなあ」としか表現できない、好きな人には好きな感じ。「耳の開放」「奇妙な男との対面」読んでるだけでなんか分からんけどドキドキ、圧迫?というか心にせまってくるような不思議な感覚。下巻では羊を探す旅が本格化しそうですね。楽しみです。


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 36

第三の時効 (集英社文庫)

著者 : 横山 秀夫

出版社:集英社

発売日:2006-03-17

評価 :

完了日 : 2008年11月06日

警察小説としてはある意味頂点かもしれない。個人的には横山作品で最初に読んだ「陰の季節」が印象強く好きだが、「精巧に・重厚に」描かれた本作品の小説としての出来としてはかなり上をいっている。連作小説としての流れもいいし、それぞれの登場人物しかも脇役までが個性豊かで、警察という特殊な組織の中ですごい輝きを放っている。朽木班長の苦悩を抱えた姿・解決するさまももちろんかっこいいが、他の登場人物・ストーリーも単純に一言では言い表せないほど凄い。もちろん凄いというのはスーパーマン的な凄さではなく、心に染み渡りながらも「うーむ、そういうことかあ」・・渋いっていうような。 警察小説好きには必読かもしれないお勧めな作品。


この感想へのコメント

1.司馬哲 (2008/11/07)
これ、ほんとに完成度が高いですよね。これ読んでから自分の中の警察小説のハードルが上がってしまい苦労してます。

2.tomop (2008/11/08)
やはりそうですか。。私はそんなに警察小説をたくさん読んでませんが、こないだ今野敏さんの作品を読んだ時でさえ横山氏の「陰の季節」と比べてしまい、やや満足できませんでした。 この「第三の時効」は完成度という意味ではさらに上ですから、私も今後ちょっと苦労しそうな予感です。贅沢な悩みかもしれないですが、すばらしい作品に早くに出会ってしまうというのもまた考えものなのかも。。。
 

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 73

町長選挙

著者 : 奥田 英朗

出版社:文藝春秋

発売日:2006-04

評価 :

完了日 : 2008年11月03日

伊良部シシリーズ3冊目なので、最初の「イン・ザ・プール」で受けた衝撃と比べると随分薄くなったが、それでもやはり面白い。思いっきりナベツネ・ホリエモンをモデルにした2作は著者の勇気?に「大丈夫なのかな~」と読んでるこっちが心配に。一番よかったのは表題作の町長選挙。これが一番伊良部先生の子供っぽいなんとも適当なキャラが出ている感じ。それに選挙闘争に皮肉をまぜながらも、ラストは凄く気持ちのあったまるようないい終わり方。風刺の利いた一流のエンタテナー小説。


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1.司馬哲 (2008/11/07)
悪ふざけさせたら奥田さんの右に出る作家はいないと思ってます。
2.tomop (2008/11/08)
コメントありがとうございます。全くその通りですね。奥田さんの作品を最初に読んだときの衝撃は忘れられません。奥田作品は小説だけでなくエッセイもいくつか出ているようなので、今後は読んで見たいと思います。
 

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 1

死ぬまでにしたい10のこと (ヴィレッジブックス+)

著者 : 齋藤 薫,横森 理香,谷村 志穂,室井 佑月,倉田 真由美,酒井 順子,八塩 圭子,角田 光代,しまお まほ,MAYA MAXX

出版社:ヴィレッジブックス

発売日:2003-10

評価 :

完了日 : 2008年10月31日

各方面で活躍の10人による同テーマのエッセイ集。死ぬまでにしたいこと=死ぬ準備でなく実は生きている間にしたいことなんだなあと納得。ただ、やっぱり全然同意できないというかひいてしまうような意見もあった。横森理香さんや倉田真由美さんはちょっと私とは感性が違いすぎるようだ。真剣にとれるテーマなだけに書くほうも大変だとは思うが。。。逆に斎藤薫さんや角田光代さん、酒井順子あたりはこのテーマについていかにも真剣に考えたんだろうなって伝わってきて同調した。子供のこと、感謝の気持ちを表現する、身辺の整理、やり残したことをやり遂げる、自分のモットーとしてきたことを大切に過ごす、、きっと私も挙げるとすればそんなところになると思う。 


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 24

アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)

著者 : 森 絵都

出版社:角川書店

発売日:2005-06-25

評価 :

完了日 : 2008年10月30日

私としては、初めての森絵都さん。3編とも主人公は中学生だが、すごくナチュラルな表現で、全然うそっぽくなく読めた。状況的にフランス人のおじさんとか、ちょっと現実離れしてそうなのに、なぜかその世界に自然にはいれてしまう。個人的には2番目の「彼女のアリア」がせつなくて甘酸っぱい感じで好きだ。単純な青春恋愛な書き方ではないので照れずに読める。ただ、、軸にクラシックを据えてるのに私はいずれの曲も全くわからない(聴いたことはあるのかもしれないが)ので非常に残念だった。せめて標題の曲くらいは一度ちゃんと聴いてみたい。


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 10

さくら日和 (集英社文庫)

著者 : さくら ももこ

出版社:集英社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2008年10月29日

まるで漫画を読んでるように読みやすくほのぼの、くすっとするエッセイ。息子の疑惑(親がさくらももこなのではないか?)もおもしろいし、くいしんぼう同盟なんかも最高だ。本気で人生を楽しんで生きてるんだなあと感心してしまう。自分と照らし合わせて、「もっと日常の中に人生をおもしろくするヒントがあってそれを自分はすくいきれていないんじゃないかなあ」とまで思った。 あとは尊敬する「ヒロシ」の話もちょこちょこでてきてて満足できる1冊。


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 9

同級生 (講談社文庫)

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:1996-08

評価 :

完了日 : 2008年10月28日

学園もの。「容疑者Xの献身」などには到底及ばないものの、テイストとしてはさすがに東野作品ということで、謎解きもしっかりありながら、恋愛を軸にした人間関係、あとは環境問題なども入れ込んで上手に作られた作品。読みやすさも引き込まれ具合も良。ただ、主人公の西原君は人間としてだめだろ~って思っちゃいました。それも序盤で。。だって高校生で若いとはいえ・・・いろいろ衝撃的な悩みと壁があるとはいえ・・・なんで避妊しない?? とそこに納得できないままでした。


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