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りんごさんの読書ノート

読了本
最近読んだ本の感想を未整理にとりあえず。
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 0

らくだの話/そのほか

著者 : 椎名 誠

出版社:本の雑誌社

発売日:2007-06-07

評価 :

完了日 : 2007年06月15日

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 9

ぬしさまへ

著者 : 畠中 恵

出版社:新潮社

発売日:2003-05

評価 :

完了日 : 2007年06月12日

ひ弱な薬師問屋大店の若旦那とゆかいな妖怪たちシリーズの「しゃばけ」につぐ第2作で短編集。この本からでも読めなくはないけど、出来たら1作目の「しゃばけ」を読んでからの方がいいかなと。でも連作短編集って事で長編の「しゃばけ」よりこっちの方が敷居が低いかも。連ドラの1時間時代劇を見ているような感じ?

若旦那をはじめ魅力的なキャラクターが多く、友人と「実写にしたらキャストは誰がいいかな」という話でもりあがってます。が、佐助と仁吉は若旦那を担げなきゃいけない上に、作者希望キャストの「屏風のぞきミッチー」に存在感で勝てなきゃいけないという理由で選考が難航しています(笑)

今回特に気にいったのは仁吉の話と夢の話。でもどの話も面白いです!


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 40

家守綺譚

著者 : 梨木 香歩

出版社:新潮社

発売日:2004-01

評価 :

完了日 : 2007年06月06日

亡くなった友人の家の家守をしながら超スローライフを送る物書き男性の日常。死んだ友人が出てきても河童が脱皮してもたぬきに化かされても、すべて「そんなもんです」で済ませてしまう隣のおばさんと、賢い飼い犬ゴローに支えられてなんとか生きる日々。とゆうか「まあいいか」状態で流され成り行きまかせに生きる姿は浮世離れっぷりが凄くて既に仙人。でも本人自覚ゼロ。(←生活力がない自覚はある)

このくらいのどかに生きられたらいいなあ、と思わなくもない。このくらい現実とその他との境目が薄い世界に生きてみたいなあと思わなくも、ない。


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 13

アヘン王国潜入記 (集英社文庫)

著者 : 高野 秀行

出版社:集英社

発売日:2007-03

評価 :

完了日 : 2007年06月06日

いやあ、すごい。色んな意味で。
「アヘンは現場から作られている」とばかりにゴールデン・トライアングルに本当に行き、実際アヘン栽培をし、現地の人と一緒に暮らし・・・。それは高野氏をもってしても容易なことではなく、現場に入るまでも多くの人の手をわずらわす一苦労。入ってからは畑仕事にヒーフーフー。やりたいと思ってやっちゃう、その好奇心と行動力に脱帽です。

「世界には知らないことがまだまだ山盛りにある」ということを力づくで教えてくれる良書。目からウロコを落としたいときにどうぞ。
時代背景がくっきり出ちゃってる部分もあるので、解説の入っている文庫判がお勧めです。


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 13

しゃばけ

著者 : 畠中 恵

出版社:新潮社

発売日:2001-12

評価 :

完了日 : 2007年05月31日

時は江戸時代。病弱ですぐ寝込むもやしっ子で箱入り息子の大店の若旦那と愉快な妖怪たちの物語。手代の佐助と仁吉もかっこいいし(感覚の微妙なずれ方がたまらない)、しいたげられてる屏風のぞきはかわいいし・・・妖怪好きにはお勧め。あと「若旦那」という響きに弱い人にもお勧めです(笑)

シリーズで続きが出てるそうなので、早速読み薦めます!!


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 20

あなたに不利な証拠として (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

著者 : ローリー・リン ドラモンド

出版社:早川書房

発売日:2006-02

評価 :

完了日 : 2007年05月18日

アメリカ・ルイジアナ州の女性警察官複数人数を主人公にした短編連作。著者が元警察官なのだそうで・・・とにかく描写が生々しい。死体の匂いとか、銃の重さとか、装備をつけてるとトイレに行くのが大変とか・・・半端じゃない緊張感の中での半分壊れかかった狂気と紙一重のぎりぎりの精神状態とか。
死体の匂いで殺害時刻がわかるようになったり、紙一重で命拾いをしたり。何かに似てるかな?と思ったら・・・そうだ、戦場だ。普通の街中なのに、そんな雰囲気。

ミステリーではないと思うけど、面白いです、とゆうか重いです・・・。主人公となる警察官も全員が全員いい人というわけでなく、むしろ嫌なやつもいますが(^^;リアリティという点ではそこがかえっていいのかもしれません。


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 6

地下室の手記(光文社古典新訳文庫)

著者 : ドストエフスキー

出版社:光文社

発売日:2007-05-10

評価 :

完了日 : 2007年05月10日

難しくて大変です・・・。


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 9

ウェブ人間論 (新潮新書)

著者 : 梅田 望夫,平野 啓一郎

出版社:新潮社

発売日:2006-12-14

評価 :

完了日 : 2007年04月24日

「WEB進化論」の梅田さんと75年生まれの作家・平野さんの対談集。
ネット世界にどっぷりつかり、自在に泳ぎまくる梅田さんと、そういう世界になんだかんだで懐疑的で否定的な意見を出してくる平野さんが、超平行線上でガチンコ勝負。初めのうちはどちらかと言えば平野さんよりだったけど、後半は梅田さんの意見の方が納得できたかなあ・・・。まあ、どっちも少々極端なんですが(^^;ま、この本の趣旨は『どっちに賛同』というよりは、『じゃあ自分はどう思う?』ってのを考えさせることみたいですが。読んでる間中、「自分の頭を使って考えろ」と繰り返し言われていた気がします。

印象的だったのは、平野さんは紙の本がなくなることに危惧してるのに、梅田さんは「なくならない」とほぼ断言しているところ。本の価値は文章そのものではない、という意見にはちょっとびっくり。他にも「地方ほどネット革命の恩恵をうけている」「情報は量をあびると質に転化する」などなるほどなと思う言葉も沢山ありました。

納得できる部分もあるし、反論したい部分もあるし、確かにそうだけど心情的に納得したくない部分もあったり。
超楽観論とあがき系懐疑の狭間で自分の立ち位置を考えてみる。

ネットはリアルを越えるのかな。
とゆうかネットとリアルを分ける事自体が前近代的になっていっちゃうのかな。


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 86

図書館内乱

著者 : 有川 浩

出版社:メディアワークス

発売日:2006-09-11

評価 :

完了日 : 2007年04月23日

『図書館戦争』の続き。面白くて読みやすいんだけどなんかちょっと恥ずかし気味とゆうか照れちゃうとゆうか青いとゆうかはらはらっつーかなんつうか。キャラありきの王道ラノベって感じのイメージですが、最近ラノベをあんま読んでないのでいろいろ誤解してるかも。

個人的に好きなのは柴崎と手塚。ただ読書中、頭の中の映像が柴崎が勝手に柴咲コウに、手塚は『テニスの王子様』の手塚部長(漫画版)に自動的に置き換えられちゃって参りました。他にいませんでしょうかこういう方(^^;


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 19

太陽の塔

著者 : 森見 登美彦

出版社:新潮社

発売日:2003-12-19

評価 :

完了日 : 2007年04月20日

いやあ、濃かった。「夜は短し~」から森見さんに入ったので、このあまりの濃さに終盤で途中挫折しかけました(笑)妄想爆発。男くささも爆発。この余りあるパワーを本当に何か有効なエネルギーに変換できないか、とゆうか、もっとまっすぐ健康に使えれば・・・とは思いますが、まっすぐ使えれば苦労しないよなあ。

自転車のペダルを全力で空漕ぎしているような疾走感。青春無駄に燃焼系。かなり苦しい自己弁護と自己肯定の嵐。否定したい「普通」な自分。とにかく濃いので体力のある時にどうぞ(^^ヾ


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 13

アジア新聞屋台村

著者 : 高野 秀行

出版社:集英社

発売日:2006-06

評価 :

完了日 : 2007年04月17日

架空のミニコミ系新聞社「エイジアン」を舞台としたドキュメント風小説。社長の台湾人(と言っていいのかな)の劉さんをはじめ、色んな国籍の人が入り乱れ、考え方も価値観も入り乱れ。新聞の作り方も含めて色々もうめちゃくちゃ。なのにそれがアジア系屋台のカオスのようでなんか面白い。やっぱ世界は広いなあと実感できる一冊です。(でもこれでまだアジアだけなんだよな)

唯一の難点というか・・・途中まで実話だと思い込んでいたので、(作者の実体験を元にした)フィクションだと知ったときに勝手に結構がっかりしてしまったので星4つ。こっちが悪いんですが。でもせめて主人公の名前が「タカノさん」じゃなかったらもっと早く気付けたかなあとも思えるし。いやでも気がつこうよ自分(^^;


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 109

鹿男あをによし

著者 : 万城目 学

出版社:幻冬舎

発売日:2007-04

評価 :

完了日 : 2007年04月11日

万城目氏の第二作は奈良が舞台の脱力系鹿話。「ホルモー」は主人公が大学生だったので、馬鹿学生ノリだったのだけど、こっちは20代後半の非常勤講師が主人公なのでどちらかといえば社会人ノリ。んで、よりファンタジーより・・・??
前作以上に吹っ飛んでるけど、なぜかおとなしくなった印象もあり。でも人に勧めるならホルモーよりもこっちかも(笑)万城目さんは意外に文体に癖がないので、人に勧めやすいです。

個人的にはリチャードとばあさんねずみがお気に入り。「ぴぃ」も可愛いけど♪


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 59

となり町戦争 (集英社文庫)

著者 : 三崎 亜記

出版社:集英社

発売日:2006-12

評価 :

完了日 : 2007年04月01日

「失われた町」が気に入ったので、戻って読んでみました。話としては「??」という部分もありますが、私は話の結果云々よりも、この雰囲気の中をぼーっと漂うように読んでいるのが好きみたいです。設定はやっぱすごいですね。

誰にでも薦められる本ではないかもしれませんが、はまる人ははまると思います。とゆうかはまる同士求む(笑)


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 36

雷の季節の終わりに

著者 : 恒川 光太郎

出版社:角川書店

発売日:2006-11

評価 :

完了日 : 2007年03月14日

恒川さんの第2作目。前作「夜市」よりちょっと弱いかな?という気もしなくもないけど、「日本の隠れ家」的な雰囲気は今回も抜群。「ムラ社会」のしっとりさが怖かったなあ。

この方の凛とした空気が漂う切なくてきれいな文章が大好きです。次作も読みます!!


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 103

チーム・バチスタの栄光

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2006-01

評価 :

完了日 : 2007年03月08日

表紙が印象的なベストセラー。う~ん、面白かった。余談ですが、読み始めるまでは『チーム』という響きだけでずっとスポーツものだと思っていました(爆)

「愚痴外来」の田口センセを中心に、病院長の高階さん、看護士の藤原さん、天才外科医の桐生さん、そして台風の目とも言える白鳥。みんないいキャラでした。田口医師は基本ツッコミ役で、『精神科の仙人』と呼ばれちゃうくらいの出世街道に興味無縁のマイペース人間なんですが、どうも巻き込まれ体質らしく気がついたら騒ぎの中心人物に。でもま、人の話を聞くことで人の心を映し出すことが仕事の精神科医だからこそ出来ることなのかもな、と思うことも多く、キャラクター造詣のうまさに唸りました。
しかし白鳥、魅力的なキャラだけど身近にはいて欲しくないなあ。桐生先生は別の意味でいて欲しくないかも。愚痴外来には行ってみたいです。

続編が出てるそうなので、早速「読みたい本リスト」に加えておきます♪


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 62

きつねのはなし

著者 : 森見 登美彦

出版社:新潮社

発売日:2006-10-28

評価 :

完了日 : 2007年03月05日

一周しただけじゃ、なんかすっきりしなかったので2周読みましたが結局すっきりは出来ませんでした(^^;私まできつねに化かされてしまったみたいです。

怖いというよりは不思議な感じ。
怪談なのか妄想なのか。
夢なのか現実なのか。
どこまでが本当でどこまでが嘘なのか。
誰の言葉を信じたらいいのか。

・・・作者は教えてくれませんでした。
とゆうか誰も知らないだろうし。
多分、知る必要もないんだろうし。


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 90

名もなき毒

著者 : 宮部 みゆき

出版社:幻冬舎

発売日:2006-08

評価 :

完了日 : 2007年03月05日

毒は、体も心も大地も蝕んでいく。つかまってしまったり戦ってみたり避けてみたり囚われてみたり襲われてみたり。上手く付き合わなくてはいけない場合すらある。気にしすぎちゃいけない場合もある。でも無視しちゃいけない時もある。

「毒」は、いつから「毒」になるんだろう。

奥さんのお父さんが好きかなあ。おっきくて。


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 49

失われた町

著者 : 三崎 亜記

出版社:集英社

発売日:2006-11

評価 :

完了日 : 2007年02月28日

「町が人を喰う話」と聞いていたので、浮遊大陸のような町が攻めてきて逃げ惑う人をばくばく喰うのかと思っていましたが・・・かなり違いました(苦笑)
ありえない別世界の話ではあるけど、きれいでとっても複雑。「穢れ」もすごいが、「汚染」もすごい。「順化」もすごい。別体に至っては原理を教えてくれって感じ。体2個どうやって用意するの・・・?

一回読んだだけじゃ全然分らなかったので、2周してさらに細かく読んでその上他の方のレビューまで読みまくってやっと気分的に落ち着きました。個人的に好きなタイプの話です。


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 128

一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--

著者 : 佐藤 多佳子

出版社:講談社

発売日:2006-08-26

評価 :

完了日 : 2007年02月27日

3冊まとめて面白かったです。うん。でも「すっごくいい!!」と評判になってから読んだので「いいのはいいんだけどそこまでいいかなあ・・・?」という気分にもなってしまいました。でもそれでも面白かったと思うんだから相当面白かったんだろうなあと思う。・・・今更無理だけど、なんの前評判もなしに-少なくとも絶賛ともいえる評判を聞く前に読んだら自分がどんな反応をしめしたのかは知りたいなあと思ってみた。話題作って難しい。☆4個か5個か相当悩んで・・・・5個。気分的には4.4個くらい。

とりあえず、走りたくなる。
そして・・・健ちゃんは復活できたのかなあ。


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 67

ミーナの行進

著者 : 小川 洋子

出版社:中央公論新社

発売日:2006-04-22

評価 :

完了日 : 2007年02月09日

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