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からりさんの読書ノート

2006/12月までに読んだ本
年間40冊行かないなんて(恥)読みたい本はもっともっとあるのに!
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 23

エバーグリーン

著者 : 豊島 ミホ

出版社:双葉社

発売日:2006-07

評価 :

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 40

晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア)

著者 : 大崎 梢

出版社:東京創元社

発売日:2006-09-30

評価 :

完了日 :

書店員&女子大生アルバイトのコンビが謎を解く。
シリーズ2作目でもう出張ですか。休暇でお出ましでは有りますが。
成風堂に以前勤めていた先輩が、現在勤務の地方の書店に幽霊があらわれるという。書店の存続を危ぶむ先輩に請われて出かけるが…


それに絡む27年前の殺人事件の残照。
今回は、本屋ならではの謎じゃないこと、
観光的な描写もあって、あの二時間ドラマみたいな風に思えてしまうのがちょっと残念。
地方の本屋が抱える悩みと存在感を述べたかったのだとは思うが。


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2.からり (2007/01/19)
ようこそ、いらしゃいませ>ジジさん
『配達。。。』は駅ビルの中が舞台でしたが、今回は地方の風景や空気まで感じられるような作品です。一読あれ。
3作目も、もう決まっているそうですよ、また短篇で。
3.ジジ (2007/01/19)
へぇ!3作目を匂わされては、こりゃ2冊目を早いとこ読まないわけにはいかないですね。
がぜんやる気が出てきました。
さっそく図書館に予約を…(図書館かよ…)しないと…
楽しみな情報ありがとうございました。

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 55

レインツリーの国

著者 : 有川 浩

出版社:新潮社

発売日:2006-09-28

評価 :

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有川浩さんの本を読んだのは初めて。図書館戦争よりも図書館内乱よりも先に順番が回ってきたため。
それはそれでよかったと思っている。

真向の恋愛モノですね。
たとえネットで知り合おうと、相手のことをもっとよく知りたい。でも自分のやなとこは見ないでと、おずおずと手を差し出してゆくさまが、とても初々しくほほえましい。
そして相手の事をおもいやってした事が何故か微妙にずれていって諍いになる。ほら、王道じゃありませんか。
やがて自分のことをもっと解って、ありのままの私を愛してになる。
それにしても伸さんのように心の広い男の子はいない。
実らなかった初恋を想いだしてホロッときちゃった。なんてウソウソ。


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 27

シャドウ (ミステリ・フロンティア)

著者 : 道尾 秀介

出版社:東京創元社

発売日:2006-09-30

評価 :

完了日 :

鳳介は小学5年生で、母親を癌で亡くした。
父の洋一郎と2人だけの暮らしが始まった矢先、励ましてくれた父の親友家族の妻が、飛び降り自殺する。悲劇はそれだけでは終わらなかった・・・

章によって視点の登場人物がつぎつぎ替わります。よってかなり露骨に伏線というか、謎を匂わせてるところが感じられるのですが、
導き出された結末は! 予想していたものと全然違った。騙されました。
本人の言っている事がホントとはかぎらないということ。

以下ネタバレ

精神障害に係わっているので真実に見えているということもある。


新しく生きるのよと最後は明るく前向きにまとめた。ミステリとしては合格と思う。
が、終章の告白の手紙の結びはかなり感じ悪かった。
つまり責任能力がうんぬんというやつです。

まだ読んでいないけれど『闇の底』や『心にナイフをしのばせて』について心が痛むのに、神経を逆撫でされたようだ。


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 10

145gの孤独

著者 : 伊岡 瞬

出版社:角川書店

発売日:2006-06

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 4

ボーナス・トラック

著者 : 越谷 オサム

出版社:新潮社

発売日:2004-12-21

評価 :

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 2

まだ見ぬ冬の悲しみも (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)

著者 : 山本 弘

出版社:早川書房

発売日:2006-01

評価 :

完了日 :

タイトルの美しさに惹かれて手に取ったが。
SFの決まり事に慣れてない身にはなかなか進まない。
6編からなる短編集。
「奥歯のスイッチを入れろ」は連想されるとおりの超人もの。
「メデューサの呪文」言語文明の発達した異生命体とコンタクトをはたした詩人の手記にして罠。
幻惑に落ちたシーンの表現にぞくぞくした。
「シュレディンガーのチョコパフェ」は、オタク魂全開でおもしろかった。
最後の「闇からの衝動」は魔か異生命体かが地下室に、というオカルティックなもの。
作者が敬愛する作家へのオマージュだそう。「シャンブロウ」の人ですね(そうか、とてつもない美人だったのか~)

全体的なテーマはやっぱり、愛は世界を救う?


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 9

銀の犬

著者 : 光原 百合

出版社:角川春樹事務所

発売日:2006-06

評価 :

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 82

配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)

著者 : 大崎 梢

出版社:東京創元社

発売日:2006-05-20

評価 :

完了日 :

「本屋の謎は本屋が解かなきゃ」

しっかり者の書店員・杏子と、勘のよいアルバイト・多絵のコンビがさまざまな謎に取り組んでいく、駅ビルにある書店が舞台のミステリ。

垣間見える、書店のさまざまな仕事が興味深い。
私なんか、迷惑な客の№1かも。。。
購入よりも立ち読みの割合のほうがずっと多いもん。

この作品、事件解決後のほんわりとした、あたたかな余韻がここちよいなあ。


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 38

三四郎はそれから門を出た

著者 : 三浦 しをん

出版社:ポプラ社

発売日:2006-07

評価 :

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おもに本や漫画に関するエッセイをまとめたもの。
凄い読書量だと思う。もジャンルも縦横無尽。

「書評とは愛の表明でなければならない」yes yes

三浦さんの家族の話をもっと読みたくなった。とくにお母様との関係の話。


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 3

レベル3 (異色作家短篇集)

著者 : ジャック フィニイ

出版社:早川書房

発売日:2006-09

評価 :

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もう永いこと忘れていたのだった。その世界の入り口。
グランド・セントラル駅地下3階にあるという。

念願かなってここに再読。内容もきれいに忘れていたので、オチの驚きも初読と同然。
もっとホラーちっくなものを連想していたのだ。
表題作をはじめとして、意外にも、明るくあたたかいなつかしさを感じる。
誰もが心の中に持っていて、渇望してやまない帰るべき場所に。


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 99

まほろ駅前多田便利軒

著者 : 三浦 しをん

出版社:文藝春秋

発売日:2006-03

評価 :

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この街って、東京都だったの?と言われてしまう「まほろ市」が舞台と聞いて、たまらず図書予約。
それは直木賞候補作発表の数日前のことだった。いまごろやっと読めた。
よるべない男二人が便利屋業を営んでいる。依頼される仕事が何故だかきな臭い方へ繋がっていってしまう。
それが、たんたんというか飄々というか、書かれているのでなんかとってもヘン。でもほっとけない、くせなるおかしさ加減だ。
登場する人たちは誰もまともな家族関係もっていない。
家族は、人生はやり直せるかというのがテーマ?
自分が新しく始めることは出来る、と多田は言っているが。

最終ページのドラマチックな結び方にものすごく違和感あるんだけれど。そこが新宿でなく、ブクロでもなく町田であるだけに。


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 28

ボトルネック

著者 : 米澤 穂信

出版社:新潮社

発売日:2006-08-30

評価 :

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私は臆病者です。絶対に心をつき動かされ、泣いてしまうに違いない作品たちには、怖くて近寄れません。たとえば「わたしを離さないで」「その日のまえに」ちょっと前のでは「永遠の仔」とか…

臆病なわたしは、東尋坊の崖と聞いただけで、こころが波立つのを感じます。
それなのに「ボトルネック」を読んでしまいました。
ボクの居た世界と、ボクでなく姉が生まれた世界。
その違いが何だったのか最後にみごとに集約され、打ちのめされました。当分立ち直れません(泣)
傑作には間違いありません。それなのに大きな声でオススメと言えないなんて…

これはなにかの罰ですか?


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 8

ツアー1989

著者 : 中島 京子

出版社:集英社

発売日:2006-05

評価 :

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たった今読み終えたばかりなのに、不確かでつかみ所がない印象だ。
それで結局、何を言いたかったの?と問いたい。
長編の謎解きモノだと思い込んでいたのがいけなかったかも。

1989年に行われた香港ツアーで、いなくなった影の薄い青年。帰着したほかの客達は日常に戻り、そのことを忘れ、だが、何かを置き忘れたようなここちだけは残る。
コピーは、記憶はときどきうそをつく?


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 7

時の風に吹かれて

著者 : 梶尾 真治

出版社:光文社

発売日:2006-06-21

評価 :

完了日 :

11話の短編集。いや~たいへん楽しい読書でした。
表題作こそ、ちょっとせつない系のお話だったが、
(クロノス・ジョウンターに連なるのだと思う、たぶん)
ホラーっぽいのあり、はちゃめちゃドタバタあり、えっ、というオチがあり、ノスタルジーありで、いろんな世界へ跳ばされてしまった。
そし〆のお話は、やはり声に出して読んでしまいましたとさ。


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1.七生子 (2006/09/18)
七生子と申します。こんにちは。
表題作、「風」の使い方が絶妙に巧くて、
唸ってしまいました(「クロノス・ジョウンター」に似てません?)
〆の話、声に出して読もうと思ったんですが、
読めませんでした。からりさん、読めたんですね。いいなあ!
2.からり (2006/09/19)
七生子さんこんにちは、ようこそ。
七生子さんの読書ノートをとても参考にさせていただいています。
そうですね、クロノス…大甘だったけれどとっても好きでした(機敷埜博士って絶対クロノス…ですよね)。
梶尾真治さん、はちゃめちゃな話もいいなあ、と堪能した読書でした。
 

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 95

終末のフール

著者 : 伊坂 幸太郎

出版社:集英社

発売日:2006-03

評価 :

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8年後に小惑星が地球に衝突する、と発表されてから混乱も混沌も、絶望もあった。
5年が過ぎ残りは(寿命は)あと三年、今は小康状態を保っている。日常を一見淡々と過ごしているかのように見える人々のさまざまな葛藤。
さらさらと軽やかに書かれているけれど、あとからズッシリ効いたぜ。そりゃ悩まないわけないよね。残りが限られているとしたら。

苗場さんの「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」
蔦原さんのお父さんの「とにかく、生きろ」
考えて、かんがえてみます。


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1.じゅん (2006/09/19)
初めまして。
混乱のさなかではない、という設定が面白かったですよね。
人はどんなことでも最後にはあきらめることができるんだな、と静かに納得したり、いや、もしかして、という希望もあっていいはず、と思ったり。
伊坂さんの語り口が穏やかで、好きな作品です。
2.からり (2006/09/19)
じゅんさん、いらっしゃいませ、こんにちは。
軽いタッチの終末物語ではありましたが、いややっぱり希望は捨ててはいないんじゃ。
ところで、自分は明日死ぬとしたら…生き方が変わる、タイプの人間だと思う。
つまり、そのくらい今をいいかげんに過ごしているということです、トホホ。
 

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 6

カンニング少女

著者 : 黒田 研二

出版社:文藝春秋

発売日:2006-04

評価 :

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野球ではなく、サッカーではなくスイミングでもない。
天童玲美と三人の仲間はカンニングによる入試突破に青春を賭けた。これは、その奇跡の物語。。。と
某Xふうにまとめてみる。

都立高校三年生の主人公は成績は中程度なれど、ある理由から名門私立大学馳田学院の入学を目指す。
時はすでに十月、いやみな高校担任から定期テスト20位以内でなければでなければ受験することを認めないといわれている。
まずは校内のテストを手始めに…
カンニングのあの手この手、いや楽しいし、はらはらさせるわ。大学職員のほうから見たダメ学生の生態もおもしろい。

いちおう謎解きだけれども、カンニング青春物ですか新しいジャンルですな。


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 1

ページをめくれば (奇想コレクション)

著者 : ゼナ・ヘンダースン

出版社:河出書房新社

発売日:2006-02-21

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著者を知ったのは、恩田陸さんが「光の帝国」でピープルシリーズにオマージュを捧げるとしていたから。
いつか読みたいと思っていた。
そこへ奇想コレクションの、このアンソロジーですよ。
ピープルものは1編だけなれどファンタジーやSF、ホラー?いろんなテイストの作品が詰まっている。子供を見守る目線が特徴だ。
『いちばん近い学校』片田舎の学校での宇宙人とのファーストコンタクト。
慌てふためく委員会の大人をしりめに子供同士は「神様がこういう風ににおつくりになったの」とお互いの差異を認め受け入れ合いくったくがない。
アザミの綿毛のようにふわふわと教室いっぱいにふくらみはずかしそーにしている異星人の子供、カワイイ。
まさにオンナコドモの視点で(異星間)和平が実現する『小委員会』
そして子供が世界を知り初める悲しみを秘めているような『先生、知ってる?』『ページをめくれば』
あの頃の気持ちをいつまでも忘れないで、といっているのだろう。


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2.ともきち (2006/09/20)
これ読みましたが、そうなんです、色々な味が隠されていて絶品でしたね。ゼナのピープルシリーズもいいのですが、これもまた子供というテーマで絞られていてどの作品も楽しめました、私も。
3.からり (2006/09/20)
ともっちさん、いらっしゃいませ。こちらこそよろしくお願いします。
「果てしなき旅路」は、この後ようやく入手しまして、ただいま待機中です。
読んだらまた、感想書きますね。

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 9

紙魚家崩壊 九つの謎

著者 : 北村 薫

出版社:講談社

発売日:2006-03

評価 :

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優美なたくらみにみちた九つの謎

90年代の雑誌発表作品プラス04年「新釈おとぎばなし」の短編集。
最初のはちょっと痛い話だったが、他はほのぼの日常の謎系が多い。
優しい穏やかな語り口できれいな表現の文章。でも謎には鋭く切り込んでいますよ。
表題作「紙魚家崩壊」→「アッシャー家」をはじめ有名な作品のパロディや引用が満載なのでおもわずニヤリ。
でも私には半分も理解できてないかも(カーなんて読んだこと無いし)
ミステリ本読みの方挑戦してみてはいかがかな。


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 28

夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)

著者 : 米澤 穂信

出版社:東京創元社

発売日:2006-04-11

評価 :

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