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那美さんの読書ノート

マチダ氏
愛して已まない町田康氏の書籍類。
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 15

猫にかまけて

著者 : 町田 康

出版社:講談社

発売日:2004-11-16

評価 :

完了日 : 2008年08月20日

冒頭「拙宅の猫たち」でまずハートを持ってかれること間違いなし。
とりあえず1ページ読んでみたら勝負が付く―つまり自分とこの本が符合するか否かが分かる―、忙しい読者には有りがたい本。

辛い別れもあるけれども、彼のエッセイには笑いのめされたい、そんな自分でいたい。
ちょっと饒舌に過ぎるそんな文体で。

彼の猫描写の何が好きかというに、擬人化。
たまらんのです。

「あなたいったいなにを考えているの? わたしが腹の上でまどろんでいるのよ。それをあなたがごそごそ動いたりそんなごわごわの服を着てたんじゃ意味ないじゃない。バカじゃないの? あなたいったいなんのために生きてるの? わたしを腹の上に載せるためでしょ? それをごそごそ動いたりするんだったらあなたなんて生きてる意味ないじゃない。まったく呆れ果ててものもいえない。もう馬鹿馬鹿しくてこんな腹には乗ってられない」


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 12

パンク侍、斬られて候 (角川文庫)

著者 : 町田 康

出版社:角川書店

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2006年11月13日

面白い!!!!!!!


文句ナシ。さすが芥川賞作家。
とか言って後付けの賞なんてちっとも信用してないけどね。はっはーん!
だけどたまに、ごくたまに、賞に値する作家や作品がふっとこの世に生まれるんであって。
現代の文壇やベストセラーズが腐ってる終わってるものだとしても、やっぱり彼みたいな人はほっとけないんだと思う。読者もまたしかり。

彼の作品ではあたしのなかで「夫婦茶碗」がダントツ一位だったんだけど、ちょっと揺らいだ。
いや、もうすでに首位奪取かも。

読みさしの本だって他にたくさんあるのに、しばらく積読だろうなと思いつつ買ったのに、やらないかんこと山ほどあるのに、2日かけて一気に読んじゃった。
前半は可笑しくてたまらずに、後半は見届けねば気が済まず。
疾走するがごとく読んだ。

2006年11月13日


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