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りぃしぃさんの読書ノート

今週の宿題
読書感想文を提出すること!
と、この本をまだ読んでいないひとへ押し付けたくなる。そういう本達。
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 84

有頂天家族

著者 : 森見 登美彦

出版社:幻冬舎

発売日:2007-09-25

評価 :

完了日 : 2008年05月11日

誰もが一度は訪れたことがあるであろう古都、京都。

お寺、紅葉、おいしい甘味。
だれでも何がしか、この地に対するある一定のイメージを持っていると思います。

でもこの人の手にかかると、そこは京都であって京都ではなく、現代であって現代ではない。
けものと人間と天狗。
そんなものものが違和感なく縦横無尽に駆け回る、一大ワンダーランドに京都を変身させてしまうのです。

主人公はたぬき。

要はたぬきとその家族のお話なのですが、たっぷり笑えてドキドキできて、そのうえちょびっと泣けてしまう、とても素晴らしいお話です。

今までのへたれな主人公の頭でっかちワールド的お話とは、少々毛色が違います(たぬきだけに。上手い!!←自画自賛。)

主人公とその家族は血の通ったたぬきですから、人生ならぬ狸生には、面白いこともあれば、背負いきれない悲しいことも、やっぱり結構あるのです。
そんな今までにない奥行きを感じさせつつ、疾走感あふれる文体はそのままに、一気に読ませてしまうのだから素敵です。

現実的感情と非現実的現象の同居。
ファンタジーノベル大賞受賞でのデビューを考えれば、作者の得意技にさらに磨きがかかったといえるのかも。

京都の叡山電車、糺の森に先斗町。
実在する場所でありながら、現実を軽やかに飛び越えて、私を面白おかしい別世界へいざなってくれます。

読み終わったあと、家族に電話したくなること請け合い。
そんな、電話会社に貢献しちゃうであろう家族愛あふれた一冊。


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 156

夜は短し歩けよ乙女

著者 : 森見 登美彦

出版社:角川書店

発売日:2006-11-29

評価 :

完了日 :

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