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じゅんさんの読書ノート

2007年に買った本
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 2

夜の静寂に (創元推理文庫)

著者 : ジル チャーチル

出版社:東京創元社

発売日:2004-02

評価 :

完了日 :

「風の向くまま」に続く、元上流階級(#^.^#)兄妹のシリーズです。
屋敷はあれど金はなし、と帯にあるように、
大伯父から遺産として受け継いだ、豪邸はあれどお金はない。
(田舎にあるその屋敷。
10年間二人が住み続けた時点で二人のものになるという風変わりな遺言。
しかも、その際、莫大なお金もついてくる!)
折りしも大恐慌の折とて、職もそうそう見つけられない、
ということで聡明な妹リリーが考えたのは、
有名人をご招待して、それを“餌”に会費制のパーティを開こうというもの。
何人もの著名人に手紙を出し、断られ続けた後で、ようやく偏屈で有名な作家から承諾の返事が。

そこで、元上流階級の強みを生かして、以前の友だち達に連絡をし、
お客さんが三々五々到着したのですが・・・
と話が始まります。

もちろん、あれこれあれこれ、すったもんだが始まりますし、
事件も起こる。
でも、愛すべきハンサムな兄ロバート、同居中の弁護士夫妻、メイドのミミに新しく同居することになった帽子屋のフィービー、
と、素敵な仲間の協力のもと、パーティは進んでいくのです。

主婦探偵ジェーンのシリーズと同じように、
犯人捜しよりも、主人公の性格や生活のディテイルが面白く、
また、恐慌時代のアメリカの困惑ぶりと、どっこい負けてはいませんよ、の奮闘ぶり、そして、当時の政治家の政策まで。
歴史的な味付けもうまい具合に加味されていて、
すっごく面白いです。

今のところ、翻訳されているのは、このシリーズでは三冊だけ。
ジェーンのシリーズを大人買い(#^.^#)したときに、
(と言っても、文庫でしかも古本ですが)
ついでに二冊だけ買い、積読にしていた私。
あ、そういえば、なんて思い出して、一冊読んだら、
何???!!!面白いじゃん!!と、
慌てて、三冊目を注文しました。
そろそろ来るころなんだけどなぁ。
早く読みたいなぁ。

リリーもロバートも幸せになってもらいたい。
ちゃんと遺産は10年後にもらえるんでしょうか。
それまで、彼らは食べいけるんでしょうか。

弁護士の奥さんが作ってくれる風変わり、かつゴージャスなオランダ料理のおいしそうな描写も楽しくて、
あっという間に読み進んでしまいます。

皆さん、どうぞよかったら!!(#^.^#)


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 2

闇を見つめて (創元推理文庫)

著者 : ジル チャーチル

出版社:東京創元社

発売日:2006-03

評価 :

完了日 :

大恐慌の時代のアメリカの困窮ぶりには驚きました。
主眼はミステリーで、かつ、好ましい兄妹が幸せに暮らせるかどうか、というお話なのですけど、背景として出てきている社会情勢が巻を追うごとに半端じゃなくなってきて辛い。

第一次と第二次世界大戦の間って、こんな状況だったの・・と下手な歴史書を読むよりリアルにわかる気がします。
これまで普通に暮らしていた人たちが失業、町で元教師がリンゴを売っている話は前の巻にも出ていたのですが、この巻ではそれさえ見かけなくなったと・・・。リンゴを売っても卸値が上がって利益が出なくなったんですよ。で、まだ普通に暮らしている人たちのうちを訪問して、ペンキ塗りをやらせてください、とか、何か仕事ないですか、とか。

大戦中の軍人たちが恩給の支払いを求めて、ボストンに大規模な難民キャンプのような集落を作っていたなんて全然知らなかったし、そこをアメリカ軍が攻撃したなんて・・・。
マッカーサー、アイゼンハワー、パットンなんて第二次世界大戦のお馴染み軍人たちが、自国民にそんな仕打ちをしていたとはただただ驚きでした。

いつものように兄妹の周囲で殺人事件が起きて、犯人捜しが始まるのですが、それがかすんでしまうほとの恐慌の話。

読み応えはありました、ということで。


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 2

エンドウと平和 (創元推理文庫)

著者 : ジル チャーチル

出版社:東京創元社

発売日:2001-11

評価 :

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 1

死の拙文 (創元推理文庫)

著者 : ジル チャーチル

出版社:東京創元社

発売日:1995-12

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 1

クラスの動物園 (創元推理文庫)

著者 : ジル・チャーチル,浅羽 莢子

出版社:東京創元社

発売日:1996-04

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 1

忘れじの包丁 (創元推理文庫)

著者 : ジル チャーチル

出版社:東京創元社

発売日:1997-02

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 1

地上(ここ)より賭場に (創元推理文庫)

著者 : ジル チャーチル

出版社:東京創元社

発売日:1997-09

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 1

豚たちの沈黙 (創元推理文庫)

著者 : ジル チャーチル

出版社:東京創元社

発売日:1999-06

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 4

ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))

著者 : ジル・チャーチル,浅羽 莢子

出版社:東京創元社

発売日:1991-08

評価 :

完了日 :

コージーミステリーファンにはたまらない!
「アメリカのお母さん」が活躍する探偵物語のシリーズです。

一作ごとに隣家や自宅の裏庭で必ず殺人事件が・・・。
なんて物騒な町内なの!と言ってはいけないお約束なんでしょうが、
三人の子を持つ未亡人ジェーンがお母さん仲間のシェリーと事件解決に乗り出します。

ただ、どんなに解決が近くに来ていても、
子どものお迎え当番は何より優先!
PTAの役員会も出なければいけないし、洗濯物も夕方になったら取り込まなくちゃ。
そして、車の免許を取ったばかりで運転したくてたまらない高校生の長男、
お母さんの常識からはかけ離れたお洒落ばかりをしたがる中学生の長女、
まだまだ可愛い末の男の子・・・。
この三人との日常が楽しいながらも、戦いなのも、
あぁ、わかる、わかる・・・。

ジェーンの恋がじょじょに進展するところも(#^.^#) (#^.^#)だし、
回を追うごとに子どもたちが成長していく様子には涙ものです。
特に、異星人かと思うくらい、自分の世界に没頭していた長男が
母親に理解を示し、よき相談相手になっていく過程が
いいんですよ。(#^.^#)
男の子が欲しかったなぁ・・・って思わせてくれるのも
嬉しいシリーズです。


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 141

鴨川ホルモー

著者 : 万城目 学

出版社:産業編集センター

発売日:2006-04

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