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じゅんさんの読書ノート

2006年に読んだ本
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 1

村上春樹がわかる。 (アエラムック (75))

著者 :

出版社:朝日新聞社

発売日:2001-11

評価 :

完了日 : 2007年11月28日

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 146

風が強く吹いている

著者 : 三浦 しをん

出版社:新潮社

発売日:2006-09-21

評価 :

完了日 : 2007年03月03日

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 7

ひなのころ

著者 : 粕谷 知世

出版社:中央公論新社

発売日:2006-04

評価 :

完了日 :

暗闇が怖くて仕方なかった幼い日の私を思い出しました。
主人公の風美とは違って、実際に「見え」はしなかったのですが、今より暗がりが多かった昭和の30年代、どこにでも不思議がいるような気がして、また、そんな自分が恥ずかしくて・・・。

昔の子どもって、今ほど親に手をかけてもらっていなかったから、一人の時間がたっぷり!あったんですよね。だから想像も果てしなく広がって!あれは私にとって必要な時間だったんだなぁ、と、この年になって思います。

でも、自分は可愛がられていない、と、静かに諦めている風美がいとおしいです。そして、病弱な弟の世話に目がいき、娘を放りっぱなしにしていたと後で自責する母も・・。
ずっと風美の立場で読んでいた私も、「柿の種」のエピソードでは母になってしまいました。娘が好きだと思って、心がけて買っていたものが「あるから食べてただけ」と言われたら、悲しいですよね。
でも、欲しいものを欲しいって言えない家庭だったよね、
と又、風美の気持ちになったり。


成長した弟が好ましい男の子で§^。^§ §^。^§。
前二作は読んでいないのですが、壮大なファンタジーより、
異界との境界線があいまいなお話が好きな私。
この路線で、新作を書いてもらいたいなぁと思います。


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1.ともきち (2006/09/19)
ああ・・すごく納得しました、感想拝見して。
そうなのですよね、もゲームとかがなくて、まるっきり一人のしーんとした時間があったんだわ!!
弟が元気になったんだけど、その分おばあちゃんがというのにやっぱり家族の変遷みたいのがありますよね。
懐かしい感じがした本でした、なんだか。
2.じゅん (2006/09/20)
あぁ、よかった、共感していただいて。
今の子って、畳の目をぼんやり眺めて空想に浸る時間なんてあるんだろうか、って思ったんです。楽しいことがありすぎて、空想することなんてないのでは・・って。
そうそう!家族って流動的だなぁって思いましたよ。
誰かが成長すれば、誰かは衰えていくんですものね。
私にも懐かしい本でした。あの時代に戻りたい?って聞かれると、きっと戻りたくない、って言うんでしょうけどね。
 

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 16

夜をゆく飛行機

著者 : 角田 光代

出版社:中央公論新社

発売日:2006-07

評価 :

完了日 :

一昨年読んで、その読んだことを忘れての再読でした。
下町の商店街で酒屋を営む一家。四人姉妹と両親という構成なのですが、語り手は4女です。角田さんらしく、家族それぞれ危ういところがあり、そこにちょいといらついたり、あぁ、でも、そういうことってあるよね、と納得したり。
で、再読してみて、なぜか、一回目に鼻についた個々の未熟さを素直に読めている自分にあれ??と。少しは人間に対して寛容になったの?自分??ってなもんですが、後半の、次女が書いた小説(っていうかその家族の日常を次女の視点で写し取ったもの)に対する4女の考察で、あぁ~~、ここだぁ~~!
なんだか、勘違いした自己愛と妙に鋭い観察眼が垣間見えてイヤだなぁ、と思っていたのに、4女が次女のことを、サザエさんのように、ずっと変わらない家族の日常を書きたかったんだ、書くことで変容していく家族を固定させたかったんだ、と指摘したことに、とてもとても納得しました。

我が家はこの春、下の娘が進学で家を離れることになり、てんやわんや・・。一度家を出た娘は帰ってきてもこれまでの娘ではないはずで(私がそうだったから)、あぁ、1つの季節が終わったんだな、と寂しくてたまらないのです。
家族はずっと同じ状態ではいられない。

この時期に偶然とはいえ、この本が読めてよかったです。


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11.シン (2008/04/08)
うわ~!斉藤さんに会ったんですか? うらやましい~! 娘さんの高校の先輩なんですか。すごい。『妊娠小説』もちろん読んでます。これも面白かったけど、私は『モダンガール論』が最高に気に入ってます。これ、近代史の教科書にしてもいい!ってくらいほれこんでる本なんですよ。石井さんは朝日賞受賞のコメントを読んだばかりだったので驚きました。いくら101歳とはいえ…。『本の本』は期待大ですよ!
12.じゅん (2008/04/14)
「モダンガール論」ホントだ!これが教科書だったらね!時代の価値観を鵜呑みにしないで「自分の」頭で考えたいな、って思いましたもの。斎藤さんはいわゆる「裏日本」で育ったことが自分の形成に大きく貢献しているって言われてました。冬場、太平洋側はおひさまピカピカなのに新潟は雪一色。1つの場面がみんなに通じるものではないってこと、っても。石井さんにはただただありがとうございます、と御礼を申し上げたいです。

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 114

重力ピエロ (新潮文庫)

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:新潮社

発売日:2006-06

評価 :

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 5

オカメインコに雨坊主

著者 : 芦原 すなお,安井 寿磨子

出版社:文藝春秋

発売日:2000-08

評価 :

完了日 :

読書相談室で「異界と現実との境目がはっきりしない」本と
して紹介されていたので、オール讀物連載時に読んでいたのですが、再読してみました。

で、§^。^§ §^。^§
実にいいです。
単行本で一気に読めたせいか、連載時とはかなり違った印象をもちました。
主人公の画家が汽車を乗り違えて着いてしまった山の中の村。
実際に存在するのかどうかさえ曖昧な書き方なのですが、
どこか懐かしい感じのその村にそのまま住むことになり、
穏やかな毎日ながら、不思議なことが次々に起こります。

下宿しているお宅の孫娘チサノの妙に世慣れた台詞が
おかしいような、せつないような。
「一度ゆっくり楽がしてみたいけど、
手間をいとってちゃ女はやっていけない」なんて言うんですよ。
なんて小学生だ、と思いながら、その場の空気にしっくりなじんだりしてね。

安井寿磨子さんの絵がまたいい味わいを物語に付け加えてくれて、気持ちのいい夢の中にいるような、ゆったりした気分にさせてくれます。

芦原すなおさんは、「青春デンデケデケデケ」が最高だと
思っていたのですが、全く違った作風のこの作品もいい!

優しさ溢れる異界のお話、大事な一冊になりました。


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 2

文章教室 (河出文庫―文芸コレクション)

著者 : 金井 美恵子

出版社:河出書房新社

発売日:1999-05

評価 :

完了日 :

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 7

小春日和(インディアン・サマー) (河出文庫―文芸コレクション)

著者 : 金井 美恵子

出版社:河出書房新社

発売日:1999-04

評価 :

完了日 :

「お母さん、ず~っとその本読んでない?」と娘から言われてしまいました・・・。(*^_^*) (*^_^*)
そうなんですよ、何度も何度も読み返しているし、
「読んでるとき、すっごく嬉しそうなんだけど…」とも。
おぉ、よく見てくれてるじゃん!
お母さんは、この19歳の桃子と花子が大好きなんだもの!

文庫の解説(斉藤美奈子)によると、
この「小春日和」は、少女小説なんですと。^^;
「秘密の花園」「少公女」「あしながおじさん」…・???
(*^_^*) (*^_^*)
家庭的に不幸で、女同士の友情に厚く、元気に飛躍する女主人公!
随分、ゆがんだ少女小説だけど、そんな捉え方もまた楽しいです。


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 1

タマや (河出文庫)

著者 : 金井 美恵子

出版社:河出書房新社

発売日:1999-06

評価 :

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 1

彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄 (朝日文庫)

著者 : 金井 美恵子

出版社:朝日新聞社

発売日:2002-09

評価 :

完了日 :

新刊の「快適生活研究」を読んだら、
目白4部作の懐かしい面々が!!
これは、もう4部作も一気読みだぁ!と
4冊プラスこの「彼女(たち)・・」も購入したわけです。

覚えのために書いておけば、
「彼女(たち)・・」は「小春日和」の10年後。
そして「快適生活研究」は「彼女(たち)・・」の10年後。
愛すべき、桃子、花子、作者を思わせるおばさんなどなど、
相変わらず辛らつな女のおしゃべりを展開してくれていて、
気持ちがいいやら、痛いやら。

それにしても、今回、気づいて興味深かったのは
この「彼女(たち)・・」だけが
単行本、文庫とも絶版になっていたこと。
どうしても欲しかったので、アマゾンのユーズドで買ったのですが
定価より高いユーズドなんて、私の主義に反するぞ!なんて。
しかも、文庫のほうが高いってどういうわけ?
でも、確かに文庫用あとがき、や、解説を思えば、
高くたって文庫だよね、と思い、それはあとがきに関していえば、
「久々に自作を読んで、『ここまで面白く書けるのは、まさしく作者の手腕であり』」との自画自賛に\(~o~)/(*^_^*)

やっぱり文庫にしてよかった、と思いつつ、
解説は、持って回った「……」だらけの読みにくさ。
金井さんはこの解説で、いい、って言われたんだろうか、
なんて、柄にもなく、私まで辛らつになってしまって。

でも、この作品だけが絶版、ってわかる気がするんですよね。
実は、私も出版されてすぐ読んでいるのですが、
桃子の将来の生活の展望のなさに、他人事ながら
心穏やかでいられず、さらに悪いことに我が身の老後のことまで
(しかも、具体的に貯金の額まで脳裏に浮かんで心配になって!)
暗雲たちこめる、といった調子にどよんとした気分になってしまったものだから、
図書館から借りて、一回読んだきりで、買いもしていなかったというわけなのです。

「快適生活研究」では、桃子は不本意とはいえ、
地方の大学の非常勤講師の口にありつき、
平凡な市井人の私は、あぁ、よかった、とほっとして、
それもあって「彼女(たち)・・」を読み返せたのかもなんですよね。
でも、「彼女(たち)・・」では、花子のお母さんのパテ屋さんでバイトをしている元大学の非常勤講師である山内さんに、いかにその職場がつまらないか、と言わせているところが
用意周到というか、金井さんって食えない!というか。

実は、たった今、読み終わったばかりなので、
思考回路が、金井美恵子になっているみたいで、
それもなんか、いつもと違う自分(案外、本質?)
面白いので、このままアップしちゃいます。(*^_^*)


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 1

道化師の恋 (河出文庫文芸コレクション)

著者 : 金井 美恵子

出版社:河出書房新社

発売日:1999-07

評価 :

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 128

一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-08-26

評価 :

完了日 :

陸上競技には全く縁のない私ですが、
のっけからすとんとやられてしまいました。

サッカーの天才である兄を持つ新二。新二自身もサッカーにのめりこんで努力するのですが、今ひとつ、結果が出ない。両親は兄に夢中だし、優しい兄は弟を気遣っていろいろアドバイスしてくれるけど、彼にとっての当たり前は新二にとってはそうではない・・。「スタンド・バイ・ミー」を思わせる切なさは、でも、新二が陸上に目を向けたところから新しい展開を見せて・・。

自分が持っているものと持ってないものを冷静に見据えて
かつ努力する若者たちには、感動しました。
主人公や脇のキャラ設定が優れているので、話がとても自然に進んでいくように思われます。私は特に、新二のチームメイトの根岸が好き。能力を持つ者を素直に尊敬し、でも、自分のことも卑下しない・・。いいなぁ、私が高校生だったら友だちになりたいなぁ。§^。^§

リレーという競技について、何も知らなかったのですが
バトンパスの面白さ、難しさ、4人で作り上げる記録の奥行きの深さにはびっくり。
2部、3部と続く話なのでこれからがとても楽しみです。


この感想へのコメント

1.ともきち (2006/10/19)
ども。お久しぶり(笑)
これ、陸上だから当然一人、と思うと、団体競技のリレーと言うところがまたミソですよね。2部はさらにさらに泣けますのでお楽しみに!
2.じゅん (2006/10/20)
ともっちさんからお薦めいただいた本ですよね。
ホント、すっごく面白くて、感動するやらびっくりするやら。リレーってこんなに団体競技なんだ・・って知りませんでしたよ。早く2部が読みたいです!
 

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 83

一瞬の風になれ 第三部 -ドン-

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-10-25

評価 :

完了日 :

決勝が始まる前、「これは俺のレーンだ、俺が勝ち取ったレーンなんだ」とつぶやく新二。
陸上の走りって、ただ、だ~~っと走る競技かと思っていた私に、この作品はたくさんのことを教えてくれました。
練習でも実際の競技でも、こんなに頭を使っているなんて、、また、メンタル面でも強くないとやっていけない、なんて、全然知りませんでしたし。
スポーツでもなんでも、努力する姿を読むのが好きです。
それが高校生と言う若さならなおさらのこと。

去年、発行されるたびに図書館から借りて読んだのですが、
結局、買って、一気に再読。

新二が1年、2年、3年と、学年が上がるごとにどんどん成長していく姿、また、チームメイトたちのそれぞれの思い。
いいものを読ませてもらって、佐藤さんにありがとうございます、と言いたいです。


ネタばれです。



関東大会の200メートル決勝の前で話が終わっているところも好き。
新二と連の走りは?
インターハイではどうなる?

きっと、上には上がいて、でも、彼らはそれぞれ、また、真摯な気持ちで精進していくんでしょうし、
将来、陸上から離れることがあっても、この努力は大きな力になっているはず。

三冊を通して、いろいろな風を感じました。
いいもの読んだなぁ・・・・。


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 80

一瞬の風になれ 第二部

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-09-22

評価 :

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 4

快適生活研究

著者 : 金井 美恵子

出版社:朝日新聞社

発売日:2006-10

評価 :

完了日 :

目白4部作プラス「彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄」中の愛すべき人物たちがそれぞれ年を重ねて出てくる、まぁ、オールスター編ですね。
(新しい人たちももちろん!!こちらも金井美恵子色バリバリです。)
去年の暮れに読んで、あまりの面白さに、
目白シリーズを再読一気読み!

「少女小説を究めると金井美恵子になる」って
どこで読んだんだっけ・・・?
なんて言い得て妙!って手を打ちました。

これはもう、たぶん、ずっと側に置いて、
うふふ・・・と好きなところをピックアップして楽しむ一冊になりそうです。


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 139

鴨川ホルモー

著者 : 万城目 学

出版社:産業編集センター

発売日:2006-04

評価 :

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 6

PLUTO 4 ―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4)

著者 : 浦沢 直樹,手塚 治虫,手塚 真

出版社:小学館

発売日:2006-12-26

評価 :

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 2

正しい保健体育 (よりみちパン!セ)

著者 : みうら じゅん

出版社:理論社

発売日:2005-01

評価 :

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「よりみちパン!セ」という“全く新しいYA新書”の中の一冊なのですが・・・、
いやぁ、たまげましたね。(*^_^*) (*^_^*)

みうらじゅんで、保健体育で、しかも正しい・・なのですから
一筋縄ではいかない内容なんだろうな、とは思っていたのですけど、
これって読者層は何歳くらいを想定しているんでしょうか。
中学生?う~~ん、私が中学生くらいの時に読んだら、
ショックで立ち直れないかも。
(男の子の性衝動についての考察なんですよ。)
高校生でも、クラスの男の子がそんなこと考えてるの??
って思って、冷静ではいれらなかった気がします。
今の子たちは違うのかなぁ。

でも、当の男子中学生、高校生には、
救いの書、となる気がします。
「自分は性のことばかり考えて変態かと思った」みたいな
話をよく読みますものね。
そういえば、友だちの男性が自分の10代のころのことを
「あのころは、やりたい盛りで・・」なんて言ってた・・。

大人になった今だから、そんなこともさらっと言えるけど、
真っ只中で辛い思いをしている少年たちにはいいのかも。
そして、ホントだったら女の子も読んだほうがいいんでしょうね。
わが娘たちに薦めるには、ちょっと躊躇してしまう未熟なお母さんですが。


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 6

東京番外地

著者 : 森 達也

出版社:新潮社

発売日:2006-11-16

評価 :

完了日 :

森さんが東京にある、まさに番外地をアポなしで訪ねるという趣向。
つまり,森さんが経験できたことは、一般人である私にも見れるということになる。
イスラム教の教会,屠殺場,皇居に東京タワー,死刑囚の拘置所,入国管理局・・・。

どこか危なく,どこか通俗的,どこか目をそむけている場所が,新たな視点で語られる文章が気持ちいい。
そして,場所を語りながらもちろん森さんは現代の日本への
危惧を淡々とつぶやく。
防犯カメラの設置が当たり前になる社会の恐ろしさ,
全ての戦いは仮想敵から身を守るために始まるという滑稽さ,
いつものことながら,そんな見方があるんですか!!
の驚きを与えてもらい,今の世で森さんに出会えてホントに
よかったと思う。


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3.穂波 (2007/06/10)
やたらと同行編集者に言及するルポというのも珍しいですよね。もともと森さんの本は「取材をする自分」が割と前面に出てきて、うじうじ・・・あわわ、深く考えるということが多いのですけれど。「うん、そうだね」と相槌を打ってあげたくなるというか。何なんだ。東京の周縁、マイノリティ、禁忌といった言葉に包まれた場所を森達也が取材すると聞いただけで面白そう。実際面白かったです。ってそれだけでいいのか。
4.じゅん (2007/06/11)
ホントだ。(#^.^#)そういえばやたら編集者が出てきてましたね。「取材をする自分」ですか。ホントだ・・。(ってそればっかり)森さんは映像出身だから、どこか自分を含めた風景を外から見る習慣をお持ちなんでしょうか。もっと突っ込んだ話が欲しかった気もするけど東京の禁忌スポットの多さを教えてもられただけでいいかな。(#^.^#)

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 1

てけれっつのぱ (柏艪舎文芸シリーズ)

著者 : 蜂谷 涼

出版社:柏艪舎

発売日:2006-05

評価 :

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