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からりさんの読書ノート

最近読んだ本/2008
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 1

遊郭(さと)のはなし (幽BOOKS)

著者 : 長島槇子

出版社:メディアファクトリー

発売日:2008-05-14

評価 :

完了日 : 2008年08月27日

昔、吉原でのはなし。
郭の中の人々、出入りする人の語る怖い話がオムニバス形式で語られる。
拾った者は、必ず死ぬという「赤い櫛」の話からはじまって、人の情念が集まる場所だから、七不思議なんて有ってあたりまえ。
格式ある古い郭である箔みたいなもんだ、なんていう。
吉原の様式や風俗を説明されながら、だからか、魔の世界がなんだかちっとも怖くない。
と、油断していたら突然の展開でスプラッタに。
大の苦手のはずなんだが、それも怖気を感じられないのは、別世界のことと
たかを括っていられるからなのか。それとも私の感性が麻痺しているのか。

第2回『幽』怪談文学賞 特別賞


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 17

荒野

著者 : 桜庭 一樹

出版社:文藝春秋

発売日:2008-05-28

評価 :

完了日 : 2008年08月14日

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 12

九つの、物語

著者 : 橋本 紡

出版社:集英社

発売日:2008-03

評価 :

完了日 : 2008年08月11日

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 21

鼓笛隊の襲来

著者 : 三崎亜記

出版社:光文社

発売日:2008-03-20

評価 :

完了日 : 2008年08月07日

台風になぞらえるかのように、「鼓笛隊」が発生し人々の生活圏をも脅かし通り抜けていく、という表題作はじめとした、9編の奇想短篇集。
覆面を被ったとたん、別人格として扱われる、「覆面社員」
本物の像が、新興住宅地の公園に設置される「象さんすべり台のある街」
彼女の背中にあるボタンが気になって、でも押せない「突起型選択装置」
こう書いてくると、星新一のようでしょう。でも違うと思う。
三崎氏のはどうなんでしょう、どっちなんでしょう、わからなくなりました、みたいな不安定な足場のままフェイドアウト。が多いようだ。
作品ごとのワン・アイディアはなかなか好みです。もう少し書き込んで欲しかった。


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 74

悪人

著者 : 吉田 修一

出版社:朝日新聞社

発売日:2007-04-06

評価 :

完了日 : 2008年08月05日

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 16

猫と針

著者 : 恩田 陸

出版社:新潮社

発売日:2008-02

評価 :

完了日 : 2008年08月03日

戯曲として、舞台を見れば面白かったかもしれないけれど。
読み終ったとたんに、で、結局なんだったの?
何も解決されてないんだよね。


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 8

タイム屋文庫

著者 : 朝倉 かすみ

出版社:マガジンハウス

発売日:2008-05-22

評価 :

完了日 : 2008年07月29日

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 3

なぜ絵版師に頼まなかったのか

著者 : 北森鴻

出版社:光文社

発売日:2008-05-22

評価 :

完了日 : 2008年07月27日

2008/07/27 読了


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 17

平成大家族

著者 : 中島 京子

出版社:集英社

発売日:2008-02-05

評価 :

完了日 : 2008年07月23日

家族のことを、どれだけ知っていますか?
72歳の元歯科医・緋田龍太郎が、妻と妻の母、ひきこもりの長男と暮らす家に、事業に失敗した長女一家、離婚した妊婦の次女が戻ってきて、大家族に。家族それぞれの思いをユーモアを交え綴る連作長編。

家族ひとりづつが主人公の章立てになっている。
「だってしょうがないじゃないですか」と受け入れてしまう、妻の春子さん。
たくましい女性陣に比べ、男性達はだらしない。
と、彼女達には思われている、そのグズグズの男性パートが好きだ。
・孫のさとる君。転校して来て、いじめられないように自分を守ることだけに必死だった。結果他者を傷つけ、初恋を失っってから気づく。
・ヒッキーだった30歳長男が外に開かれる兆しを見せる章。彼はなんとこまやかで優しいんだろう。
・求職しつつぶらぶらし、農業の手伝いを始める長女の夫も、その雇い主のまるやまさんも、みんなみんなやさしい。
優しさはよく優柔不断と裏表のものだけど、この男達はみんな前に踏み出す決断でよかった。
もちろんそれには実は賢い女達がついている。
最終章、当主のつぶやきも落語のオチのようでくすりと笑えてよかった。


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 7

変愛小説集

著者 :

出版社:講談社

発売日:2008-05-07

評価 :

完了日 : 2008年07月21日

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 5

人くい鬼モーリス (ミステリーYA!)

著者 : 松尾 由美

出版社:理論社

発売日:2008-06

評価 :

完了日 : 2008年07月15日

画像ないの?とってもステキな表紙でした。
ミステリーYAの一冊。冒険はやっぱり夏休みにはじまる。
高校生のわたしは、親の知人から紹介された家庭教師のバイトのため、高原の別荘地に向かう。
待っていた生徒は、とっても可愛くて小生意気な小学生。彼女は小鬼?でもそれだけじゃなかった!

ミステリーな事件も起きるが、(死体消失
土砂崩れで道路不通     (嵐の山荘

でもでも、そのまえにステキなファンタジーなのだ。


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 7

謎の転倒犬―石狩くんと(株)魔泉洞 (創元クライム・クラブ)

著者 : 柴田 よしき

出版社:東京創元社

発売日:2008-05

評価 :

完了日 : 2008年07月13日

就職難のおり、就職活動とアルバイトと、金銭的ピンチに追われていた石狩くんは、カリスマ占い師・麻耶優麗と出会った。不思議なパワーで(?)助けてもらった結果、彼女の占いの館「株式会社・魔泉洞」に就職するはめになった。
果たして、優麗の力は占いなのか? それとも推理なのか? カリスマ占い師・麻耶優麗の名推理と、優麗に翻弄される石狩くんの受難を、ユーモラスに描いた、本格ミステリ連作集。 

登場人物がみんな魅力的です。
「魔泉洞」の、他の社員も個性的でステキ。
占い師の先生は、わがまま、勝手放題しているようで、本当はあたたかい人だ。

各章タイトルが、大御所作品のパロディになってて、笑える。
最終章だけはちょっと無理があったけれど。
「七セットふたたび」→「七瀬ふたたび」筒井康隆


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 0

龍馬を超えた男小松帯刀

著者 : 原口 泉

出版社:グラフ社

発売日:2008-03-20

評価 :

完了日 : 2008年07月07日

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 12

本からはじまる物語

著者 : 恩田 陸

出版社:メディア・パル

発売日:2007-12

評価 :

完了日 : 2008年07月07日

18人の作家による、「本」にまつわる話の短篇集。一人当たり12pほどだが、それぞれの個性で、いろんなパターンのお話が繰りだされるものだ。
ちょっと好きなのは、本多孝好さんのと、表紙のおはなし。
それから、梨木香歩さんのは、とっても不条理で濃密な世界、同じ枚数とは思えない読み応えがある。だがこれは「本からはじまる」ではなく、本でおわっていたな。


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 12

愛しの座敷わらし

著者 : 荻原 浩

出版社:朝日新聞出版

発売日:2008-04-04

評価 :

完了日 : 2008年07月04日

父親の急な転勤で、地方に引っ越してきた家族五人。父、母、姉、弟、祖母。
築百年以上の大きな屋根の広いお屋敷には、もう一人すんでいた?


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 58

火車 (新潮文庫)

著者 : 宮部 みゆき

出版社:新潮社

発売日:1998-01

評価 :

完了日 : 2008年06月30日

ひさ~しぶりに再読しました。
彼女は、この後きっと救われたよね?
償う事によって…


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 12

聖域

著者 : 大倉 崇裕

出版社:東京創元社

発売日:2008-05

評価 :

完了日 : 2008年06月23日

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 6

君の望む死に方 (ノン・ノベル 845)

著者 : 石持 浅海

出版社:祥伝社

発売日:2008-03

評価 :

完了日 : 2008年06月22日

ガンで余命半年と告知された社長・日向は、自分を殺す動機のある社員の梶間に、殺人犯とはさせない形で自分を殺させる最期を選んだ。しかし、ひとりの女性の出現が、「計画」に微妙な齟齬をきたしはじめる…。
 
  *****      *****

事件が実際に起きる、前だけで一冊書けてしまうんだから、スゴイ。
で、殺人事件は起きたのか、探偵はそれを阻止したのか。
すべて読者の想像に委ねられてしまう。
あれやこれや考えてしまうと、夜も眠れない。

読了日2008/06/22



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 5

陽だまりの彼女

著者 : 越谷 オサム

出版社:新潮社

発売日:2008-04

評価 :

完了日 : 2008年06月16日

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 35

戸村飯店青春100連発

著者 : 瀬尾 まいこ

出版社:理論社

発売日:2008-03-20

評価 :

完了日 : 2008年06月13日

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