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穂波さんの読書ノート

2006年の読書ノート1
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 4

文壇アイドル論 (文春文庫)

著者 : 斎藤 美奈子

出版社:文藝春秋

発売日:2006-10

評価 :

完了日 : 2007年04月01日

80年代~90年代に文学、言論の世界だけではなく社会をも巻き込む「スター」となった作家、評論家たちがいます。彼らがどう読まれてきたか、世間が彼らをどう受け止めたかを論じた本、著者も言っているように「作家論」論です。
評論、書評、果ては週刊誌の記事、経済情報誌まで資料の取り込み方、使い方が上手い。特に吉本ばななの回「少女カルチャーの水脈」は論の展開が見事でした。
「作家論論」とはいえ、時折挿入される、著者のつぶやきめいた発言にふっと笑わせられます。たとえば村上春樹のスタイリッシュな文章(台所でねずみを捕まえるという話が「ペパーミント・ガム」を餌に「カシミアのセーター」のような色のねずみを捕まえるという表現になる)に対し、「ケッてな感じではありますが」と言ってしまう。もちろん本題はそこではないのですが。


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5.シン (2007/05/05)
固有名詞のくだり、最高ですね。斉藤さんは「ミステリは苦手」なんて言ってるけど、こんな立派なミステリを書いてるんだから臆することないのに、と思いました。ところで、おおざっぱなW村上比較論を「中上健次が村上健次という名前だったら、村上春樹が村上春子という女性だったらどうなっていたでしょう」とおちょくるところは楽しくて好きです。
6.シン (2007/05/05)
あの三人を論じるのはしんどいでしょうねえ。でも、だから読みたい(笑)。斉藤さんのあのスイスイと泳ぐような文体で軽く処理して、なおかつ端々に「うわーっ、ハスミシゲヒコ全部読んだんだ。大変だったろうなあ」というのが伝わってくればいいなあ、と。うーん、読者ってわがままですね(笑)。

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 56

家守綺譚 (新潮文庫)

著者 : 梨木 香歩

出版社:新潮社

発売日:2006-09

評価 :

完了日 : 2006年12月16日

疏水べり。雨の音。湖。いつも水の匂いが立ち込めていて、人間とそうでないものたちのあいだをゆるやかに行き来する。
隣家のおかみさんはどんな不思議なことでも、ここで起こることはすべて承知しているらしい。犬のゴローは一介の犬ではなく、「私」よりもよほど世間知に長けている(向こうの世界も含めての「世間」でもある)。境界上を行き来するものたちは時に「私」を騙しおびやかしもするけれど、ユーモアに満ちた文体で描かれる世界は優しい。


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 3

黒い時計の旅 (白水uブックス)

著者 : スティーヴ エリクソン

出版社:白水社

発売日:2005-08

評価 :

完了日 :

人間のむき出しの感情と、時間の流れを俯瞰するような視線が同時に存在する。
ヒトラーがもし死んでいなかったらという帯の紹介文から漠然と想像していたものとは全く違う。一人の作家の頭の中の言葉だけでこれだけの世界を作り上げることができるなんて文学の可能性ってどこまで広がっているんだろう。・・・としか言いようがない。


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 5

放送禁止歌 (知恵の森文庫)

著者 : 森 達也

出版社:知恵の森

発売日:2003-06-06

評価 :

完了日 :

テレビ、ラジオを流れる歌に対し「放送禁止」の判子をペッタンと押すのはどこなのか。著者は「放送禁止歌」をめぐる問題についてテレビ深夜枠でドキュメンタリー番組を製作した。

「自主規制」という名の「臭いものには蓋」的責任回避。当事者である放送局の人間がよく知らなかった、考えようともしなかった「放送禁止」処置の問題を追ったこの番組は結局、自分たち放送業界の体質に目を向けることになる。

読み応えのある本でした。でも元となったドキュメンタリー番組のラストの演出がかっこよすぎというかウェットというか、ま、ある意味それは森達也らしいということなんでしょうか。


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2.穂波 (2007/01/21)
何の確証もないのに勝手な思い込みで作りあげられた「暗黙の了解事項」を、素直に正面から調べていくんですよね。森さんの別の著作の言葉で言えば「思考停止」、私も結構陥っているなと思う。

それからえーと、私も「そこも含めて」好きですね。笑)
じゅんさんの読書ノートにあった「東京番外地」、これ出てたの知らなかった。面白そうです。今度読んでみたいと思います。
3.じゅん (2007/01/21)
「東京番外地」今月号の本の雑誌で東えりかさんが
紹介されてましたね。嬉しかったぁ!ヽ(^o^)丿
それにしても・・森さんってすっかり著述業になってしまわれたんでしょうか・・。

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 19

グロテスク〈上〉 (文春文庫)

著者 : 桐野 夏生

出版社:文藝春秋

発売日:2006-09

評価 :

完了日 :

解説の斉藤美奈子は、ラストでは毒を出し切ったすがすがしささえ感じると書いていてそれはわからなくもないけれど、読んでいる間は、ずーんとマイナスのオーラに包まれていることは確かです。

どこまでも現実とコンタクトを取れない女と現実をわかりすぎている女。
モデルとなった女性について、取材記事やルポルタージュが明らかにしたらしいとりあえず「事実」だと思われている箇所もあるから、どこからどこまでがその「事実」を元にしたものなのかわからないが、女が異常にやせているとか、異様な厚化粧とかの表面的な部分ではなく、日常の個人的な動作、たとえば前の日に使ったハンカチをバッグの中に入れっぱなしにしていて、それをまた使っているといった描写の積み重ねにぞっとするほどのリアリティと凄みを感じる。


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 1

殺人小説家 (講談社文庫)

著者 : デイヴィッド ハンドラー

出版社:講談社

発売日:2005-06

評価 :

完了日 :

作者はエミー賞受賞経験もあるアメリカのドラマ脚本家。ということもあり、会話ひとつひとつがかっこいい。そのうえあなた、ヴェリー刑事はジョニー・デップ似だそうですよ。そうきたか。作者がそう書いているのだからそうなんです。
犯人は、私でも途中で気がつくくらいですから割とありがちな設定ではあります。でもいいんです。探偵役の作家ホーギーと愛犬ルルのコンビ、ヴェリー刑事の組み合わせが絶妙。

ホーギーのナイーブな観察眼がよく出ているシーンで私が一番好きなところ。詳しくは内容に触れるので書けませんが。
<以下本文より>
フェルドマンの名誉のために申し添えると、この現実は彼を興奮させるよりむしろぞっとさせたようだった。僕はこうした瞬間に人を判断するところがある。ダンテ・フェルドマンはつまるところ、それほど悪いやつではない。厄介なやつだというだけだ。


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 26

文学賞メッタ斬り!リターンズ

著者 : 大森 望,豊崎 由美

出版社:パルコ

発売日:2006-08

評価 :

完了日 :

ウェブサイトで読んだ文章も多かったのですが、単行本オリジナルの中では前半の島田雅彦氏との鼎談がよかったな。

それからここ数年の文学賞の傾向をまとめてみることができるのもこの本の読みがいのあるところ。たとえば、ある文学賞が社会的影響力を持ってくるということは経済的影響力を持つということで、つまり主催者(あるいは受賞作品の決定者)の利益に直結させることもできるということだ。そうなると受賞作品の選定にある程度の歪みが生じてくるのもやむを得ないのかもしれない。


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1.シン (2007/01/17)
あけましておめでとうございます。

北村薫さんを直木賞候補にしておいて、受賞作なし?
いったいなにを考えているんでしょう、選考委員は。
いい笑いものです……てなふきげんな話題はおいといて。

今年もよろしくお願い致します。
2.穂波 (2007/01/19)
こちらこそ今年もよろしくお願い致します。
直木賞。もはや何も言うまい。メッタ斬りコンビ、トヨザキさんの「受賞作発表を聞いて」のコメント「こういうのって、人の道としていかがなものなのでしょうか」を引用させていただきます。
受賞作なしは、出版業界(特に書店)にとってがっくりでしょうねぇ。
 

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 3

坊ちゃん忍者幕末見聞録 (中公文庫)

著者 : 奥泉 光

出版社:中央公論新社

発売日:2004-10

評価 :

完了日 :

「(漱石の)坊ちゃん」「忍者」「幕末」。因数分解しても、共通因数はとりあえず「日本」ということだけという設定がほどよくシャッフル。良質のエンタテイメントです。
本家「坊ちゃん」の文体そのまま、坊ちゃん忍者こと松吉はやたらと理屈っぽいわ間抜けな忍術は出てくるわ最後にはSFネタもからむわ。やーもう拍手喝采。


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 16

猫島ハウスの騒動 (カッパ・ノベルス)

著者 : 若竹 七海

出版社:光文社

発売日:2006-07-21

評価 :

完了日 :

「騒動」って言葉がぴったりのコージー・ミステリ風味の作品です。決して「猫島ハウス殺人事件」じゃないのよね。殺人は起こりますが。
ここでは、警察官と猫が同一レベルに存在します。警察官も猫も同じくらい活躍するという意味ででもです、一応。猫アレルギーのせいで「猫島」ではダースベイダーみたいなマスクを装着して捜査している刑事とか。そのまま映像化してほしい。


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 1

郊外へ (白水Uブックス―エッセイの小径)

著者 : 堀江 敏幸

出版社:白水社

発売日:2000-07

評価 :

完了日 :

「中心」であるパリとその「へり」である郊外。
著者を投影していると思われる、フランスに住む留学生「私」の思考は、郊外に向かう。
媒介してくれるのは写真集や書物だ。それからここでも「乗り物」は大事なアイテム。
第三者の目で見ることは「仏語訳の読書」とも通じると「私」は思う。
それはその国が異文化をどのように受容してきたかを傍観者の目で見ることの無責任さを伴う、と。


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 17

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

著者 : サイモン シン

出版社:新潮社

発売日:2006-05

評価 :

完了日 :

「『xのn乗 + yのn乗 = zのn乗(ただし nは3以上の自然数) 』を成り立たせる解は存在しない」というフェルマーの定理はシンプルな見かけに反してその証明は困難を極め、この式がワイルズにより完全証明されるまで約360年の年月を必要としました。言いだしっぺのフェルマーは、「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」と言うだけいって亡くなってしまいますし。

フェルマーの定理を証明することに情熱を傾けた数学者たちのドラマを軸に、「数学的真理」とは何か、「数学的証明」とは何かを完全文系のわたし程度の数学知識でも理解できる(できた気になる)ように描かれています。新しい理論の構築をはじめとする数学的英知のリレーが、ワイルズの証明へとつながっていく・・・。

ワイルズの偉業達成に寄与した日本人数学者にもページが割かれています。谷山豊、志村五郎の「谷山・志村予想」。フェルマーの最終定理が証明されたことでこの予想の一部が成り立つことも証明され(現在は完全証明されたらしい?)、フェルマーの定理の証明より谷山ー志村予想が証明されたことのほうが数学的貢献は高いとみる専門家もいるらしいのです。


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1.NYPD (2007/05/16)
SF劇画『コブラ』の中で放たれるセリフ「全宇宙の共通語それは数学!」に膝を打ち、元来数学が苦手だった私でものめり込んで読めました。紀元前から繋がる数学、数論の歴史とドラマには、ただ唸るばかりです。訳者である青木氏のあとがきにも感動しました。
2.穂波 (2007/05/19)
NYPDさんはじめまして。「紀元前から繋がる数学」。まさにそうですよね。学校の数学は途中棄権した私も引きこまれるように読みました。数学は「全宇宙」の共通語かぁ。じゃあ宇宙人とも、「虚数ってわけわかんないよね」 「ウン。存在自体ガ、許セナイ」って会話ができるですね(いやそれはどうかな)。
 

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 20

気になる部分 (白水uブックス)

著者 : 岸本 佐知子

出版社:白水社

発売日:2006-05

評価 :

完了日 :

以前、親本を図書館で借りて読んでいたのですが、あまりにマイフェイバリットな世界に本棚に1冊買っとこうと思っていること何年か、Uブックス入りを機に購入して再読。全編、特殊な光線を放っていますが、特に数学テストの回が。森羅万象全ては無に帰る。数の世界の深淵を垣間見た気分です。


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 3

翻訳教室

著者 : 柴田 元幸

出版社:新書館

発売日:2006-02

評価 :

完了日 :

柴田氏は翻訳家としての才能だけでなく教師としての才能も豊かであるとみた。なんか言い聞かすのが上手いわ。
東大の翻訳演習の模様を文字に起こしたものである。あらかじめ渡された課題のテキストを生徒が訳し提出し、教師と院生が添削する。それを次の授業で何人かの生徒の訳文を比較しつつより良き翻訳を求めて教師と生徒が話し合う。
ここでは翻訳文としての日本語の問題に討論の時間が費やされ、そしてそこから作品や作家の内部に切り込んでいく。

レイモンド・カーヴァーの『Popular Mechanics』が課題となった回が興味深い。登場人物は破局寸前の夫婦。たった一人の子供をめぐって言い合いになる。どちらも自分の手元に引き取りたいというのだが、その主張の仕方がどこかずれている。彼らは「the baby」という言葉を連発するのだ。これを「子ども」と訳すか「赤ん坊」と訳すか。


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1.じゅん (2006/10/27)
あぁ、大好きです。
東大に入る(頭がある)とこんな楽しい演習に参加できるのね…としみじみ。学生さんたちも積極的でいいなぁ。
そうそう!「the baby」の認識が面白かった。英文全体の色調を踏まえた訳文という考え方にも興味津々でした。§^。^§
2.穂波 (2006/10/29)
>>東大に入る(頭がある)とこんなに楽しい演習に参加できる
笑) そうですよねぇー。
先生の訳文に遠慮なくダメだしができる雰囲気もあって。
翻訳家志望の学生もいるみたいし、将来よい翻訳家となって私たちを楽しませてほしいな。
 

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 17

永遠の出口

著者 : 森 絵都

出版社:集英社

発売日:2003-03

評価 :

完了日 :

主人公は、とくに賢いというわけでもない。中学ではちょっと道を踏み外しそうになったけど、大きくはずれることもない。両親もこういう親がいたらいいなというような理想のタイプでもなく、どうしようもないダメな親でもなく、いわゆるキャラが立つというタイプではない。トラブルを起こしかけるけど、なんとか修復していく。

仮に普通という軸があったとして、そこからの振幅が大きな人物を使って面白くする小説はあるけれども、そういう手を使わずにリーダビリティの高い面白い作品になっている。


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 101

チーム・バチスタの栄光

著者 : 海堂 尊

出版社:宝島社

発売日:2006-01

評価 :

完了日 :

「バチスタ手術は、(中略)肥大した心臓を切り取り小さく作り直すという、単純な発想による大胆な手術。余分なものなら取っちまえというラテンのノリ。こんな手術を思いつくだけですでに常軌を逸している。」(本文より)

人物の設定が面白い。語り手の神経内科不定愁訴外来の医師・田口の語り口は内省的でとこか世捨てびと然としたところがあるくせ、状況を見据える観察眼の鋭さがあり。食えない狸親父の病院長や、よくわからないスイッチが入りっぱなしの厚生労働省の役人、また、会話には出てくるがとうとう最後まで登場しなかった厚生労働省首席入省者の氷姫こと姫宮君など脇役陣も異彩を放つ。


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 73

町長選挙

著者 : 奥田 英朗

出版社:文藝春秋

発売日:2006-04

評価 :

完了日 :

伊良部先生シリーズ3作目。今回の患者は実在の人物がモデルのようです。彼らの内面ではこんな葛藤があるんじゃないかという想像から発展して書かれたものでしょうか。もちろんこの作品はフィクションであり実在の人物・団体とはナンノカンケイモアリマセン。

面白かったんですが、前作『空中ブランコ』がありますからねぇ。もう、伊良部先生の奇行にも慣れちゃって「なんか変」に対するこちらの要求水準も上がってるのかも。シリーズ物の宿命かのぉ。


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 5

モーダルな事象 (本格ミステリ・マスターズ)

著者 : 奥泉 光

出版社:文藝春秋

発売日:2005-07-10

評価 :

完了日 :

この厚さじゃ通勤に持ち運べないので、読了までちょっと時間がかかりました。かつて「哲学者の密室」(創元推理文庫版)を通勤電車で読んだ私もさすがに無理というもの。
とはいいつつ、いったん読み始めるとそこはもう奥泉世界。堪能しました。
「鳥類学者のファンタジア」の世界に近いかとおもいきや(いろいろシンクロはするんですけれど)それほどあちこちぶっ飛びはせず、ちゃんと推理小説しています。ラストの桑幸も、いいじゃないですか。作者の愛を感じたのは私だけですか。


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 6

海馬―脳は疲れない (新潮文庫)

著者 : 池谷 裕二,糸井 重里

出版社:新潮社

発売日:2005-06

評価 :

完了日 :

読んだ後はポジティブな気分になります。現実に打ちのめされて効果は2,3日しか続きませんが。でも、大事になのは年を取ったって脳の働きは衰えるばかりじゃないんだってことですよねっ(なぜそんな必死に)。


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 8

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

著者 : ダグラス・アダムス

出版社:河出書房新社

発売日:2005-09-03

評価 :

完了日 :

こんな話イギリス人にしか書けません(偏見)。ビバ!大英帝国。
「フォード・プリーフェクト」は、日本語で言えば「豊田カローラ」みたいなものでしょうか。脳内変換して読むとまたおかしさも倍増です。


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