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ニティさんの読書ノート

ニティノート
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 1

YASUJI東京 (ちくま文庫)

著者 : 杉浦 日向子

出版社:筑摩書房

発売日:2000-03

評価 :

完了日 : 2008年07月30日

日向子ワールド。まんがだけれど、このままで「井上安治・風景画家」についての大学の卒業研究論文として通じそうです。「優」あげます。解説を南伸坊が書いてる。まんがを描くのをやめた日向子さんに「これほどの名手が、いまは筆を折って漫画家を廃業してしまったのを、我々はどうしても惜しんでしまうものである。その人が亡くなってしまったなら諦めもつくものを・・・」          諦め切れません。


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あかでみあめらんこりあ (1981年)

著者 : 開高 健

出版社:角川書店

発売日:1981-01

評価 :

完了日 : 2008年06月19日

実はこの本は手元にあるけれどまだ読んでいない。ひょっとしたら読まないかもしれない。
「あかでみあ めらんこりあ」には少し思いいれがある。この本の終わりのところに「解題・あかでみあ めらんこりあ・の時代というのを、向井敏さんが書いています。この「あかでみあ めらんこりあ」がはじめて世に出たいきさつもふくめ、昭和25年当時(ボクはまだ生まれていません)の関西の同人誌「えんぴつ」のことなど。
今、ボクの手元に「あかでみあ めらんこりあ」のガリ刷本があります。
向井敏さんの解説によると、どうも約120部ほど刷られたうちの一冊のようです。
いまのところ小説の中身より、出版に至る経緯に興味がいっぱいで、よんで感想はずっとあとになりそうです。いずれ暇なときに、ブログにでも書いてみます。


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45回転の夏

著者 : 鶴岡 雄二

出版社:新潮社

発売日:1994-07

評価 :

完了日 : 2008年06月05日

12.大人になったとき、ぼくは
  いま夢中になっているものを
  まだ楽しんでいるだろうか。
 (ホエン・アイ・グロウ・アップ)
  ビーチボーイズ


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天使と宇宙船 (1965年) (創元推理文庫)

著者 : フレドリック・ブラウン

出版社:東京創元新社

発売日:1965

評価 :

完了日 : 2008年05月18日

フレドリック・ブラウン。お気に入りです。再読始めました。まずは短編集から。星新一やら小松左京とはちょっと違う味わい。そりゃそうだ。外人さんだもの。この本の序でフレドリック・ブラウンはきちんと「ファンタジー」と「SF」の違いを書いてる。それも同じ話を「ファンタジー仕立て」と「SF仕立て」にして。それもわずか6行の話を。ただ心配なのは、読み返してみて気がついたのだけど、今の時代には「差別用語」とされるかもしれない「訳」がなされていること。新しい版ではひょつとしたら「別の表現」になってるかも。まあ、なんにしても、理屈ぬきにおもしろいです。(そう思っているのはボクだけかもしれませんが)。1968年10月25日9版170円


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ものの見方考え方―哲学講座 (1964年)

著者 : 高橋 庄治

出版社:文理書院

発売日:1964

評価 :

完了日 : 2008年05月17日

 高校生の頃、よく読んだ。           誰も知らない山奥にサッカーボールほどの「金の塊」が「ある」。でも「ある」ことをだれも知らない。その「金の塊」は本当に「ある」のか?    国が違えば「神様」の「かたち」が変わるのはなぜか?
観念と存在。人間と人間。唯物論と観念(唯心)論。主体と環境。理論と実践。          高校生の頃よく読んだ。いつも「そら、ちょつとおかしいで」「ちがうやろ」とか、いつもつっこみ入れながら読んでた。きっと「おしつけがましい」のが気にいらなかったのだと思う。いまは?いまは、なんでも「あり」。1970年12月30日増補改訂版第32刷     


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童貞物語

著者 : 佐藤 正午

出版社:集英社

発売日:1987-03

評価 :

完了日 : 2008年04月29日

「もういっかい17歳に戻りたいと思わないか」最後のホームルームから13年の月日が流れ主人公は31歳になってる。1973年高校3年の新学期から最後のホームルームまでの主人公の昔話。帯には「グランドの汗の辛さと初恋の涙の苦さ。もう二度と還らないあの日々へのレクイエム。青春小説の名編。」とあります。30歳過ぎた人が上手に読めばきっと、甘酸っぱい思いでいっぱいになれる。1987年6月15日2刷。880円


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彩耳記―文学的断章 (1972年)

著者 : 大岡 信

出版社:青土社

発売日:1972

評価 :

完了日 : 2008年04月29日

 歳時記・耳学問・文学的断章。昭和47年1月15日発行


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100杯目の水割り (1975年)

著者 : 東 君平

出版社:講談社

発売日:1975

評価 :

完了日 : 2008年04月29日

東 君平さん好きです。イラストレーター兼モノ書き。46歳で早くに亡くなってしまいました。残念です。本の題名と中身はあんまり関連ありません。お酒の話は出てきません。しいて関連つけるなら、君平さんちの屋号を自分で「のんでけ屋」と称していることぐらいか。この本の一番最後のエッセー「おしまいに僕んち」のなかで「本」について書いてる。「僕は本を読む習慣が無かった。本が買えなかった。本に興味を抱かなかった。・・・でもなぜかいい本を沢山持ってる。いい本とは僕にとっていい本で、世の認めるところの本という意味ではない」と。という訳で単行本(昭和50年9月12日1刷)持っているのに、文庫(昭和54年7月15日1刷)も買ってしまった。


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恋ノウタ―Contemporary Remix“万葉集” LOVE SONGS WITH YOUつのる想い (角川文庫)

著者 : 三枝 克之

出版社:角川書店

発売日:2003-06

評価 :

完了日 : 2008年04月11日

 万葉集だってこんな風に読み解けば難しくない。たとえばP134、「馬の音の とどともすれば 松蔭に出でてぞ見つる けだし君かと・作者不詳」が筆者訳になると「ドッドッと響く 耳慣れたエンジンの音に わたしは部屋を飛び出して 表通りまで見に行くの もしやあなたのクルマかと思って」。初めて読んだ時は「そんなのあり?」って。でも芯の部分・恋・の思いは今も昔も変わらないんだなって。あたりまえのことを考えてもみなかった自分がおかしくて。万葉集っていわれると「お勉強」って思ってしまうもんな。平成15年6月25日初版705円


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ベッドサイド (新潮文庫)

著者 : 林 あまり

出版社:新潮社

発売日:2000-09

評価 :

完了日 : 2008年04月08日

 「重ねても重ねても重なり切らない言葉と同じ 重ねてみてもべつべつのからだ」「右脚をしずかにひらかせ首にかけ ピアニストの指芯にとどきぬ」
「気がつけば岸に打ち寄せられていて 横にはあなたも倒れている」 大胆奔放に性を表現する短歌集。一首ごとにショートストーリィが浮かぶ。どれだけイメージを膨らませることができるか、ためされているような・・・。平成12年10月1日発行420円


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酒―はる・なつ・あき・ふゆ (1982年) (集英社文庫)

著者 : 佐々木 久子

出版社:集英社

発売日:1982-09

評価 :

完了日 : 2008年04月01日

 大きめの湯飲みに日本酒をつぎ入れ、ゴクリとやりながら「この酒は、さらさらしていて、喉をぬけていくときのすばらしさはたまらん」などと、しったかぶりで通ぶりたければ、必ず読んでおくことをお勧めします。読んでいると一杯やりたくなるから不思議。
 今日(080702)の夕刊の訃報欄に「佐々木久子」さんがありました。合掌。


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 2

フォークソングされどわれらが日々

著者 :

出版社:文藝春秋

発売日:2008-03

評価 :

完了日 : 2008年03月30日

新刊。実はまだ読んでない。読んでないのに感想って、変?週刊文春のインタビュー記事が元らしいから、まあ読まなくてもおおよそは・・・。気になったのが、書名の「されどわれらが日々」。知るひとぞ知る「柴田翔」先生の書名。にやり。さては編集者は同世代か?
やっぱ、気になるので、もし書店で見かけたら、のぞいてみることにします。
読んでもいない本の感想なんて、ひょっとしてはじめて?


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しんきらり (ちくま文庫)

著者 : やまだ 紫

出版社:筑摩書房

発売日:1988-03

評価 :

完了日 : 2008年03月23日

やまだ紫の世界。日常生活をたんたんときりとってゆく。


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最善は生まれ出ぬこと―自死へのデッサン 阿部幸夫遺作集 (1973年)

著者 : 阿部 幸夫

出版社:三一書房

発売日:1973

評価 :

完了日 : 2008年03月23日

最善は生まれ出ぬこと 次善は早く死ぬこと。絵を書き思索を文章とし、結果自分で迎える死。杉山登志を思い出した。
布団でズボンを寝押しして自死。
考えないのは毒。考えすぎるのも毒。人生の毒。
おきのどく。あはっ!


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詩と反逆と死 (1966年)

著者 : 大宅 歩

出版社:文芸春秋

発売日:1966

評価 :

完了日 : 2008年03月23日

 いまどきこの様な本を出しても売れないんだろうな。若くして亡くなった筆者の思索のかたまり。
自分をどこまで知ることができるか、自分への問いかけ。誰にでも思いと言葉があふれだしていた頃があったよね。嗚呼青春。かな?


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 1

林檎の木

著者 : ゴールズワージー

出版社:角川書店

発売日:2000

評価 :

完了日 : 2008年03月22日

ボクの手元の本は、奥付けを見ると昭和46年12月30日・25版発行となってる。夜行バスの乗って鎌倉へ遊びに行った時に時間まちの時間つぶしに買った本だ。定価100円。青春の恋物語を25年後に・・・というお話。結婚ってさ、好きな人といっしよになるってことだけど、裏返せば、その人以外をふりきるってことだろ。悲しさがそこについてくる。そんなお話。ときどき思い出して、何度も読み返してしまう。97ページのお話。短かっ!でもお勧め。


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 2

ぼくは勉強ができない

著者 : 山田 詠美

出版社:新潮社

発売日:1993-03

評価 :

完了日 : 2008年03月20日

 あの頃はよかった・・って言うのは年とった証拠?かな?著者はあとがきのなかで「同時代性という言葉を信じず、時代のなかにいるものに、その時代を読み取ることは難しい。叙情は常に遅れて来た客観視の中に存在するし、自分の内なる論理は過去の積木の隙間に潜むものではないか」と問う。   著者も書いているように、これは大人が読む高校小説です。                   ごくごく平凡な高校生活をすごしたボクは、主人公の秀美クンに軽い嫉妬を感じながらイッキ読み。


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 3

夏じじい

著者 : 小林 里々子

出版社:講談社

発売日:2007-07-13

評価 :

完了日 : 2008年03月17日

 18の夏 初めて家を出て 2ヶ月間海の見える丘の上にある宿でアルバイトをした。じじいには会えなかったけれど あの頃はボクにも風が見えた。 この本では唐突に話は始まり人が死に じじいの秘密がわかり 読者にものたりなさを残して菜津緒の夏は終わる。ボクのなかではイメージをいっぱいにふくらませてキラキラとしたショートムービィになった。主人公には誰を選ぶ? 


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