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おねいさんの読書ノート

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 9

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

著者 : クラーク

出版社:光文社

発売日:2007-11-08

評価 :

完了日 : 2008年05月06日

50年以上も前に書かれたSF小説なのに、物語の世界観が全く古くないことに衝撃を受けました。
オーヴァーロードは何者か?一体なぜ地球に訪れたのか?という謎に引き込まれいっき読みしました。
どちらの謎にも納得のいく答えが用意されていました。


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 5

風車祭(カジマヤー) (文春文庫)

著者 : 池上 永一

出版社:文藝春秋

発売日:2001-08

評価 :

完了日 : 2008年05月06日

98年に直木賞候補となった作品です。舞台は沖縄の石垣島。その島に住む少年と300年以上生きている少女の恋を軸に、個性的な登場人物たちが暴れまわるラブコメファンタジーです。
読んでる最中、何回も思わず声を出して笑いました。
少しやりすぎなブラックユーモアも含まれていますが、それを許せるくらい元気溢れる作品だと思います。めったに書店に売っていないのが残念。


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 13

パレード (幻冬舎文庫)

著者 : 吉田 修一

出版社:幻冬舎

発売日:2004-04

評価 :

完了日 : 2008年05月06日

今まで読んだ本の中で最も衝撃的な結末でした。
この作品にパレードというタイトルをつけた作者は天才だと思います。


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 13

香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)

著者 : パトリック ジュースキント

出版社:文藝春秋

発売日:2003-06

評価 :

完了日 : 2008年05月06日

主人公に全く共感できず好きにもなれないのに、ストーリーの面白さに引き込まれご飯を食べる間も惜しんで一気に読んでしまいました。
生まれつきずば抜けた嗅覚を持った主人公には、人間なら誰にでもある体臭がなく、その為か不気味な存在として人々に忌み嫌われ育ちます。
孤独な主人公は「愛」の香りをつくりだそうとし実際につくりだすのですがそこであることに気付きます。その場面は一生忘れられないと思います。


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 18

ツ、イ、ラ、ク (角川文庫 ひ 8-13)

著者 : 姫野 カオルコ

出版社:角川書店

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2008年05月06日

主人公が小学生の頃から物語は始まります。ブラックちびまる子ちゃんのような世界が前半たんたんと語られます。
中学生になった主人公の準子はある出来事がきっかけで国語教師と恋に堕ちます。
気どった感じのしない、力強く冷静な文章で、狂おしく激しい恋が語られます。
恋愛小説が苦手な人にこそ読んでほしい作品です。


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 28

ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)

著者 : 垣根 涼介

出版社:幻冬舎

発売日:2006-04

評価 :

完了日 : 2008年05月06日

戦後の愚政によってアマゾンへ移住した人々が、その40年後に政府に復讐するというストーリーです。
前半はアマゾンでの過酷な生活の様子が綴られ、あまりの辛さにぼろぼろに泣きながら読みました。
後半から生き残った人々の復讐劇が始まります。
復讐することは良いことではないと思います。けれど筋の通った復讐計画と主人公達の個性的な性格に惹かれ、気分はすっかり主人公達の一味となって読み進めました。
特にケイという男性と貴子という女性の突き抜けたような性格は魅力的です。二人の恋愛も物語をより面白くしていると思います。
復讐する側だけでなく、復讐される側の心情も語られていて、自分が同じ立場だったらどうしていただろうと考えさせられました。


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 14

永遠の0 (ゼロ)

著者 : 百田 尚樹

出版社:太田出版

発売日:2006-08-24

評価 :

完了日 : 2008年05月06日

宮部久蔵の人間性と生き方に惹かれ、彼の最期の謎が知りたくて夢中で読みました。
戦時中、国のために命を捨てることが美徳とされていた時代に「必ず生きて妻のもとに帰る」と、誰よりも死ぬことを恐れていた男がなぜ特攻隊に志願したのか。
彼の元戦友たちの証言から徐々にみえてくる宮部久蔵の人物像、二転三転するストーリー、終盤明らかになる最期の謎。本当に面白かったです。
登場する人物は架空のものでも、こういう時代があって、その中で生きた人がいて、その上で自分がいることのありがたさを思わずにはいられませんでした。


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 3

傭兵ピエール〈上〉 (集英社文庫)

著者 : 佐藤 賢一

出版社:集英社

発売日:1999-02

評価 :

完了日 : 2008年05月06日

傭兵隊を率いる主人公ピエールとジャンヌ・ダルクの恋の物語です。
書かれている時代のことは全く知らなかったのですが、頭に情景が浮かぶような文章と登場人物達のコミカルな会話であっというまに世界観に馴染めました。
「シェフ殺しのピエール」と周りから恐れられる強さを持つ反面、繊細で情に厚く、ちょっぴりおちゃめなピエールがたまらなくかっこいいです。


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 7

童話物語〈上〉大きなお話の始まり (幻冬舎文庫)

著者 : 向山 貴彦,宮山 香里

出版社:幻冬舎

発売日:2001-07

評価 :

完了日 : 2008年05月06日

上巻ですごく印象に残っているのは、ペチカとフィッツが大ゲンカをするシーンです。
あれはもうケンカの域を超えて殺し合いでした。
「童話物語」というかわいらしいタイトルとは裏腹に、決して綺麗事では終わらず、登場人物が皆(妖精も含めて)人間味あふれていて、人間の良いところと悪いところがずっしりと伝わってくるお話でした。
ペチカ、フィッツ、ルージャンが物語のなかでどんどん成長してゆく姿に心を打たれて、
徹夜で読んでしまいました。
ストーリーも大変面白く、特に下巻、世界の最後を告げる「妖精の日」が訪れるときは、ドキドキして部屋中を歩きまわってしまうくらいの緊張感を
味わました。
大人も思わず読んでしまう児童小説だと思います。


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 83

有頂天家族

著者 : 森見 登美彦

出版社:幻冬舎

発売日:2007-09-25

評価 :

完了日 : 2008年05月06日

生真面目で器の小さい一男、わけあってあるべき姿ではない次男、面白主義まっしぐらの三男、純粋で気の弱い四男、4兄弟を支える優しい母、そして今は亡き偉大なる父の6人家族がくりひろげる心温まるお話。
でもこの家族、狸です。
狸といってもしょっちゅう人間に化けます。
人間が狸に化けているのではないかと疑うほどです。人間ときどき狸な感じが心地よい親近感と現実離れ感を与えてくれます。
物語の脇を固める天狗や本物の人間のみなさんもすごく個性的、お話は全体的にどこかすっとぼけた感じがするのにじんわりくるシーンもあり、後半のスピード感とはちゃめちゃさには手に汗にぎり、読み終わりたくないのにページをめくる手が止まりませんでした。


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