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りんごさんの読書ノート

読了本
最近読んだ本の感想を未整理にとりあえず。
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 10

こころ (集英社文庫) (集英社文庫)

著者 : 夏目 漱石

出版社:集英社

発売日:1991-02-20

評価 :

完了日 : 2008年07月26日

2008年ナツイチ小畑版表紙につられて買ってしまいました。太宰失格も買ったし次は荒木版伊豆の踊り子かなあ・・・完全に集英社に乗せられてます。

さて、実に久々に読んだ「こころ」。インテリ坊ちゃま系ダメ人間先生に魅かれるやはりインテリかぶれ少年。二人揃っての浮世離れっぷりがすごいです。ある意味Kが一番人間くさいんじゃないかと思ってしまうくらいです。
何より巻末の吉永みち子氏の鑑賞がツボに入りまくり大爆笑。それいっちゃダメだよ(可哀想だよ)的な容赦ないツッコミは是非大人の女性に読んで頂きたいですね。きっとご共感頂けるのではないかと思われます(笑)

ところで人間失格的ダメ人間は男性の共感を得そうですが、こころ先生的ダメ人間は女にモテそうな気がするのは何故だろうとしばらく考え込んでいたのですが、ふと先生は枯れ専の範疇なんだなと気がつき膝をうってました。


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 5

人類は衰退しました (ガガガ文庫)

著者 : 田中 ロミオ

出版社:小学館

発売日:2007-05-24

評価 :

完了日 : 2008年07月11日

借りて読みました。そうでなければ(装丁で)まず手に取らないタイプの本です。正直電車で読んでて挿し絵が出てくると恥ずかしい。…気にし過ぎかな。

内容はゆる~~~~~~い話。人類は衰退してるといってもそこそこの生活はしてるし(実際かわいい洋服とかどこで誰が作ってるんだろ)なんつうか万年縁側でひなたぼっことゆうか。衰退どころか絶滅しそうなのに全く危機感はなく、向上心も殆どなく現状(衰退中)に見事に適応してるあたりがなんかリアルに見えてなんか辛い。思考停止した時が人類が滅びる時なのかもしれません。

あと、主人公の女の子がなんか女の子っぽくなく・・・理由は分かりませんが「(文章で読む限り)男の子みたいだよなあ」と思いながら読んでました。この子が言い訳ばかりする理屈っぽい性格のせいなのかな。
後半は慣れたのか挿し絵の恩恵なのか流石に女の子に見え始めましたが、その頃にはゆる~~っと話は終わってました。

生きることを放棄した生命感のない人間とおとぎ話の住民のような妖精さんのお話は思考停止を促しなんか危険な気がします。ゆる~~~~。


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 9

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

著者 : クラーク

出版社:光文社

発売日:2007-11-08

評価 :

完了日 : 2008年06月28日

古典新訳文庫の望月氏の表紙が大好きです。それだけの理由で読むのも如何なものかと思いますが、小畑ジャケの「人間失格」を買ってしまった人間なので今更。

で、この名作中の名作と言われるSFの古典。1953年刊行。
『途中眠くなるかも』と言われて借りたのですが、眠いどころか面白くて久々に一気読み。結構なページ数ありましたが(450P)3日位、とゆーのは最近の私のペースでは快挙です。
訳文ははじめ正直「(新訳なら)もちょっとどーにかなんなかったのかなあ」と思っていたのですが、すぐに気にならなくなってしまいました。

・・・50年前の作品にしては古さを感じない。
感じないどころか、今読むからこそ怖いトコロが多々ある気がする。多チャンネルでTV付けになって、娯楽を与えられすぎて物を考えなくなる、とか。
どんなユートピアであってもいつまでも万人にとってのユートピアではありえない、とか。
幸せって何なのか、生きるって何なのか、平和って何なのか、不幸ってなんなのか、とか色々考えたくなる。
幸せに見えて本人たちも幸せだと思っている状態が幸せなのかなあと。

ネタばれ防止のため書ける事が非常に限られるのですが、とりあえず最大のネタばれ部分は、宗教色の薄い日本では想像がつかない位本国(イギリス、及びヨーロッパ諸国)ではショックな事なんだろうなあ。日本で「それ」に代わるものってなんだろ。


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1.ちっこいの (2008/09/14)
気になってました!やっぱり面白そう。参考にさせていただきます。ありがとうございました。
 

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 5

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)

著者 : 米原 万里

出版社:新潮社

発売日:1997-12

評価 :

完了日 : 2008年06月24日

ロシア語同時通訳者の米原万里さんの「同時通訳の日常は世間の非日常」系エッセイ。
タイトルは不謹慎系?ですが「綺麗だけど元の意味が損なわれてる訳文」と「文章文脈ずたずただけと元の語の意味が良くわかる訳文」の例えなのだそうです。納得。

同時通訳さんは大変です。
ものすごく大変そうです。

でもすんごくすんごく楽しそうでもあります。
でも毎日心労で胃に穴が開いてそうな気もします。
でもちょっと憧れます。いろんな世界のいろんなことを知れるとってもエキサイティングな動的体験。

通訳話が中心ですが、社会で働くにあたって、生きていくにあたって役に立ちそうないい言葉がいっぱい詰め込まれてます。
「とある人の通訳が『なんて下手なんだ』と思ったらその人は自分と同レベル、『この人は自分と同じくらいかな』と思ったらその人自分より数段上レベル」みたいな例え話、理由を読むと超納得できます。


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 2

虚航船団 (新潮文庫)

著者 : 筒井 康隆

出版社:新潮社

発売日:1992-08

評価 :

完了日 : 2008年05月11日

WEB本の雑誌「作家の読書道」で貴志祐介さんが紹介されていたのを見て興味を持ち読んでみました。
いや、もうすごいとしかいいようがない。「読む人をかなり選ぶ」という書評を大分見かけましたが、『今読んでる本、文房具とイタチの戦争の話なんだ!』と言われてあっけに取られない人はそういないと思います。しかも『文房具はみんな気が狂っていて、イタチの歴史は共食いと放屁で・・・』なんて言った日には、

「…あんたそーゆーの好きよね」

の一言で片付けてしまわれる悲しさに出会えます。
いや、確かに大好物ですが。

そんなんで中々人には勧めにくいのですが、我こそは大丈夫!むしろ好物だ!!と思う方は是非挑戦してみて下さい。
久々に絶対映像化は出来ないぞとゆうか映像化してもこの面白さは絶対表現できないぞと思える純粋な「小説の面白さ」を存分に味わえる作品でした。
・・・いや、これが「純粋な」小説かどうかはかなり疑問ではあるのですが。

ただ、厚さ以上に時間がかかりますので(文字の量が半端ない)お時間のある時に。


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 48

カシオペアの丘で(上)

著者 : 重松 清

出版社:講談社

発売日:2007-05-31

評価 :

完了日 : 2008年03月23日

重松作品初挑戦。・・・すみません、重松さんってもっとずっとお年の方かと思ってました。誰かとごっちゃにしていた模様です(汗)

えー、後編はほぼ一気読みだったし面白かったんですが、なんかどーも自分には合ってないような・・・。とゆうよりは登場人物たちと同い年かもしくはそれより上になったら感想変わるかもって感じでしょうか。もしくは結婚してたらまた違うのかな。うーん。うーん。
最後まで美智子が好きになれなかったのも敗因かもしれません。ミウもいまいちだったんですが、まだ彼女のほうがいいかな。ミッチョのいろんな意味でじめってる感じがな~んか嫌だったのですが、でももしかしたら自分の中の見たくない部分見せられてるから反発するのかな?とふと思いプチへこみ。

私はシュンよりケンちゃん派ですね。確実に。だからシュンと近いらしい美智子の行動&思考についイライラしちゃうのかもしれません。


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1.とーさん (2008/04/13)
りんごさん初めまして。

私は昭和42年生まれですので、登場人物たちと同い年。
そして扶養4の世帯主です。(^^ゞ
だからこそ、すごく共鳴しながら読むことができました。

りんごさんも感想で書かれている様に登場人物たちと同年代になったときにぜひもう一度読んでいただけたらいいな、と思いお邪魔しました。
勝手なことを書いてしまい申し訳ありません。では失礼します。
2.りんご (2008/04/14)
こんにちは。はじめまして。
いや、私も多分同年代にくくられる年代です(笑)なまじ微妙に年が近いのが反発の原因なのかなと思いました。
後は自分も田舎出身なので、田舎独特の閉塞感が苦手というのもありそうです。一番距離が近いなと感じたのはユウちゃんですし。

それでも彼らに追いついた頃に読み返してみたいですね。
感想が変わってたら面白いんですが。
 

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 90

赤朽葉家の伝説

著者 : 桜庭 一樹

出版社:東京創元社

発売日:2006-12-28

評価 :

完了日 : 2008年03月12日

鳥取の名家を舞台に昭和から平成へと走り抜ける女三代記。(タツ入れたら四代か)重いおどろおどろしいというよりは、NHK朝ドラに通ずる疾走感&さわやか感の方が近い感じかな。

面白かったんですけど、現代に近いあたりでちょっと時代考証おかしくない?と思ったところが数点あったのとちょっとステレオ感が強かいなというあたりで微妙にひっかかっちゃったりして、読むのにかなり時間がかかってしまいました。
あといちいち「うつくしい」だの「醜い」だのって描写がちょっと過剰・・・。って桜庭一樹読んでてそれ言っても始まりませんが。

瞳子の時代がつまらない。つまらないのがなんか痛い。誰しもがヒロインじゃないし、誰もがドラマチックに生きられる訳じゃない。天上界の家は既に天上じゃない。

星3と星4の間で相当悩んで星3。3.5がほしいなあ・・・。


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 81

悪人

著者 : 吉田 修一

出版社:朝日新聞社

発売日:2007-04-06

評価 :

完了日 : 2008年02月22日

分厚い本ですが、思っていたよりかなり早く読み終わりました。

とにかく重いテーマだな~と。善だけの人もいないし悪だけの人もいない。ヒーローもいなければヒロインもいない。でも誰もがヒーローで誰もがヒロインなのかも。誰かにとっての極悪人が誰かにとっては光り輝いて見えたり。ある人にとって少しは救われるラストもある人にとってはって感じで立場代われば人は変わる。そんな中、人と人は結びついて生きているんだなあと。

いろんな思惑が入り乱れる。自分にとって都合のいい現実のみを見ようとしたり、人の自分とあまりに違う価値観に驚いたり。都合の悪い考えを否定してみたり自分の行動に都合よく言い訳をしてみたり。

自分の見てる現実は現実だけど完全な現実じゃない。それは普遍的な絶対真実ではない。あたりまえ。そんな当たり前さを痛感させられた小説でした。


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 89

サクリファイス

著者 : 近藤 史恵

出版社:新潮社

発売日:2007-08

評価 :

完了日 : 2008年02月17日

2007年夏ごろに書店員さんの間で話題になった自転車競技ものミステリー・・・と聞いていました。
読み始めたら読みやすさにも助けられ、最後まで一気読み。
競技者としての「アシスト」って不思議な存在に思えますが、ある意味マネージャーとか編集者みたいなものなのかなとか思うとすんなり納得できるかもしれません。

チャンスはどこから転がり込んでくるかわからないし、人の正義の指針も、常識の基準も、憎悪の程度も想定外だったりする。逃げとも言えた選択が(はたから見たら)いい方向に転がったり、なんつうか人生いろいろ。
いい作品だったのですが、短いからか軽い感じがしてしまったので★4つで。

時にこれ、実写ドラマ化されたらすごいだろうなあ。箱根駅伝小説「風が強く吹いている」並に無理がありそうですが、メットにゴーグルだったらスタントマン(もしくはプロの選手)使えば出来そうな気もします。いろいろ大変でしょうけど。


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1.NYPD (2008/03/27)
アシストマンって、野球に例えれば、送りバントを繁昌に求められる2番バッターみたいなものです。エースには山、平地、タイムトライアルの全てに強いという条件が求められる為、そんな実力が伴わない選手は文句を言わずアシストに徹しています。
2.りんご (2008/03/31)
こんにちは。二番バッター・・・なるほどです。「アシスト」という響きから補助黒子っぽいイメージを連想していましたが、チーム内のそれぞれの役割と考えればいいのですね。そりゃエースの方が目立ってかっこ良く映るでしょうが、誰しもがエース向きの素質じゃないし性格でもないし。個人的には職人さんが好きなので、エースよりもそれを支えてる人の方がかっこいいなあと思います(笑)
 

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 19

The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day

著者 : 乙一

出版社:集英社

発売日:2007-11-26

評価 :

完了日 : 2008年01月15日

ジョジョは第3部までは読んだんだけど・・・。乙一は未読、とゆうかなり微妙な状態で読んでみました。

面白かったんですが、こう、小説が突然マンガになっちゃう瞬間がどーにも馴染みきれなかったとゆうか笑っちゃったとゆうか。原作がマンガなんだから仕方ないんですが、でも「X-MEN」の第一作を前情報全くなしで見た時とか、「キャシャーン」の実写映画の転がってるヘルメットを見た時とかみたいな、噴出すような違和感を感じてしまいました。ま、てことはそこまではマンガや特撮からは遠い現実的な世界観がちゃんと描かれていたからだとも言えるのかもしれませんけど。

でも、ジョジョの第4部を読んでみたくなったので、当初の目的は果たされたのかもしれません。


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 115

ゴールデンスランバー

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:新潮社

発売日:2007-11-29

評価 :

完了日 : 2008年01月09日

かなり面白いってウワサだったので読んでみました。
すんごく面白かったんですが・・・単順に面白いって言ってしまうのは内容が重いかな。
かなりオーバーに描かれているとはいえ、マスメディアに踊らされる一般市民の様子は身につまされるようだし、ポッドの処理能力の話なんかあまりにありそうで大爆笑でした。
娯楽のためなら人権もへったくれもない、所詮は他人事。嘘も誠も全部ごっちゃ煮で退屈しのぎに消費される情報でしかないってあたりが・・・あー読後感が重い。考え込んじゃいました。

いろんな意味で現代社会を反映した内容なので、10年後くらいに読み返してみたら面白いかもしれない。でも同様の理由で『文庫で・・・』と言わず今読んで欲しい作品です。


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 62

赤い指

著者 : 東野 圭吾

出版社:講談社

発売日:2006-07-25

評価 :

完了日 : 2007年12月23日

現代社会における家族の暗部を描いた愚かな人たちのあまりにも愚かな行動の物語。だか、それを本気で愚かだとあざ笑えるほど自分に自信はない。
責任を回避しようと逃避し、ほっとけばどうにかなるだろうと放置。どうしてもほっとけないものはその場しのぎで対処をし、自分の視界に入らなくなれば問題は解決したのだと思いこむ。・・・少々極端に描かれてるだけでそんな風に流してしまってるものはいっぱいある気がする。

ミステリーというよりは人間ドラマ。ステレオっぽい造形な気もするけどそれがまた平凡さを増しているのかもしれない。

話の重さのわりにはさくっといけるので体力のあるときにどうぞ。あ、恭さん(加賀さん)はちょっとかっこよすぎです(笑)


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 27

笑う招き猫 (集英社文庫)

著者 : 山本 幸久

出版社:集英社

発売日:2006-01-20

評価 :

完了日 : 2007年10月20日

女性お笑いコンビの青春物語。
・・・多分、一気に読めば面白いんじゃないかなあと思うんですが、なかなか読み進めず2週間くらいかけて読んだらちょっと読み間延びしちゃった感が。

薄くて読みやすい文章ではあるので、一気読みをオススメします。


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 32

ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)

著者 : 高野 秀行

出版社:集英社

発売日:2003-10

評価 :

完了日 : 2007年09月24日

家賃一万二千円の三畳間に住んでいた時の青春。・・・ちょっと長すぎたくらいの青春の日々を綴った手記。古きよき時代はこんなんだったんだなあとしみじみしそうなんだけど、でも実際これがそんなに前の話じゃないところがすごい(笑)リアル浮世離れ。『「キムタク」って人の名前か?』のくだりには大爆笑させていただきました。

高野さんは普通じゃない(と一般的に思われている)ことを普通にやってしまうような感覚が好きですが、やっぱ土台は普通じゃないんだなあと。当たり前ですが。

こういう風に生きてるのは幸せだろうなあと周り中に言われながらも本人は結構葛藤してたりするのが印象的。人間みんなないものねだり。
でも出来たら卒業しないてほしかったなあ・・・とつい思ってしまうのは外野のわがままなんでしょうね(^^;


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 72

探偵ガリレオ (文春文庫)

著者 : 東野 圭吾

出版社:文藝春秋

発売日:2002-02-10

評価 :

完了日 : 2007年09月21日

福山雅治主演ドラマに合わせての平積みに釣られて買ってしまいました。
物理学者湯川さん・・・って『容疑者X』の湯川さん!!って完全に読む順番が逆。湯川さんはシリーズ化しててこれがその第一弾。Xは第三弾なんですね。へえ~。

短編集で草薙刑事がもってくる謎事件を湯川さんが物理学的に解く連作なんですが、読後感は「軽っ!!」(笑)面白いけど軽い軽い。東野さんとは思えないくらい軽い軽い。思わず内田康夫や赤川次郎が好きな母にそのまま貸してしまいました。「・・・重いのや暗いのは嫌だよ」「大丈夫!かっるいから!!」(笑)

「容疑者」や「白夜行」とかの重さと比べるとあまりの軽さに飛びそうですが、ま、こういう気楽にさくっと読めるのもたまにはいいかなあと。

これからドラマなので(この感想を書いているのは2007年9月)そっちも楽しみにしています。


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 68

ナイチンゲールの沈黙

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2006-10-06

評価 :

完了日 : 2007年09月18日

「バチスタの方が面白い」という感想がたくさんあったので、どうなのかな~と思ったのですが、・・・確かにバチスタの方が面白かったです。
勿論面白いしどんどん読めるんですが、少なくとも先に「バチスタ」を読んでおかないと意味不明かな~と。白鳥とか結構唐突に出てきますし(笑)

でも田口先生ののの~~とした感じは好きなので「螺鈿迷宮」か「ジェネラル・ルージュの凱旋」にも挑戦します!


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 82

配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)

著者 : 大崎 梢

出版社:東京創元社

発売日:2006-05-20

評価 :

完了日 : 2007年08月01日

書店が舞台のプチミステリー短編集。話題になっている、というだけでなんの情報も持たずに読み始めてしまったのですが、書店員さんが主役で書店の日常業務が話しの軸になっていたり実在の本の話題がいっぱい出てきたりするので、本好きにはたまらないでしょう。とりあえず私は2勝3敗(笑)

毎回事件が起こって謎解きが始まるのだけど、殺人とかそんな重い事件はなく、ミステリーって言葉の響きほどは重くはない。かわいらしい赤川次郎とかそんな感じ?(笑)さくさくさくっと読めるので、少女(じゃないけどそんなイメージ)探偵と姉さんの活躍を保護者気分でほほえましく見守るのが正しい読み方でしょう。

・・・私は書店には勤めたことがないので、書店員さん的にはリアリティはどうなんだろうとはちょっと気になります(^^;


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 76

図書館危機

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2007-02

評価 :

完了日 : 2007年07月04日

シリーズ3作目。郁の王子様問題から始まり最後はもう普通に戦争といっていい状態。もはや良化委員会がなんでここまで戦う必要があるのか全然分らないけど、戦争なんてそんなもんなのかもしれないなと思ってみる。内部のいじめまたしかり。はたから見るとばかばかしく見えるけど、現実なんてこんなもんかもなんて思ってみたりもする。
このシリーズは設定こそSFめいて突飛だけど訴えてる事はとてもシンプル。つか普通。読んでた時の気分もプラス作用に働いたみたいで、今までの中で一番面白く読めました。

このシリーズは後一冊で完結だそうですが、とりあえず手塚と柴崎の行方が気になります(笑)


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 14

おまけのこ

著者 : 畠中 恵

出版社:新潮社

発売日:2005-08-19

評価 :

完了日 : 2007年06月25日

「しゃばけ」シリーズ第4弾。これも短編集。
屏風のぞきの大活躍(??)も楽しかったし、前回から続いて登場のぬりかべ?お雛さんはきゅんと可愛いし、鳴家(やなり)はほんときゃわきゃわ可愛い。のほほんほんと楽しく読ませていただきました。

そんな中一番印象に残ったのは「狐者異(こわい)」の話かも。このシリーズは時々こういう消化不良とゆうか切ないとゆうか「じゃあどうすりゃいいのよ・・・」とため息をつきたくなるようなそんな話が入りますが、だからこそ尚魅力的なのかもしれません。


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 31

ねこのばば (新潮文庫)

著者 : 畠中 恵

出版社:新潮社

発売日:2006-11

評価 :

完了日 : 2007年06月24日

しゃばけシリーズ第3弾。若旦那とそのまわりの愉快な人(&妖怪)たちの短編集。
話は勿論ですが、とにかくキャラクターが素晴らしいので、読むなら是非第1作の「しゃばけ」からどうぞ!

今回特に気に入ったのは「ねこのばば」。上野広徳寺の寛朝さんがかなりお気に入りです。ああいう癖のあるタイプが大好きで。
「産土」もなんともいえない空気感がすごく良かったです。これは何書いてもネタばれそうなので読んでのお楽しみって事で♪


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